岡山発特急「やくも」の殺意   作:新庄雄太郎

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そして、次の日に特急「やくも」に乗って見ることにした。


第4章 謎を解いた犯行列車トリック

南と高山と小海は、早速犯人が使った列車トリックの謎を解くため午前7時07分発の東海道新幹線「ひかり3号」に乗って岡山へ向かった。

 

「高山、「ひかり」に乗ったら岡山へ到着するのは何時だ。」

 

「えーと、えーと、東京から岡山までは東海道・山陽新幹線に乗れば岡山へ到着するのは10時52分です。」

 

と、高山は言った。

 

「被害者の尾山社長は広島へ行った後に岡山で特急「やくも」に乗ったんでしょ。」

 

「そうだ小海。」

 

「それで、犯人は?。」

 

「新宿中央署の刑事の話だと、若い女性と思われる。」

 

「なるほど、犯人は偽の車内販売員に変装したって事か。」

 

「その可能性はある。」

 

「と言う事は、犯行は伯備線と山陰本線の間って事も考えられるわ。」

 

「うん。」

 

「とにかく、特急「やくも3号」に乗れば何か分かるかもしれん。」

 

「主任、早速乗って見ましょう。」

 

「後、車掌にも聞き込みしてみますわ。」

 

と、小海は言った。

 

南と高山と小海が乗った新幹線「ひかり3号」は10時52分に到着した。

 

「あれが、「やくも」ね。」

 

「よし、乗るぞ。」

 

「はい。」

 

早速、高山達は11時00分発の特急「やくも3号」に乗り込んだ。

 

「尾山は、このグリーン車に乗っていたな。」

 

「ええ、ここに座っていた。」

 

「そして、車内販売でジュースを買った。」

 

「しかし、グリーン車ではこんなサービスはしていないって。」

 

「わかったんだよ、犯人はかごを持って販売したんだ。」

 

「なるほど、グリーン車のサービスをするのを利用して犯行を計画したのか。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、車掌が発見したのは。」根雨から米子の間って事か。」

 

「はい。」

 

そこへ、車内販売のワゴンがやって来た。

 

「あのー、すいません私は鉄道公安隊の物ですが。」

 

「はい、何でしょうか。」

 

「実はですね、ここで殺人事件があったんだけど。」

 

「ええ、知ってますけど。」

 

「事件当日は、あなたが販売していたんですか。」

 

「ええ。」

 

「その時に、何か気づいたことはありませんか。」

 

「そうね、その人は倉敷から乗って来たので研修生と思っていたんです。」

 

「なるほど。」

 

「でも、その女性は生山辺りで下車しました。」

 

「なるほど。」

 

「その時に、何か持っていました。」

 

「ああ、何かかごみたいなものを持っていました。」

 

「そうですか、ありがとう。」

 

そこへ、南は高山と小海に報告した。

 

「えっ、その女性は生山で下車した。」

 

「ええ。」

 

「やはり、その女が怪しいって事ね。」

 

「ええ。」

 

「これで、わかったぞ。」

 

「本当なの、高山君。」

 

「偽の販売員は倉敷から乗り、グリーン車でジュースを買った、そして生山で下車した。」

 

「なるほど、ジュースを飲んだ後に毒殺したって事ね。」

 

「うん、と言う事は死亡時刻は生山から米子の間ね。」

 

「そうだ。」

 

「後は、鳥取県警に任せておこう。」

 

「ええ。」

 

そして、南はすぐに鳥取県警・米子署に連絡し、事件の事を説明した。

 

「後は、逮捕するだけね。」

 

「ええ。」

 

 




そして、犯人は誰なのか?
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