首相官邸
総理執務室
「そうですか・・・・・・やはり・・・・[ゴジラ]でしたか。できれば無事に任期を勤め上げたかったのですがね」
内閣総理大臣である伊部仁三は告げる。
「総理、ゴジラの存在が明るみに出たとはいえすぐさま日本が襲われると決まった訳ではありませんよ」
官房長官である天羽が言い
「そうだな。時に天羽さん、この情報は当分伏せよう。今ゴジラの存在が世間一般に知れ渡れば取り返しのつかないパニックに陥りそうだ」
伊部は言い
「私も同感です。今はまだ表ざたにすべきではありません。」
天羽は頷き
「防衛省からですが、万が一に備え[対G]作戦の検討段階にと」
天羽は続けて言い
「[天羽さん[アレ]を使うの時が来たと言うべきですかな」
伊部は言い
「ハイ、プロジェクト名[DELTA X]事[スーパーX]の事ですね。」
天羽は言い
「詳しい概要は私も存じ上げませんが。名称だけは」
天羽は言い
「対ゴジラを想定し自衛隊と政府が極秘裏に製造した兵器だよ天羽君、これを見たまえ」
伊部は説明しパソコンに[スーパーX]の概要を写す。
「[対ゴジラ]を見据えてですか・・・・」
天羽は言い
「ああ、ゴジラの厄介な所はあの熱線だ。それを耐えられる防御能力がなければ攻撃のこの字も言えない。」
「仰る通りです。自衛隊の通常兵器ではゴジラ退治はキツイかと思われます。被害もどれほど出るかはかり知れません」
天羽は言った。それおに対し
「この[スーパーX]は過去のゴジラのデーターを参考にし作られた。[敵を知り己を知れば百戦危うからず]とな」
伊部が言う中
「総理、具体的には通常兵器とは何処が違うので・・・・」
言い
「スーパーXの外部装甲には超耐熱合金であるNT-1Sを採用し、それだけではなく内部装甲にもTA-32を採用し搭乗員保護の観点から二重の装甲となっている。極めつけは機体全体の隅々に至るまで合成ブルーダイヤコーティングを施す事によりゴジラの熱線を理論上ではあるが完全にシャットアウトできる。また対核兵器戦闘を想定し電磁パルス対策の為に電子装備関連や集積回路にはプラチナを使い高熱にも耐えられるようにしつつ動力部に至るまで銅の3重被覆も施している。」
伊部は説明し
「理論上・・・・ですか」
天羽も言い
「皮肉な話だが実戦に一度も投入された事のない兵器だからな」
伊部は皮肉を言うも天羽はモニターを見て
「ですがこれが我々の切り札・・・・・という訳ですね」
天羽も言い
「そう言う事になる。だが問題もある。」
「問題?」
天羽は言い
「この機体は[陸上自衛隊]所属だ。表向きは。」
言い
「ですがその実は?」
天羽は言い
「陸海空共同統合運用機だ。本機の操縦は空自が担当しオペレーション運用は陸自と海自で行う。操縦に2名+作戦運用要員が4名の合計6名が必要になる。」
「6人の自衛官に死んで来いと命令を下さねばならなくなるという訳ですか」
天羽は言い
「心苦しいがそう・・・・なる・・・な」
伊部は言い
装備についての詳細も此処に記載されている通りだ。画面を天羽も確認し
「かなりの重装備ですね」
天羽は言う中
「長年のゴジラのデータからも2つの有効な装備が確認されている、それがこれだ」
伊部は主装備の2つを表示する
1 カドミウム弾
2 抗核バクテリア弾
「これは・・・・」
「これはとある自衛官3人組が防衛大学時代に研究していたデータを基にして製造された試用装備だ。理論上では歩く[原子炉][核兵器]であるゴジラには大いに効果が見込めるとされている。」
伊部は言い
「その自衛官3人組とは・・・・・」
言う天羽に伊部はファイルを置く。
牧瀬優也 2等海佐 特別警備隊所属 防衛大学校第××期卒 既婚者{旧姓白川}
高本翼 3等海佐 特別警備隊所属 防衛大学校第××期卒 既婚者
上杉剣一 2等陸佐 自衛隊病院所属 防衛大学校第××期卒 既婚者
3人のファイルが置かれ
「この三名の先見の目が日本を救おうとしているのですね」
天羽は言い
「ああ、極めつけはこれだよ天羽君」
もう一つの3人が研究していたファイルを見せる
「失礼します。なになに・・・・・非核三原則をすり抜けつつ我が国が保有可能な兵器、また[対ゴジラ兵器]としても本正式名所[オキシジェン・デストロイヤー]は有効であると確信する。だが製造方法一切が不明であり再現は不可能であるとの見解を此処に残す。」
記されており
「これはどういうことです?」
天羽は言い
「まぁ、読み進めてみたまえ」
伊部は言い
「えっと・・・・・・!、[水中酸素破壊剤]の再現並びに専守防衛の為に自衛隊への配備並びに[空間酸素破壊剤]への転用は可能か?・・・・・・これは・・・」
天羽はファイルを置き
「彼ら3人は周りに笑われたそうだが、彼らが残してくれた資料のお陰で一筋の希望が見えてきた。ゴジラが万が一にも日本本島に上陸するとなれば彼らを対策本部付きにし意見を貰わねばなと思っている。」
伊部は言い
「確かに凄いですね。半世紀前の資料から此処まで調べてるとは。その上で効果のある可能性がある試作兵器の構想まで残してくれていたとは」
天羽官房長官は言い
「うむ、彼らがいなければ此処までの対策は不可能だっただろうな。」
伊部は言い
「優秀な[護り人]達のお陰で備える事が出来ている。」
「意外な所に[専門家]が隠れているのですね、[特殊部隊]に[医師]とは・・・・」
天羽は言い、そこに伊部がもう一つ需要な事を告げる
「一応ではあるが彼ら3名は[スーパーX]搭乗員候補に名があがってるいる」
伊部は告げ
「納得です」
そう言い天羽はファイルを置くのだった。
次回~SUPER-X~を予定しています。
駄作者です、此度はリファインしたスーパーXを登場させましたが、外部装甲にはVSデストロイヤーに搭乗したX3のNT-1Sを採用し内部装甲にはVSビオランテに搭乗したX2の装甲であるTA-32を採用し留めに機体全体に合成ブルーダイヤコーティングを施すと言うトチ狂った設定にしました。主装備もカドミウム弾に加え抗核バクテリア弾を加えると言うかなりGには不利な設定にしました。差し詰め「人類の意地見せたる」とでも思って下さい。では次話でお会いしましょう。
スーパーX「今度こそは、今度こそは簡単には沈まんッ、最新素材と最新技術の粋を集められてリファインされた超兵器の人類の意地を見せてやるッ」
G「なんで外部装甲がNT-1Sなの?!、合成ブルーダイヤコーティング?!カドミウム弾は分かる。へ?!抗核バクテリア弾?!なんぞソレ?!最新兵器?卑怯すぎる!!」
Gをこの先どう料理するかアンケート
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まさかのオキシジェン・デストロイヤー復活
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リファインされた真打スーパーXによる無双
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自衛隊に痛めつけられまさかの敗走
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原作通りに火山の火口へサヨウナラ~