(キャラスト1~4話を見る)
このトレーナークソボケ解像度高い(錯乱)
!!ぱかちゅーぶっ!!
!! GⅠ生実況 !!
…なうろーでぃんぐ…
…なうろーでぃんぐ…
「ぴすぴーす!!トレセン学園の宣伝担当ゴルシちゃんだぞーっ!よー、画面の向こうのお前らーっ!今日も元気してっかー!?」
『ぴすぴーす!』
『ぴすぴーす!』
『ぴすぴーす』
『とんでもねぇ待ってたんだ』
『ぴすぴーす!』
「おー!今年最初のGⅠになるからよー!新年特別SPのあとの今年初めてのぱかちゅーぶになるぜっ!!お前ら相変らず元気そうじゃねーか!!今年も楽しんでいこうなぁー!!」
『こいつを待ってたんだ』
『今年も盛り上がっていこう!』
『今年はダートGⅠもバッチリやってくのな』
『去年あたりは東京大賞典とかぱか生なかったもんね』
『毎回生放送するのも大変だとは思うが助かる』
『でも今年はゴルシもドリームリーグ入ったし余裕ある?』
『無理ないペースでええよ』
『こないだのドリームリーグはヤバかったな…』
『ドリームも革命来てたね』
『やっぱ往年のウマ娘が走ってるの見るとアガるよな』
『ドリームもどんどん盛り上がっていけぇ……』
「おーよ、URAからの打診もあって今年はダートGⅠもバッチリ生放送する予定だぜ!ゴルシちゃんも確かにドリーム入って練習も前に比べて余裕……出てきたか?あんま変わんねーか?まぁこまけぇこたぁいいんだよ!!あたしにまかせとけってやつだー!!さってそんじゃ今日のGⅠはフェブラリーステークスだぜぇー!!」
『きたわね』
『ダートGⅠが一年の最初のGⅠってなんか不思議な感じあるね』
『芝のGⅠは3月からやしな』
『1月も重賞レースは多いがGⅠないし』
『どうしてなんやろな』
『わからん…』
「勿論今日もゲスト付きだ!!早速お呼びしていくぜー!!今回のゲストはぁー!?……こちらっ!!!」
「ぴすぴーす!今日はこのワタシ!!エルコンドルパサー!!登っ!場っ!デーーース!!」
『エルコンドルパサー!』
『エルちゃんだああ!!』
『世界最強!』
『エルちゃん珍しいな』
『ダート…ウマ娘…?』
『メイクデビューからダート連戦で3戦3勝やぞ』
『ダート(も走れるけど芝も走れる)ウマ娘』
『ドリームリーグ入りおめでとー』
「ありがとうございマース!!これからもエルはドリームリーグでバリバリ走りますのでよろしくデスよ!」
「今日はよろしくなー!いやー結構ギリッギリで声かけることになっちまって悪かったぜー」
「気にしないでいいデスよ!……とはいえ、ギリギリになった理由って何かあったんデスか?前日に声かけられたからびっくりしまシタ」
「いやよぉ。アタシもまぁ、フェブラリーステークスってダートGⅠじゃん?で、ダートをメインで走るウマ娘に声かけてたんだけどよ…それがなんと、みんなして『集中してレース見たいから今回はパス』って言うんだよー!!ちくしょー、デジタルにもウインディにも断られるとは思ってなかったぜ……」
「あー………アレですね、スズカがトゥインクルシリーズ全盛期の時に、みんな何とか作戦を練ろうとスズカのレースを分析してた頃に似てマスねー。……あれ、と言うことはエルは最後の保険として声を掛けられて……?」
『エルちゃんの目が曇ってる!』
『凱旋門で見た』
『オットそれ以上はNGくらわすぞ』
『ダートの子たちはみんなキャンセルか』
『レースをガチ観戦する理由 お分かりですね?』
『砂の隼の研究か…』
『スズカと同じくらい対策難しいウマ娘』
『これからダートGⅠに毎回あれが出てくるとなると対策必須だからな』
『そいやこないだの表彰式でダートGⅠ増えるって発表あったしな』
『土日に開催してくれるようになるの助かる』
『ダートもこれからバリバリ盛り上がっていけぇ…』
『革命世代の二人が筆頭だけど実力持ってるウマ娘多いしな』
『カサマツ組がいつごろまで走れるか』
『カサマツ組長いもんなぁ現役』
「そんな顔すんなってー、NHKマイルでも呼ぶからよ!さて、そんじゃ早速今日のレースの解説からだぁ!!今日はフェブラリーステークス!ダート1600mのGⅠレースだな!!」
「えー……東京レース場で開催されてマスねー。ダートGⅠは平日に開催されるものも多いですが、このレースはいつも日曜日開催で芝のGⅠと同じデス!前身となるフェブラリーハンデキャップが1984年に創設されましたがこの時はまだGⅢだったんデスねー。その後1994年にGⅠに昇格すると共に、名称がフェブラリーステークスに変更されまシタ!」
「中央レースのダート重賞レースとして初めてGⅠに格付けされたレースでもあるぜー。URAが開催するダートGⅠでは最も古い歴史を持つレースだな!2007年からは国際レースにも指定されて海外のウマ娘も出走可能になってるぜー!」
