アンチ系の作品なので必ず以下は確認してください。
※注意※
この作品はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作とは内容が大きく異なりますので注意してください。
また、作者独自の解釈やイメージなどにより、原作キャラクターの性格が異なると思われます。
この作品には作者のオリジナルキャラクターが存在しています。
また、オリジナルキャラクターの性格は悪いので不愉快に感じられる部分も多々有ると思われます。
非人道的な行動、発言などもする可能性が高いです。
原作キャラクターの扱いが原作と大きく異なります。
○○は○○でなければ嫌だ!
○○がああなってしまうなんて気に入らない!
○○になんて事をするんだ!
○○と○○が一緒がいいのに離ればなれなんて!
○○をどうしてこんな状態にした!
○○ではないなんておかしいだろ!
などという意見も多々有ると思われますが、ご了承ください。
以上の点に嫌悪感を感じる人
原作が好き過ぎて二次創作など嫌いな人
特定のキャラクター同士のカップリングを希望する人
原作キャラクターへの非人道的な行動など一切認められない人
口や態度が悪いオリジナルキャラクターが嫌いな人
オリジナルキャラクターに原作キャラクターが好意を寄せるなど認められない人
自分の好きなキャラクターの性格が変えられてしまう事を嫌う人
等々の人はこの作品を見ない事を、作者は強くお勧めします。
自分で書いては何ですが、この作品は読者様を大きく選ぶ作品です。
心が広く、二次創作だからと割切れて分別でき、なおかつ例え自分の好きなキャラが理不尽な状態になっても許せる方はどうぞ。
仮にこの注意文を無視し、気分を害されても作者は責任を一切取りません。
感想はできるだけキチンと返事をします。
意見や間違いの指摘、疑問などには素直に感謝し、作者は真面目にお答えします。
ですが……意見にもならない批判、文句を言うだけの無意味な内容、全く無関係な話
作者の他作品の感想、別作品のリクエスト、アンケートの答え、急かすような催促
○○はまだ登場しないのか、何故○○にこんな事をした、作者への罵倒など
それらについてもできるだけ対応しますが、度を過ぎる内容の場合は無視、または感想削除などの対処をさせて戴きます。
上記の点を納得し、了承してこの作品をお読みください。
注意文が一々長い? 別作品にも同じような前書きがあった? 前述の通り、この作品は読者様を大きく選ぶ作品です。
なので前もってキチンと明記しておかなければ読者様の気分を害してしまいます。
ですのでその点まで理解した上で、ご了承ください。
IS学園。
今から約10年程前に
インフィニット・ストラトス、通称ISについて学ぶ学園である。
ISは原因不明ながら、女性にしか動かす事ができない。
なのでこのIS学園は当然の事ながら女子校であり、女子……女の子しか在籍していない。
男の子が入学するなんて事は当然有り得なく、誰も想定していないし考えてすらいない。
これはIS学園の生徒だけではなく教員、更には全世界で共通されている認識である。
だけど今回、世界中を驚かせたとんでもない話題が世間を賑わせた。
ISを装着した男性が現れた……このニュースは全世界で瞬く間にトップニュースとして騒がせた。
当然の事ながら誰もが混乱し、彼の事をどうするかで世界中で話し合いになる。
しかし、その話し合いはすぐに終わった。
ISを動かした男性が誰かとなり、その名前を知った世界の上層部が手を出せないと判断したからだ。
全員が納得し、同時に悔しい想いを抱く事になってしまう。
ISを動かした男性の名前は
別に彼の自身の名前が変だったり有名というわけではない。
問題は彼の苗字に有り、その苗字が原因で誰も手を出せない存在となってしまっている。
第1回IS世界大会【モンド・グロッソ】の優勝者、
第2回IS世界大会ではとある事件を解決する為に決勝戦を棄権したものの、それでも彼女が最強のIS使いという認識は覆っていない。
世界有数の有名人の弟、それだけならまだ彼に手を出す者は多かっただろう。
所詮は女性1人、いくらISが存在しようとも出し抜く手段や方法はいくらでも有る。
では、何故織斑 一夏が手を出せない存在なのか。
織斑 千冬、彼女には親友と呼べる人間が存在している。
彼女の親友の名前は篠ノ之 束、ISを開発した当人である。
織斑 千冬を敵に回す、それは同時に篠ノ之 束を敵に回す行為なのである。
