「犯人は、あの女か。」
「はい。」
「それで、どこへ行くのだろうか。」
「ええ、早速その女を逮捕しましょう。」
「ええ。」
そこへ、高山の携帯に電話が入った。
「はい、えっ、犯人はもう1人の共犯がいた。」
「ええ、今桜井と松本が確保したが、名前は北見 大輔だ。」
「と言う事は、女の共犯は北見か。」
「ああ、そうだ。」
と、電話を切った。
「主任、小海さん。」
「どうした、高山。」
「北見の部屋を調べていたら、新東京国際空港行の成田エクスプレスの特急券とフィリピン行の飛行機のチケットが見つかったそうです。」
「そうか、安曇は北見と一緒に海外へ逃亡するのか。」
「ええ。」
「それで、犯人は。」
「空港へ向かっています。」
「よし、我々も空港へ向かうぞ。」
そう言って、南と高山と小海は新東京国際空港へ向かった。
「すぐに警視庁に連絡しておきました。」
「よし、空港には警官を配置しておきました。」
「そうか、逮捕は時間の問題だ。」
「よかった、まだ離陸は始まっていないようです。」
「すでに、空港警察と刑事たちが張り込んでいますから。」
「うん。」
「居た、安曇です。」
「よし、行くぞ。」
「はい。」
安曇は、空港へ行くとパスポートを見せて飛行機に乗ろうとしたら。そこへ、南と高山がやって来た。
「安曇 京子ですね。」
「はっ、誰なの。」
「鉄道公安隊です。」
「尾山 雅和及び寺田 努殺害容疑で逮捕する。」
「はっ、何の事かしらいきなり失礼じゃありません?。」
「惚けないでください、あなたは車内販売員に変装して尾山社長を殺害した。」
「一体、何の事。」
「2つの毒殺はあなたと北見と一緒に海外へ逃亡する事だ。」
「何。」
「観念しろ、安曇。」
と、向こうへ行くと刑事たちが張り込んでいた。
「何、あなた警察だったのね。」
「そうだ、国鉄のね。」
「彼は何処、北見は何処なの。」
「ああ、彼なら警視庁に逮捕されたよ。」
「何。」
「はっ、くそー。」
そして、南は安曇に手錠をかけた。
「よし、連行しろ。」
「はっ。」
その後の調べで、安曇は北見と寺田と一緒に尾山の会社に脅迫と毒殺を自供した。
「これで、「やくも」の事件は解決ね。」
「犯人は、最初から寺田を殺害して海外へ逃亡しようとしたんだ。」
「安曇はあるサークルでコスプレのクラブに入っていたそうだ。」
「それで、車内販売員に変装して毒殺したって事か。」
「そうだ。」
「なるほど、車内販売員のコスプレを利用して毒殺を考えたんだな。」
「そうだ。」
「女にも、悪があるのね。」
と、小海は言った。
劇中の列車時刻は平成4年の3月のダイヤを使用しています
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