深淵卿……?いいえエルデの王です   作:gnovel

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閲覧ありがとうございます!

褪せ人様はまじで歴代屈指のスパダリなのでヤンデレ製造機になっても仕方ないよね!ということで大体病ませます

戦闘が終わったら会話イベントがあるのがいけないのでね

それではどうぞ


王、再びやらかす

「そうだ!娘は預かった!身代金を持ってこい!!それと逃走用の車だ!!」

「ひぐっ……たすけてぇ……」

 

(さーて、どうしようかな……)

 

俺の目の前には、相手に身代金を要求している誘拐犯の主犯格とその誘拐犯に誘拐された少女がいる。

 

今の俺は『黒き刃』一式を身に纏い、『見隠しのヴェール』に『クレプスの小瓶』を付け、更に念の為に『見えざる姿』を使用している状態にある。そのせいかこの場にいる人間は俺に気づいていない。

……なんでこうなったのだろうか?

 

それは一時間前に遡る

 

 

この日俺は少し遠出をして本を買いに来ていた。とは言っても精々自転車で行ける距離だったので両親も承諾してくれた

 

「ありがとうございましたー」

 

俺は本屋で星座についての本を買った。理由は単純

 

「これでラニとの話のレパートリーが増える……!」

 

空を見上げると満点の星空というか宇宙なんだが、それでも星座について知っておくとラニとの話がより面白くなると考えた俺はこれを買いに来たのだ

 

「さーて帰りますk「いやっ!離して!!」……え?」

 

声のする方に顔を向けるとそこではまさに誘拐される1秒前と言ったような現場があった。

連れ去られていたのは同じぐらいの少女で、その顔には恐怖が浮かび、涙が出ていた

 

(おいおいおいおいおい!!)

 

車が発進する寸前俺は『見隠しのヴェール』と『クレプスの小瓶』を付け、『黒き刃』一式を纏い、更に『暗部の歩法』を使い、車の上に乗った。足音が出ないこともあってこいつらのアジトまで直行だった。

俺は車の上から耳を澄ませて中の様子を伺った

 

「へへっ、やったなぁ!!」

「ついにやってやったぜ!!」

「あとはアジトに連れ帰って……グフフフフフ……」

 

(うわぁ……)

 

耳を澄まして聞こえたのは男たちの汚い欲望とわずかに聞こえる少女のすすり泣く声だった。

 

(どうする……?こいつらを殺すことは容易だが、殺して少女に変な噂が立ったらどうするんだ?!)

 

俺は一際強い風が吹いたので指に力を込めて車に張り付く

 

……指? あっ(思いついた)

 

 

あれから暫くして誘拐犯のアジトについた俺は一先ず様子を伺い、確実に一人ずつ沈めていくことにした。

 

「よし、じゃあ見張りたのんだぞ」

「あとで俺にもやらせてくれよw」

「あぁ、もちろんさ」

 

それから奴らが1人を残していったのを確認して早速行動に移ることにした。

 

 


 

「ふわぁ~あ……」

 

誘拐犯の一員である見張りの男は入り口に立っていた。彼の頭にはあの少女を汚すことしか無く、口からは下卑た笑い声が飛び出す

楽しみでしかたない……そんな男を覆う大きな影が現れた

 

「……ああん?なn……だ……」

 

 

それは指というにはあまりにも大きすぎた

大きく

分厚く

重く

 

そして『紫』だった

それはまさに

 

「ちわーす。爪弾き(デコピン)の時間でーす」

「ウボォア!!!!」

 

指輪指(ネタ武器)』と呼ばれていたのだった

 

 

『ウボォア!!!!』

「ああん?なんだ?」

 

入り口から謎の声がしてきたためグループの一人が様子を見に行くことにした。

そこには見張りの男が気絶してたのだった。

 

「おい!何寝ぼけてn」

「一名様追加でーす」

 

「アバァア!!!!」

 

また一人デコピンの犠牲になった。

 

 

「おい。あいつはどうした?」

「あん?そういやいねぇな。おい入り口見てこい」

「わかった」

 

直ぐに戻ってくるはずの一人が戻ってこないのを不審に思った一人が様子を見に行った。

 

「たくっ……あいつどこ行きやがった?」

 

入り口についた男は見張りの役がいないことに気づきつつも辺りを見渡しながら煙草を吸い始めた。

 

「おっと、ライターが……「ハァイ、ジョージィ」……!?」

「お前も浮かんで(発狂して)みないか?」

 

そこには目が黄色く光ったフードの人物がいた。そして男を掴むと

 

「な……なんだおま……ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

 

