!!ぱかちゅーぶっ!!
!! GⅠ生実況 !!
…なうろーでぃんぐ…
…なうろーでぃんぐ…
「ぴすぴーす!!トレセン学園の宣伝担当ゴルシちゃんだぞーっ!よー、画面の向こうのお前らーっ!今日も元気してっかー!?」
『ぴすぴーす!』
『ぴすぴーす』
『ぴすぴーす!』
『ぴすぴーす』
『待ってたゾ』
「おー!今日もお前ら元気そうだなー!!ここ最近はGⅠ連戦だからよー!ゴルシちゃんもお前らに毎週会えて楽しいぜぇー!!」
『俺らもお前の顔が見れて楽しいゾ』
『俺とゴルシは両想いだった…?』
『自惚れるな』
『最近のGⅠもあちーち連続なのよ』
『JBC激熱だったな…雨降っててあのレースはすげぇ』
『エリ女はドーベルキレッキレだったな』
『エリ女のドーベルの加速はおかしいんよ』
『マイルCSのヘリオスもよくまぁあの逃げで行ったよ』
『去年よりも爆逃げしてたな…』
『ファルコン効果かな?』
『ササちゃんもイルイル君も惜しかった』
『ここ最近のGⅠ全部タイムおかしいのおかしくない?』
『すごくおかしい』
『NTRかな?』
「そーだなー、勝敗やレースの展開もあちーんだけどよー、マジでウマ娘全体のスピードが底上げされてねーか?って思うぜー。トレセン学園の中でもめっちゃこう、なんつーの?勝ちてえ!って雰囲気があってよー。ゴルシちゃんもバリバリ脚仕上げてるところだから次のレースじゃボンバーだぜぇ!!」
『なんかすごいよねレース界隈』
『OP戦とか未勝利戦でもウマ娘のやる気が違う』
『地方レースも見ると光るウマ娘がけっこうおる』
『なんか怖い』
『高めあえ…高めあえ…』
「っと、話が逸れたな!さーそんじゃ話を戻して、今日開催されるのはジャパンカップ!!海外ウマ娘ももりもり参戦する国際競走だぜーっ!!今日もめちゃくちゃ有力ウマ娘が出て来てるぞー!!ほんでもって今日のゲストもお呼びしちゃおっかな!さー誰がくるだろなー?恒例になった予想ターイム!!もちろんジャパンカップ勝者を呼んでるぜっ!」
『JC勝者か』
『結構いるよな』
『流石に海外からお呼びはしないだろうな…』
『ルドルフかテイオーか?』
『ルドルフはこないだ来たから来ないやろ』
『エルちゃんかもしれない』
『スーッペッペッペ』
『ロブロイ!!ロブロイ!!!!』
『テイエムは来ないのか!テイエムは来ないのか!』
『テイエムも出走しとるやろがい!』
『人違いゾ』
『アメリカ産のオペラオーみたいなのは出てるけどさそりゃ』
『誰だろ』
「色々みんな予想してんなー。答え…はあったか?あったかな。そんじゃご紹介しようっ!!今日のゲストはコイツだーーーっ!!」
「ぴすぴーす!どうも皆さん、こんにちは!スペシャルウィークです!!今日はけっぱります!!」
『スペちゃんだ!』
『スペちゃーーーーーーん!!』
『スピカコンビか』
『スペペペ』
『日本総大将!!』
『お前のレース最高だったぞ…』
『あのレースは涙なしには語れない』
『ブロワイエ強かったなー』
『最後の300mは伝説よ』
「へへー、スペのジャパンカップはあちーちだったよなー!今日は来てくれてありがとよー!」
「スズカさんにも頼まれましたからね!現地での応援はスズカさんたちに任せて今日はこちらで全力でウオッカさんとスカーレットさんを応援します!!」
「いやまぁアタシもそりゃ可愛い後輩だからアイツらも応援するけどよ?実況解説だからちゃんと全員応援するんだぞ?」
「あっ、そうでしたね…へへぇ…」
『かわいい』
『スペチャン…』
『まぁそんなガチガチのそれじゃないからチームメイトは応援してあげてええよ』
『せやな』
『気にせんて』
『ダスカもウオッカもどっちもド本命だからな』
『アイネスも2400mは強いぞ』
『マジェプリに負けるな…』
『マジェプリ芝走れんのかね?』
『走れなきゃ来ないだろ』
「よしそんじゃまずレースの解説していくぜ!!はいスペ!!解説よろしくゥ!!」
「ええ!?解説はゴルシさんのほうでやるって言ってたじゃないですか!?え、えーっとぉ…!ジャパンカップは確か、あれです!海外からウマ娘さんたちがやってくる国際的なレースです!東京レース場の芝2400mで、あとは、えっと…!えーっとぉ…!!」
