またまた生徒会室、いつものルドルフ、そして暇、これぞまさに三段論法(?)
「至極当たり前な喜びきっと東京都の場合は見つけられる〜♪」ガチャ
「トレーナー君…なんだいその替え歌は…」
「ウマ動の『なんだろう、夜に駆けるのやめてもらっていいですか』ってやつ」
「ユーモアを養おうというわけか」
「なぁルドルフ」
「なんだい?」
「抱かせろ」
「は?」
「…」じーっ
「どうしたんだ急に……あと私のことをそんな目で見ていたのか君は。それに私は生徒会長だぞ?そういうことはだな……」
「そういうことは何?」
「そっ、それはだな……その……」
「君は貞操を守るのか守らないのかどっちなんだい!?」
「て、貞操!?いや別にそこまで考えてない!断じて!」
「まーーもーるうっ!!」
「…」
「パワー!」
「そうじゃない!!あああもう、この話は終わりだ!」
「えぇ……なんか不完全燃焼感すごいんだけど……」
「私だって同じ気持ちだよ……まったく……」
(こいつ本当に意味わからん)
「いや、さっきのやつネタなんよ」
「そうなのかい?全く笑えなかったが……」
「ルドルフなら知ってるかなって思って」
「ふむ……ではなぜ聞いたんだ?」
「『抱かせろ』って言われた時は『っ…男の人っていっつもそうですね!!私のことなんだと思ってるんですか!!』(迫真)って言えば良かったのさ」
「誰だいそれは」
「通称『だかせろちゃん』、最近大ヒットしている18禁の漫画だ」
「君は普段何を見ているんだ……ん?ということはだな、私が今ここで『抱いてもいいですよ♡』と言っても君の性欲は満たされないということだな?」
「まあそうだね」
「……」
(こいつは一体どういうつもりなんだ……?)
「じゃあ逆に聞くけど俺が『抱かせてくれ』って言ったらOKするの?」
「NOだな」
「ほら見ろ」
「そもそもだな、君は女心というものを理解していないのではないか?」
「いやまあそれはわかるんだけどさ」
「なら何故こんなことをしたんだ」
「ルドルフのユーモア性を養おうと思ってだな……うーん…」
「急に考え込んでどうしたんだい?」
「こんなことルドルフに教えこんでも修羅場にしかならないわ、やっぱお前笑いの才能無いよ」
「君には言われたくないのだが!?」
「それにしても抱きたい……」
「まだ言っているのか……」
「ルドルフのこと抱きたい」
「わかったからその言い方をやめたまえ……///」
「照れるルドルフ可愛い」
「褒められても嬉しくはないぞ……」
「ルドルフ、俺は本気だからな」
「っ……!……ばかもの……」ボソッ
「おいおい、抱っこすらさせてくれないのかい?もしかして変なこと考えてる?大丈夫?俺心配になってきちゃった」
「君は私を怒らせたいようだな……」
「実際怒ったって何するのさ」
「まぁ場合によっては愛のムチを出すのもやぶさかでは無いな」
「わお大雑把!」
「覚悟しておいた方がいいぞ?私の愛は重いからな」
「楽しみにしてるよ、ちなみにその愛ってどんな感じ」
「名前か……そうだな……『皇帝の拳』とでも言っておこうか」
「0点」
「うるさい黙れ」
「ちなみに990点満点」
「なんだその数字は!?」
「TOEICを摸しただけさ」
「それただの英語力じゃないか!」
「とりあえず抱っこさせろ」
「嫌だ!絶対嫌だ!」
(くそっ!このままだとまたいつもの流れになってしまう!こうなったら最後の手段を使うしかあるまい!)
「トレーナー君!実は私は先日新しいトレーニングメニューを考えたのだ!これで私に惚れ直してしまうかもしれないぞ!」
「後ろから抱っこさせろ」
「なんでだ!!」
「そしてそのままブリッジさせろ」
「それただのスープレックスじゃないか!」
「じゃあジャーマン・スープレックス」
「君が私にかける側なのか!」
「当たり前じゃん」
「当然のように言うな!」
「あーもう!いい加減にしろ!俺はもう我慢の限界だぞ!」
「私だって限界だよ!」
(どうして私はこんなにもこいつとの会話になると感情的になってしまうんだろう……)
(なんでこいつこんなに頑固なんだよ……)
「もういい!ルドルフのバーカ!」
「バカはそっちだろ!」
「くっ…」
「えっ…そこで屈するのか…?」
「いや、なんかもう疲れてきたし、もういっかなって」
「そんな投げやりな理由で納得できるわけないだろう!」
「ルドルフ、トイレ!」
「念の為に言っておくが私はトイレじゃないぞ」
「でも俺がコミケでよく見る同人誌にはルドルフ似の娘がトイレにされている姿をよく見(殴」
しばらくお待ちください……
「すまない……つい手が出てしまった……」
「いや、今のは完全にお前が悪い」
「まあいい……それで、君は私に何をしてくれるんだ?」
「え?何って?」
「ここまで来て何も無しという訳にはいかないだろう」
「俺のCDでどうだ」
「どうだじゃないが…」
「えぇ……じゃあ何したら良いのさ……」
「ふむ……そうだな……じゃあ私の頭を撫でてくれないか?」
「それだけ?」
「ああ……君が私のことを好きだというのは十分に伝わったからな……たまにはこういうのも良いかなと思ってだな……」
(なんだこの可愛い生き物は、これが皇帝の力か……恐ろしいぜ……)
「よしわかった、じゃあいくぞ?」ナデナデ
「んっ……///」ビクッ
「うおっ!?ごめん痛かった?」
「い、いや違うんだ……ちょっと驚いただけだ……」
(あぁ……ダメだ……これはまずい……気持ち良すぎる……頭の中の何かが溶けていくようだ……)
「どうだいルドルフ、俺の愛情たっぷりのなでなでは?」
「う、うん……とても心地が良いよ……」
「そうかい?それは良かった」
「もっと続けて欲しいのだが……」
「はいはい、わかったから」
「あと10分ぐらい頼む……」
「長すぎませんかね……」
「いいから……///」
「はいはい……」
「まさかルドルフがこんなに甘えん坊だったとはな、これでルドルフを触り放題ってことか、やったね!」
「君はもう少し遠慮というものを覚えた方が良いと思うのだが……」
「まあまあ、この調子ならルドルフがトイレになる日も近(殴」
動機︰片方の頬を殴られたらもう片方の頬も殴られなさいという教訓になぞってみたこと
今回の敗因︰ウマ娘のパンチは本気を出さずとも時速30キロほどは出せる。(本気を出したら足の速さと同じくらいは出る)