有マ記念まであと1週間。
午前中のチームハウスで、俺はSSと共にレース記事などを眺めながら過ごしていた。
オニャンコポンは朝食の猫缶をすっかり食べ終えて日当たりの良い窓際で朝寝を決め込んでいる。冬は猫はよく寝るものだ。
『阪神JFと朝日杯は中々の激戦だったみたいだな…阪神の方はレシステイシア*1が一着か』
『朝日杯はアイネスのレコードに迫る記録だったわね。セリオス*2か…来年は要チェックね』
先日行われたジュニア期のGⅠ、去年俺達のチームがそれぞれ勝利したマイル戦の結果を見る。
映像ももちろん見たが、全体のレベルがかなり高かった。レースの展開もそうだが、平均タイムだけで見れば去年よりも1秒近く速くなっている。
今年のジュニア期もバッチバチにやりあってることはこれまでのレース結果からもわかる事だが、我らチームが走るクラシック級も、シニア級も、それぞれ基礎能力が上がってきている。ウマ娘全体のレベルが底上げされているのではないか、と記事にもされていた。
個人的にも、ここまでの変化が起きる世界線と言うのはこれまでもほとんど見たことがない。
何か……何か、大きなうねりが動いているような感じさえする。
原因は分からないが、これからのレースがより気を抜けなくなっているのは確かだ。
特にこれから始まる有マ記念。フラッシュが挑むわけだが、もうすぐ人気投票の結果が出そろって出走ウマ娘が決まるはずだ。
出走メンバーを見て対策を取らなければならないだろう。
『…ねぇタチバナ、論文の相談していい?』
『ん、いいよ。この間じっくり打合せしたところだけど…何か気になるところがあったかい?』
『ええ。二人の連名で出すものだからね、しっかりしたものにしたいなって。特に英訳のほうだけど…ここ、日本語の表現を正しく英訳できてるかしら?』
俺がレースに想いを馳せていると、味噌汁を飲みながらSSが改めて論文の打合せを求めてきたため、それに応じることにした。
論文…俺が発表を予定していた、体幹トレーニングに関する論文だ。
近い内容のものはSSも専門学校の卒業論文で作成しており、その件で5月ごろから彼女とDMでやり取りをするようになって縁が生まれていた。ここにSSがいる理由の一つである。
ともに仕事をしていく中で、改めて件の論文についてはSSと相談をしていた。
俺個人の名義で発表するのではなく、チームフェリスのトレーナー、サブトレーナーとして連名で、お互いの知識を擦り合わせた内容で、本格化前後の体幹トレーニングの有用性についての論文として発表しないか、と言う話にまとまっていた。
結局のところ俺がこの論文を出すのは、別に有名になりたいとか金が欲しいとかそんな理由からではない。これを知ったトレーナーやウマ娘が己に最適なトレーニングが出来て、思う存分走れるようになってほしい他、ウマ娘全体の怪我が少しでも減ってくれれば、という想いからのものだ。
SSと他人同士だった以前であれば個人名義で論文を発表するのに懸念はあったが、今はこうして共に仕事をする相棒だ。であれば俺の知識も含め、彼女の名義だけで発表してくれても俺はよかった。
ただ、SSとしてもまだトレーナーとしての実績を積んでおらず、俺から聞いた知識、データが多くて申し訳ないから、一緒の名義で発表しよう…ということになったのだ。
12月末に正式に発表する予定になっている。誰でも読めるようにネットなどでも公表する予定だ。本とかにしちゃうとその手続き関係も面倒だしな。
『…大丈夫に見えるけどね。でも気になるなら少し詰めてみようか、俺だって英語はネイティブじゃないから表現に自信があるわけじゃないし。どの辺が気になった?』
『そうね、しいて言うならこれ、「~が例として挙げられる」って内容だけど、この表現だと文が長くなりすぎる…As examples ofで表現するとthere areを使わなくちゃならなくなって視点がはっきりしなくなるわ。日本語の直訳になりすぎる感じ。もっとシンプルに─────』
そうして俺たちは論文の表現についていろいろと相談を重ねていたところで……コンコンと、チームハウスの扉をノックする音が聞こえた。
それに気づいて、俺は扉に向けて声をかける。