『はえーダートレースで一番歴史あるレース…?』
『そうでもないと言えばそうでもない』
『どゆこと?』
『URAがダートGⅠを開催し始めたのはフェブラリーが最初だけど地方ではもっと前からダートレースあるんだ』
『東京大賞典とか確か1955年創設だしな』
『なるほどわからん』
『ダートはこう…芝レースの陰に埋もれて色々ややこしいんや』
『その辺も一新してダートGⅠも増やして地位向上に努めてるのが今の中央URA』
『ほーん』
『その理解でいいのか?まぁいいか』
『まぁいいかぁよろしくなぁ!!』
「そーなんだよなー、ダートレースの歴史って結構……こう……色々複雑に絡んでんだよな!!学園のテストでもこの辺は難問になってるぜ」
「レースの歴史はそのままウマ娘の走ってきた歴史デスからね。複雑になるのもやむなしと言う所デス!」
「まぁこまけぇ事はいいんだよォ!!今日のレースが盛り上がるほうが大切だぜ!!さぁ続いて出走ウマ娘紹介に行くぜっ!!…………つってもまぁ。もうみんな知ったる顔だろうけどよ」
「去年からダートレースも盛り上がってますからネー、流石に知ったる顔が勢ぞろいって感じデス。ただ、注目度で言えば、やはり人気上位3名デスね!!」
「だな!!一番人気は不動のスマートファルコン!!二番人気はフジマサマーチ!!三番人気にハルウララ!!こいつら3人は今年ドバイに挑むこともあってめちゃくちゃ投票されてるぜ!!流石ってところだな!!」
「デスね!!ただ、今日のパドックを見る限りデスと……ファルコン先輩はいつも通りいい調子のようでしたが、ウララとマーチ先輩は調子は普通?って所でしょうか?」
「んー、かもなー。ドバイに挑むにあたりカサマツ組なんかは合宿して特訓してたって話も耳にしたけど、今んところフツーって感じか?ま、不調って感じでもなかったけど。今日はファルコンかもなー、元々つえーしアイツ」
『よく見てる』
『正直パドックのウマ娘の調子ってはた目によくわからん』
『あれは長年の観察眼とか必要よ』
『ウマ耳と尻尾を持たざるヒューマンにとって調子を察するのは難易度が高い』
『トレーナーなんかはよく一目でわかるよなあれ』
『でもウララちゃんは今日確かにちょっと動きがなかったかも』
『落ち込んではいないようだったけど心配ですね』
『頑張れ初咲』
『ドバイでは絶好調にしてやれ初咲』
『カサマツ組は今回マーチだけなんな出走』
『1月にノルン達一回重賞走ってるしな』
『1着2着3着でしたねそれぞれ別レースだったけど』
『GⅠに挑む実力をつけるって感じか?』
『マーチはパドックなんか静かだったな』
『ドバイを見据えてるのかね』
「ま、その辺はレースでの走りも見て、ってところだな!!……さて、映像はゲート前になったけどまだウマ娘達集まってねーな。よし。今日のオニャンコポン見よ」
「いつもの流れデスね!今日はぱかちゅーぶに御呼ばれされたからエルもウマッター見ないで我慢してましたよ!どれどれ………おお!!今日もオニャンコポンは可愛いデース!!」
「おー、今日はやっぱSRか!ファルコンの頭の上にぺったり張り付いてやがるぜー!!」
『ログボ助かる』
『今日オニャ見ないと一日が終わった気がしねぇんだ』
『ファルコンが下で見切れててほぼ正半円で芝生える』
『オニャンコポン大地に立つ』
『四つん這いなのですがそれは』
『口を慎めyogiboの公式CMキャラクターだぞ』
『あのCMいいよね』
『yogiboで寝てるオニャンコポンに猫トレが声をかけても微動だにしないあれね』
『猫トレ「オニャンコポーン。オニャンコポーン」 オ(ガン無視)』
『最後に「ごはんだよ」でテトテト歩いていくオニャンコポンかわええんじゃあ…』
『気持ちよさそうすぎる…』
『オニャンコポンの見てyogibo買ったけどあれはいいものだ』
「そういやオニャンコポンCMに出たんだったなー。まったくアタシの生放送でここまでアイツがバズるとは思ってなかったぜぇ!!流石はトレーナーズカップ初代覇者!!器のでっけぇ猫だ!!」
「あまり関係がないのでは!?オニャンコポンが凄い猫なのは同意デスけど!!むー、ワタシのマンボもその内オニャンコポンに負けないくらいバズってみせマース!!」
「マンボも今日のマンボやってるよなー、鳥ってあんま表情でねーと思ってたけど毎日写真映すと結構表情わかんのな!あれはあれでアタシも好きだぜ!」
「マンボはいい子ですよー、皆さんもよろしくしてあげてくだサイ!!……っと、そんな話をしているうちにウマ娘達が集まってきましたね!!」
『オニャンコポンがまともな猫だとは最早思ってない』
『人の肩に乗って大人しくしている猫なんて見たことない』
『トレセン学園で二匹くらい見た』
『理事長キャッツ!』
『クソボケキャッツ!』
『クソボケキャッツだとオニャンコポンがクソボケみたいになっちまうー!!』
