実況パワフルプロ野球20xx 「球界の至宝」取得RTA投手チャート   作:TE勢残党

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 本日2話目の更新なので初投稿です。
 朝に更新した前話を見逃した方はそっちを先に見て、どうぞ。


5/n 世界大会と1年の終わり

 実況ときめきメモリアルRTA、続きです。

 

 ──違うだろぉ?

 

 前回、パワプロ界最高の遊撃手ともいわれる霧崎礼里をチームに引き入れるべく、コミュをとりまくっているところまででした。

 

 世界大会も順調そのもの、決勝ラウンドを控えての練習時期に、これです。

 

「……え、へへ、来ちゃった、ッス」

 

 ほむら姉貴!? 何故ここに!?

 

 と思うでしょうが、一応これ、予期された事態ではあります。

 

 好感度が彼女ライン……つまり、押せば落ちるラインまで来ている女の子がいる時、大きな大会などを控えているとランダムで逢い引きイベントが発生します。

 

 通常、世界大会で国外にいるときは発生しないこのイベントですが、対象の女の子がチームメイトの時と川星ほむらの時は例外です。

 

 チームメイトなら普通に会えますし、ガチの野球ファンであるほむら姉貴ははるばる応援に来てくれます。部外者立ち入り禁止のこんなところまでどうやって来たのかまでは知りませんがね。

 

 結果、このタイミングでかち合う可能性も捨てきれないんですね。

 

 当然、想定していたからにはこの場の対処法も心得ております。そもそも今のこれ、修羅場みたいに見えてますけどただの友情タッグトレーニングなので。

 

 この場は何食わぬ顔で応援に来たのを喜ぶ。これだけで構いません。霧崎ちゃんはさっさと帰ってますし。

 

「あ、そ、そうッスね。応援、来たッス、うん」

 

 心が痛まないではないですが、いちいちそんなこと気にしてたらRTA走者は務まりませんよ。

 

 そもそも意図的に友沢の肘を壊すのがチャートに入ってるくらいなんですから、今さら乙女の純情くらい何だってんですか。

 

「えと、練習、邪魔して悪かったッスね。またあとで、来るッス、あはは……」

 

 とまあ、根がオタクなほむら姉貴なら普通に押しきれちゃうというか、向こうから帰っちゃうんですよね。かわいそうはかわいい、それ一番いわれてるから。

 

 なお、この時点ではフラグが折れるということもありませんし、醜聞を言いふらされてムード×が付く、という事態もほぼありません。

 

 そもそも彼氏彼女の関係ではないので、私が察しなければそのままです。後で霧崎ちゃんが彼女じゃないって話はしますけど、彼女の場合それで十分機嫌なおしてくれますね。かよわいいきもの……。

 

 一度こうなると、こっちからほむら姉貴にアプローチをかけるまで関係の進展はありません。1月程度でギクシャクした感じは表面上収まりますが、それだけです。

 

 これを利用して、高校入学まで時間稼ぎをしようという訳ですね。

 

 さすがにこれ単体で丸2年稼ぐのは厳しいものがあるのでほかにも色々小技を用意していますが、とにかく今この二人がくっつくのは認めん。チャートに傷がつくからな……。

 

 というわけで、ほむら姉貴とのイベントをやり過ごしたら世界大会に戻ります。これもチャートのため、卑怯とは言うまいな……。

 

世界大会準決勝、7-2。

登板なし。

 

世界大会、決勝。6-4。

5回無失点・被安打1・奪三振9、2四球1失策。

 

 ──ヨシ!

 

 くぅ~疲れましたw これにて世界大会終了です! 決勝の時は後続が燃えたみたいですけど勝ちゃあいんですよ。

 

 まぁ正直、設定の問題なのか何なのか、全国の連中の方が苦戦しやすいので世界は結構楽なんですよね。

 

 アメさん達は中学だとまだ本気出してこないし、他の国々とならまともにやり合える分、ネームドのいるこちらに分があります。

 

 国内と違って投球制限がキツいから一人あたり5回くらいしか投げられないのがちょっと面倒ですが、今回は後ろに猪狩山口朝倉が控えてますから。(世界一は)当たり前だよなぁ?