もし織斑 一夏に手を出し、織斑 千冬が篠ノ之 束に助けを求めたりすればどうなるか。
良くて警告程度で済ませてくれるかもしれない、しかし最悪の場合は国が滅ぼされる可能性を否定できない。
篠ノ之 束という人間はそれほどまでに世界で恐れられている存在なのである。
当然、危険はそれだけでは終わらない。
仮に国を滅ぼされなかったとしても、手を出した国の全ISを機能停止にさせられる危険性が有るのである。
事実、篠ノ之 束は世界に467機のISの心臓であるISコアを脅迫として一時停止させた事が有る。
ISは既に世界中で武力の抑止力として認識されている。
そのISが動かなくなれば、最悪の場合は世界各国から袋叩きにされて国が滅ぶ可能性が全く否定できない。
世界はたった1人の女性に怯える存在となってしまった。
その恐怖の対象の親友である織斑 千冬の弟、そんな核爆弾以上に危険な存在と認識されている関係者に手を出そうとする人間は1人も存在しなかった。
だが、世界はそれで納得する程甘い考えを持っていない。
1人目の男性IS適性者は手を出せない存在だが、もしかすれば2人目の男性IS適性者が存在するかもしれない。
そう考えた世界は織斑 一夏と同年代の男性全員にIS適性が存在するかもしれない。
世界中で一斉に適性検査を行われるというとんでもない事態が起こった。
が、それで簡単に見つかる程甘くはなかった。
今まで男性にIS適性者は存在しなかったという前提は間違っておらず、全く男性IS適性者は現れなかった。
おそらく全ての中学校で検査をされ、それでも結局見つからないまま検査は終了するかと思われた。
検査が終了しなかったのは、学校に行っていない不登校者や何かしらの原因で検査に参加できなかった男性が存在したからである。
外に出たくないと泣き叫ぶ声も無視に、不登校者だけではなく入院している人間も全員検査していく。
そして嫌がらせで検査を受ける事ができなかった人間も強制的に連れられ、検査させていった。
1人目の男性IS適性者が現れてから半月後、誰もが諦めていた2人目の男性IS適性者が現れたのだった。
前述のような後ろ盾の強大な織斑 一夏とは違い、全く後ろ盾も何も無い完全な一般男子。
国は彼の親に大金を渡し、男性が何故ISに適合したのかを調べる為の人体実験用として男性を連れて行く。
ISの登場により、男性よりも女性が強いという風習である女尊男卑が蔓延している。
彼の親はその思想が強く、下等な男である息子が大金に変わった事で喜んで国へ子供を売り渡した。
彼に付けられた値段は一般人では到底届かないような大金、親は息子を売る事に躊躇も罪悪感も全く無かった。
国へと売られた2人目の男性は人体実験として様々な事をされた。
幸いというべきか、遺伝子や肉体に何かしら原因が有る可能性を考えられたので薬物や解剖はされていない。
しかしそれ以外の事は様々な事をされている。
彼がされた事は人体実験だけではない。
ISは女性が持つべき物であり、男が持つだなんて許せないという感情を持つ女性に暴力や暴言や暴行を振るわれる。
気に入らないと、悪口や嫌がらせも幾多にもされていた。
肉体の強度を確認するからと、ISを装着した女性に機械の拳で殴られたりもした。
研究者達はそんな事は無視し、実験体として怪我なんてするなと無理な事を男性に文句を言う。
2人目の男性IS適性者の人体実験を開始して10日程過ぎたある日。
織斑 千冬から弟をIS学園に入学させると同時に、2人目の男性IS適性者もIS学園に入学させるという通達が届く。
IS学園の入学式まで僅か10日程、研究者達は当然ながら慌てた。
人体実験や暴力によって男性の体はボロボロになっており、僅か10日で回復するような状態ではない。
しかし怪我をした状態でIS学園に送って、もし織斑 千冬の機嫌を損ねるような事をすれば篠ノ之 束が何をするか判らない。
研究者達はすぐさま男性を治療し、少しでも織斑 千冬への印象を良くしようとした。
当然ながら間に合うはずもなく、IS学園入学3日前に未完治のまま研究所から放り出されるように解放される。
男性は親の住んでいる家に送られ、入学までの3日間を家で過ごす事となった。
―――――――――――――――――――――――――
お嬢様に渡された資料を読み終え、私はソファーに凭れる掛かるように座った。
お嬢様、本当にこの人をIS学園に入学させても大丈夫なんですか?
この人、絶対にISや女性を恨んでいますし憎んでいますよ。
いや、それだけなら別にいいんですよ?