「…………はいアウトー!!あー、ジャパンカップ創設は1981年、日本で初めての国際GⅠだなー。海外ウマ娘の出走権が設定されてて、このレースに挑むウマ娘達の渡日費用とかはURAが持ったりしてるぜー。一着賞金が有マ記念と同じで、まぁすげー権威のあるレースってこった!!ちなみにこのレースと天皇賞秋、有マ記念でシニア秋三冠って言われてて、全部勝つと表彰されたりするぜー!今年はウオッカがこの権利を持ってるなー」
「へへぇ……」
『芝』
『スペちゃん自分の記憶だけで答えたな?』
『実際に走ったやろがい!』
『走ったのだいぶ前だから…』
『ゴルシもカンペ読みながら話してて芝』
『賢さが足りないようですね』
『秋三冠ウオッカ行けるか?』
『今日も強敵揃いだからな…頑張ってほしいが』
「おー、そんじゃ次は今回出走する有力ウマ娘達の紹介だな!!まずは本日一番人気!!チームスピカからウオッカだぜぇ!!」
「ウオッカさんですね、天皇賞秋にスカーレットさんとの勝負をハナ差で勝利しています!それ以前にも宝塚記念で二着、ヴィクトリアマイルと安田記念で一着と、シニアに入ってからさらに頭角を現していますね!日本ダービーにも勝ってますし、私と同じようなレースで勝ってますから、頑張ってほしいですね!」
『ウオッカマジで強いんよ』
『最終直線の末脚がマジでヤバい』
『真のヤバさは切れ味よ』
『囲まれてもぶち抜くからな…』
『安田記念はあれマジで永遠に語られるわ』
『あの不利を受けて抜け出してくるのマジでしゅごい』
『ウオッカカッター!』
「続いて2番人気はまたしてもチームスピカからダイワスカーレットだー!!スカーレットも相当評価高いな!大体このコンビが一緒のレースに出るときは人気を二分するからなー」
「スカーレットさんもこれまでのレースで1着か2着しかとってませんからね…去年は桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯で一着、有マ記念で二着。今年に入ってから目にケガをしちゃってしばらくお休みでしたが、天皇賞秋で全然調子は落ちていないことを魅せつけてます!!二人とも強いですよー!」
『ダスカ今日は仕上がってたな』
『一段とたくましい肉つきになって…』
『アイネスと並ぶと圧が凄い』
『おちちたわわや…』
『とにかく走る!って雰囲気を感じさせるよな』
『ウオッカとはこれで6戦目か』
『果たしてどちらが勝つやら』
『今日は他にも強いの居るからわからん』
「なー、アイツら一緒のレースに出る時お互いライバル心爆発させっからよー、めちゃくちゃ調子上がるんだよなー!今回のジャパンカップでも前日までバリバリだったぜー!」
「ですね!さあそれでは続いて紹介していきましょう!次は三番人気、アイネスフウジンさんです!これまでのレースでは一番人気に推されることの多かったアイネスさんですが、今回はウオッカさんとスカーレットさんに譲りましたね」
「前の秋華賞でも三着だったからなー、とはいえそれもレコードでやべーウマ娘なのは変わらねぇんだけどよ!ウオッカたちも天皇賞でレコード出してるし…今日は良バ場だからまたレコード出るんじゃねーか?」
『ねーちゃん!』
『アイネスが初めてシニアに挑むんやな』
『この世代は既にライアンがシニアに勝ってるからな…』
『秋華賞はササイルに敗れたが今回はどうか』
『東京レース場の2400mならねーちゃんよ』
『おっとウオッカも得意としてるゾ』
『パドックの仕上がりはよさげに見えた』
『アイネス勝ってくれ…!』
「やっぱこの世代はファンも多いよなー、アタシも注目してるところはあんだけどよ!さて、フェリスのウマ娘の紹介もしたし今日のオニャンコポン見るか。どれどれ……お?知らねぇウマ娘だな?」
「私は生放送前にちゃんとチェック済みです!つい先ほど上がってましたね…一緒に写ってた子たちはアイネスさんの双子の妹さんらしいですよ」
『オニャンコポン助かる』
