【完結】閃光と隼と風神の駆ける夢   作:そとみち

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30 地固め(心) 前編

 俺は今日のトレーニング結果を入力し終えたタブレットを閉じて、ふぅ、とチームハウスの自分用のオフィスチェアに体を預ける。

 オニャンコポンがそんな俺のお腹に乗ってきて、昼寝処を得たり、と寝ようとするが、もうすぐ帰る時間であるのでわしわしと頭を撫でておいた。

 

「うん……トレーニング自体は順調だ」

 

 先日のメイクデビュー後、これからのレースの日程を組み、チーム『フェリス』のメンバーは本格的に走る練習を始めた。

 もちろん体幹トレーニングは疎かにはしていない。ただ、もう十分にインナーマッスルが発達してきた彼女たちに、さらにこれ以上急激に筋肉をつけさせようとしても、物理的な限界がある。

 これからは時間をかけて少しずつ、筋肉の量ではなく質を高めていく必要がある。しなやかさと強靭さを併せ持つダイヤモンドのような筋肉をいずれは身に着けてもらう。

 しかしそれは今すぐに、ではない。今後はレースも本格的になり、他のウマ娘も仕上げてくる。

 より求められるのはスピード、パワー、スタミナ、根性、賢さ…それらの、目に見える能力だ。

 

 そのため、これまでやってきた体幹トレーニングは日々のウォームアップの中で軽く実施するのみに留めて、これからは効率的にそれぞれの能力を高める練習に取り組むことにした。

 

 エイシンフラッシュはその末脚を十分に発揮するためのパワー、および最高速上昇のためのスピード。ジュニア期を終えたら長いレースにも走ってもらうことになるので徐々にスタミナもつける。

 

 スマートファルコンはスタートの加速、および中盤での再加速のためのパワーの更なる強化、そしてその速度を維持したまま走り抜けるスタミナ。そして忘れてはいけない、芝コースへの適性の上昇。

 

 アイネスフウジンは中盤から最終直線に向けて加速を続けるパワーと、相手のウマ娘に最終直線で仕掛けられた際に突き放すスピード。競り合いに負けない勝負根性も磨いておきたい。

 

 それぞれの目的と、それに合った練習は俺のこれまでループし続けた経験の中から適切な練習を選択できている。

 詳細を説明するとまたすごく長くなる(3万字超)ので簡単にまとめるが、スピードは足運びのしなやかさを鍛えられる練習、スタミナは運動中の血中酸素飽和濃度を高める訓練、パワーは純粋な筋力とそれを発揮できる重心移動の練習だ。

 ただ走らせるだけではない、坂路だったり器具訓練だったり水泳だったり、それに見合った練習をすることで脚の消耗を抑えて効率的に練習を積むことができていた。

 ちなみに、ファルコンが芝を走れるようにするための練習については…これこそ一言ではまとめきれない。俺という概念を煮詰めて編み出した信仰にも近い指導法。これを語るのは後日にしよう。

 

 俺はそれらの練習データなどをすべてタブレットに記録し、これまでの成長率とこれから見込める成長など、()()()()()()を見比べながら、愛バそれぞれの練習量、休息時期を調整する。

 今の時点で彼女らの叩き出すタイムを見ても、レースに出走して不安になるような数字にはなっていない。右肩上がりだ。

 なのでこれからのレースも、勝敗という点では大きな心配はしていない。

 

「………けどなぁ。やっぱここがわからん」

 

 しかし練習は順調といえども、俺にはひとつ懸念点があった。

 それは彼女たちのメンタルの部分である。

 

 こう表現すると彼女たちがメンタルを不調としながら練習しているように聞こえるがそうではない。

 時々おやつを提供したり、オニャンコポンを供物に捧げたり…フラッシュは一緒にケーキを買いに出かけたり、ファルコンは野外ライブを聞いたり、アイネスはなぜか俺の家を掃除すると調子が良くなるので、基本的に絶好調をキープできている。

 俺が気にしているのは、()()()の彼女たちの心理面の理解だ。

 

 具体的には、先日のスマートファルコンのレース予定を組み立てた時に己の思い至らなさを自覚した。

 彼女はダートレースの出走、および勝利を求めており、それはもちろんお互いに目線合わせをしたこともあるので間違いなく正しい認識であった。

 ただ、チームメンバーと比較した場合…その時の彼女の心理的な重圧を、俺は考え切れていなかった。

 その場で彼女が声に出してくれたからいい方向に向かったが、それをしないまま練習に入って、今年のレースをダートだけの挑戦で終えていた場合、やはり彼女たちの中でわだかまりが出来ていたことだろう。

 

 正直に言おう。

 俺はチームを0から受け持って育成した経験がない。

 ジュニア期からウマ娘3人を育てる経験は、これまでの世界線でも初めてのことだ。

 