 

 国内に凱旋したら、ギクシャクしてるほむら姉貴のことは占部先輩にでも丸投げしておいて練習に戻ります。

 

 おそらく来年度からは私が全試合投げることになるので、体力の続く限り経験ポイントを貯めて備えます。既に球速とスタミナは万全なので、あとはコントロールとか変化球ですね。

 

 高校に上がった時に全ステータスが2段階落ちますので、変化量は多いに越したことはありません。目安としては、卒業時点で4球種、5・5・5・1(チェンジアップ)を目処に伸ばしておきましょう。

 

 今スライダーとチェンジアップを持っているので、とりあえず1種……フォークを習得して変化量3くらいまであげときますか。

 

 横(スライダー)と縦(フォーク)を揃えればまぁ大体は抑えられますので、とりあえずはこの構成でやっていきます。

 

 そんなこんなで3月。3年の先輩方はこれでお別れですね。元エース先輩の見送りに行くとしましょう。校舎裏に呼び出されてしまいましたが、お礼参りでもされるんでしょうか?

 

「あー、えーっとね…………うん。あたし、元哉君のこと好きだわ」

 

 ファッ!?

 

「あーいいよ答えなくて! 最後にケジメつけたかっただけだから! そんだけ! じゃあね!」

 

 言うだけ言って帰っていきましたね。

 

 ここは()()()()()()()()()()()

 

 これはモブの彼女ファイルとしていくつか設定されているランダムイベントのひとつです。ここで呼び止めた場合はフラグが継続、先輩が彼女になります。

 

 恐らくその上で「高校でも先輩と野球がやりたい」とか言わない限り、先輩はここまでで野球を引退するでしょう。

 

 が、当たり前ですが今先輩を彼女にするとほむら姉貴のフラグはほぼ折れますし、数名いる先駆者兄貴達みたく上手い乗り換え手段があるわけでもありませんからね。

 

 ほも君の初彼女は先輩ではありません。ほむら姉貴です。この先先輩がどうなるかまではわかりませんが、恐らくもう会うことはないでしょう。

 

 それこそ、ほも君のこと引きずってもう一度野球で再会しようとでも考えてたりしない限りはこのままフェードアウトするはずです。たぶん。

 

 ……これが霧崎ちゃんだったらオリチャーの余地はありましたが、先輩の持ってるコツは回復のみなので性能的にも特能的にもあんまり美味しくないんですよね。

 

 先輩は成長タイプも超早熟だったので遠からず成長限界に達しますし、戦力的にも期待できませんから、彼女とはさっぱり別れるのがチャート上最善です。

 

 さて、これをもって2年生になった訳ですが、ここからはある程度行動がルーチン化してきますので、ガンガン飛ばしていきますよ~イクイク。

 

 直近のイベントは5月の練習試合と、7月1週の天才覚醒……と言いたいところさんですが、その前に新入生ガチャが待っています。

 

 彼らひとつ下世代とは、これから高校、プロとながーく付き合って行かなければなりません。できるだけ強い子が揃っていることを祈ります。

 

 ただ、自分がピッチャーかつ直近の大会で活躍していると、どこからともなく捕球に自信ニキが集まってくるという仕様がありまして。

 

 活躍度合いに応じてランクが分けられているんですが、最高ランク(全国優勝または世界大会出場)だと新入生のなかに──

 

「あなたが北条先輩か。いくらか投げ込んで貰えますか」

 

 確定で六道聖が入るんですよ。

 

 なので、投手でスタートした場合1年目には聖が現れないようにプロテクトがかけられているんですね。

 

 本来の設定とは世代がブレますが、そもそもこのゲーム内だと同じ世代にキャラが偏りすぎるのを防ぐためにランダムで世代が散る仕様があります。

 

 ここまでのチャートで私が捕手の心配をしてなかった理由はこれでお分かりですね。たまたまランダムで占部先輩を引き当てたのは単なる豪運。彼女を確定ツモできるから心配するまでもなかったのですよ。

 

 六道聖、紫髪と赤い瞳が特徴的な女性キャッチャーで、作中トップクラスの捕手能力を持つネームドキャラです。今回はランダム出現の占部先輩に捕球負けてますけどね。

 

 彼女がいればこっちが何を投げようが十分捕球してくれますので、今後高校、プロと長いお付き合いをしたいところですね、ええ。

 

