地球侵略24時   作:埼玉臨時政府

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第1話

宇宙を股に掛ける巨大複合企業、ブランド.LLC、その股下にある数え切れないほどの銀河団の中で、既知のほかの銀河と同じパターンな至極平凡な銀河の中でさらにその中の惑星系の中の衛星の一つ、

 

ブランド社製、商品番号11298番、会社創設時から1000の間売れ続けたベストセラー商品かつ記録されている中では世界で一番人を殺した鈍器である『親子で学ぼう!こども世界宇宙地図帳』を本来の使い方をした場合に、天の川銀河(東部)編1425巻第四章3589ページの上から1m35cmと25μm、右から8cmと159μm (当然立体化、三次元化されているため)手前側から5cmと1μの場所を顕微鏡でどうにかしてみた場合に微かに光っている点の周りにある影の様な点、地球

 

そんな場所にとりあえず原住民がいるらしいのでとりあえず征服するために哀れにもとりあえず送られようとしている人間が1人……

 

 

 

「…と言う事でマックス・オリバー、貴方には社内規則23条に基づき地球支社への転勤を命じます。またこれは今日より直ちに効果を発揮します、何か質問は?」

 

いやだ、そんな地方には行きたくない、たしか…

 

「えぇと、統一宇宙法257条に基づく天の川銀河条例により転勤の際は50年以内に通知しなくてはならないと決められているはずですが」

 

「あんな苔の生えた亀が決めた法律擬きと公正明大たるブランド.LLC経営陣による正しく平等な社内規則のどちらが優先されるかは聡明な貴方には…」

 

種族差別的な発言だ、タートル種族が一年に10mしか進めなくて、10000年も生きるからと言って酷いことを言う

 

悲しいかな、社会人の性として辞令を受け取る、地球支社など私1人しか居ない日陰部署に送られるのは甚だ不本意だがまだ酸素がある分いいだろう

最悪の場合文明を築いた巨大ミミズに飲み込まれたり、星全体が太古のブービートラップだったりする、確率はおよそ90%、残りの10%に全てを賭ける

 

不満を飲み込み星間タクシーを呼ぶ、普通は銀河鉄道に乗るべきだがそんなものが地球を通っているわけもない。仕方がないので高くつくがタクシーで妥協する

 

『事故率0%!絶対安心、目的地まで一っ飛び』を謳う無人星間タクシーだが裏では『事故率100%!絶対絶望、あの世まで一っ飛び』と陰口を叩かれるブランド・星間タクシーに乗ってしまったのは転勤のショックか、それとも社内割が効くからか、何故だか分からない

 

唯一分かっている事は地球ではなく月に激突したと言うことだけである

 

 




ブランド・タイムズニュースより
「惑星タトゥウィーンでは巨大なミミズの仲間が生息しているんですね〜
現場からの中継が繋がっています。キハラさーん」

「はーい、ラサキャスター!見てくださいこれー!ミミズなのに口がおっきくて歯がギザギザしてますよー!あっ、ちょっとやめ、あっ」

ブッ

「テレビの前のみんなーワクワク体操が始まるよー……
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