【完結】閃光と隼と風神の駆ける夢   作:そとみち

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161 ぱかちゅーぶっ! ドバイターフ 後編

 

 

 

 

「……ッッ!!まだレースは終わっていない!!!私達が応援しなくてどうするのだっ!!!頑張れみんな、頑張れっ!!!」

 

「っとぉ、そうだったなぁ!!まだだ!!ヴィイ、ぶち込めぇ!!飛ばせーーーーっ!!!意地でも追い縋ってくれぇーーーーーー!!!」

 

「逃げろやササぁーーー!!!差し込めイルイルゥ!!!あと400mやぁ!!世界のてっぺんはすぐそこやぞォ!!!走れェーーーーーーーー!!!!」

 

『行けーーー!!行ってくれーーー!!!』

『会長の一喝で目が覚めたわ 走れーーーー!!!』

『行ける!!まだいける!!!』

『ウィンキスに負けるなぁーーー!!!』

『世界最強がなんぼのもんじゃい!!』

『革命しろォーーー!!!』

『走れえええええええええええええええええええ!!!』

『勝てるって!!行けるって!!!』

『頑張れええええええええ!!!』

『行け!!』

『頑張ってくれーーーー!!』

『うおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

『負けんな……頑張れぇ!!!!』

『頼むううううううう!!!』

『行けーーーー!!走れーーーーー!!』

『頼む……お願いだから勝ってくれ……!!』

 

「残り300……ッ!!ウィンキスが来た!!だがまだ距離はある!!行けっ!!行くしかない、走れっ!!」

 

「頼むぜちっくしょぉ!!じりじり詰められてっけどまだゴールまで距離がある!!!全部振り絞れェーーー!!」

 

「行けーーーーーーーっ!!限界ぶっ壊してカチコ────────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────ゼロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───────ッ!!!ヴィイが、来たッ!!!あの感覚に至りやがったッッッ!!!」

 

「凄まじい加速だッ!!これは……行ける、か!?まるで泰山のように大きな走り……!!」

 

「……っ!!ここでウィンキスも加速してきよったぞ!!あいつ余力を残しとったか!!!行ける!!いけぇ!!!…………ってイルイルも来よったぞォ!?」

 

「なんだァ!?ササヤキのやつも再加速したぞ!?獣みてーに……どんどん……どんどんアイツら速くなっていきやがる!?どうなってやがんだ!?いやもうどうだっていいや!!!走れーーーーーーーーっ!!!行けるーーーーっ!!!」

 

「奇跡を……奇跡を見せてくれ!!!日本が、世界最強に勝つ瞬間を!!ドバイで勝つ姿を見せてくれっ!!!行っけぇーーーーーーー!!!」

 

『うわヴィイすげえ加速!?』

『行ったか!?』

『これが革命世代よ!!!行けえええええええ!!』

『行けるか!?』

『ウィンキスも加速してきた!?』

『バケモンがよぉ!』

『厳しいか!?これでも!?』

『いや来た!?』

『イルイル来た!?』

『イルネル負けてねぇ!!』

『ササちゃんも来たか!?』

『ササちゃん加速したぞ!?』

『逃げて差す!?』

『そのまま大逃げだーーーー!!!逃げ切れぇーーーー!!』

『ウィンキスが迫ってる!!』

『いやウィンキスに迫ってる!!!』

『完全に追いつくぞこれ!!』

『うわ行ける』

『行けえええええええええええええええ』

『勝てるううううううううう!!!走れええええええええ!!!』

『やれーーーっ!!勝てええええええええ!!』

『うわー並ぶ!?』

『並んだ!!』

『並んだか!?残り100!!』

『並んだ!!』

『並んでる!!』

『落ちるな差し切れえええええええええ!!!』

『意地でも抜かせんな!!』

『いけええええええええええええええ!!』

『うあわああああああああああ!!!』

『ああああああああああああああああ!!』

『走れえええええええええええええええ!!』

『誰も譲らねぇ!!!』

『頑張れーーーー!!!』

『祈りが届け…!!』

『夢を!!!』

 

「ッ、今っ、ゴーーーーーールッッ!!!……完っ全に横並びだ!!4人、横並びでゴールしたように見えたぜ!!どっちだ!?誰が勝ったこれ!?」

 

「わからん、私の目にも完全に同着に見えた……!!というか最後、ウィンキスは領域に目覚めていなかったか…!?……凄まじいレースだ……これほどの激戦、ここ数年でも稀であろう……前4人が完全な並びでのゴールとは…!!」