「どうぞ。鍵は開いてますよ」
「失礼します。お疲れ様です、立華さん、サンデーサイレンスさん」
「たづなさん?お疲れ様です…今日はどうしたんですか?」
「あー…お疲れ様デス」
そうして扉から入ってきたのはたづなさんだった。
俺もSSも挨拶を交わしてから、急にやってきた彼女の用件を聞いて、しかし、そこでふと用件の内容について思い至った。
これまでの世界線でも大体このタイミングだったはずだ。
恐らくは有マ記念の件だろう。URAの方で正式に出走ウマ娘が決定したことを伝えに来てくれたのだ。
たづなさんの手に見慣れた資料があったことで俺は確信を深めた。この世界線では初めての有マ出走なので、言葉には出さなかったが。
「実は、有マ記念の出走表がURAから届いたんです。そちらをお伝えに参りました。こちらになります」
「お、出ましたか。助かります」
俺はやっぱりかと内心で頷いてから、たづなさんより手渡される出走表を見た。
そして、ざっと目を通して。
ぱさり、と出走表を落としてしまった。
「…ん、おいタチバナ?どうした?そんなにショッキングな…え、まさかフラッシュが出れねェなんてこたァねぇよな!?」
「え、いえ、フラッシュさんは一番人気で出走されていたはずですが…?」
手が震える。
動悸が止まらない。
呼吸が、荒くなりそうなのを、努めて落ち着ける。
俺は、落としてしまった出走表を拾おうとして、手が震えて一度失敗し、もう一度拾い上げて、再度、出走表に目を通した。
そこに書かれていた、今年の有マ記念の出走者は、こうだ。
─────エイシンフラッシュ。
メジロライアン。
ヴィクトールピスト。
─────セイウンスカイ。
─────グラスワンダー。
─────ゴールドシップ。
─────スペシャルウィーク。
─────メジロマックイーン。
─────ナイスネイチャ。
─────ツインターボ。
─────ウオッカ。
他、優駿たち。
まるで。
前の世界線で、俺が、縁を結んだウマ娘達が。
あの有マ記念を共に走ったウマ娘達が。
集まってきた、ような、そんな、メンバーで。
「…立華さん?大丈夫ですか?」
「……ああ、いえ、大丈夫です。その、すごいメンバーだなって…」
「どォれ…あー、なるほど確かにな。こりゃ熱いレースになるなァ─────」
俺はサンデーサイレンスに横から出走表を取られながらも、まだどくどくと強く鼓動を刻もうとする己の心臓を鎮めるのに必死だった。
どうした?なぜ、ここまで集まってきた?
確かにそれぞれがシニア級を走るウマ娘で、出走自体は問題ない。
それに、全員ではない。既にドリームリーグに入っているシンボリルドルフやナリタブライアンなどは出てきていない。
だが、しかし、それにしたって、集まりが過ぎる。
黄金世代の3人や、ゴールドシップやメジロマックイーンなどはまだシニアに在籍はしていたが、レース出走自体が少なく、もう間もなく引退か、ドリームリーグ入りか…と、噂にはなっていた。
その、最後に、全員が集まってきたという事なのか?
運命という言葉を心底信じている俺だが……これも、その一環だってのか?
どうなってんだよ、三女神様。
俺に、どうしろって言うんだ?
『─────ぇ、ねぇ!タチバナ!大丈夫なの!?』
『……っ、ああ、すまん。大丈夫…』
俺は、英語で話しかけてくるSSが自分の事を呼んでいることにようやく気付いた。
少し、考え込みすぎてしまっていたらしい。
いつの間にかたづなさんもお帰りになっている。随分と、周りが見えなくなって、いる。
よくない。
俺は、あの夏合宿で、みんなのおかげで、過去の整理をつけられていたじゃないか。
たとえ俺の中でどんなにあの季節外れの満開の桜が大きな意味を持っていたとしても、この世界線に持ち込むべき考えでは────────
『……もう!!ほら、ちょっと頭貸しなさい!!』
『…っ!?ちょっ、SS…!?』
狼狽していた俺の頭を、SSが急にその胸にかき抱いてきた。
彼女の着る黒のコートの下、ワイシャツの白が視界を埋め尽くし、そうして考えてはいけない柔らかさが俺の顔に感じられる。
その感触に俺は、先ほどまでの悩みが一気に吹き飛びそうになるほどの驚きを受けた。
急に何!?何の何が何ィ!?