「レースの勝利…敗北…もし同じレースに出走したいってなったら?その時、勝った方と負けた方に、俺はどんな顔をすればいいんだ…?」

 

 俺は既に愛バ達が寮へ帰り、暗くなってきた窓の外の風景を見ながらひとり愚痴る。

 それを聞いたのか、オニャンコポンがニャー、と鳴き声をあげたが、この部屋には俺とこいつだけ。誰に聞かれる心配もない。

 だからこそ、言葉に出して弱音を零した。

 考えれば考えるほど深まるこの悩み。

 

 練習はいい。

 練習は、1人にやらせていたことを3人にやらせるだけだ。同じ練習をさせているわけでもなく一人一人に適切な指導が出来ていると感じるし、それはこれまでのサブトレーナー、引き継いだチームトレーナーとしての経験がカバーしてくれている。

 

 だが、メンタル面はどうだ?

 特にこのジュニア期、まだレースの勝利も敗北も経験が浅い彼女たちが、これから挑むレースで…例えば一人が重賞に勝って、もう一人が負けてしまったときのウマ娘同士のメンタルケアはどうすればいい?

 今後、クラシック期に挑むにあたり、彼女らが同じレースに出た時……俺は、どうしてやればいい?

 他にもいろんなシチュエーションが浮かび、そうしてそれにどう対応するべきか。悩めば悩むほど、ドツボにはまるような感覚があった。

 

「……ま。こんなもん、一人で悩んでたって答えが出るわけないんだよな」

 

 しばらくそうして悩んでいたが、俺は切り替えることにした。

 悩んでいても無駄だ。俺はループを繰り返したことで経験だけは積んでいるが、天才ではないと自覚している。

 自分一人で何でも解決できるような人間ではない。

 

 だからこそ、俺は躊躇わない。他人に頼ることを。

 こういう時こそ、たづなさんにも言ったように、先輩方に頼る時じゃないか。

 

「よし…そうと決まれば話は早いな」

 

 俺はスマホを取りだして、先日交換したLANEの相手…学園で最も権力を持つウマ娘に、先日話した件を進めてもらうようお願いの文面を送った。

 

 

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 翌日。

 俺はカフェテリアの隅っこのほうで一人コーヒーを飲んでいた。

 もちろん隣にはオニャンコポン。こいつは先ほど朝食の猫缶を食べ終えて早速昼寝の構えである。

 

 今日は午前中にある人とお会いすることになっている。

 そのようにルドルフが取り計らってくれていた。

 

「…どうして朝に飲むコーヒーはこんなにうまいのか」

 

 そしてセットで頼んで食べ終えたBLTサンドはなぜこんなにも美味なのか。

 学園7不思議に入れていいと思うのだが、そもそも生徒はこの時間は授業中であり、朝食という意味では人間なんかよりもはるかに食べる彼女たちには恐らくこの風情をわかってはもらえないだろう。

 まぶしく輝く青空に浮かぶ太陽がその光をカフェテリアにも恵み、朝のこの時間は授業で生徒達もおらず、静寂に包まれているここの雰囲気は、ループを繰り返す中でもかなりのグッドシチュエーションであった。

 随分と詩的な感傷に浸っているものである。

 

 そんな風にして若さから来る*1大人びた一杯を楽しんでいると、どうやらお目当ての人が来てくれたようだ。

 かつ、かつとヒールの音を鳴らして、カフェテリアに入ってきたのが見えた。

 俺は席から立ち上がり、尊敬するその先輩に頭を下げてあいさつする。

 

「──────おはようございます、()()()()。今日は急なお願いに応じてもらって有難うございます」

 

 その相手とは、東条ハナ。

 チーム『リギル』を率いる女傑。

 トレセン学園で、この人ほどチーム運営がうまい人はいないだろう。断言できる。

 彼女のもとに集うウマ娘達の結果がそれを証明している。

 

「そんなにかしこまらないで頂戴。練習のない午前中だし、ルドルフにああまで言われては私も貴方には興味があったのだから」

 

「それはまた…恐縮ですね。…何か飲みます?」

 

「そうね、コーヒーを頼めるかしら」

 

「はい。…ルドルフは俺のこと、なんて言ってました?」

 

 俺は東条先輩の分のコーヒーも注文して、カウンターで受け取って持ってくる。

 それにしても先ほどの東条先輩の発言は若干怖い。

 なに?ルドルフなんて言ったの俺のこと?

 

「頓知頓才。機転に富む話術に優れていると思えば、しかし純真無垢。子供のようなまっすぐな想いも持っていて、彼の今後がとても楽しみ…ですって。随分と買われたわね?」

 

「この学園の会長は人を褒めるのがお上手ですね」

 

 ははは。分不相応。

 ルドルフ。ルナちゃん。勝手に俺の周囲に高いハードルを設置するのやめてくれる?

