見境なくTSすると後が怖いので流石に自重しますた
dieジェストは次回からになります
それではどうぞ
「……どうしてこうなった」
あれから俺たちは小学校を卒業して中学生となっていた。中学では、他の地域の子たちもここに来るからかなり面子が変わることもあって俺は前々世中学生だったことを思い出して少し心を躍らせていた。
……だが蓋を開けてみればそこは地獄だった
まず、この世界に転生して最初に俺の魔術を見せた子供がまさかの『南雲 はじめ』……ちゃんだった
なんでさ
やめてくれよ……これ以上原作ブレイクしないでよ……(切実)
しかも、俺に張り付いていた雫と香織に対して喧嘩を売りに行っている所を見る限りもう駄目みたいですね(諦め)
更に言えば……
「……遠藤?雫たちとはどういう関係なのだ……?」
ハイライトが消えた瞳でどこか縋るように俺に問い詰めてくる天之河ちゃんも加わってもう滅茶苦茶や
周囲からは嫉妬の目が向けられてはいるが、俺の周囲の様子に気づいた奴らは顔を青ざめて逃げるように校舎に向かって行った。
賢明な判断だ。ジュースをおごってやろう(blnt並感)
あー……これも無視しようとしていたんだが……他の皆には聞こえていないだろうけど……
「……王様の傍にまた弁えない雌共が……!!」
「そこは……王妃様の場所だろうが……!!」
(こっわ!!)
あの時助けた少女……中村 恵理が怨嗟の籠った視線で俺の周りにいる雫や香織、はじめちゃんを睨んでいた。
……王妃って誰だ……?
それから紆余曲折あって、俺のクラスには天之河ちゃんとはじめちゃん、そして雫と香織に中村さんがいた。
うっそだろ?!ここは普通……誰かが別々になるんじゃないのかよ!?
そんなこともあったが、『清水 幸利』と接触出来たのは意外だった。
「えーっと……君は……」
「俺は遠藤浩介。君は?」
「俺は、清水 幸利……君が噂の『女誑しの王様』だね?」
「その話を詳しく」
何か不名誉なあだ名をつけられている事実に驚愕しながらも清水と話した。
それと性別は男だった……良かったあああぁああ!!!!マジで!!!!(安心感)
その後は清水の誤解を解いて、普通に交流を深めていった。
同年代かつ同じ性別だからか、割と気安く話しかけることが出来た。
「……俺はハーレム物も好きだったけど、遠藤を見てたらちょっと……苦手になったわ……」
「本当に申し訳ない」
俺たちは軽口を叩けるレベルまで仲良くなった
「……まじで同情する。が、お前この数ヶ月でどれくらいの人を惚れさせているか知っているか?」
「……聞きたくないけど、聞かなきゃいけない気がした」
「まずお前が所属している生徒会と……「待って」どうした?」
清水の口からとんでもない事実を聞いてしまった俺は思わず待ったを掛けた
「お前……まじで女誑しっうか人誑しなんだな……」
「だって……困ってる奴や悩んでいる奴がいたら話しかけちゃうんだもん……(
「……こいつはやべぇ……悪意が一切感じられないのが質が悪い……」
「人を爆弾か何かだと勘違いしてないか?」
「爆弾だろ。それも大分質が悪いタイプの」
「解せぬ」
俺は基本困っている奴や悩み事を抱えている人の悩みを聞いて解決しているのだが、その所為か生徒会に候補されてしまい、生徒会に入ることになったのだ……
……俺はただいつも(狭間の地)のように孤立している人やあからさまに悩みを抱えている人に話しかけていただけなのに……(クソ鈍感)
「……確認するけどお前って、生徒会の行事や部活の後片付けや準備は進んでやる方だよな?」
「そうだな(空き時間があるから)」
「……生徒だけじゃなくて先生の手伝いも率先してやるよな?」
「そうだな(困っていたから)」
「……そのうえ成績もいいよな?それに運動も出来る」
「そうだな(全ステカンスト)」
「……はぁー、この糞鈍感無自覚最強系主人公がよ……!だからお前のファンクラブが作られるんだよ!!」
「あんだって?いや、まだ顔は……普通だから……(震え声)」
「お前は何を言っているんだ(真剣な表情)」
俺は基本ラニ様の伴侶として恥ずかしくない様に常に最高最善であり続けていたのだが、どうやらそれが裏目に出たらしい。このことをラニ様に報告したら……
