お待たせしました。
望とのデート回です。
短い上に内容も薄いのですが許してください…
対魔忍の方でもデート回とかやってなかった弊害が出てしまった。
もっと頑張ります。
後少しだけ刃の過去を書きました。
良かったら見てください。
刃「望…準備は出来たか?」
望「ごめんなさい…待たせたわね」
今日は望とのデートの日。
刃は望とマンションに同棲しており二人は刃のバイクに跨る。
望「久しぶりのデート❤️何処に行く?」
刃「前は山だったからな…今日は少し遠くに行くか?ぶらりと食べ歩きしながら」
望「いいわね!奢ってね!特級戦功さん!」
刃「ハイハイ…仰せのままに、お嬢様!」
刃はエンジンを起動しバイクを走らせる。
走行中刃の腰に腕を回す望が質問をする。
望「記者会見の時そばにいたんでしょ?黒トリガーの子や話題の三雲君はどうだった?」
刃「んっ?遊真と修か…まだあんまり話してないが…いいコンビだったぞ…もう一人の女の子も入れてA級になって遠征部隊を目指すらしい」
望「あら?そうなの…ランク戦が楽しみね!」
刃「ああ!あいつらなら…特に遊真は鋼や雅人、達人ともやりあえるだろうし…女の子もトリオンがエグいみたいだし…修は蒼也と一回相討ちまで持ち込んでるって聞いたし、経験を積めば面白くなりそうだ」
望「へぇ〜上位アタッカー級の子、トリオンがすごい子、風間さんに引
き分けた子…」
刃と望は今後始まるランク戦について話しながら、バイクを走らせる。
ーー。
刃「ほれ。バニラとイチゴのミックス」
望「ありがとう♪」
刃は買ってきたソフトクリームを望に手渡す。
望はバニラとイチゴのミックス。
刃はバニラと抹茶のミックス。
二人はバイクを停めて食べ歩きを始めていた。
望「ねっ!刃君のも頂戴♪」
望の頼みに刃は快く了承する。
刃「んっ?ほれ…バニラと抹茶」
刃がソフトクリームを望に向けると望は空いた片手で髪を抑えながらソフトクリームをペロッと舐める。
刃はその望の色っぽさに目を惹かれる。
望「んっ♪美味しい…はい、刃君もどうぞ」
刃「あ、ああ…ありがとう」
望から声を掛けられ、我に帰ると望の持つソフトクリームを口に含む
刃「うん…美味しいな」
望「今…見惚れてたでしょう❤️」
望にはお見通しだなと刃は苦笑いをする。
刃「歳上をあんまり揶揄うな…」
望「あら!一歳しか変わらないじゃない…」
刃「それでもだ…ほら、行くぞ」
刃は逃げるように歩いていく。
望はそんな刃を見て笑みをこぼすのであった。
しかし望も後を追おうとすると刃が振り向く。
望は不思議そうな顔をするとーー。
刃「ほら、行くぞ。」テ ギュッ
望「あ……///」
刃「繋ぐか?」
望「え、ええ///」 ダキッ
刃「お、おい……」
望「別にいいでしょ?腕に抱きつくくらい♪」
刃「………好きにしろ」
望「ええ♪」
刃「………随分上機嫌だな。」
望「久しぶりのデートだもの♪上機嫌にもなるわ」
望は満面な笑みで刃に顔を向ける。
望「刃くんは嬉しくないの?」
望の言葉に刃も答える。
刃「あっ?嬉しいに決まってるだろ…」
望「ふふ♪」ギュッ
二人の距離は必然的により近くなるのだった。
ーー。
二人は再びバイクに満開の桜を見に来ていた。
刃「満開のタイミングに来れて良かったな…」
望「そうね。桜は直ぐに散っちゃうからね」
二人は桜が綺麗に咲くと言われている場所に訪れ、昼食を食べていた。
刃「んっ、やっぱり美味いな…」
望「あら〜刃くんのも、美味しいわよ」
料理はお互いに上手く、刃は望に、望は刃に、お昼のお弁当を作って桜道でお弁当を食べていた。
刃「ふぅ〜美味かったよ…ありがとう」
望「お粗末さま…私もご馳走様♪」
二人はお弁当を食べ終え、刃は望に膝枕をしてもらっていた。
刃「足痛くないか?痛かったら変わるぞ」
望「ううん…平気よ♪」
刃は頭を起こそうとするが望は首を振って刃をもう一度寝かせる。
望「ボーダーの仕事の他に刃くんには使命があるんだから、こういう時はゆっくり休んで…」
望は刃の頭を撫でながら、休むように促す。
刃は平気だと言おうとしたが言っても無駄だと直ぐに悟る。
自分の瞼が次第に重くなっているのを感じる。
それに望は以外と頑なだからとーー。
刃(望には敵わないな…)
刃は観念して望に頭を預ける。
刃「なら…お言葉に甘える。少し寝てもいいか?」
望「ええ、いいわよ♪お休みなさい」
その言葉と同時に刃は眠りに落ちるのだった。
ーー。
刃(……ん?此処は?)