 

 ……さて、そうして軽く挨拶を終えたのち、俺は今日お呼び出しした理由から話すことにした。

 

「…東条先輩もご存じだとは思いますが、今、俺は3人のウマ娘を担当しています」

 

「ええ、もちろん知ってるわ。…貴方のことを知らないトレーナーはいないわ、いろんな意味でね」

 

 その言葉に、俺は苦笑いを返す。

 チームをもってすぐに、理事長やたづなさん、ルドルフらが愛バ達から聞き取りをしてその旨をトレーナー方に説明してくれていたから混乱は起きなかったものの、既に悪目立ちしてしまっている自分の身を改めて反省した。

 

「それはまぁ、そうですよね。…ええ、ですが、俺は彼女たちの想いを受けて、それに応えるために彼女たち3人の担当になることを選びました。その彼女たちに出来ることは()()()()()()()()()。そのためにも俺は…俺一人だけではなく、豊富な知識を、経験を持つ人から教えてもらいたい。東条先輩に、チーム運営の経験が豊富な貴女に、俺は色々と教えてほしくて。今日はそのお願いのためにお呼び出しさせてもらいました」

 

 まず、俺の心情と東条先輩をお呼び出しした理由をすっかり伝えきる。

 下手な誤魔化しや方便は不要だ。たとえ重ねた経験は周回している俺のほうが上でも、チーム運営という点においては彼女に勝るところなど俺にはない。

 そんな、どの世界線でも頂点に近い名トレーナーである彼女だからこそ、何としても教えを乞う必要がある。

 

「…そう。今日呼び出された理由はこれでわかったわ。…けれど、立華トレーナー」

 

「はい。なんでしょうか」

 

「貴方は既に、立派にチームをまとめているのではなくて?聞いたわよ、先日のメイクデビュー…3人とも、見事に勝利したと。スマートファルコンなんかはレースレコードを更新したとも」

 

「…ご存じでしたか。恐縮です」

 

「それはね、いずれライバルになる相手だもの。レースの情報は把握しているわ…ああ、そうね。言うのが遅れたけれど、担当の初勝利、おめでとう」

 

「ありがとうございます。もちろん彼女たち3人の頑張りによるものですが…嬉しいです」

 

 柔らかい雰囲気になって、俺に励みの祝福をかけてくれる東条先輩に、素直に感謝を返して頭を下げる。

 優しい人だ。ともすれば先輩トレーナー方の中では目の下のたんこぶとでも言おうか、新人のくせに才能あるウマ娘を…と言われかねないそんな俺に、しかし心から祝福をしてくれるのだ。

 キツ目に見えるその瞳に、しかしこういった優しさがあるからこそリギルのウマ娘達もついて行っているのだろう。

 

 やはり尊敬しかない。

 それはそれとして話の流れがルドルフそっくりだったので、親は子に似るのか、子は親に似るのか、なんて少し思ったりもした。

 

「…そうね、それだけ順調な滑り出しを見せている。もしこれで勝ち切れず、あれほど才能あるウマ娘をつぶすようだったら、リギルで無理やり彼女たちを引き取ろうかなんて考えていたのだけれど」

 

「急に怖い話にシフトしないでいただけますか?」

 

「冗談よ、半分ね。…そう、それだけ上手にチームを運営できているじゃない。私から聞くことなんてあるのかしら?」

 

 しかしそのうえで、東条先輩は改めてアドバイスをすることなどあるのだろうか、と俺に問いかける。

 恐らく半分は純粋に練習指導の面では心配しないでいてくれているのだろう。ルドルフから俺の指導論について聞いているだろうとは予想できる。

 もう半分は、これはトレーナーとしては本来然るべき考えで…自分の育成論は、トレーナーにとっては己の財産だ。

 何の理由もなしに、いきなり助力を乞われたからと言って不用意に教えるものではないという当たり前の判断。

 

 その考えももちろん理解している。これまでの世界線でだってそういったトレーナー間でのやり取りを見てきたのだから。

 だが、それでもだ。

 だからここで、俺は一つの交渉の材料を取り出す。

 

「それでも、聞きたいんです。…さっきも言った通り、俺はまだ新人で、彼女たちのことをこのままだと上手に導けない恐れがある、いやそうなる可能性がある…と、危惧しています。そしてそれだけは絶対にあっちゃならない…彼女たちの為に」

 

「………」

 

「だから、東条先輩から教えてほしいことがたくさんあります。勿論、それを無条件で教えてほしいなんてずうずうしいことは言わない。俺からも、東条先輩の得になりそうな話を持ってきています。交換条件ではどうですか」

 

「…あら?…そう、少し面白い話になってきたわね」

 