 

「ようやったで3人とも、ホンマに!!あのウィンキスの鬼の末脚に、よう執念でしがみついたわ…!!えっらいレースになってもうたなぁ!!」

 

『うわあああああああああすげええええええええ』

『熱っちぃ!!』

『すげぇレースだった!!』

『とんでもねぇもん見た……』

『最終直線何回加速したよ…?』

『革命世代の底力を見た』

『凄まじい勝負だった』

『ウィンキスの加速はマジで何度見てもバケモンかよ…』

『多分今の全員とんでもないタイムだった』

『どうなってんだ…?』

『勝っててくれたのむ……』

 

「今回のレース……まず間違いなくレコードだろう。凄まじい走りだった、4人とも……言葉にならない、な。恐らくはウィンキス、ヴィクトールピスト、マイルイルネルの3人はラスト3ハロン32秒台前半。大逃げのサクラノササヤキですら34秒台のはずだ。道中、混乱はあれどササヤキの大逃げによってペース自体は速かった。稀に見る高速レースとなったな」

 

「だ、な……いやマジでよく粘ったぜ3人とも、あのウィンキス相手に。写真判定だな……っと、おっとぉ?ヴィイがササイルにケツひっぱたかれたぞ!?」

 

「爆笑したいところでもあるんやが結果が気になり過ぎてよう笑えんぞ!タイミングズレとるぞササイル!!…で、その勢いのままぶっ倒れとるわ。ホンマにもう……さっきまで獣みたいな顔しとったのに、元気やな。でも、一先ず大きなケガとかはなさそうで何よりや。あんだけの速度、体の限界を超えてた可能性もあったからな……」

 

「ああ、立華さんたちも駆けつけてはいない、骨折などはなさそうで何よりだ。……いや、待て。ウィンキスが3人に近づいてきたが……呼吸、整っているな…」

 

『芝』

『これは芝』

『とうとうアイネスねーちゃんに続いてSIOPTの被害者が出たか…』

『ササ(S)イル(I)お尻ぺんぺんタイム(OPT)』

『芝生やしたいけど決着が分かんないからドキドキが止まらないんよ』

『あれやるってことはヴィイちゃんが勝ったのか…?』

『分からん……多分本人たちも今度こそ分かってないかもしれん…』

『あ』

『ウィンキスきた』

『ぜーぜー……してませんねぇ……』

『化物か?』

『ってか手を抜いてた?』

 

「いや、いやいや……流石にあの走りで手を抜いてたってことはねぇと思うぜ。これまでのレースの映像とか見ても、ちゃんと最後まで全力で走るタイプだぜーウィンキスは。ってなると……やっぱ、ゴールの瞬間に領域に目覚めてたか?」

 

「やんな。それしか考えられんやろ。有マでスペやグラスが見せたような…スタミナが一気に回復するタイプの領域に目覚めた、ってことなんやろうな…。……いや怖いな。残り100mの地点で目覚められてたら終わってたで……」

 

「……ゴール後に、ウィンキスが加速したようにも見えた。もしかすればあの領域、加速とスタミナ回復を両立するものかもしれんな。シンプルに強い領域だ。……とはいえ、目覚めていたらというifを語る意味はない。それも含めてその時のウマ娘の実力なのだ。これでウィンキスがさらに強くなったのは事実だろうがな」

 

「んー……まぁ、ほら。革命世代と走るとウマ娘って強くなるじゃん?引き上げられるみてーによー。それが多分、ウィンキスにも作用しちまったんだぜ。ほら、見ろよ。なに話してんのかは知らねーけど、いい笑顔じゃねーかあっちも」

 

「お、ホンマやな!!これまでのレースは走り終わっても仏頂面のまんまやったが、感じ入るもんがあったんやな!へっへ、なんか嬉しくなるなぁ…………っとぉ!?大歓声や!!!結果が出たか!?誰が勝った!?はよ掲示板映せや!!」

 

「──────来たッ!!ヴィクトールピスト一着ッッ!!!!ヴィクトールピスト一着だ!!ウィンキスに勝ったぞ!!!やった!世界最強のウマ娘に……日本が勝ったッ……!!やった、ぁ……!!!ぐすっ……!!」

 

「っしゃあァーーー!!!ヴィイが勝ってくれやがったぁ!!!!……ってかオイオイオイ!!!その下3人が全員二着で同着だぞ!?マジかよ!?アイツら全員世界に並びやがった!!!とんっでもねぇ決着になっちまったーーーっ!!!」