刃は風を感じ目を開ける。だがそこに先ほど寝ていた桜が咲いている場所ではなかった。
刃(ワンダー……か?)
そこは刃が"刃王剣十聖刃"を手にした幻の星…ワンダーだった。
しかし今刃が見ている景色は美しい景色とはかけ離れていた。
刃(一面焼け野原…聞こえるのは戦いの音と悲鳴…)
刃が見ているのはかつて刃がワンダーに流れ着いた時の景色だった。
刃(思えばとんでもない時に流れ着いてたんだな俺は…)
時間が経つと刃が見ている景色が変わる。
その景色はまだ若い刃が初めて"刃王剣十聖刃"を手にした時だった。
???(刃…こんな辛い役割を押し付けてすまない…)
刃(???さん⁉︎…そんなこと言わないでください。俺が、俺のせいで)
???(自分を責めるな…)
刃(でも⁉︎でもっ⁉︎)
???(覚悟を変えた先に希望はある)
刃(それって…)
???(俺の師匠の言葉だ。俺はこれまでこの言葉を胸に戦ってきた。お前にこの聖剣と共に託す)
刃(………………ハイ!)
景色が変わりいつものワンダーの姿に戻る。
刃(あの日…冠トリガーの"刃王剣十聖刃"とあの人の言葉を継いだんだ)
景色が元に戻ったためか刃の意識が浮上する。
刃(???さん…必ず約束は果たします。見守っていてください)
刃(無銘剣虚無…必ず見つけ出す。そして奴は必ずこの手で斬る!)
ーー。
刃が目を覚ますと望と目が合う。
望「起きた?」
ニコリと笑う望を見た後に刃は辺りを見る。
辺りは既に太陽が落ち始めオレンジ色の空にはなりつつあった。
刃「……⁉︎俺何時間寝てた?」
望「……?三時間ぐらいかしら…?」
刃は望の言葉を聞き唖然とする。
刃「そんなに寝てたのか⁉︎…すまん埋め合わせは必ずする」
刃が身体を起こしすぐさま望に謝る。
望「良いのよ…刃くんの寝顔も見れたし、彼氏のそばに居るだけで幸せよ♪」
望は首を振って平気だと伝える。
望「刃くんも人間だもの…そんな日もあるわ♪」
刃「……ありがとう……」
刃はお礼を言うと望に顔を近付ける。
望もすぐに察し目を閉じる。
夕日に照られさる影がゆっくりと重なる。
刃「さて……帰るか?」
望「ええ。帰りましょう♪」
刃はお弁当など片付けると立ち上がる。
ふと望を見ると何故か望は未だに座っておりじーっと刃を見ていた。
刃「どうした?望?」
刃が首を傾げると望は両手を伸ばしーー。
望「……足が痺れちゃった♪」キラりんっ
得意げに笑う望を見て刃も吹き出す。
刃「……ぷっ…はははははっっ!!」
望「……クスクス♪」
暫く二人で笑い合う時間が続くのだった。
次回は刃と同い年メンバーで飲む話です。
メンバー
・風間 蒼也
・木崎 レイジ
・諏訪 洸太郎
・寺島 雷蔵
また遅くなるかもしれませんが待って頂ければ幸いです。
感想やコメント待ってます。
ありがとうございました。