『ログボまだ貰ってなかったわ』
『今日は可愛い可愛いよ』
『今見た ダレーーーッ!?』
『オニャンコポンが双子のウマ娘に抱えられてむすーっとしとる』
『ああこれアイネスの妹さんか』
『注釈もついてたね』
『アイネスの応援に来てるんだな』
『はーかわええやん』
『この子たちもいつかレースで走るんかな…』
「ほほーん。アイネスの応援に猫トレが呼んだって感じかねー」
「家族が応援に来てくれるのは本当に嬉しいですよね!私もそうだったからわかります!」
『スペちゃんもそういやJCでお母さん呼んでたっけ』
『ウイニングライブで壇上に呼んでたね』
『すげぇ美人さんだったよな』
『外人さんだったのにびっくり』
『おかあちゃんを大切にするんだぞスペ…』
『家族愛はいいものだ』
「ふふー、ありがとうございます!私の自慢のおかあちゃんです!!」
「スペのかーちゃん肝っ玉据わってたよなー、また今度北海道帰る時はアタシも呼べよな!遊びに行くから!さてそんじゃ最後に海外ウマ娘の中でも一番の有力候補の紹介だ!日本でもこいつは知ってるやつ多いだろー!!4番人気、マジェスティックプリンスだー!!」
「スマートファルコンさんとベルモントステークスで戦ったウマ娘さんですね」
『来たわね』
『マジェプリちゃんだ』
『ベルモントステークスのライブでファルコンに宣戦布告してたな』
『なおファルコン(察し)』
『芝』
『砂なんだよなぁ…』
『英語だけどマジェプリのウマッターでその辺話してたぞ』
『え、いつ?』
『マ?』
『11月頭ごろ ファルコンと戦えないのは残念だがアイネスもいるしフェリスへのリベンジは果たせそうだねハーッハッハ!って書かれてた』
『芝』
『ウマッターでも高笑いするのか…』
『マジェプリちゃん今のところファルコン以外に負けてないからな…』
『あとは芝が走れるかどうかよ』
「あのとんでもねぇ領域がこのジャパンカップでどうなるかってところかねー。勿論他のウマ娘達もバリッバリに仕上げて来てるから何が起きてもおかしくないぜぇー!!」
「ですね!あっ、ウマ娘さんたちがゲート前に集まってきましたよ!」
「ん、来たな!!アイネスがまず出てきて…おー、落ち着いてるな?空を見て…やる気満々って感じだぜ!」
「ですね!…そんなアイネスさんにウオッカさんとスカーレットさんが近づいていきました。宣戦布告ですかね?」
「フェリスのやつらともアタシら仲良くやってっかんなー、夏合宿じゃ同じ旅館に泊まってたし。同じレースで走りてー、っていつも言ってたもんな」
「私達もいずれ…ですね!」
『今日のアイネスねーちゃんはやるよ』
『風に尻尾靡かせるねーちゃんがカッコよすぎるんよ』
『ウオダスもバッチバチやぞ』
『フェリスのウマ娘に勝ちたいウマ娘は多い』
『そりゃそうでしょうよ…』
『お、マジェプリも行った』
『マジェプリ高笑いしとる』
「おー、マジェプリも調子よさそうだなー。…あれ、ウオッカたちって英語できなかったよな?」
「どうでしょう?流石にまだ中等部ですからね、厳しいかも…あ、アイネスさんが何かマジェプリさんに言ってますね」
「おー、アイネスは英語できるんか。……お、マジェプリが高笑い止めていい顔になりやがったぜぇ…!」
「…ですね。ええ、あの時のブロワイエさんを思い出すような…確かな自信にあふれた顔です。頑張れウオッカさん!スカーレットさん!La victoire est à moi!!」
『マジ顔のマジェプリかっこよすぎんか?』
『急にスペチャンから外国語が飛び出た』
『翻訳班ー!!』
『La victoire est à moi。フランス語で「調子にのんな」「勝つのは俺だ」』
『翻訳ニキ助かるいや助からない』
『芝』
『スペちゃんどうした急に』
『後輩たちへの檄…?』
「……え?いえ、La victoire est à moiですよね?いい勝負にしましょう、って意味ですよねこれ!?ええ!?ご、ゴルシさん!?フランス語ペラペラでしたよね!?私間違ってないですよね!?!?」
「………お、ファンファーレが始まるぜー!!おら鳴けぇコメント欄どもー!!」