『風評被害!』
『マンボも可愛いよね』
『羽広げてる写真すこだわ』
『凛々しくてカッコいい感じある』
『会長の腕に止まってるとめちゃくちゃ威厳あって好き』
『東条トレーナーの肩に止まってるのが一番好き』
『ラスボス感ある』
『ん』
『ウマ娘達出てきた』
『ファルコン登場!』
『今日も絶好調っぽい感じやな』
「おー、まず一番人気のファルコンが出てきやがったぜー!!尻尾の揺れも表情も、益々って感じだな!!ドバイ出走決める時もめちゃくちゃやる気出てたって感じだから今日は調子が右肩上がりかー?」
「よさそうデスねー……ん、続いてウララが出てきまシタが、ウララは……んー、普通、って感じでしょうか?悪くはなさそうデスね!」
「だな、不調って程ではなさそうだぜー、脚の張りも中々だしよ。他にも何人か出てきて……お、二番人気のフジマサマーチも出て来たぞ!こっちも調子は………────────ん?」
「……ンン?ンー………────────────どう見ます?」
「────────ある、か?」
『ファルコンが来た!』
『砂の王ファル子』
『ファル子が逃げたら?』
『追うしかなーい!(追いつけないという意)』
『今日も素晴らしい脚の張りですね』
『TS論文の化身』
『それはSSだってこないだ動画で言ってたでしょ』
『え、何それ知らん…』
『フェリスのうまつべのチャンネルにTS論文の体幹トレーニングの見本動画あってそれ』
『SSがヨガウェアで猫トレに介助されながらヨガしてるやつな』
『へー今度見てみよ』
『あのバランスと柔軟性は人間じゃない、いやウマ娘でも無理』
『視聴数が凄い……ですねぇ』
『ウララちゃん!!』
『うーん?』
『ウララちゃん今日は普段よりお静か?』
『ちょっと元気ないかもな』
『革命世代だし頑張ってほしいところさん』
『ファルコンに勝てなくてもいい結果でドバイに行ってほしいな』
『ファル子に肉薄できりゃ世界で勝てる』
『そして出てきたフジマサマーチ』
『こっちも静かな感じか?』
『マーチはいつも冷静やろ』
『ベテランだしな』
『ゴルシとエルがなんか反応してる?』
『えっ何』
『何が見えてんの』
『誰か変なのいる?』
『わからん……俺たちはウマ娘ではないからだ…』
『私はウマ娘ですがよくわかりません!』
『どしたの』
「ん……ああ、いや、よ。マーチの調子だが……静かすぎる?や、違うな…なんつったらいいんだ?溜めてる?こうして画面でじっくり見てっから、なんとなく感じるぜ」
「ンー……こう、スペちゃんを相手にするグラスみたいな雰囲気デース。執念を押し殺している……ような?」
「だがぶっちゃけわかんねー!気のせいじゃあねぇと思うんだけどよー、レース始まったらわかるかもなー。お、ファンファーレだ!!おら鳴けぇコメントどもぉ!!」
『ペーッペペペー』
『ペペペペー』
『ペペペペー』
『ペペッペッペッペー』
『ペペペペペー』
『ペーペペペッペッペッペー』
『ペペペペー』
「最近足並みそろってきたなコメント欄の奴らもよー、何年もやってりゃ慣れてくるかー。さて、んじゃゲート入りだぜ!順番に入っていくなー、大したやつらだぜぇ!!」
「そんなコト言ってるとまたコメント欄で言われ────────ん、なッ!?」
「─────な、なんだァ!?マーチがやべぇぞこれ!?やっぱ隠してやがったッ!!間違いねェ、マーチのヤツ今日のレースに全てを賭けてきた…!!今日のアイツは120%の本気だ!!」
「凄まじい執念が、迸ってるような圧デス!!声などは出していませんが……あんなの隣にいたら集中できまセン!!」
『お前が言うな定期』
『ゲートはちゃんと入、なに?』
『え、どした』
『!?』
『!?』
『顔!!』
『コワイ!!』
『ウマ娘がしちゃいけない形相してますねクォレハ…』
『画面越しにも感じられる圧』
『えっこれファルコンめっちゃマークしてる?』
『ファル子がめちゃくちゃ動揺してる』
『人を○したような表情してて芝も生えない』
『おっと芝』
『この流れは芝』
『芝』
『いつものゲート入りの時の人気順に顔アップする時の画面が面白過ぎた』
『(三番人気ハルウララのうららかな笑顔のアップ)』
『(二番人気フジマサマーチの女の子がしちゃいけない貌のアップ)』
『(一番人気スマートファルコンの隣見てめちゃくちゃびっくりしてる顔のアップ)』
『これはファルコン圧にやられる!?』
『枠隣だしな』
『スタートどうなる?!』
「ファルコンのヤロー相当動揺してやがんな!上手く切り替えられっか!?スタート遅れたら逃げウマ娘としちゃ厳しいだろうぜ…!」
「ゲート入り完了デス!!今、ファルコン先輩が頬を叩いて気合を入れなおしたようですが……」
「どうなる…!?………開いた!!スタートだ!!………揃ったスタート!!」
