伊豆諸島 大黒島付近
牧瀬家所有 クルーザー
「綺麗な海だな、久々の休暇だとなおさらだ」
「そうっすね、誘ってくれてありがとうございます。」
職場では部下、プライベートでは後輩、友達の高本翼が言った。
家族皆+αで休暇が被った為クルージングに来ていた。
「お義父さんやお義母さんはゆっくりしてくださいよ、たまには」
俺旧姓一ノ瀬、牧瀬優也は言い
「翼、肉と野菜後はお酒と釣り具の準備は出来てるか?」
尋ね
「ハイ、全部オッケーっす。と言うか俺達夫婦までもお呼ばれしてよかったんですかなんと言うか先輩ら夫婦の貴重な時間潰してるような気しかしないんですが」
翼は言うが
「そんな事はないしそれに私達以上に疲れるのは[君達]だろう、優也君に高本君」
義父が言い
「ええ、そうよ。私達以上に神経をすり減らす仕事でしょう。[軍人]は。今回のクルージングも元々は娘夫婦の為に企画したのよ?」
義母までも言い、そこに
「優也さんもリラックスしましょうねぇ」
妻の牧瀬七瀬が飲み物が入ったクーラーボックスを持ってくる。その後ろから
「貴方、牧瀬先輩達に迷惑かけないで下さいよ」
翼の奥さんの美里さんが言い
「先輩方もその御両親もお招き頂いてありがとうございます」
美里さんは頭を下げ
「いいのよ、家族だけだと旦那は優也君巻き込んで酔い潰すまで飲み始めるしそうでなければ七瀬と優也君のイチャイチャをずっと見せつけられるし、この二人見えない所で[ヤッてる]んじゃないの?って疑うくらい仲が良いモノ」
義母は言い
「おいおい、そんなに独り占めしてないだろ」
義父が義母に抗議する中
「じゃぁ去年優也君を酔い潰すまで飲ませて七瀬に怒られていたのはどこの誰でしょうね?」
義母に言われ義父は
「うぐっ・・・それは・・・仕方なかろう、義理の息子と飲むのは夢だったんだ」
苦し紛れに言い
「それで自分の旦那様を酔い潰されたらたまらないよ、お父さん」
七瀬が言い
「ふふ、ホントに貴方達中が良くて安心するわ、この調子で早く孫を抱かせてほしいわね」
義理の母に言われ
「こればかりは・・・・・・」
俺がたじろぐ
「「「「ははははははははは」」」」
笑いに包まれ羽を伸ばす。俺と翼は呑気に釣りを楽しみ、お義母さんは読書、お父さんは昼食の下準備をしてくれている。そして七瀬と美里さんは海で泳いでいる。そして
昼食
皆でワイワイ船上バーべキューを楽しむ中
「先輩方に聞きたいんですけれども良いですか?」
美里さんが言いだし
「ん?なに?」
俺は言い、七瀬も
「何かな?」
聞く。
「ズバリ、先輩方の馴れ初めです」
聞かれ
「あー、うん、まぁ・・・・・」
俺は言い七瀬を見て言い
「でも、まぁイイよね」
七瀬も頷き
「まぁ・・・私と先輩の出会いってあまり良くないんだよね。私今でこそ家族仲がすごく良好だけど前は酷くて今思えばなんで両親ともっと話さなかったかなって思ったくらいだし」
言い
「あ・・・・・ごめんなさい」
美里さんが謝るも
「イイのよ、事実だもの、私が何も考えてなかった娘の事を見ていなかった、そして自分の考えを押し付け過ぎていた。家庭の事も家族の事も全部ね。そんなので上手く行くわけないモノ」
義母は言い
「かあさんだけのせいじゃないさ。私にだって悪い所はあった。だが、彼は優也君は違った、ビシッと周りが遠慮してきた事を言ってくれた。だから私達夫婦は君に本当に感謝してるし、七瀬が婿を取ると言った時にまさか君が婿に来てくれるとも思わなかった。だから心中で娘に[でかしたッ]と2人で思ったものさ」
以外に義両親の本音を聞け
「えっと、その、あの時は青二才がとんでもない生意気な事を言ったと恥じているんです勘弁して下さい」
言う中
「でも先輩は牧瀬先輩とは一時かなり距離を取ってましたよね。何処でどう行きついて交際を始めこうして最後に結婚に至ったんですか?」
翼の奴がいきなり[核心]を付く事をイイだし
「言わないとダメか?むしろこれは俺一人で勝手に言っていいものではないような気もするのだが・・」
七瀬を見て言うと
「いいわよ、別に?」
七瀬は言うやいなや
「簡単よ、高本君に美里さん。あの時も両親私と三つ巴の喧嘩で家に居るのが嫌になって飛び出したまでは良かったけども生憎と財布を家に忘れてしまった状態だったの。そこにバイト帰りの優也が声をかけてくれて一晩共にしたのよ?ホントに今でも忘れられないくらいの一夜だったわ・・・・・・」
