何気に初めてTS要素を取り入れてみました。
その結果がこの作品です
それではどうぞ
――俺が転生してから暫く経ち中学生になった。
その間も様々な出来事があったのを思い出す。まず結論から言えば原作介入をしてしまったかもしれん……
やっちまったぜ
というのもそもそも俺は原作をアニメとかじゃなくて小説で読んでた方だからキャラの名前は知ってても容姿についてはいまいち判らなかったのは仕方ないと思っている。
だからこそ起きた出来事なんだけどな……
あれは俺が小学生6年の頃にとある公園に行った時のことだった
「おい!なんとかいえよネクラぁ!」
「気持ち悪いんだよ!なよなよしてて!」
「弱っちい癖によぉ!」
「や……やめて……」
公園に入った瞬間目の前で行われているイジメの光景を見て俺はとりあえずいじめられているあの子が可哀想だったので、
右手に『猟犬のステップ』の戦灰を付けた『セスタス』と左手に『パリィ』の戦灰を付けた『セスタス』を装備しながらいじめっ子に近寄った
「やぁ、君たち!ここで何をしてるんだい?」
「うおっ!?な……何だお前!?」
おうおう、挨拶も返せねぇのかと思い俺は、圧を掛けながら話すことにした
「質問に答えてくれないか?」
「ここで、何をしてるんだい?」
「「「ヒイッ!」」」
……俺そんなに怖いかなぁ。今の俺の顔は笑顔を浮かべている筈なんだけど……
「お……お前には関係ねぇよ!!」
「いや、関係あるとも」
「な……何だよ、お前はこいつの味方をするのかよ……!こんな弱っちい奴なんかを!」
「弱いからっていじめる道理はないんだけどね」
「お、おいっ!こいつやっちまおうぜ……!こっちは3人だ!」
「に……逃げて……」
「あー……見知らぬ子。それなら大丈夫!なんでって俺は王だからね!!」
いじめられている側なのに他人を思いやれるいい子だ……だからこそここで守らなきゃな
「ぷっ……!ギャハハハハハハ!!おい聞いたか王だってよ!ギャハハハハハハ!!」
「「ギャハハハハハハ!!」」
「プッチーン」
「はいちょっとドスってしますねー」
「うわっ!いつの間に!?」
「痛かったら両手を上げてくださいねー」
俺は目の前のリーダー格の奴の胸元を掴んで……
「命! 奪! 拳!」
「ギャアアアアアアアア!」
勿論『命奪拳』をほんとに打ってるわけではない。『命奪拳』のモーションに合わせて手繰り寄せてぶん殴っただけだ
目の前のガキ大将(笑)は今の一撃でダウンしていた。やっべちゃんと加減できてるかなぁ……(筋力99並感)
「う、うわあああああ!!逃げろぉおおお!!」
「あんな頭の可笑しい奴に殴られたくないよおぉおお!!」
「貴様ら本気で殴ってやろうかぁああああ!!」
まったく……人を化け物扱いしよって、あ、俺『エルデの王』だったわ。一応あいつらの言っていることは正しかったのか……?
……今度会ったら『
「あ……あの、」
「うん?……おお君か!大丈夫?怪我はない?」
「う……うん、僕は大丈夫……」
俺が色々と考えている最中にこのいじめられていた子が俺に声を掛けてくれた。というか痣が出来てやがる!あいつら次会ったら『特攻野郎たち』の刑に処してやる……
俺は『指の聖印』を取り出して『回復』をすることにした
「あー……ちょっといいかな?」
俺は目の前の子の手を掴む
「えっ、何?」
「これから起こることは秘密にしてくれるかな?『回復』」
俺の周囲に黄金の光が集まり解放されたと同時にこの子の傷が消えていった
「今のは……一体」
「しーっ……これは俺との約束。良いね?」
「うん!」
それから俺はこの子と話すことにした。何でも周りが『女のくせに男みたいな髪型で気持ち悪い』とか『服も変だ』とか言っていじめて来るらしい。なんて奴らだ『巨人の火をくらえ』をぶち込んでやろうかと本気で思ったくらいには腹が立った。
そしてどうやら明日いじめられるかもしれないと泣き始めてしまった
「うぅっ……また僕はいじめられるんだ……」
「……」
取り敢えず……この子を落ち着かせるか、泣いてばっかじゃあ話が出来ないからね。そう思い俺は子供受けしそうな見た目の杖である『結晶杖』を取り出しながらこの子に語り掛ける
「こっち見て」
「グスッ……なぁに……」
「『輝石のつぶて』」
俺は宙に向かって『輝石のつぶて』を放った。空に向かって青白い光が突き進んでいった。隣の子は目がキラキラしていた
「うわぁ……きれい……」
「まだまだ、『結晶連弾』」
杖から放たれた輝石の結晶片が次々と放たれる光景を見て更に目を輝かせる。
「もっと見せて!」
「しょうがないなぁ……大盤振る舞いだ!『彗星アズール』!!」
俺は一旦この子から距離を取って杖に魔力を集中させる。そして杖から星空の奔流たる極大の彗星……という名の極太ビームが飛び出す。
俺のFPが枯渇しそうになったところで俺は構えを解いた。
「すっごぉおおい!!君はもしかして魔法使いなの?!」
「まぁ……そうだね」
「すごいなぁ……僕も君のようになれたらなぁ……」
(うーん、何かしてあげたいけどな……あっそうだ)
俺は何かしてあげたい一心である物を渡すことにした。確かこの辺りだったが……?