「ゴルシさぁん!?」
『芝』
『ペーッペペペー』
『ペペペペー』
『プペペペー』
『ペペペー』
『ゴルシが露骨に目を逸らして芝』
『ペーペッペッペッペッペー』
『スペペペー』
「後でしっかり聞きますからね!?もう…さて、ゲート入りですね。みんな順調に入っていきますね」
「おー、流石にシニアも走るウマ娘達だからなー、慣れたもんよー!」
『お前もシニア級だろ』
『何自分も余裕みたいな雰囲気出してんだ』
『次のレースじゃ必ずしっかり入れよ』
『ちゃんと出るほうが大切』
『グランプリレースは大喜利の場じゃないんだ』
『◆知らなかったのか?』
「変わらないですねこの時は…」
「言わせとけ言わせとけ。次のレースじゃしっかりゲートやってやっからよー!!…さて全員ゲートに入った……スタートだぁ!!」
「揃ったスタートですね!ですがやはり、アイネスさんが伸びていきます!いつもの得意技ですね!!」
「だな!ハイペース展開を作ろうってんだろうぜぇ!マジェプリの領域が出たらスローペース気味になるが、今回はどっちが勝つかってところで……おー、スカーレットが行ったな!」
「スカーレットさんはついていくことを選択したようですね…スカーレットさんならあのハイペースにも負けないはず!けっぱれー!!」
『はじまた』
『アイネスがいつも通り駆けていくゥ!』
『もはや大逃げなんよ』
『大逃げってほどでもないんじゃね?』
『後続に意識させる距離を空けてるんだよな』
『この時点で既にすごい技術』
『スカーレットはあれいけるか?』
『ダスカだぞ?』
『先頭譲るはずがないんだよなぁ…』
『一先ずアイネスの後ろについたか』
「その後ろ先行集団にマジェプリ、そのさらに後ろにウオッカがいるなー。ほぼほぼみんな定位置って感じだぜー」
「ですね!ただ、始まって直後から、マジェプリさんの周りの子たちがマジェプリさんに相当牽制をかけてますね…いえ、当然の戦略ですけど」
「おー、500m地点までになんとかマジェプリを止めねぇとあの領域が来ちまうしなー。…だがマジェプリは動じてねぇぜ。流石ってところか……こりゃ出るな」
『マジェプリの領域って半径50mのあれだっけ』
『半径50mエメラルドスプラッシュ!』
『広すぎ問題』
『今回はファル子みたいに大逃げしてねーから全員範囲に入っちまわねーか!?』
『やべーぞ!』
「そして今500m…来ましたね!マジェプリさんの領域が出ました!」
「全員ドームの中に入ってるぜ!何人かは少し脚色が衰えてるが…だがっ!!アイネスもスカーレットもウオッカも動じてねーぜ!!」
「沖野トレーナーの言った通りでしたね…!やはり、あの領域は普通の牽制と同じように、抵抗ができるもののようです!」
「おー、アイネスは気合で逃げてんな…スカーレットとウオッカは自分の領域の一部を使ってキレーにマジェプリのそれに抵抗できてるぜ!いい感じだ!」
『ちょっと待って急に話のレベル高いな?』
『目の前の二人は日本総大将と黄金船なんだよなぁ…』
『領域に対しては領域で抵抗する…ってコト!?』
『いやでもダスカたち領域出してないんじゃ?』
『わからん…ウマ娘達がレースで見ている景色は人間には見えないからだ…』
『とりまアイネス達が領域の影響受けてないってことは分かった』
「あー、いや全くゼロってほどでもねーだろうぜ。抵抗するにも意識は使うしな。ただスピード吸われすぎちゃいねーのは確かだ」
「ですね!そのまま1000m地点までいって…58秒9!やっぱりハイペースを保ててますね、アイネスさん!ここで、えっ!?スカーレットさんが位置を上げましたよ!?」
「早くねーか!?…いや、早くない!アイネスが後方に、ダービーで見せた向かい風の牽制を仕掛けていったぜ!!スカーレットのヤツあれを避けるために位置を上げたんだぁ!外枠だが並んで走ってやがるぜぇ!」
「なるほど…!すごい判断力です!そしてアイネスさんもまた、後方マジェスティックプリンスさんたちに向けて領域で吸われた速度を奪い返しているみたいですね!」
『能力バトルかな?』