「出遅れはないですネ!!でも、いつものようなロケットスタートにもなりませんでしたねファルコン先輩…!」
『はじまた』
『また』
『おお珍しい』
『ファルコンが他のウマ娘と並んで出てった!』
『珍しいって感想になるのもすげーよな』
『これまで1~2歩くらいはファルコン先に出てたもんな』
『でも出遅れてはない』
『ゴルシらなかったか…』
『ゴルシが動詞になってるのは芝』
『あんだけ動揺してしっかりスタート切れてんのもすげーな』
「おー、コメ欄も言ってる通り、あんだけ揺さぶられてちゃんとスタートしてんのはすげー。そのあたりは流石ファルコンってところだな!で、いつもの加速は変わらずってところだぜ!」
「得られたアドバンテージは0.5秒にも満たないでしょうネー。ですが、0.5秒ってそれ最終直線で2~3バ身は距離が開くくらいの時間ですからね、ワタシたちウマ娘にとって」
「だな。この仕掛けがどうなるか……先頭はファルコン、その後ろ距離を空けて2番手にマーチがつく形だ!先行集団の先頭を選んだなーマーチは」
「元々マーチ先輩は先行集団、それも前目につけるタイプデス。いい位置取りでしょうねー。しかし、走る気配がただ事じゃないデスね。何かしでかしそうな雰囲気むんむんデス!」
「その後ろ、連なる様に走っていくなー。ウララもいつもの差しの位置で頑張ってるぜ!」
『スタートの波乱から少し落ち着いたか』
『ここまではよく見る形』
『マーチがなんか雰囲気スゲーな』
『ファルコンの背中睨んでるなって走りでわかるのコワイ』
『これが”ベテラン”の力なんだ……!』
『周りのウマ娘もそわそわしとる』
『ファルコンには牽制とかは飛んでない感じ?』
『飛んでるけどまだ大した量じゃないそれよりもマーチ先輩がヤバい@ウマ娘』
『やっぱウマ娘には分かるのか…』
「ああ、アタシらにもマーチが何か仕掛けようとしてるのは雰囲気でわかるぜ……だが、まだ動かねーな。そうこうしてるうちにコーナーに入った!ファルコンがいつものフェリスコーナリングで突っ込んでくぜ!」
「コーナーは抜群に上手いデスねーフェリスの皆さんは。サンデーチーフの教えのおかげデース!…が、フェブラリーステークスはマイルの1600mだからコーナーが一つだけなんデスよね。無論、中盤なのでファルコン先輩にとっては領域も加味して距離を開けるゾーンになりますが……」
「そーな、いつものよーに領域がでりゃーコーナー出口あたりでぶっ飛んでく感じになるか?さて、もう間もなく800m、半分を過ぎるところで……ん、マーチが何かやる!!」
「来ましたね、気配が変わりましタ!!このタイミングは…ファルコン先輩の領域を潰すつもりですね!!」
「ああ、周りのウマ娘達も狙って……牽制飛ばした!!がッ!!それでもファルコンが止まらねぇ!!領域に入りやがったー!!なんてぇやつだ!!」
「ンンー、有マ記念のネイチャのようにはなりませんでしたが、それでも効果は出てるようデスね!!ファルコン先輩の領域の加速、若干鈍ったように見えます!チャンピオンズカップや東京大賞典では見られなかった効果デス!!」
「おー!他のウマ娘もあんだけタイミング合わせりゃ流石の砂の隼も削られるってもんよ!!だがそれでもファルコンがつええ!!まだ独走だ!!第四コーナーを曲がり終えて残りは直線500m!!」
『うおおファルコーン!』
『あんだけマークされても領域入るのか…』
『普通のウマ娘じゃ絶対無理ゾ@ウマ娘』
『だがそれが砂の上のファルコンだったとしたら?』
『それだけやっても止まらないのがすげぇ』
『正直牽制とか領域とか見えないから今日もぶっとばしてるようにしか見えない』
『だが後ろとの距離が徐々に縮まってきてるか?』
『そら最終コーナー近づけばそうよ』
『お、ウララちゃん位置上げてった』
『マーチも加速したか!?』
『いけー!!』
『GO!!』
「こっからは意地の勝負だ!!全員が先頭を走るファルコンを追うために加速するゥ!!……が、やっぱファルコンははえーな!!追いすがれないウマ娘も出てきちまったぜ!」
「デス!!が、後ろからウララが一気にアガってきました!!領域にも入って加速してマス!!距離は長いデスが、届くか…!?」
「残り距離はあるがこっからファルコンは粘るぞ!!ウララはきちぃか!?……いやッ!!ここでマーチがきたァ!!領域突入!!とんでもねぇ末脚をぶっぱなしたー!!」
「鬼気迫る表情デス!!残り400ッ、すごい勢いデスね!?表情が見てるだけでも怖いデース!!」
『うおおお!!!』
『迫る!!ファルコンに迫る!!』
『すっげ追い縋ってる』
『ファル子ー!!逃げきれー!!』
『ファルコンもクソ速ぇよな?』
『後続との距離は離れてるファルコン、マーチがヤバイ』
『ファル子ならそれでも何とかしてくれる…!!』