『貴方、魂が動揺しすぎなのよ!よくないわ…それは、きっとよくない。落ち着いて……ね?…
『……っ……』
『落ち着きなさい。何が貴方をそこまで動揺させたのかはわからないけれど……貴方が一人で悩む必要はないわ。私だって…あの子達だって、いつだって貴方の事を想ってる。一人で抱え込んじゃダメ……』
俺は、彼女の心音を…その、落ち着いたリズムを耳にしながら、ようやく、少しずつ頭が冷えてきた。
そうだ。SSの言う通り…動揺しすぎている。
何のことはない、この世界線には関係のない、ただの偶然に……心を、動かされすぎだ。
いや、そのこと自体を否定はしない。俺にとっては確かに、想い出のメンバーなのだから。
だが、それを何故、と思い悩む必要はない。ないのだ。
俺のやるべきことを、よく思い出せ。
俺は、エイシンフラッシュのトレーナーだ。
彼女をこのレースで勝たせることが、今の俺がやるべきことだ。
俺はSSに手を伸ばし、その細い両肩を掴む。
ぴく、と軽く反応したようだが、俺はそのままそっとお互いの距離を離して、彼女の胸元から顔を上げた。
至近距離でSSと見つめあう。随分と、心配されてしまったらしい。
心から反省だ。そして、助けてくれたことへの感謝も。
『……有難う、SS。もう大丈夫だ。落ち着いたよ。…ごめん、助かった』
『……ッ、もう、ズルいのよ貴方は。急に心配させて、今もこうして間近で、そんな顔を見せてっ……手、離してくれる?』
『ん、ああすまない……いや、本当に悪かった。時々あるんだよ、こう…びっくりして落ち着かなくなることが』
『……本当にそれだけ?…いえ、別に問い正すつもりもないのだけれど。前にも貴方、こうなったことがあったらしいわね……その時の事、あの子達から聞いておいてよかったわ。対処法を知っておいて』
俺は言われた通り彼女から手を離して、改めて深呼吸して心臓を落ち着けた。
どうやらSSは以前の夏にも同じようなことになった時のことを愛バ達から聞いており、その時の対処法についても聞いていたのだろう。
今、同じ部屋の中にいるのは俺と彼女だけであるからして、そうして助けてくれたというわけだ。
いや、本当に申し訳なかった。SSの様子を見れば、尻尾はぶんぶん揺れてるし顔は真っ赤だ。恥ずかしかったのだろう。
それはそうだ。男の頭を胸元にかき抱くなど女性としては躊躇いしかないだろう。それを、しかし俺のためを想ってしてくれたSSには感謝しかない。優しい、素晴らしい女性だ。
しかし、女性に抱きしめられてこうして落ち着いてしまうのだから、もしかすると俺はどこかでマザコンなのかもしれない。
確かに俺のこの数奇な運命が始まった直後…2周目の世界線で担当したのがスーパークリークであり、彼女は当時の俺がループに馴染めず狼狽していた時に随分と俺を抱きしめてくれて、それで落ち着いていたところがあり、俺もそこからヒントを経て心臓の音を聞かせることでウマ娘を落ち着ける技術を会得したのだが、恐らくはその経験が俺の中で大きなものになり過ぎているのだ。
いかんいかん。俺は改めて意識を切り替え、このメンバーによる有マ記念の対策について思考を巡らせ始める。
『…うん、大丈夫。落ち着いた。今俺がやるべきことは、このメンツの中でフラッシュが勝ちきれるように、作戦を考えること…だよな』
『そうよ。私も実際にレースを走った立場から意見を出すから…勝たせてあげましょう、あの子を』
そうして俺たちは、有マ記念に挑むフラッシュが勝てるよう、相手の過去のレースなどで情報を集め始めるのだった。
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場面は切り替わり、ここは午後のグラウンド。
チーム練習で併走をする、チームスピカの面々の姿があった。
ただし、その並走は余りにも気合が入っており……まるで実戦のような緊張感をもって展開されていた。
「……残り400m!行きますっ!」
「っしゃ!俺も行くぜぇ!!」
「抜かせません…ここからですわ!!」
「有マでは…誰にも、負けないっ!!やあああっ!!」
「まとめて薙ぎ払ってやらぁ!!ボンバー!!」
スペシャルウィーク。
ウオッカ。
メジロマックイーン。
ヴィクトールピスト。
ゴールドシップ。
今回の有マ記念には、何とチームスピカからは5人ものメンバーが出走することになっている。
なお、ウオッカの同期であるダイワスカーレットは今回の有マ記念は見送った。
天皇賞秋、ジャパンカップと好走を果たした彼女ではあるが、共に2着。
己の実力が足りないことを認め、そして今有マ記念に出走しても勝ちきることは難しい…と己の弱さと向き合って、実力をさらに磨くために脚の休養、更なる鍛錬に挑むつもりだった。
サイレンススズカとトウカイテイオーは共に既にドリームリーグ入りしているため、1月のドリームレースに出走予定だ。
「…よし!20分休憩だ!よく脚を休ませるように!!スズカ、タオルと飲み物頼む」
「はい。脚に違和感のある人はいませんか?あったら言ってくださいね。…はい、スペちゃん。いい走りだったわよ」
「大丈夫です!有難うございますスズカさん!」