できるだけ関わらないようにすればいいだけですし、放置すれば私には関係ありませんし?
だけど、どーしてこんな……
「IS学園で同じクラスになって、同室で監視と警護をしろって……
お嬢様ー、ちょっと私には荷が重いと思いますよー?」
絶対に女尊男卑で大きな被害を受けているはず。
しかもIS適性が有ると知られてからは即座に研究所、しかも人体実験に加えて暴力他多数。
おまけに最後は体が完治していないまま、自分を売った家へと捨てるように返す……
「これでISや女性を恨んでいなかったら嘘だよねー……はぁ
ほんと、どーしよー……」
私がしたわけじゃないけど、女というだけで恨まれて襲われそうで怖い。
体術はある程度できるけど、さすがに男の子を相手に腕力では勝てない。
力尽くで強引に押し込まれたら負けてしまう可能性は高い。
「世の中の女尊男卑の人は何を考えてるんだろうなー
いくらISが強くてもー、それと女性が強いは全く別なのにねー」
そしてその恨みを向けられるのは私かー……やだなー。
今からでもお嬢様に言ったら止めてくれるかな? 無理だよねー……はぁ。
「まだ起きていたの?
明日は入学式なんだから早く寝なさい」
リビングにお姉ちゃんが入ってきた。
私の入学前だからか、お休みを貰って私と一緒に家でのんびりさせてもらっているそうだ。
もっとも、私ののんびりはお嬢様から送られてきた資料で半分ぐらい潰されちゃったけど。
「明日入学式だから眠れないんだよー?
お姉ちゃん、この人……大丈夫かなー?」
「…………お嬢様のご命令よ」
「だよねー……やだなー
それに私にはかんちゃんのお仕事もあるのにー……はぁ」
「簪お嬢様にはある程度説明はしているわ
貴女に別のお仕事を頼まなければならないから
IS学園では暫く妹とは一緒に居られません……と」
「わかってるよー、でも私はかんちゃんのお手伝いなのになー
他の人にお願いできなかったのー?」
「無理よ、それぐらい理解しているでしょう?」
「理解してるー、言っただけー……
というかお姉ちゃん、この資料を作った人ってどんな人なのー?
かんちゃんはともかく、私はISについてまだあまり詳しくないでしょー?
だから世界情勢とか、ISの事とか、篠ノ之 束博士の事を書いていてくれるのは助かるんだけどー……
なんでこの、男の人個人の情報が殆どないのかなー……これじゃあ資料として足りないよー」
本当に全く足りない。
彼の性格や過去、家庭や家族に考え方とかその他諸々。
この資料にはその辺りが殆ど載っていない。
親が女尊男卑で、彼を平気で売るような酷い人ってぐらいしか解らないよ。
「私に文句を言われても困るわよ
でも仕方ないでしょう? 研究所の内部まで調べるとなると難しいもの
急な仕事だったのにここまで調べられたのなら上出来でしょう?」
「そーだけどー……すっごく怖い人だったらどうしよー……
売られた事とか人体実験での事とか、同じ部屋の私に恨みを向けられたらと思うと……」
「本当に無理そうだったら私の部屋に逃げなさい
部屋の番号は教えていたわよね?
最悪の場合はお嬢様にお願いして部屋を無理にでも変えてもらうわよ」
「うん……お姉ちゃんありがとう
大変だと思うけど、私……頑張ってみるね」
「きっと大丈夫よ、頑張りなさい本音」
私、
とりあえず……ストレス発散でお菓子をたくさん買う為にお母さんにお小遣いをいっぱいもらおう。
そうじゃないとこの不安も恐怖も薄れてくれないよ……明日からのIS学園、怖いなぁ。
「あ、お姉ちゃん
この人の名前なんだけど……苗字の漢字が読めない」
「もう少し勉強しなさいな、まったく
えっと……
りくい あおや ではなく くがい そうや と読むみたいよ」
「この漢字で くがい って読むんだ……知らなかったー」
「多分殆ど居ないんじゃないかしら?」
陸井、蒼夜……最初の く と最後の や でくーやんって呼ぼうかな。
それともくがりんとか、いーやんとか……くーやんの方が呼びやすそう。
怖い人じゃなかったらそう呼んでみよーっと。
本文の通り、主人公は既に人体実験を受けています。
親は金で平然と研究施設に息子を売り飛ばしました。
罪悪感なんて上等な感情は皆無どころか大金を手に入れられて大喜びしています。
主人公の入学前、IS適性検査前の状況については追々……