冠トリガー "刃王剣十聖刃"   作:パン=プキン

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2話目です。3話目制作中です。
原作改変があって戦う相手とか変更があります。

ご了承下さい。


冠トリガー "刃王剣十聖刃"2話

迅「おいおい、真っ平らじゃんか…天羽」

 

迅の目の前には隕石でも落ちたのではないかと間違われる程の光景が広がりその手前の岩に座る少年を見ていた。

 

天羽「迅さん……」

 

迅「おまえなーもうちょっと加減しろよ」

 

天羽「やだよ、めんどくさい……」

 

"天羽月彦"

現在"風刃"を手放している迅とは別の黒トリガーを使い今回の大規模侵攻の防衛の一角を任されている少年だった。

 

天羽「どいつもこいつも、つまんない色のザコばっか……全然やる気が起きないよ……」

 

迅「うんうん、余裕があって良いことだ……悪いんだけどさ、お前俺の担当もやってくんない?基地の西っかわ」

 

天羽「ええー……なんで……?」

 

迅「そろそろ敵さんが動き始める。 俺も行った方が良さそうだ」

 

迅の言葉に天羽はめんどくさそうにしながらも基地の西側に向かおうと立ち上がると二人の前に一つのゲートが発生した。

 

天羽はまた来たかとため息を吐きながら応戦しようとすると迅が止めに入る。

 

迅「あー、攻撃しなくて良いよ天羽……帰って来たみたいだ」

 

天羽「…?……ああ…全く紛らわしいな」

 

迅「めちゃくちゃ良いタイミングで戻って来たな」

 

迅は嬉しそうに天羽はため息を吐きながらも目の前に発生したゲートを見る。

 

ゲートから現れた男を見て迅と天羽は近付き声を掛ける。

 

迅「おかえり〜刃さん、ナイスタイミング!!」

 

迅が代表で声を掛けるとゲートから現れた男が振り向く。

 

刃「?……おおー悠一!!久しぶりだな…月彦も元気だったか?」

 

この男こそ迅や天羽が使う黒トリガーを超える"冠トリガー"を使う今作の主人公"神無月 刃"である。

 

刃「……と、今はそんなこと言ってる場合じゃないか……悠一…俺は何処に行けば良い?」

 

刃はすぐに状況を理解し"未来が見えるサイドエフェクト"を持った迅に指示を煽った。

 

迅「頼もしいなぁ…じゃあ刃さんにはーー。」

 

刃「了解だ……月彦もこっち側は頼んだぞ…」

 

天羽「ハイハイ、こっちはつまんないから…早く終わらせてきて…」

 

刃「ふふ…最光だな!!」

 

ボーダーS級メンバーが揃い刃は笑顔を見せる。

 

"刃王剣十聖刃"!!

 

刃は己が扱う冠トリガー"刃王剣十聖刃"を腰に巻いた聖剣ソードライバーに納刀する。

 

ブレイブドラゴン

 

右手に握る赤い機械仕掛けの本を開くと音が鳴り響く。

 

かつて全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた……。

 

刃は機械仕掛けの本を閉じ、聖剣ソードライバーにセットする。

 

ベルトにセットすると今度はベルトから待機音が鳴り響く。

 

刃は目を閉じ納刀した聖剣を握り締め聖剣を抜刀する。

 

ジャキーン!!

 

聖刃抜刀!!

 

ソードライバーから聖剣を抜刀しトリガーを起動する。

 

刃「変身!!」

 

"〜刃〜王〜剣〜十〜聖〜刃〜!!"

 

"創世の〜十字〜!!"

 

"煌めく星たちの奇跡とともに〜!!"

 

気高き力よ!!勇気〜の炎〜!!

 

クロスセイバー!!

 

クロスセイバー!!

 

クロスセイバー!!

 

交わる十本の剣!!

 

刃がトリガーを起動すると刃を中心に十本の聖剣と蒼いドラゴンが周囲を飛び交い刃へと吸い込まれ鎧のようなものが形成される。

 

最後に刃は刃王剣十聖刃を二回正面に振ると二本の斬撃が形成され刃の顔に装着され遂にボーダー最強の仮面の戦士が誕生する。

 

光が収まるとそこには夜空のような蒼いボディに所々に星の意匠が成されている鎧の戦士が居た。

 

刃「さて……行くぞ!!」

 

迅、天羽『了解……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして刃の冠トリガーを起動した事により二つの組織と空閑の相棒のレプリカのトリオンを測定する機器が狂ったように動き出す。