『マーチが行ったー!!行ったーーーー!!!』
『決めるんだな!!今ここで!!』
『行けー!!カサマツ魂を見せろーー-!!』
『ファル子無敗の王になれーー!!』
『負けるなーー!!』
『マーチが迫る!!迫る!!!』
「残り300m……マーチの野郎どこまでも伸びやがる!!執念だ…!!アイツがあそこまで加速する走りを見せんの初めてじゃねーか!?」
「どうしても勝ちたいのでショウ…!!徐々に、徐々に差が詰まります!!残り200m、1バ身と言ったところ!!」
『うわああああああああああああ』
『熱ちいいいいいいいい!!!!』
『すげー激戦!!』
『行けえええええええええええええ!!!』
『伸びろおおおおおおおお!!!』
『世界一を超えるかマーチ!?』
『ファルコーン!!!奇跡の加速見せてくれえええええええ!!!』
『ファル子しか勝たん!!』
『マーチ!!カサマツ時代から応援してたぞーー!!行けーーー!!!』
『いやこれ行くぞ!?』
『残り100で並んだ!!』
『まだファル子前やろ!!』
『行っけえええええ!!!』
『走れえええええええええええええ!!!!』
『並んだか!?』
『交わした!?』
『マーチ加速したァ!!!!』
『マジかよ!?』
『行ったあああああああああああああああ!!!!!』
『行ったか!?』
『やったのか!?』
『どっちかわかんねー!!!』
『加速はマーチだった……か!?』
「ゴーーーーーーーーーールッッ!!!……凄まじいデッドヒートだったぜぇ!!全く革命世代はホントにいい勝負してくれるよなァ!!!ファルコンとマーチが並んでゴールだぁ!!!」
「最後は完全に二人の世界でしたね!!ウララが4バ身ほど離れた3着でゴールしましたが恐らくウララまでレコードかそれに近いタイムデスねー……いや、すごい物見せられました!!いいレースでした!!」
「それな!執念の力を見せてもらったぜマーチ……って、おん!?倒れそうになったぞ!?」
「ケ!?今っ、ファルコン先輩が支えて……って、サンデーチーフまで来ましたか!?他のトレーナーもウマ娘もぞろぞろ……oh!?猫トレが横たわったマーチ先輩の靴を脱がしてマース!?」
「なんだ、故障か!?猫トレがあそこまで血相変えてくることは早々ねぇぞ!?」
『凄まじい勝負でしたね…』
『革命世代レースでファンの脳焼きがち』
『脳汁ドロドロになるわこんなん』
『いや今年一発目のGⅠから熱いバトルがよぉ…最高かよ』
『ウララちゃんドンマイやったな……』
『タイムで言えば上々よ、ただ上位2人がヤバすぎた』
『この3人がドバイに行くということに安心しかない』
『ん!?』
『あ?』
『!?』
『!?』
『嘘だろ』
『えっちょっと』
『SSと猫トレが慌てて駆け寄ってきたが…?』
『キタハラもカサマツメンバーも来た?え?何?』
『祝福……ってムードではないね』
『え?もしかして故障?』
『マーチの脚…?』
「……もしかして、やっちまったか?最終直線、あんだけの走りを見せたからな…マーチは現役もなげーウマ娘だ、下手すっと……」
「……!!今、猫トレが首を横に振りましタ!それでみんな表情を変えて……ああ……」
「マジかよ……マジかよ!?この後ドバイだってのによぉ!!イッちまったのか……サンデートレーナーが膝枕した状態から立ち上がれそうにもねぇな……あー……それほどまでに振り絞った、ってことなんだろうなぁ。本人はすっきりした表情だけどよぉ…」
「重いケガでないといいのデスが………あ!!結果が出まシタ!!フジマサマーチ先輩が一着デス!!!」
「うおお…!!執念で、脚を犠牲につかんだ勝利……か!!素直には喜べねぇが、あのファルコンに勝ったんだよ!偉業だぜ!!!おらコメ欄の野郎どもぉ!!まずは全力で祝福だ!!!」
『うおおおおおお!!!』
『マーチ一着!!マーチ一着!!!』
『すげええええええええええ!!!!』
『うわあああああファルコーン!!でもマーチすごかった!!』
『マーチおめでとおおおおおおおおおおお!!!!』
『ファルコンに勝つために全てを捧げたんやな…』
『最初から最後まで勝ちに一切の妥協をしなかった』
『その結果がケガってのはお辛い…』
『治れ治れ…早く治れ…』
『ドバイに間に合う怪我だといいんだけど…』
『怪我するほど走るなんて……ってのは部外者の意見だな』
『この勝利を穢したら渾身の一滴まで注いだマーチに失礼になっちまう』
『砂の隼を堕とした砂の麗人を讃えんべ』
『すごかったぞマーチ!!』
『ケガ軽いことを祈るぞ!!』
「よし!!そうだ!!脚がぶっ壊れるほど…ってか、たぶんだけど、壊れてもなお全力で走ったマーチのその勝利に賭ける想いを褒めてやろーぜ!!」
「ゴール直後に故障することなんてないデスからね、恐らくは最終直線で……でも、マーチ先輩は脚を止めなかった。ドバイよりも、マーチ先輩にとってはライバルであるファルコン先輩に勝ちたかった……ってことデスね」