「キミ、これあげる!」
「えっ、これ、すごい……綺麗な金色……」
俺はこの子の素性を知らないからこの子の学校を知らない。だけど、この子に勇気を持たせる意味を込めて『恵みの雫のタリスマン』を首飾りを付けて渡した。
「俺はこれしか出来ないけど……これだけは忘れないで、君は一人じゃない」
「……うん!」
「君の家族は優しいかい?」
「うん!お父さんもお母さんも優しいんだ!」
「何かあったら家族に相談した方がいいよ。君の言う通りの家族ならきっと助けてくれる筈さ」
「ありがとう!ありがとう!!僕の、僕だけの魔法使い!!」
そうこうしている内に良い時間帯になったので帰ることにした。
「……ごめん。俺、帰らなくちゃ」
「えっ、そんな!!」
この子の目からまた涙がこぼれそうになる。俺はハンカチを取り出してその子の涙を拭いてあげた。
「心配しないで。またいつか会えるさ」
「少なくとも俺はそう信じている」
「う……うん!ありがとう!僕頑張るね!!……あ!魔法使いさんの名前は!?」
うーん教えても良いんだろうか?迷った挙句俺は教えることにした。まぁ多分この子は原作キャラじゃなさそうだし大丈夫大丈夫(※大丈夫じゃありませんでした)
「俺は浩介、遠藤 浩介だよ」
「浩介……浩介!!僕、いつか君に会いに行くよ!!」
「楽しみにしてるよ」
「うん!!じゃあね!!」
「じゃあね……『見えざる姿』」
そうして俺は雰囲気に飲まれて魔法を使った。(だって魔法使いって言われたらねぇ)
それから姿を消しながら俺は公園を後にした。あっ、名前聞くの忘れた。
……今思えばこれが最初のやらかしだったかもしれない
~???視点~
「あぁ……浩介君会いたいよぉ……」
僕はあの日の思い出を呼び起こすように彼からもらったこの御守りを布で綺麗に磨いていた。あの日いじめられていた僕を助けてくれた僕だけの魔法使いさん
いじめられていた僕の前に颯爽と現れていじめっ子たちを返り討ちにした僕だけのヒーロー……
浩介君が見せてくれたあの魔法の数々は今でも鮮明に覚えてる。僕の傷を治してくれた魔法に青い光を放つ魔法、そしてあのビームのような魔法……僕たちだけの秘密だけどね
僕の容姿は中性的でよく小さい頃は皆に馬鹿にされていたけど、浩介君は僕を馬鹿にしなかった。
浩介君と出会って別れた日に僕はこれまで受けてきた仕打ちを僕の両親に勇気をだして伝えた。そしたら浩介君の言う通りに僕の為に怒ってくれた。お父さん達がすぐさま先生に言いにいってから僕の日常はとても平穏なものになった。
中にはちょっとした嫌がらせもあったけどその度に僕はあの御守りと浩介君のことを思い出して耐えてきた。だけど流石にあの御守りを取られた時は今だかつてない程に怒り狂ったことは覚えている。
気が付いたら僕の目の前にいたその主犯格が怯えていたのも覚えている。……本当はもっと酷い目に合わせたかったけど、浩介君に合わせる顔が無いから僕は抑えたんだ。
それから1年が経って中学生になった時遂に僕は浩介くんと再会することが出来た。嬉しさで今にも舞い上がりそうだった
「君は確か……」
この数年で僕の容姿はあまり変わらなかったけど、君の隣に立つために僕は努力をした。前までならあまり使わなかった美容液も使ったり髪も綺麗に整えたりして……そんなことをしていくうちに僕に告白する人が出始めたけど、生憎僕には既に心に決めている運命の人がいるんだ。といつも断っていた
目の前の浩介君は僕の名前を言おうとしてるけど……そうだったあの時名前を伝え忘れてたんだった。
だから僕は笑顔で自分の名前を伝えた
「久し振りだね!浩介君!!僕の名前は……」
「南雲 はじめ だよ!宜しくね!浩介君!!」
やっと伝えることができた……あれ!?どうしたの!?浩介君?!頭を急に抱えて!?
え?大丈夫?それならよかったぁ……でもね浩介君
「その女達は誰?」
浩介君の隣に立つのは僕だ
どうやら褪せ人様は既に他にも(無自覚に)落としていた模様
流石はあのラニ様を惚れさせるだけのことはあるぜぇ!!
ちなみに褪せ人様ははじめちゃんに名前を教えてもらった時点で自分のやらかしに気づかされて精神的に死にかけてます
閲覧ありがとうございました!
オリジナル侵入者(出るのはだいぶ後又は予定)を出しても良いですか?
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良いですよ
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うーん
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ここにラニ様の「神殿」を建てよう