『実際そう』
『ウマ娘達能力バトルしがち』
『走る技術…で説明できるものなのだろうか』
『マジェプリの領域も人気上位のウマ娘以外にはそこそこ効いてるみたいね』
『ここでウオッカアガってきた』
「おー、ウオッカはハイペースな展開で最終直線で捉えきるために位置を上げてるみてーだなぁ!あいつ直線上手いからなー、無理ない加速で徐々に位置取りあげてるぜぇ!」
「ですね!ただ、2400mはウオッカさんにとっては少し長い距離…このまま行くと……ああ、いえ!大丈夫そうですね!アレが出ました!」
「よし!アレが出たな!あれなら最後まで行けるぜ、走り切れる!!ウオッカに続いてマジェプリも少しずつ先頭に近づいていく…こっからだな!!」
『何が起きてるのぉ!?』
『確かにウオッカの脚すげぇけど何?!』
『何の光!?』
『今ウオッカ大きく息を吸った?』
『アレってなに?何なのぉ!?』
『シニア級のレース時々何やってるかわけわからなくなる』
『走ってる位置と速度がすべてだ』
『残り1000mを切った!』
「1500m地点を通過したな!ここでマジェプリの領域がいったん閉じるぜ…けどこっからマジェプリは吸収したモンつかってじわじわ上がってくる!スカーレットたちは大丈夫かぁ!?」
「プリンスさんも、領域じゃない走りの技術で上がっていきますね…!強い!直線もウオッカさんに負けていません!」
「わからなくなってきたぞ!!さあ最終コーナーに入っていく!!ここでアイネスが加速したァ!!ありゃサンデートレーナーの走りだ!!アタシも間近で見たからよーく覚えてるぜ!!」
『うわでた』
『フェリスの得意技!』
『フラッシュもファルコンも最近コーナー曲がるとき頭から飛び込むように行くよね』
『あの曲がり方マジで見てて怖い』
『よくバランス保ってるよな…ッていやこれうおお!?』
「おわー!?スカーレットのヤツここで領域に入りやがったぁ!!アイネスを捉えんとブチ上げていくゥ!!」
「ずっと2番手でしたからね、我慢できなかったのかも…いえ、ここで後ろからプリンスさんもウオッカさんも上がってきます!プリンスさんのあの曲がり方は…!?」
「ありゃアイネスと同じだ!!…っ、そうか、サンデートレーナー元々マジェプリのチームにいたもんな、そりゃ覚えてるか!!だがマジェプリは領域も込みだ!!先頭のアイネスとの距離が詰まっていくぜ!!」
「コーナーでの凄い位置取り争いです!!アイネスさんはかなりきつそうな表情で…!」
『ねーちゃんやべーぞ!』
『スカーレットがもうちょっとで抜かしそう』
『いけー!ダスカー!!』
『マジェプリもこれスゲェ速度だな!?』
『俺らが良く見たベルモントステークスじゃファル子と大差ついてたからあれだけどやっぱマジェプリもクソはえぇ!』
『ウオッカはまだ来ないのか!?』
『ウオッカは直線はいってからだろ!』
『アイネスがきちぃ!!』
『そっから領域行ければ…!!』
『ねーちゃん顔めちゃくちゃしんどそう』
『きついか!?』
「最終コーナーを上がっていって……ここでスカーレットが先頭に立ったぜ!!アイネスは速度が乗り切ってねぇ、落ちていく!」
「うおー!!スカーレットさんがそのまま加速して行きます!マジェプリさんも追いすがりますが……ここでウオッカさんが来ました!!すさまじい末脚!!」
「ウオッカのやろーもやべーな!!マジェプリも今アイネスを交わしてスカーレットに迫る!!残り400!」
「アイネスさんも粘っていますが厳しいですね!…ウオッカさんが今交わした!残り300!!」
『うおおおお!!』
『あちいいいい!!!』
『ダスカこらえる!ダスカこらえる!』
『マジェプリが来てるぞ頑張れー!!』
『ウオッカが行ったー!!』
『やべぇ末脚!!これ領域来たか!?』
『ねーちゃんの表情辛そう…!』
『ウオッカこれ差し切るか!?』
『いやダスカ再度加速した!!行ける!!』
『アイネス負けるなぁぁぁ!!!』
「アイネスはだいぶ辛いな、5バ身はついちまったか!?前3人がゴールに向かって全力疾走だ!!誰が勝つ!?誰が行くんだーーーっ!?」