 

「うぅおるぁっしゃああああああああ!!!!チームJAPAN三連勝やああああああああ!!!!見たかこんボケぇ!!!革命世代は世界最強ォォォォッッ!!!!」

 

『ウィンキスがここにきて領域に目覚めた……ってコト!?』

『怖すぎない?』

『どう聞いても強すぎる領域』

『ちょっと手加減してくれ』

『目覚めたのがゴール直前だから加速に至らなかったってことか…?』

『怖すぎる……』

『まぁでも真剣勝負だからな』

『結果が全て』

『それでもまだ勝ったかどうかわからんしな…』

『ドキドキの時間……』

『ウィンキスちゃんの笑顔可愛い』

『とりま今日はこれで3人ほど世界のウマ娘のファンになりました』

『革命世代ライバルのファンも増やしがち』

『いいレースばっかりやるんだもんよ…』

『このレースの決着はマジで歴史に残るだろうな…』

『あ』

『北!!!』

『っしゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!』

『ヴィイちゃん一着!!ヴィイちゃん一着!!』

『勝ったあああああああああああああ!!!』

『すげええええええええええええええ』

『世界最強に勝った!!!勝った!!』

『やべえマジで勝った…!!すげぇ!!』

『レースに絶対はねぇんだよォ!!』

『ヴィイちゃんほんっとよくやった!!』

『偉い』

『【速報】ルドルフ号泣【素材】』

『ルドルフ…俺達も号泣なんだ』

『ってか二着以下表示バグってね?』

『3人同着!?』

『一着だけしか見てなかったから気付かなかった』

『ササイルすげー!!』

『ヤバすぎる……史上初では?』

『伝説……』

『やっべぇわ……なんだこれ夢か…?』

『夢……叶っちまったな……』

『いやマジでこれすげぇ…すげぇとしか言葉が出てこない』

『ゴルシ渾身のガッツポーズ』

『タマさらなる渾身のガッツポーズ』

『タマの動きが最早ポプテピに出演できそうなくらい奇抜な動きで芝』

『絶対このタマのポーズ切り取られて素材になるわ』

『ってかやっぱりレコードだったな』

『掲示板が映像に乗らなかったから右下で控えめに主張するレコード君』

『もう見た』

『知ってた』

『革命世代見ていると大体光ってるからなあの表示……』

『レコードもマジですごいんだけどそれ以上にこのレースは劇的な決着過ぎた』

 

「……っだぁー!!心臓のバクバクが止まんねーぜ!!思わずゴルシちゃん胸に手を当てちゃうぜー……本当に革命世代のレースは心臓に悪いわ……ほれ会長、ティッシュ」

 

「ん、…すまん………世界最強に、勝ったことが、どうしても嬉しくてな……くっ………」

 

「アカンわ……ウチも一枚だけ貰うで。今夜だけでティッシュ使い切ってしまいそうやな……」

 

『画面の向こうの俺らもさっきから涙拭いまくりなんよ』

『ヴィイちゃんも泣いてるしな』

ゴルシのデカパイ感謝…

『ササイルもこの結果なら胸張っていい』

『とうとう会長の鼻かみシーンが!?』

『いやルドルフはやらんやろ』

『タマとゴルシはやる』

『なんや』

 

「……ずびー!!ずびびびー!!!──────ああ、すっきりした」

 

「っぶははははは!!!やったな!?会長やったなぁ!?」

 

「だはははははは!!だっはっはっはっは!!!やったなぁルドルフ!!これでアンタも芸人枠の仲間入りや!!」

 

「ふん、もう知らん!気持ちよく流した涙を拭うのに遠慮など無粋!今年はみんなに親しみを持たれる生徒会長を目指しているのだから問題なし!!」

 

『芝』

『これは芝』

『芝しか生えない』

『芝すぎる』

『広大なターフで芝』

『会長も素が出てきたなぁ!?』

『テンション上がりまくりだからしょうがねぇよなぁ!?』

『クッソ芝』

 

「もうみんなテンションおかしくなっちまってるぜー!!さて……映像に戻っけど、ヴィイがウィンキスの手を取って起き上がったぜ。うん、脚も疲労以上のもんはねぇし安心だ……ウィンキスもフェアなやつだな。気に入ったぜ」

 

「素敵だな。サクラノササヤキとマイルイルネルも立ち上がったな……ん、どうやら3人でウイニングランに向かうようだな。お祭りだ、それくらいは許されるだろう」

 