「だっはー…!2500mは、やっぱ、しんどいぜぇ!!前よりは走れるようになってっけどよぉ…!」
「私やゴールドシップさんはむしろ得意距離ですが…ウオッカさんは爆発的な末脚で走るタイプですものね」
「おー、つっても去年3着だもんなー、油断はしねーぞ。今年はアタシが勝ーつ!!」
「私も忘れないでくださいね…!凱旋門では悔しい思いをしましたからね、今度こそ…今年はまだ一つもGⅠ、取れていませんし…!絶対に、私が勝ちます…!!」
思い思いに芝の上でストレッチをしながら水分補給をするメンバーを見て、沖野は全員がやる気に漲っている様子に苦笑を零す。
沖野としても、ここまで有マ記念に出走を希望するものが多いとは思っていなかった。
ウオッカは去年も出ているし、脂ののってきたシニア1年目、勝気な彼女の性格もあって出走すると思っていたし、ヴィクトールピストは以前から有マ記念を狙っており、この二人は、まぁ、わかる。
だが、スペシャルウィークとゴールドシップとメジロマックイーンは別だ。この3人はまだシニアに籍を置いており、確かに出走の権利はあるのだが…しかし、彼女たちはトゥインクルシリーズの現役期間が長い。
メジロマックイーンは怪我からの回復後は数えるほどのレースしか出走していないし、スペもゴルシも併せて彼女たちももうすぐ引退か、ドリームリーグ入りか…と考えていたところはある。実際に相談も何度かしている。
だが、彼女たち3人は、今年の有マ記念出走の強い希望を伝えてきた。
もちろん、走りたいレースを走るのが一番と考える沖野としても、それを断る理由もない。
だが有マ記念はファン投票による出走枠の抽選がある。
全員が名バであることは間違いないが、今年はクラシックの活躍などもあって現役の世代に注目が集まっている。五分五分くらいか…と思っていたが、見事に全員が出走枠を勝ち取った。
今回の有マ記念は、間違いなく伝説のレースになる。
「…俺はな、お前ら全員に勝機はあると見てるぞ。勝ちきれる。勝負にならないような鍛え方はしていない。だから、あとはレースの展開次第だ…己の走る位置、相手の位置、牽制、全部よく考えながら走るようにな。特にレース間隔が空いてる3人はレース勘を思い出せ!今日はお前らは練習が終わった後チームハウスでレース映像見て勉強だ!」
「はい!!けっぱります!!実戦のレースは随分と久しぶりですからね…!!」
「望むところですわ。トレーナー、マッサージをしながらで結構です。ここ最近のほか出走ウマ娘達のレース、それを全部見るくらいの勢いでお願いしますわ」
「おー、ちゃんとゴルシちゃんが映像準備してたからよー、安心しろってー!!軽食も準備してリラックスしながら、でもレース研究はガチでやろうぜ」
「…なぁトレーナー、それ俺も参加していいか?俺はまだまだみんなよりレース経験は浅ぇんだ、勉強して損はねぇだろ?」
「私もお願いします。この中で誰よりもGⅠ勝利経験が少ない私は、皆さんの意見も聞きたい。聞いて……その上で、超えます!!」
「ん、そうか…そうだな、よし!ウオッカもヴィイも参加だ!全員できっちりライバルたちのレースを研究するぞ!」
熱。
有マ記念に挑む5人から、これまでの大一番のGⅠレースに挑む前に近い、灼熱の想い、勝利への熱望を沖野は感じる。
これは俺も気を引き締め直して彼女たちに向き合わなければなるまい。
もしかすれば─────ゴルシやスペ、マックイーンあたりは、この有マをトゥインクルシリーズの引退レースと考えているかもしれない。
そんな彼女たちが、後悔しないレースが出来るように。
願わくば、勝利を掴めるように。
己が出来ることの全てを、彼女たちへ。
そこに答えはない。
どうしてやればいいかなどと言うものは、分からない。
けれど、それでも答えを求めて、最善の事をしてやりたい。
俺は、こいつらを信じている。
心の底から信じている。
その想いを、力に変えて。
まもなく始まる有マ記念に備えて、チームスピカはその牙をさらに研ぎ澄ませていた。
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そして、牙を研ぎ澄ませ、大舞台に挑むのは他のウマ娘も同じ。
「…やってやるもん……!」
破滅逃げの代名詞、あらゆる観客に夢を見せる2連装小型排気過給機が。
「三着ばっかりじゃ…ね。今年の有マは、アタシが支配する」
3年連続三着、その運命を越えようとする最高の素質が。
「ふふー…さぁて、どうやってトリック決めにいきますかねぇ」
菊花賞世界レコード保持者、雲の様に気紛れに、蜘蛛の様に糸を張るトリックスターが。
「不退転………………」
グランプリレースにて最強を誇る、不退転の体現者、不死鳥たる大和撫子が。
「あたしだって、クラシック世代のウマ娘なんだ。絶対に負けないよ、フラッシュちゃん、ヴィイちゃん…!!」
クラシック世代にて宝塚制覇という前人未踏を成し遂げた、筋肉の象徴、メジロ家の小さな王が。
そして。
「─────誇りある、勝利を」
魂を揺らす黒い閃光が。
そんな優駿たちが一堂に会する、冬の中山、有マ記念。
運命の一戦が、もう間もなく始まろうとしていた。