「いけー!!スカーレットさん、ウオッカさん、行け────────」
────────ゼロ
「…う、お!?なんだぁーーーーーーーーー!?」
「ッ!?今の、感じは!?」
『は!?!?』
『え待って』
『何ィ!?』
『アイネスがぶっ飛んできた!?』
『は、ヤバ』
『やばいやばいやばいやばいやばい』
『あり得ねぇだろあの加速!?』
『うわああああああああああああああああ!?!』
『速すぎる!!!』
『あそこからあの加速どうなってんの!?』
「アイネスがぶっ飛んできやがったァーーーーッ!?!?何だありゃ!?ウマ娘に出せる速度なのか!?」
「信じられない、まるで前が止まってみえ…っ、まだ加速するんですか!?!?」
「ウソだろオイ!?!?信じられねぇことが起きてるぞ!?!?一気に前との距離が詰まって行った!!!これもうわかんねぇぞ!!?」
『残り100!!これアイネスあるで!!』
『ねーちゃんいけえええええええ!!!』
『うわー!!ダスカこらえろー!!!』
『ウオッカ抜けろおおおおおおおお!!!!』
『マジェプリが先頭に迫る!ウオッカが迫る!!』
『いやこれアイネス行くわ』
『ウオッカいけええええええええ!!!!!!』
『ダスカああああああ!!お前が一番だああああああああああ!!!!』
『おねえちゃーーーーーーーーーん!!!』
『並ぶ!!並びかけるか!?!?』
『うわ並んだ!!!』
「っ、今、ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーールッッッ!!!前4人がほぼほぼ並んでゴールしたぜぇ!!ただマジェプリが体勢不利だったかぁ!?」
「……っはー!!!緊張して息するの忘れてました!!とんでもないレースになりましたね…!!アイネスさんが、まさかあそこから…あの距離で…すごいです…!」
「…おー、いや、レースが終わって改めて思うが、信じられないモンを見たぜ……あんな加速見たことねぇ。先頭で走る逃げウマ娘が、最後落ちちまってから…」
「ええ……でも、あの時の感覚……私、前にどこかで……」
「……ん、ああ…ほら、お前もジャパンカップですげぇ走りしたじゃん。位置取りとかは違うけど、あれに似てたかもな。あと…ほら、ベルモントステークスのファルコンとかよ」
「…です、ね。……あ、掲示板が出ました!!……うわー!!アイネスさんが一着!!!しゅごいっ!!」
「何てやつだー!!くっそー、2着がスカーレット、3着がウオッカ!4着はマジェプリだぜぇ!!その差はハナハナクビ、とんでもねぇ世紀の大接戦だ!!今日の勝者はアイネスフウジンだーーー!!!」
『うわああああああねーーちゃーーーーーん!!』
『アイネス一着ゥ!?』
『マジかよやべぇ!!』
『ダスカおしいいいい!!』
『いやすんげぇわ…』
『画面の前で口あんぐりしてたわ』
『今もあんぐりゾ』
『アングリング』
『何を見せられたんだ…』
『レコードじゃねぇか!!』
『またレコード!?』
『なに?アイネスは接戦とレコードしかしないの?』
『どうなってんだよチームフェリスはよぉ…』
『いやこのレース伝説になるわ』
『アイネスコールがすごい』
「うわまたレコードだよ!!今年これでレコード幾つ目だぁ!?…待てよ?今年日本ダービーでレコードで、こないだの天皇賞秋でもレコードで、またジャパンカップでもレコードだよな。…東京レース場縮んでねぇか?」
「そんなことないですよね!?それだけ全体のレベルが上がってるってことだと思いますよ!?でも、本当にすごい…すごいレース、でしたね」
「語彙力がトップロードみてぇになってるぞ。判るけどよ…お、アイネスが観客席に向いて……おお、叫んだ!なんか珍しいなアイネスがあそこまで感情出すの!!」
『歓声に声負けてない』
『ササちゃん因子インストール!』
『何て言った?』
『分からん…現地民ー!!』
『流石に映像には音乗らんか』
『「見たか!これがアイネスフウジンだ!!」って言ってた』
『かっっっっこよ…』
『見せつけられたわマジ…』
『ラスト1ハロン奇跡だよ…』