「チームJAPANの三連勝やからな………向こう正面に来たで。んでもって………お!!ええな!!GLUの決めポーズやんか!!3人揃って!!」

 

「指が3本で、三連勝を表してきたな!!会場は大歓声だぁー!!!改めて勝利の実感がわいてきたぜぇ!!よくやったぞ3人ともーっ!!」

 

「本当に、極限の素晴らしいレースだった。拍手を送ろう……そして、ヴィクトールピストはインタビューに向かったようだ」

 

『うおおおおおおお!!』

『GLUのポーズ!!』

『こーれ新聞の一面を飾りますわ』

『3連勝めでたい!!』

『だがちょっと待て……このままでいくと次勝ったら4連勝で指4本でダブルピースになるのでは!?』

『天才かよ』

『ダブルピースをするフラッシュ…!?』

『ライアンの可能性も捨てがたい』

『見たい…見たいいいいい!!』

『正しい意味で見たい(勝ってほしいという意)』

『くだらないこと言ってないで拍手しような』

『888888888888』

『ホントすげぇレースでした』

『インタビュー始まる』

『場面代わったな』

『ヴィイちゃんと沖トレとスズカか』

 

 

『記者「凄まじいレースを制してお見事。今のお気持ちは?」→ヴィイ「ただひたすらに夢中だった。最後の直線は、正直記憶が飛んでいてよく覚えていない。ただ、日本の夢を叶えるためだけに、走っていたことは覚えている。結果が勝利になったことは素直に嬉しい」→沖野「(号泣)」→スズカ「(沖野の涙を泣き笑いで拭う)」』

『無意識で走ってたのか…』

『あんだけの走りだったからな…』

『それでも最後まで全力で走り切ったの偉い』

『本当に偉い』

『3人とも形相がすさまじかったからな……』

『沖野が号泣しとる』

『沖野も結構チームの子が激熱レースしたとき泣くよね』

『涙もろくて熱い男よ』

『そして隣の景色は譲らないスズカ』

『正妻(真)』

 

「おー……たまーにあるよな。全力の全霊で走り切った後に、夢遊病みてーに記憶があやふやなことって。後から映像とか見ると何やってたか思い出したりするんだけどなー。あとスズカのヤロー世界に見せつけやがって。戻ってきたら覚えてろよあんにゃろ」

 

「全身運動では脳の酸素も薄れるからな。本能で走り抜けることもままあることだ。あとは……初めて、領域に目覚めたりしたときなどは特に、だな」

 

「ウチやルドルフの時代だと、領域に目覚めんのはホンマに追い詰められた時、って感じやったからなぁ。ウチも天皇賞でオグリに追い詰められてようやくやった。あん時の記憶結構飛んでたで」

 

 

『記者「これで日本は三連勝。凄まじい記録。それを成したことをどう思う?」→ヴィ「バトンを繋げたことが嬉しい。ようやくこれで、世代の先輩たちに肩を並べられたと実感を持てた。あとは、心から信頼出来る先輩たちに託します」→沖野「心から勝利を誇るし、最後まで信じていたが、事前に相手の実力など総合的に考えて、ここがチームJAPANにとって最も厳しいレースだと感じていた。それを制したヴィイと、競り合ったサクラノササヤキ、マイルイルネルは本当にすさまじい走りを見せた。このレースで3人とも、一気にレベルアップしたでしょう」』

『前からずっと並んでたよヴィイちゃん』

『有マでも勝ってたやろがい!』

『謙遜できるのが彼女のよさよ』

『そんなヴィイちゃんでもこのレースでようやく実感もてたんやろな…』

『尊い…』

『沖野相当プレッシャーあったんやろな…』

『最後までウマ娘を信じたお前は偉いよ』

『ちゃんとササイルにも言及するの偉い』

『3人で挑んだ世界最強だったからな…』

『大逃げもレース支配も完璧だった』

『本当に偉い』

 

「…これまでもよ、ヴィイは自分の実力がまだ周りに及んでねぇって思ってた。ホープフルステークスで一着を取ったときからよ……あれから、どんな形のレースになっても、たとえ有マで勝っても、そこに完全な実力での勝負だという確信が持てなくなっちまってたんだよな。でも、同じ世代じゃない、世界最強のウマ娘を相手にして勝つことで、ようやく実感できたんだな……自分の力を、信じられるようになった。……よかったなぁ、ヴィイよぉ……!」

 