「…ちっと辛い話になるけどよ。実際、めちゃくちゃ大きな怪我だったらそもそも走り続けることができねぇ。アタシはスピカにいたからそれがよくわかる……だからこそ、怪我が軽いことを祈るぜ。真摯にな」
『ゴルシの発言が重すぎる』
『沈黙の日曜日…』
『複雑骨折とか関節がやられてたらそもそも転倒するからな』
『走り終えてしばらくは倒れてなかったしマジで骨折ではないと信じたい』
『でもそれならトレーナー達があんな血相変えて走ってくるか…?』
『不吉なことを言うのはやめやめろ!』
『ウマ娘達のレースで大きな怪我だけは勘弁なんよ』
『何が原因で起きたかわからない怪我とかもあるしな…』
『無事でいてくれ……』
「……ん、処置は終わったみてーだな。流石猫トレだぜ、添え木あててのテーピングって難しいんだけどありゃ完璧だぜ」
「でも、添え木を当てるってことは……折れてます、かねぇ。うーん、言葉が出ないデス……」
「…あ、マーチが泣いて………う、ぁ。ちょっとクるな……!なんつーか、痛いとか悲しいじゃなくて……こう、よぉ!!喜怒哀楽全部が混ざってるみてーな……!!くっ、こち、こちとら生放送中なんだぞぉ……!!ティッシュ……ティッシュどこだ……ぐすっ……!!」
「マーチ先輩が子供みたいに、号泣デス……ぐす、でも、どこか幸せそうデス……!!やり切った、って感じなのでしょうか……!!ゴルシ、ワタシにもティッシュデース!!マスクが、マスクが濡れる……!!」
『うああ……折れてるのか…?』
『猫トレが誤診するはずもないという悲しい信頼』
『マーチよぉ…!』
『ああー……うあー』
『ああああああ』
『駄目だ泣く』
『ケガは悲しいし勝利は嬉しいしマ@チの泣き顔で泣くwこんんな』
『涙が止まらん…』
『途中からタイピングミスっとるが気持ちわかる』
『麗人の涙……』
『変な意味じゃなく綺麗…』
『マーチよぉ……ドバイで走るお前を見たかった…』
『でもその代わりファルコンに勝ってくれたんやぞ……』
『引退とかにならねぇでくれ……』
「ほれエル、ティッシュ…………ずびー!!!ずびびー!!!」
「サンキューデース………ずびびー!!!」
「……ふぅ!」
「……ヨシ!」
『芝』
『芝』
『全力で鼻を嚙むんじゃない!!』
『乙女どもがよぉ…!』
『鼻噛みヨシ!』
『ウマ娘の姿か?これが…』
『雰囲気ぶち壊しだよ』
『いや確かに泣くと鼻水出るが』
『生放送に映ってるんですよ!!』
『ベルモントステークスの時の会長はハンカチで涙を拭うだけだったのに』
『ある意味リセットしたな…』
「ふー……うん、とりあえずはフェブラリーステークス、フジマサマーチの一着だ!ファルコンはハナ差で2着、3着は4バ身差のハルウララだが、ここまでレコードだな」
「マーチ先輩はアイネス先輩とキタちゃんの持ってきた担架に運ばれて行きましたね。ドバイは厳しいかもしれませんが……デスが、今は無事を祈りましょう!レースはとても熱い戦いでした!」
「だな!ケガの具合とか、それぞれのコメントとかは後でウマッターとかで確認しようぜ!一着がケガしてるから今回はどうやら勝利者インタビューはねーようだな」
「の、ようデスねー。ウイニングライブは恐らくセンター不在で行われることになりますか…」
「3人そろってりゃドバイに向けて最高の遠征前ライブになっただろーけどな。しゃーねぇ!!マーチの無事を心よりご祈念申し上げるぜ!!……さて、そんじゃぱかちゅーぶも終わりにすっか」
「インタビューがないですしね。まずはマーチ先輩のお体が心配デス!」
『インタビューないのは寂しいな』
『脚を折っても勝ちたかったその想いを聞きたい所はあった』
『まぁケガだからな』
『ホントお大事に』
『ドバイどうなるかな…』
『今日の負けをファルコンもウララも糧にして頑張ってくれると信じて…!』
「お、そうだ。一応告知あるんだったわ。えー、今世間で話題になってるドバイだけどよー!無論の事ッ!!ぱかちゅーぶGⅠ生放送開催するぜェーーー!!!ドバイは深夜に跨ぐレースだから普段と時間かわっからよろしくな!!詳細決まったらウマッターで告知するぜー!!豪華ゲストも複数名参加予定!!」
「OH!楽しみデース!!…ん、ってことはゴルシはスピカの併走ウマ娘としてはドバイには行かないんデス?」
「おーよ、ドバイって言語がだいたい英語圏だからよー、沖野トレーナーもヴィイも英語は苦労しねぇし。あ、でもスズカが行く予定になってるぜー。逃げウマ娘が革命世代多いからな!!」
『おおドバイ実況してくれるか!!』
『楽しみ楽しみ』
『ドバイって夜にやるんだ』
『◆知らなかったのか───────?』
『最後のドバイワールドカップは日本時間の深夜1:30出走予定だぞ』