「あ、叫んだら倒れた。流石に限界だったかぁ?ケガとかはなさそうだけどなー」
「ですね…あ!フラッシュさんとファルコンさんと、手を繋いで双子さんが来ましたよ!妹さん達ですね!」
「おーマジだ!可愛いなーあんくらいの年頃の子はよー!!全員ものの見事にボロ泣きだな!猫トレとサンデートレーナーが遅れてきて……ん、猫トレがアイネスの前に跪いたな」
「………あっ…なんか、すごいいい雰囲気ではないですか…!?これ公共の電波に乗せていいやつですかね!?」
『見つめあってる…』
『イケメンと美少女』
『絵になりすぎ問題』
『アイネスの手をとって猫トレが立ち上がらせたぞ』
『おん!?』
『抱きしめたァーーーー!!!』
『出た!!猫トレのクソボケだーーーーー!!!』
『これは芝』
『フラッシュとファルコンがすごい目で見てて芝』
『あっ…スゥー……』
『慌ててブレイクに入るSS』
『あと少し遅かったらキスしてた感ある』
『推せる~!!』
『SSの気苦労が察されますねクォレハ…』
「あいつら相変らずレース場をデートスポットかなんかと勘違いしてねぇか?いやー……全くクソボケだわ猫トレ…」
「お気持ちが昂ると人目とか気にせずああいうことできちゃうタイプですよね、猫トレさん。フェリスのみんな大変そうです。…ウオッカさんたちのほうにも沖野トレーナーが行きましたね」
「おー、マジェプリの所にもトレーナーが行ったな…確かイージーゴアだよなあれ、サンデートレーナーの宿命のライバルってやつだ」
「ですね、事前に情報出てましたね。…あ、なんかサンデーさんとイージーゴアさんで話してますね」
「おー、旧知の仲だからなー。…あははは!!イージーゴアがサンデートレーナーの頭無理矢理撫でて、サンデートレーナーがめっちゃ嫌がってやがる!!」
『おっと急にてぇてぇか?』
『これはてぇてぇ』
『SSちっこいから抵抗できてなくて芝』
『イージーゴアデカすぎんだろ…190cmあるか?』
『でもSSも砕けた表情するじゃん』
『最大のライバルであり友人なんやろなって容易に察せる二人の態度』
『ゴール前にてぇてぇが集まっています!』
『空気が解れましたねこれは』
『最近レース前後のこういう絡みもめっちゃ増えてレース追うのホント楽しい』
「お、んでもってアイネスは…歩けてるな、なんとかってところだけど」
「インタビュー席にみんなで行きましたね。アイネスさんの両手に双子さんが手を繋いでます」
『「レコードの一着。今のお気持ちは?」→「本当に嬉しい。実は最近、スランプ気味だったこともあって、レースで勝ちきれるかすごく不安だった。大きな壁を越えられた気がする」』
『えっスランプだったん?』
『いやでも秋華賞は確かに負けてたしな…』
『つってもレコードなんですがそれは』
『猫トレが家族呼んでたのってそういう不安もあったからか?』
『そういうこと猫トレはやる』
『アイネスの言葉で猫トレまた泣いてるゾ』
「…あー、何となくだけどアタシもわかるな。アイネス、前のレースの最後の時とか…あと普段の様子もだけど、なんか悩んでる感じだったからよー。今だから言えることだけどな」
「え、そうだったんですか!?全然気づかなかったなぁ…でも、乗り越えられたのはよかったですね!私もそういうとき、ありましたし…」
「あー、宝塚から夏合宿のころな。スズカのこと気にしすぎてレースに集中できてなかったもんなぁあんころ」
『「トレーナーさんとしては?」→猫トレ「(号泣)スランプについては把握していた。それを越えられないかとみんなで色々悩んでいたが、今日それを越えられた彼女の事が何よりも誇らしい。この後いっぱい褒めます」』
『すっげぇ泣いてる』
『ベルモントステークスでも泣いてたゾ』
『あれより泣いてね?』
『それだけ悩んでたってことなんだろうな』
『よかったな…』
『「そちらは妹さんですか?」→ア「スーちゃんとルーちゃん、大切な妹たち。両親も来てくれて、家族みんなが応援してくれた。みんなの応援がなかったら、今日の走りはできなかった(泣)」→スー?「お姉ちゃんの事いっぱいおうえんしたよ!!(泣)」→ルー?「お姉ちゃんが勝ってくれてよかった!!(泣)」→記者「ウッ…(泣)よかったです…」』