……『発狂伝染』を行ったのである。男は発狂し、そのまま倒れこんでしまった。

 

「さて……これで三人……次いくか」

 

 

「お……おいっ!?何か様子が変だぜ!?」

「お前ら!!どうした!?」

 

先程から少し時間が経ち、誰も戻ってこないことに疑念を抱いた二人組が()()()倒れこんでいる人物たちに駆け寄った。

だが、それが罠だとは気づく由も無かった。

 

「おい……はやくリーダーに知らせ「二名様追加入りまーす」グハァ!!!!」

「アガッ!!!!」

 

背後から迫る『指』に気づけなかったのである。

 

「さーて……これであと一人か?」

 

 

これが一連の流れであった

 

「よーし……ほらいい子にしてな?お嬢ちゃん」

「ヒイッ……!来ないで!!」

「ガキだが、まぁ楽しませてくれるだろう」

「やめて!!!!」

 

男が事を致そうとしたとき突然周囲に『暗闇』が出現したのだった

 

「……?なんだ?まだ昼間の筈だが?!」

「ハァイ、ジョージィ」

「なんだ!?」

 

聞こえてくるのはまるで大きな何かを引きずる音だった。それとまるでこちらに語り掛けてくるような声だった。

 

「お前も(物理的に)浮かんでみないか?」

 

「グハァ!!!!!」

 

こうして男は浩介の『巨人砕き』による『踏み込み(斬り上げ)』を喰らい、天井を突き破った

誘拐犯たちは人知れず全滅したのだった。

 

 


 

あーすっきりした

 

悪人は物理的にしばくに限るな。さて、この少女を助けないと……

 

「大丈夫かい?」

「た……助けて……」

「すっかり怯えているな……一先ず怪我してるかもしてないし『大回復』」

 

怪我を治す意味もあるが一先ず落ち着かせるために『大回復』を使った。少女も少し落ちついたようだ

 

「あ、ありがとう。魔法使いさん」

「礼には及ばないよ……あとこのことは秘密ね。この人たちは()()()倒れただけだって伝えればいいよ」

「うん!ありがとう!!」

 

あぁ^~美少女ちゃんの笑顔はかわええな~。あいつらも見習……想像して発狂しそうになった……とどめさした方が良かったか……

 

「あ……あの……」

「うん?何だい?」

「どうしたらそこまで強くなれるんですか?」

 

少女ちゃんの話によると

 

自分はとある剣道の道場の門下生で、家族からも将来を期待されているんだけど最近思ったように戦績が良くなくて、このままじゃあ家族にも見放されるんじゃないかと思っているとのこと。そしてそんな家族に対して重荷のような感じを覚えてしまっている自分が嫌になっているとのこと

 

うーん……家族間の問題は……当人たちの問題だしなぁ……うーむ……

 

「私も……あなたのように強かったら、こんな悩みを抱えることはなかったんですが……」

 

「……少女ちゃんこれあげる」

 

俺は少女ちゃんに『有翼剣の徽章』をあげた。

 

「えっ……でも良いの?こんなにすごい物貰って……」

 

「……俺も以前君のように周りに相談できない悩みを抱えた子と会ったことがあるんだ」

 

俺は公園のあの子のことを思い出しながら少女ちゃんに語り掛ける。

 

「みんなまだ君の事を子供だと思っているんだ。だけどそれは事実」

「だからこそ今君が出来ることは、家族としっかり話すこと!全部、自分の思っていることを話して本気でぶつかるんだ!」

「!!」

 

「子供の訴え程大人に効くものは無いからね。大事なのは自分だけで解決しないこと!周りには頼れる人がいるんだ。」

「うん!」

 

『警察だ!大人しく投降しろ!!』

 

やっと警察が来たか……面倒なことになる前に退散するとしますか

 

「おっと……それじゃあ俺はこれで……」

「まって!!せめて名前を教えて……!」

 

少女ちゃんが名前を教えてと言ってくるが、申し訳ないけど……教える訳にはいかない

前回の場合はまだよかったけど、今回はそうはいかない。

 

「……ごめんよ……じゃあね……『見えざる姿』」

「まってぇ……」

「……また会えるかもね」

 

心が痛い……泣き崩れる少女ちゃんの姿を横目に俺は建物から出て、家に帰った

 

何か忘れてるような……

 

 

……なんかやらかした気がするがヨシ!