 

 

鬼怒田「なんだぁ!!⁉︎何が起こっとるっ⁉︎⁉︎」

 

沢村「トリオン機器が何かとんでもないものを感知した模様!!計器が止まりません⁉︎」

 

忍田「これは⁉︎」

 

城戸「…………」

 

ボーダーの責任者たちが慌てる中迅から連絡が入る。

 

迅「あ〜本部の皆さーん。今、神無月さんが戻ってきて変身したから…そっち計測機狂っちゃうかも〜」

 

忍田「何⁉︎神無月が戻ってきたのか?心強いがーー。」

 

鬼怒田「あんの!!バカタレッ!!いきなり変身は止めろとあれほど言うとるのに!!!!⁉︎」

 

忍田「しかし、一気に戦況が変わる事に変わりない……」

 

城戸「戻ってきて早々…悪いが働いてもらおう」

 

ボーダーは神無月隊員の帰還に喜び状況は変化するーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

場面変わりーー。

 

大規模侵攻を仕掛けた、敵国ーーアフトクラトル。

アフトクラトルの敵陣の船にも膨大な情報量が飛び込んできた。

 

ミラ「隊長これは……⁉︎」

 

ハイレイン「我々の黒トリガーを凌駕する数値……⁉︎これは⁉︎」

 

ハイレインーー。今回のアフトクラトルの指揮をする隊長であり黒トリガーを使う男である。

ミラーー。ハイレインの隣にいるのは赤黒い髪をボブに揃えた黒トリガー使いの女ミラである。

 

普段冷静に物事を運ぶ二人も自身が扱う黒トリガーのトリオン値を遥かに凌駕する数値に驚愕する。

 

ハイレインは目を閉じて思案し立ち上がる。

 

ミラ「隊長……どうなされますか⁉︎」

 

ハイレイン「ミラ…窓を開けてくれ、出る気は無かったが俺が出よう」

 

ミラは直ぐに自身のトリガーの能力を使って"大窓"を出す。

 

ハイレインはこの異常なトリオン反応について考えながらミラが出現させた"大窓"を通る。

 

(この数値黒トリガー以上……だとすると……⁉︎…まさか冠トリガーか……⁉︎ 厄介な存在が玄界(ミデン)にはいるな……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー。

 

 

 

レプリカ「むっ……この反応は……?」

 

空閑「どうした?レプリカ…」

 

レプリカ「今迄計測したことの無いトリオンを計測した……恐らく以前迅が話していた冠トリガーを扱う者だろう……しかしこれは⁉︎」

 

嵐山「どうしたんだ?」

 

レプリカは計測した数値を見て驚愕していた。これ程のトリオン値を未だかつて見たことがないからだ。

 

レプリカ「嵐山…黒トリガー以上のトリオン値を計測したのだが……この反応はボーダーの冠トリガーで間違い無いか?」

 

レプリカは現在空閑と行動を共にしている嵐山隊隊長の嵐山に尋ねる。

 

嵐山「黒トリガー以上?……冠トリガーだとしたら、刃さんだな」

 

空閑「刃?それが冠トリガーを使う人なのか?レプリカが驚くんだ、会うのが楽しみだ…」

 

空閑は未だ冠トリガーを直で見たことが無いため楽しみな様子だった。

 

レプリカ(まさか冠トリガーがこれ程とは……)

 

レプリカが冠トリガーの力について考えていると空閑たちの前に迅が到着した。

 

迅「おー、頑張ってるな遊真……」

 

空閑「迅さん」

 

嵐山「迅!!お前西部地区はどうした?」

 

迅「天羽に頼んできた。それに刃さんも帰ってきたからな」

 

嵐山「やっぱり帰ってきたのか……心強いな!!」

 

嵐山も刃の帰還に喜びを表していた。

 

迅「悪いんだけど嵐山…遊真借りてっていいか?」

 

嵐山「お前が動くってことはこの先の未来で何かが起こるのか?」

 

迅「ああ、そのために遊真の力が必要なんだ…」

 

空閑、迅は三雲たちを救う未来に向けて動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー。

 

 

刃「ふむ……気配からして黒トリガーか……?しかも強いな」

 

ハイレイン「全身に装甲、剣……黒トリガー以上のトリオン。 やはり冠トリガーか……」

 

 

仮面の戦士とアフトクラトルの黒トリガーが激突するーー。

 

 

 

 




刃は色んな人と仲が良く皆んなに慕われてます。

恋人は加古 望
親友は風間 蒼也です。

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