『日を跨ぐやん…』
『見ないって選択肢はないけどな』
『全部のレースぶち抜いて行ってくれ…』
「よし!〆るぜ!!今日も見てくれてありがとな!!今日のぱか生はー!?ゴルシちゃんとー!!」
「エルコンドルパサーでお送りしまシター!!」
「みんな、まったなー!!」
「またお会いしまショウ!!」
『おつー』
『おつおつよ』
『お疲れー』
『02』
『乙!』
『しかしマーチの脚心配だな』
『添え木あったから骨折なんかなやっぱり』
『ドバイは厳しいか…』
『いやでもその代償がこの勝利ならしゃーない』
『残念ではあるが今日のレース称えよう』
『ケガしてからなんかファルコンとウララと話してたように見えたね』
『ドバイの事とか話してたんかな…』
『ファルコンはダートで初敗北か……』
『ダートで無敗で駆け抜けるかと思ってた』
『レースに絶対はないんやな』
『あのセクレタリアトだって負けてるんだ』
『会長だって3度の敗北があるしな』
『この敗北を糧にしてドバイ頑張ってほしいな』
『ドバイは一番の得意距離の中距離やし行けると信じている』
『ウララも頑張ってほしいなゴドルフィンマイル』
『マーチが出る予定だったゴールデンシャヒーンは誰も出なくなったか…』
『ドバイはこれで革命世代だけの挑戦になっちまったな』
『まとめ役…まとめ役がいない!』
『フラッシュとアイネスが何とかしてくれるやろ年長だし…』
『ライアンも真面目だしなんとかなる』
『ファルコン()』
『いうて革命世代はまだ黄金世代とかに比べれば大人しいウマ娘たちやで』
『ササヤキ( )』
『声が大きい!』
『普段仲いいしチームワークとかは問題なさそう』
『3月からドバイに行くんだっけ?』
『URAに日程書いてあったで』
『いいレースにしてほしいな』
『革命世代だぞ?全勝だよ』
『いや全勝はきちいやろ』
『日本人だからなんだけど正直どのウマ娘も負けるシーンが思い浮かばん』
『世界は広いと思い知らされる可能性が微レ存』
『世界は広いと思い知らせるんだよォ!!』
『俺たちは革命世代を信じている!』
『世界を革命するレースを…!』
以下、閑話。
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【ウマ娘向け】体幹トレーニング見本動画【TS論文】
「………はい。それではこれから、体幹トレーニングに関する論文についての実演映像を流していきます。解説兼補佐役の立華勝人です」
「実演役のサンデーサイレンス、デス。今日はよろしくお願いしマス」
『きちゃ!』
『ヨガウェアのSS助かる』
『至極真面目な動画助かる』
『本当に参考になります』
「この映像は日本語版と英語吹き替え版で分かれてうまちゅーぶに投稿してますので、英語圏の方はそちらもご覧くださいね。また、ウマ娘の指導現場などでの映像利用は歓迎です。利用ルールなどは概要欄に記載してますので、そちらもご確認ください」
「英語吹き替え版は、アタシらで後から声入れてます。ご確認くだサイ」
『敬語のSS推せる~!』
『教育現場で利用させていただきます。中央目指して頑張ります!@地方トレセン教師』
『英語にも配慮助かる』
『英語の方の再生数えげつないゾ@20XX/02/XX』
「そして、重ねての注意になりますが、本動画で実施している、論文に記載のある体幹トレーニングですが、これはウマ娘向けのトレーニングになってますので、人間の方がやられると体を傷める場合があります。また、当然ですが、鍛えられていない体で全部無理にこなそうとすると怪我の可能性があります。責任は負いかねるので、無理のないペースで実施してください。論文の中に、おおよその成長時期と運動量の目安の記載もありますので、必ず読んでから実施してくださいね」
「アタシがやれるからって全員が同じペースでやれるもんじゃねぇ…ごほん、やれるものでは、ないので。気を付けてくだサイ」
「ニャー」
『オニャンコポンの急なカットインで芝』
『SSの日本語ワイルドでいいよね…』
『サンデーお姉さまの日本語好き…@中央ウマ娘』
『やっぱ生徒からも慕われてんのな』
『まぁレジェンドウマ娘やし』
「ちなみに今日実演いただくSS……サンデーサイレンスは、この体幹トレーニングを極め、仕上げ切ってます。私の個人的評価ですが、間違いなく世界でも至高の筋肉を持つウマ娘です。だからこそ、今日これからやるトレーニングも、正しい姿勢でバッチリと完璧に実演いただくことになります」
「──────ごほん」
『SSの尻尾がめっちゃ揺れてる』
『惚気か?』
『クソボケがよぉ…!』
『クソボケを決めないと生きていけないのかこの男は』
『褒められてテレてるSSからしか接種できない栄養素が存在する』