 で、先程の初対面のシーン。キャラなのはわかるけど先輩にはちゃんとした敬語使えよ、という指摘をした視聴者兄貴も多いかと思います。

 

 この時の彼女は他の自信ニキたちと同じく私とバッテリーを組みにやってきた訳ですが、大した経験もない女子ながらトップ成績で三鷹シニアに合格したことでちょっと調子にのってるんですよ。かわいいですよね。

 

 なので泣かさない程度に軽く揉んでやって、まだまだひよっこということを教えるのが先輩として最初の仕事です。実際、これを怠ると大した能力には育ってくれませんからね。

 

 この時点だとひじりんの捕球能力はC65ってところです。1年なりたてにしては破格も良いところですが、ほも君の球を受けるにはやや不足ですね。最低70はないとポロポロこぼします。

 

 とはいえひじりんもネームド。何度もこぼしてると占部先輩が助け船をいれに来てくれますが、それを拒否して食い下がろうとします。

 

 そろそろひとつキレておこうかなと思っている占部先輩を制止しまして、このままひじりんが満足するまで投げ込みに付き合いましょう。

 

 このイベントを経ることで体力はゴッソリ持っていかれますが、ひじりんの好感度を一気に稼ぎ彼女の捕球も強化することができます。

 

 このイベントを経ると彼女の捕球が10増えるので、夕方ごろにはちゃんと球を受けられるようになるって寸法ですね。

 

「なんで……ここまで、付き合ってくれたんですか?」

 

 敬語似合わねえなひじりん(素)。

 

 まぁ問いかけには正直に答えればOKです。占部先輩の次の正捕手は間違いなくこの子ですからね。今のうちから鍛えておいて損はありませんよ。現に強くなってる訳ですし。

 

 これでもエースなので、キャッチャー候補を自分で選ぶ程度のえこひいきも多少はね?

 

「……ふふっ。なんだそれは。いいのか? 本気にしてしまうぞ?」

 

 っぱひじりんはこのしゃべり方の方がいいですね、ええ。

 

 ……近頃見られているような気がするんですが、気のせいだということにしておきます。聞こえた悲鳴には聞こえないふりをしろ、いいね? と錬金術師の姉貴も言っていることですし。

 

 とまあ新たな女房役(実戦投入は来年から)を手に入れたら、一気に時間を進めていきます。ひじりん以外の一年の面倒はまあ、それなり程度に見ておきましょう。

 

 万が一天才肌持ちが混ざってたりしたら話は別ですが、今回はそういうわけでも無さそうなので例年並みですね。 

 

 さて、練習試合の方は目をつぶってても勝てるからいいとして、いよいよお待ちかねの覚醒の時間がやってきました。

 

 中学2年7月1週。

 

 この週で、いくつかの大きなイベントが進行します。

 

 まずひとつ目が私の天才イベント。次に(登場している場合は)霧崎礼里の人体改造。ほかに現在の中学リーグをまとめているレシプロ財団に黒い噂が目立ち始めるのもこの時期から。

 

 よくも悪くも、ここから話が本格化しだす訳です。ドラクエで言うと「はがねのつるぎ」が買えるようになった辺りですね。

 

 さて、天才覚醒と人体改造がどちらも発生し、かつ霧崎ちゃんからの好感度が一定以上の場合、イベントが纏まって特殊なものに変わります。

 

 ──SNSに、霧崎からメッセージが届いている。

 

─────────────

 

『たすけて』

 

─────────────

 

 始まりました。

 

 レシプロ財団の研究所の場所は事前の散策などでアンロックしてあります。

 

 では行くとしましょう。パワプロ・パワポケの混じった本作でも猛威を振るう、あのクソジジイのところへ。




現在の能力

北条元哉 2年
守備位置:投(先発) オーバースロー115

投手能力
球速:133km/h
コントロールC67
スタミナA80

変化球
スライダー5
フォーク2
チェンジアップ1

特能
・天才肌(金)
・ケガしにくさA
・回復A
・投手調子安定(緑)
・荒れ球(赤青)

判明している仲間
・占部恭介(3年・捕手)
・矢部明雄(2年・外野手)
・川星ほむら(2年・マネージャー)
・六道聖(1年・捕手)
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