 

 

その後俺は本の栞をどっかで落としてきたことを知る。まったくついてねぇぜ……

 

 

尚そのやらかしによって俺が原作ブレイクしたことと助け出した少女の名前が『八重樫雫』であったことを知り『心が折れそうだ』になりそうになったのは2日後だった。

 

 


 

~八重樫雫視点~

 

「うっ……ううぅ……」

 

今日私は誘拐された。本を買いに来たら男の人たちに車に連れ去られ、廃墟に放り出された。

とても怖かった……泣き叫ぼうとしてもあの男たちが恐ろしくて声も出なかった

 

だけど私が男に襲われる直前、突然暗闇が部屋中を満たした。

男が言っている通りまだ昼のはずなのにどうして……?

 

私が未知の現象に怯えていたら暗闇が消えて、そこには気絶している男とその後ろに立つフードを被った人がこっちに近寄ってきた……

 

「大丈夫かい?」

 

声からして男の人のような感じがして思わず後退りしてしまう……だけどその様子を見たフードの人が何かを唱えると周囲を黄金の光が包み込んだ……

 

私が連れ去られる際についた擦り傷が治っていることに気が付いて私はお礼を言おうとした。

 

「あ、ありがとう。魔法使いさん」

 

魔法使いさん(仮)は、私に優しい言葉を掛けてくれて思わず、私の悩みまで打ち明けちゃった……

だけど魔法使いさん(仮)は私の話を真剣に聞いてくれた。そして一通り話した時私に、羽と剣が重なったペンダントのようなものを私にくれた。

 

魔法使いさん(仮)の『自分の思っていることを話して本気でぶつかるんだ!』という言葉を聞いて私は、今すぐにでも家族と話したいと思えるようになった。

 

 

だけど……警察がきたらしく魔法使いさん(仮)が帰ることになった。

嫌!まだ名前も聞いていないのに!!私を助けてくれたお礼もまだしたり無いのに!!

 

 

魔法使いさん(仮)の姿が消えたかと思うと私は泣きじゃくってしまった。だけど……落ちていたある物に目が行った

 

「これは……栞……?名前が書いてある……」

 

『○○小学校 遠藤 浩介』

 

「この……学校……私の通っている学校!」

 

私は栞をポケットにしまって、浩介君からの贈り物のペンダントを握りしめた

 

「ふふっ……これでまた会えるね……」

 

それから私は家族に本音を打ち明けた。私が話し終わった時の静寂が怖かったけど……何とか和解することが出来た。私はその時も思いっきり泣いたなぁ

 

本音を打ち明けてからの私は、普段よりも力がみなぎっている気がした。そしてそれは目に見える成果としても現れるようになった。

 

「私を助けてくれた浩介君、私の家族まで助けてくれた浩介君……私に力をくれた浩介君……」

 

「ふふっ、楽しみだなぁ……次に学校に行く時、浩介君はどんな顔をするのかなぁ……」

 

鏡に映る私の顔は、光悦とした表情になっていた。それは恋する乙女というより得物を追い詰めている猛獣の表情だった

 

 

 

それから2日後に学校に行って早速浩介君の下駄箱を探して、書置きを入れて放課後に呼び出した。

 

「え~っと……『放課後屋上に来てください』って書かれてたから来てみたけど……」

 

アハッ♪ 来た♡

 

()()()()!浩介君!!」

「えっ?!いや……始めましてでは……?」

 

浩介君は既にチェックメイトに陥ってることを知らないから……私はそれを教えてあげた

 

「これ、なーんだ?」

 

私が取り出したのは……あの栞だった

浩介君の目が開いて、驚愕しているのが手に取るように分かった。まるで知られたくない秘密を知られたかのように

 

「え……?それって……俺の……?」

「そうだよ!()()()()()()()()()()()()()()()!」

「……まじかよ……」

「わかっているよね?この意味が……」

 

……これで浩介君の秘密は私が握ったも同然、卑怯な真似かもしれないけど、私は彼を手に入れるためにはどんな手も使って見せる。

だから浩介君、私はあなたを

 

絶対逃ガサナイ

 

 

少女……八重樫雫の目は暗く深い……澱みのような輝きに包まれていたという

 

 

そして浩介は

 

(あー……うん、やらかした。……まだこれ以上の原作ブレイクは起きてないよね?!)※起きてます

 

目が死んでいた




ラニ「我が王……(憐みの目)」

褪せ人「やめてください(原作と自分の精神が)死んでしまいます」


褪せ人様心配はご無用です!……トータス行ったらまた増えるので……

褪せ人「……(無言の自爆霊薬)」


閲覧ありがとうございました!

オリジナル侵入者(出るのはだいぶ後又は予定)を出しても良いですか?

  • 良いですよ
  • うーん
  • ここにラニ様の「神殿」を建てよう
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