妻の七瀬の奴が含みを持たせて言ったが
「[肝心]な事が抜け落ちてるじゃねぇか、お前が俺に[私を女として見れませんか?]なんて言って襲ってきたんじゃねぇか!!しかも俺の手足縛って。お前がそんな肉食系女子だなんて思いもしなかったわ」
言うと
「まぁまぁ」
義母は言い
「流石、我が娘だ」
義父も頷く。そんな中
「えっと・・・・・・先輩・・・俺から聞いといてなんですけれども・・・・」
「何だ!」
半ギレ気味に翼に言うと
「ご愁傷さまです」
肩に翼は手を置き言う中
「まぁ、好きか嫌いかと言われると当時はまだ解らなかった。だから落ち着こうと思って七瀬と距離を置いたらまさかの[既成事実]を作られてもう責任取るだの取らないだのと言うような状況ではなくなってしまったんだよ。」
言うと
「優也先輩は、七瀬先輩を愛してはいないんですか?」
美里さんが聞き
「いや、愛してるよ。世界で一番」
俺が言うと七瀬は顔を真っ赤にし
「七瀬と過ごす時間はほんとに暖かくて楽しくてさ、自分で気が付いたらもう七瀬を完全に目で追うようになってた。だからこそ当時のお義父さんやお義母さんが娘そっちのけで戦争してると言う状況がとてつもなく気に喰わなくてあんな事を言っちまったんだ。」
頭を掻く中
「でもその一言が私達に現実を見せてくれたわ」
義母は言い
「ああ、そうだな。[貴方方は何一つ娘さんの話を聞かない、聞こうとしない、そして自分の考えを押し付けているそう言うのを何と言うか分かりますか?分からないと言うなら教えてあげます、エゴイストですよ。]あの時の君の言葉は私や妻の心にグサリと突き刺さったな」
義父は言い
「ええ、その上で[例え娘であっても他者の考えを意見を尊重しそして自分の考えを押し付けるのではなく理解してもらう為に話し合うのでしょうに。年場も行かないガキに言われないと分からないのですか、大の大人が!]そう君に言われたわね。他者の考えを意見を尊重する事の大切さ・・・・未来の義理の息子に教えられるとわ思いもしなかったわ」
義母も頷き
「うむ。」
義父も頷くなか、七瀬は
「私とお父さんやお母さんの間を取り持ってくれて家族として再出発を切るきっかけを作ってくれた貴方に感謝しかなかったしもうあの時点で私は貴方を逃がすつもりはなかったわ。旦那様」
七瀬はウィンクして言い
「アハハハハハハ・・・・・・・はぁ・・・・」
言いつつも
「でも毎日退屈しない日々をお義父さんやお義母さんそして七瀬のお陰で送らせて持ってますしね」
俺は言い
「それは私達もだよ。君があの時言ってくれなければ家族はバラバラになってたはずだ。君が一つに纏めてくれたんだ。感謝してるよ」
「ええ、それはもう言葉では言えないくらいにね」
義父や義母は言い横では七瀬も
「ホントにありがとう旦那様」
七瀬も言うのだった。そんな時だった。
「・・・・・・・・・・・・!」
翼が何かを見つけたようで
「どうした?」
聞くと
「先輩、あそこ、アレ、漁船じゃありませんか?」
言い指を指し双眼鏡で見ると
「船名は・・・・・第・・・・第6・・・・八幡丸・・・・」
そう言った時だった。
「遭難したと思われる船は三崎港所属の漁船[第6八幡丸]77トンで伊豆諸島西端大黒島付近を航行中に消息を絶ち行方不明となっています。」
ラジオのニュースが言い
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
俺と翼は顔を向き合い
「バカンスはキャンセルだわな」
「そうですね」
俺と翼は言い
「お義父さん、あの船に寄せて下さい。」
「うむ、分かった」
「優也、救急箱持って来るわ」
七瀬が言い、お義母さんと共に船内に行き
「翼、私無線で海保に連絡付けるわ」
美里さんが動き直ぐに遭難船の救助の為に動き始めるのだった。
次回~凄惨な光景~を予定しています。
Gをこの先どう料理するかアンケート
-
まさかのオキシジェン・デストロイヤー復活
-
リファインされた真打スーパーXによる無双
-
自衛隊に痛めつけられまさかの敗走
-
原作通りに火山の火口へサヨウナラ~