 俺は、改めて今日のお願いの切り札として持ってきたものをバッグから取り出した。

 これで東条先輩が俺のことも認めてくれて、チーム運営の…特にウマ娘達のメンタル管理のコツを教えてくれればいいのだが。

 

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 東条ハナは、この目の前の男…新人トレーナーである立華の、その想いをぶつけられて少々困惑をしていた。

 

 この立華という男は、先日の選抜レースからトレーナー間では大変な有名人である。

 なにせ、選抜レースでぶっちぎりの成績を残した3人を一度に担当することになった新人トレーナーだ。

 その時はトレーナーたちの間では結構な混乱もあった。その後、理事長やたづな氏、ルドルフからの…彼がどのようにして彼女たち3人に選ばれたのか、その経過の説明もあって、彼がその整った顔や飼い猫などで誘ったのではなく、しっかりとした実力を持つトレーナーだという認識が広まったため、ひとまずの収まりを見せたが。

 東条としても、この新人のトレーナーが、どのような想いで3人も担当を持つことになり、そしてどう考えているのか若干の興味があった。

 

 そして、それを今日、正面から急にぶつけられた。

 なるほど。

 なるほど。

 これは、ウマ娘には、効く。

 

(…天然のウマたらしね。アイツ(沖野)にそっくりだわ…)

 

 秘めたる熱意。その情熱を言の葉に乗せるときの強い眼差し。

 どこかで見たことがあるような、若いころの()()()を思い出させるような彼の様子に内心でため息をつく。

 墜とされてしまった彼の担当するウマ娘たちへ、女という同性の視点から心底同情した。

 とんでもないのに捕まったわね、と。

 

「───────私から聞くことなんて、あるのかしら?」

 

 話の流れで、一先ずとして東条は立華へ安易に自分の持つノウハウを教授することを遠慮した。

 やはり自分の持つ経験のそれは財産であるという面もあるし、また、実際にこうして話してみれば、熱を持ったトレーナーだということはわかった。

 若いうちはその熱さえあれば十分だとも思う。失敗もあるだろうが、それは担当のウマ娘達と共に乗り越え、成長していけばよいのだと。そして失敗をしたときにこそ、相談に乗ってもよいと。

 

 しかし、彼が続けて結んだ言葉は、聞きようによっては()()()()()()()ような、強い信念。

 この立華という男は、わずかな可能性であっても、己の努力が足りていないと思えばそれを甘受できないのだ。

 ウマ娘のために出来ることがあればどんなことでも躊躇いなく進んでやってみせる。

 そんな執念すら感じられる気迫に、内心ではわずかにたじろいだ。

 

(奇妙な男。…若いのに、安易な想定に逃げることなく、困難でも着実な道を歩もうとする…どんなふうに()()()のかしらね)

 

 まぁ、しかし。

 ここまで熱意を聞けばそれを無下にするほど東条という女は心が冷たいわけではない。

 想いは担当するウマ娘達に向けられているわけだし、ルドルフに話をもらった手前もあるし、今日はちゃんと聞かれればしっかり教えてあげようという気持ちにはなっていた。

 だがそんな中でまた目の前の男が若干の暴走を見せる。そんなところまであのバカ(沖野)に似なくてもいいものを。

 普通に教える気にはなっていたのに謎の交換条件が出てきた。…私に得があるような話?

 

「…少し面白い話になってきたわね」

 

「きっと、東条先輩にとっても悪い話ではないです。俺にとっても。…一先ずこちらをどうぞ」

 

 そうして彼のバッグから取り出されたものはタブレット。

 一般的にトレーナーがウマ娘の記録管理に利用する、学園から支給されたタブレットだ。

 市場で売られている中でも高性能な一品。基本的にどのトレーナーもこのタブレットは保有しており、学内の一斉の連絡などはこちらに送られる。

 

「…タブレット?私に何を見せたいというの?」

 

 それなら当然東条も持っている。主な用途としては学園で開発されているウマ娘指導記録管理のアプリの利用のためだ。

 紙媒体を用いて記帳するトレーナーもそこそこいるが、東条は電子機器に苦手意識もなく、アプリの管理機能を適切に使いこなしていた。

 いったい何を見せたいというのだろうか。

 

「ええ、見せたいものはこちらです」

 

 指先で操作をして、立華が画面をこちらに向けてくる。

 それを一目見て、東条は、見慣れぬ画面に首を傾げ……しばらく、観察をして。

 

 

 ──魂消(たまげ)た。

*1
精一杯の心理的抵抗




芝適性を上昇させる練習方法については今後描写の予定がないです。
ウララとトレーナーが積み上げた歴史とその結果だけが証明するものなので、前作をご一読いただいてご理解のほどよろしくお願いいたします。


立華君迷走回。
ゼロから三人の担当になるという初めての経験で迷いが生まれてます。そのうち治ります。

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