「……ああ、ゴールドシップの言う通りだ。彼女の謙遜は、裏返せば己への自信のなさの表れだ。十分な実力はあったというのに……けど、それがこのドバイで、ようやく漱がれたのだ。これからのヴィクトールピストは、より強くなるぞ。間違いなく、な」

 

「それに無理矢理肩を並べたササイルもこれから怖くなるでぇ……たとえフラッシュやろうとアイネスやろうと一歩違えれば食われるレベルに成長しよった。これが革命世代や……ああ、熱くなるなぁ!そんな奴らに勝ちたくなってまうよなぁ……!!」

 

『ゴルシの目にも涙』

『温かい話と最高のレースで情緒がぐちゃぐちゃになったんだが?』

『革命世代ホント誰もが負けじとに成長するから無限の可能性』

『だから革命なんだよなぁ……』

『世界に届いた日本の革命!』

『タマ…顔からプリティが零れ落ちているんだ』

『なんや』

『レースの時によくする顔し始めた』

『あーいけませんいけません』

 

 

『記者「最後に一言」→ヴィイ「日本のファンに夢を届けられて、心から誇らしい。この勝利を日本の皆様に捧げます。そして、共にこのレースを走ってくれた全員に感謝と、敬意を。有難うございました!!」→沖野「世界のレベルに日本が達したと確信できた。これからは、国と言う枠を超えてウマ娘達が競い合う、このドバイのような祭典が世界中で増えて、積極的に交流できる機会が増えると嬉しい。…話がずれてしまった。ファンの皆様に、心から応援ありがとう!!」』

『夢を届けてくれてありがとうヴィイちゃん!!』

『本当に夢を見させてもらったわ…』

『ヴィイおめでとう!!』

『心から感謝』

『よく勝ってくれたよ……』

『大ファンになっちまったよ』

『沖野も熱く語るじゃねぇか……』

『実際ドバイみたいに世界中が競い合うようなレースがもっと増えるといいよね』

『ドバイ以外じゃアメリカのブリーダーズカップ、香港国際競走、ロイヤルアスコット…くらいか?』

『凱旋門賞ウィークもそれといえばそれ』

『ただドバイほど大々的にやるところは余りないかもしれん』

『あってもいいよな…1日に何回もGⅠレース開く感じで』

『絶対楽しいゾ』

 

「……ずびびー!!……ふぅ!!ん、これでインタビューも終わりか。それにしたって誇らしい気分だぜ……チームスピカがドバイの勝利者インタビューに出たんだからよぉ!!サブトレーナーとしても鼻が高いぜぇ!!」

 

「君には誰よりも彼女の勝利を誇る権利があるよ、ゴールドシップ。沖野トレーナーが不在の中、チーム運営についてはしっかり頑張っていたことをみんな知っているからね。君が日本で頑張ったからこそ、彼女たちも何の懸念もなくこのドバイに挑めたのだ」

 

「サブトレ同士の繋がりも結構あるよなーウチら。ゴルシは普段はバカばっかりやっとーがサブトレの仕事はきっちり真面目にこなしとるでー。コメ欄のみんなもそこは安心しぃやー」

 

「おいおいちょっとー女子ー!アタシの事そんなに褒めないでよねっ!!爆発しちゃうゾ!!……うし!そんじゃ改めて、チームJAPAN三連勝!!ここまでくるとマジであるぜ!!チームJAPANの全勝がよぉ!!」

 

「ああ、夢物語ではなくなってきたな…このドバイターフを超えられたことがとても大きい。この勢いのまま後2戦、勝ちきってほしいものだ!」

 

「次はドバイシーマクラシックや!!2410m、芝のレースやで!!チームJAPANからはエイシンフラッシュとメジロライアンが参戦っ!!みんなまだ喉枯れとらんやろな!!全力で応援続けていくでぇ!!!」

 

『おうよ!!』

『次も応援任せろ!』

『タマが応援団長みたいだ』

『キング……出番なんだ』

『キングの応援団長コスすっこすこのすこ』

『キングはウララちゃんの応援で現地入りしてるから…』

『ってか現地に行った応援組の中にキングの姿あったぞ』

『マ?』

『今日のオニャンコポンの端っこに写ってた』

『マジかー』

『それじゃあウララちゃんも頑張るわけだ』

『ウララが勝った時号泣だっただろうな……』

『応援にも力が入るぜ』

『いやー現地で応援したかったなぁこのレース』

『ほんそれ』

『画面の向こうからでも声は届くさ』

『次も全力で応援だ!!』

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