『こんなん泣くわ』
『俺もちょっと泣く』
『そら家族が全力で応援したら応えたくなるよなぁ…』
『記者まで泣いてる』
『猫トレも泣いてる』
『画面の向こうの二人も泣いてるゾ』
「…ぐすっ……アタシこういうのにちょっと弱いんだよ。スペ、ティッシュ取って……あ、お前も駄目か」
「うわあああああ…!!おめでとうございますううう……!!!」
『「最後に一言」→「あたし、アイネスフウジンは、これからも全力で走って、夢を見せていきます!応援よろしくお願いします!!」』
『いい笑顔だァ…』
『応援してやるからなぁ…』
『やっぱねーちゃんには笑顔が似合うんよ』
『両隣の双子もにっこにこよ』
『あったけぇ…』
『今後もフェリス箱推しよ』
「ん、インタビュー終わったなー。うちのウオダスが負けちまったのは悔しい所だけどよ、それにしたってアイツらもレコードだ!帰ってきたら褒めてやらねーとな!今日はアイネスが強かった!」
「ですね!いいレースでした!次こそは、ですね!!」
「よーしそんじゃ放送も終わるぞー。…あ、放送終わる前に今後の告知があるんでちっと付き合ってくれ」
『ん?』
『告知?』
『なんだ?』
『とうとうゴルシ星が爆発したか?』
「してねーわい!あー、今後の放送予定なんだけどな。GⅠ生実況ぱかちゅーぶは今後のGⅠ…チャンピオンズカップと阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスは放送なんだけど…その後の有マはちょっとここじゃ放送しないかもしれねー」
「……です、ね」
『え!?』
『有マを!?』
『一番のグランプリやろがい!』
『え、ってことはゴルシまさか』
『出るのか…!』
『何年ぶりだ!?』
「おうよ。ちょっとな、なんか、今年の有マは…走りたくてよ。ゴルシちゃん出走希望すっから応援よろしくなぁ!」
「…その、ゴルシさん。ここで私も言っていいですよね?」
「ああ、構わねぇぞ。URAにも確認取ってる。SNSとかで発表するウマ娘も多いしな、言っちゃれ」
「ありがとうございます!…私も、今年の有マ記念には出走したいです。よろしければ皆さん、応援よろしくお願いします!」
『スペちゃんも!?』
『マジかよオイ激熱じゃねーか!』
『スペちゃん最近あまり走ってなかったからな』
『うわマジ?絶対投票する』
『ゴルシとスペが出るのか…!』
「ま、投票次第だしダメだったらそん時はフツーに放送する予定だけどな!ってことで一応の告知と、あとはまー応援頼むぜ!!って話だ!!」
「ですね!!スピカからは他にも出走希望する人もいますから、よければ応援お願いします!!」
「そんじゃこんなところで今日のぱかちゅーぶは終わりにするぜ!!今日の放送は!ゴルシちゃんとー!?」
「スペシャルウィークでお送りしました!!」
「みんな、まったなー!!」
『おつー』
『おつおつ!』
『乙!有マ楽しみにしてる!』
『02!』
『お疲れー』
『いやしかし有マか…もうそんな時期なんか』
『GⅠ見てたらいつの間にか年末や』
『今年はレース界隈がマジで盛り上がってたな…』
『これからが本番やろがい!』
『シニアもバッチバチだったけどやっぱクラシック世代があちちだった』
『有マにはフラッシュ行くんでしょ?』
『ヴィックちゃんも来るゾ』
『ウオダスも来るんじゃね?』
『去年の雪辱はらしに来るやろな…』
『ライアンもくるか?』
『いやアイネスもくるでしょ』
『ササイルは出走予定してないって話だったな』
『カノープスからはやっぱネイチャでしょ、ネイチャがいないと有マ始まらんわ』
『去年は怪我で見送ってたから今年こそ来るやろ』
『うわー楽しみになってきた』
『ファルコン来るかな?』
『ファル子はチャンピオンズカップから東京大賞典やろ、こないだフェリスウマッターで発表してたで』
『グランプリもだけどこれから世代がどう動いていくか楽しみすぎる』
『これからも熱いレース期待してるぜ』