『……我が王よ……確かにその心がけは嬉しいぞ?……だが、これは、何といえばいいのだ……?怒ればいいのか……?』
『あのー……ラニ様?』
『だが……それが我が王の良き所なんだが……結果として周りに小娘共がたむろして……』
『ラニ?(人形を撫でながら)』
『はっ!?……我が王!?』
それからラニ様は苦渋の決断といった感じで、常に本気であれと言われたのでそうすることにした。この後ラニ様に手作りのケーキを捧げた
ラニ様は喜んでくれたけど……ケーキを食べられないことに気づいた途端絶望に染まっていたので俺はラニ様をイメージしたオルゴールを捧げた。大変喜ばれましたまる
~清水 幸利視点~
「あんだって?いや、まだ顔は……普通だから……(震え声)」
「お前は何を言っているんだ」
目の前でふざけ散らかしたことを言っているバカと出会ったきっかけは体育の授業でペアを組むことになったときだった。俺のペアが見つからないという時に同じくペアが見つからないこいつを見て俺は遠藤の噂を思い出していた
なんでも『生まれる次元を間違えた男(真実)』だとか『見た目は子供頭脳は大人を地で行っている奴(事実)』とか『女誑しの王様(半分事実)』だとか言われていたのはこいつだったかと思いつつ名前を教えた。
それからだった遠藤と話すようになったのは
最初はどんなろくでなしかと思ったが、話してみればそういった悪評とはかけ離れた人物だったことに気づかされた。
遠藤を一言で表現するとすれば
『ぼくのかんがえたさいきょうの主人公』
だろう。いやそれしかないと思った。
遠藤はとにかく俺が持っていない物を全部持っていた奴だった。
学力も運動神経も、何もかも優れていた
一度遠藤にこんなことを言ったことがあった。
『お前は俺なんかよりよっぽどすごいな。お前ほど完璧な奴は羨ましい』と
そしたら遠藤は
『犬、ザリガニ、カラス、クマ、蟻……』
『は?』
『これら全部は俺が苦手とするものだ』
『俺は完璧な存在ではない。清水が思ってる程俺は完全ではない』
遠藤は続ける
『清水は清水、俺は俺。それは間違いない』
『俺は一度たりともお前を下に見たことは無いし、これからも見るつもりは無い』
『……』
『お前はお前だ』
『それにもし俺が完璧な存在なら……』
『……存在なら……?』
『俺は、こうしてヤンデレに囲まれてないだろう(震え声)』
『あっ』
……台無しだよ畜生め
『いやマジでこのままいくと高校生になる前に(精神的にも肉体的にも)死ぬ気がする……』
『あっ……その、ご愁傷様です……』
俺は思わず苦笑してしまった。そして遠藤の弱みを知ってしまった。
……なんか馬鹿馬鹿しくなった。他人と比較してどうこうするのが、肩の荷が下りた気分だった
それからは遠藤とアニメや漫画について話したり、遠藤の周囲のヤバさを見てドン引きしたりした。いやマジでこいつ女運が無さすぎるだろ
あと何故かはわからないけど遠藤の困り果てた顔を見ながら飲む飲み物がうまいと感じるようになった。
……これが愉悦か
遠藤が聞いたら『しばくぞ』とでも言いそうだなと思いつつ、自分の存在の大きさに気づいていないこの生徒会長さまに追撃を加えた
「それとお前宛てにファンレターを貰ったぞ」
「勘弁してください……また皆に問い詰められる……胃が……」
「ワロタw」
「屋上いこうぜ……久々にキレちまったよ……」
「そっちのハーレムに目を付けられたくないんで止めるわ」
「……それもそうか。命拾いしたな」
こうして今日も俺は遠藤をからかい続けるのだった。
この後褪せ人様はファンレターを確認してこれがあと3年続くのか……と絶望しましたとさ
……清水TSルート欲しい人どれくらいいますかね……?
オリジナル侵入者(出るのはだいぶ後又は予定)を出しても良いですか?
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良いですよ
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うーん
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ここにラニ様の「神殿」を建てよう