「ヨガトレーニングなどは、姿勢がしっかりしていないと適切に筋肉に負担をかけられず、トレーニング効果が下がる原因にもなります。正しい姿勢を意識しながらやるようにしてくださいね」
「……アタシと同じ姿勢を取れないって言うウマ娘は柔軟性が不足して、いるので。まずは毎日の柔軟から始めまショー。柔軟も、しっかりと、真剣に取り組めば、体幹が鍛えられマス、ので」
『柔軟は実際大事』
『早く走れるウマ娘みんな柔軟得意だもんな』
『テイオーとかやばいもんね』
『脚を動かすわけだからそりゃね』
「では、早速やっていきましょう。このトレーニングは必ず二人以上で行い、ヨガのポーズにゆっくりと補佐役が負荷をかける形で筋肉を鍛えていきましょうね。それじゃSS、始めてくれる?」
「おォよ……じゃなかった、ハイ。では、まずは論文に記載の通り、プランクから────」
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「……はい。これがねじった横に伸ばすポーズ。正式名称は『パリヴルッタパールシュヴァコーナーサナ』です」
「…………」
『正式名称なんて?』
『名前長いな!?』
『SSのポーズがふつくしい…』
『無理がかなりある姿勢に見えるが!?』
『ウマ娘なら何とかなる』
『まって微動だにしてないSSすごすぎんか?』
「鼠径部の筋肉のストレッチに加え、内転筋・ハムストリング・足首の強化にもなります。柔軟性も求められるので、まずはこのポーズを正しく取れるようになりましょう」
「…どうしても後ろに伸ばす脚がピンと伸ばせない子は、最初の内は膝を床につけてバランスを取りながらでもOK。徐々に脚を伸ばして、体幹でバランスを取れるように」
『いやお前の体幹はおかしい』
『その体勢で涼しい顔なのどうなってんの?』
『画面の前で実践してみたけどどうやったらこれ足を延ばせるの…』
『すごくすごい』
『マジですごい』
「さて、それじゃ補佐役の負荷のかけ方ですが……この体勢では内転筋から重点的に力を籠めます。ので、ウマ娘のこの辺りに手をかけて、体勢が崩れた時に補助できるようにここに、こう体を置いて……ゆっくり、こう、倒していきます………っ」
「……この時、ウマ娘側は、臍の横あたりに力を籠めるイメージで、徐々に加わる力に抵抗するように。ただ、鍛錬が足りないと筋肉が攣るので、無理はしない様に。少なくともこのポーズで1分は耐えられるようになってから、補助は実施しろ…ください」
『えっそんな近づくの』
『トレーナーとウマ娘ならこれくらいはまぁ@ウマ娘』
『ちょっとドキドキしちゃう…』
『画面の向こうはめっちゃ真面目な表情だから微妙に茶化せない』
『そういう動画じゃないからねこれ』
『ってかSSがマジで猫トレ力入れてるのに全く微動だにしないのマジか…』
『つんってつつかれたら倒れちゃいそう』
『SSマジでどんな筋肉してんだ……』
『これがエクリプス賞W受賞ウマ娘の力なんだ』
「……はい。補助役の人も、適切な時間の圧にしましょうね。かなり負担がかかるトレーニングなので、何事も無理は禁物。大切なのは正しい姿勢でやる事と、無理はしない事です」
「……ふぅ」
「それじゃ、次の姿勢に入ろうか。次は上向き弓のポーズです。車輪のポーズ、ともいうかな。正式名称は『ウルドゥヴァダヌラーサナ』と言います」
「…………」
『エッッッ』
『うおっ……デカパイ感謝かな』
『す、すげぇ……揺れてる……』
『この姿勢で修道女は無理でしょ』
『なんたるパイ乙の暴力』
『なんかすげぇNGコメント流れてるんだけど』
『しっ見ちゃいけません』
『ってか角度ヤバくね?ええ…?それで堪えられんの?』
『どうしてSSがその姿勢で微動だにしないの…?』
『画面の前でやってみたがこれ無理ゾ!?』
「背筋、大腰筋、臀筋、内転筋が鍛えられるポーズですね。余裕があれば手と足の距離を縮めてみましょう。ただし、腰に負担がかかるポーズなので、無理はしないでね。腰をやったら大変だから」
「……あー……このポーズ、少しずつ手と足の距離を縮めるようなイメージで、いいデス。アタシがやってる今の距離を最終目標、として。徐々に近づけられるようにしまショウ。無理にやると腰いわすぜ」
「うん。さて、補助ですが……手と足の距離を縮めるために、腰を持ち上げてあげるイメージですね。なので、手足の力が無理なく入れるように、腰を抱えてあげて、こう……で、少しずつ力を抜いて、本人の力で支えられるようにして……慣れてきたら逆に負荷をかけるようにして……」
『社交ダンスみたいな抱え方』
『角度エグっ』
『腰折れそう』
『SSがほっそいからホントに折れそうで怖い』
『どこまで曲がるんだSSの体』
『体幹を極めるとこうなるのか……』
「……はい。こんなところかな。それじゃ、次の姿勢に行きます。次は───────────」