日本
某陸上自衛隊基地
機密格納庫
内閣総理大臣 伊部仁三
官房長官 天羽義輝
防衛大臣 嘉納太郎
「これが・・・・・自衛隊と防衛省が極秘裏に開発していた対ゴジラを見据えた兵器の1つ・・・・」
「首都防衛用移動要塞とも言われている」
「スーパーX・・・か・・・・」
伊部と天羽に嘉納も言い
「ハイ、資料にある通り、内部装甲には超耐熱素材のTA-32を採用し外部装甲に関しましてはTA-32を上回るNT-1Sを採用した上で頭痛の種とも言えるゴジラの熱戦を完全にシャットアウトする為に装甲の上から合成ブルーダイヤコーティングを機体に余す事無く施しました。これで理論上ではありますがゴジラの強力な熱線は完全シャットアウトが可能となります。」
自衛隊の開発に携わった技官は日の目を見る時を待つスーパーXを指して言い
「上部ランチャーを上げてくれ」
技官が指示をするとスーパーXの上部ランチャーが上がり
「装備もまだ試作ですので対ゴジラに対してどこまで効果が期待できるかは未知数ですが理論上では効果が期待できるとも言われていますカドミウムと抗核バクテリアを弾頭に装備したモノを予備弾を含め合計で6発まで発射可能です。」
答え
「ふむ・・・・・通常兵器もかなりのモノを積んでいるな」
「だが、ゴジラ相手では通常兵装では歯が立ちますまい」
「となればの試作兵装であるカドミウム弾と抗核バクテリア弾が頼みの綱だな」
3人は言い
「しかし、よくもまぁ此処までのモノを秘密裏に作ったものだ。だが対ゴジラを見据えた場合これでも足りない可能性があるやもしれないからな」
伊部総理は言い
「これ程の重装備でもですか?」
「カドミウム弾と抗核バクテリア弾など試作段階の装備とは言えゴジラに効果は抜群所か猛毒にすらなりえるモノを弾頭部に装備していてもですか?」
天羽官房長官と嘉納防衛大臣が言う中
「ヤツは人知を超える何かを起こす。そう簡単に勝てる筈と慢心するとあっという間に足元を払われる事になる」
伊部総理は言い、格納庫にて鎮座しているスーパーXを見ても
「この虎の子とも言える秘匿兵器であるスーパーXがあると言っても油断はダメだ何時もゴジラに我々は煮え湯を飲まされ続けて来たのだからな」
伊部総理が言う中
「伊部総理や天羽官房長官に嘉納大臣が直に此処にお忍びで訪れると言う事はまさかとは思われますが[コイツ]を実戦投入しなければならない事態が起きたと?」
装備の説明をしていた自衛隊の技官が尋ねて来るが
「いやそんな事は無いよ、ただの状況視察だよ。Gはきまぐれに現れては面倒事を起こしてくれるからね何時でも我々の切り札とも言えるスーパーXが出撃できるようにと思ってね」
伊部総理は技官に答え
「定期チェックなどは抜かりなく行っております、万が一の際には御命令1つで出撃可能な状態を維持しております。」
技官も伊部総理に答えつつ
「いつ出て来るかもわからない怪物の番ですからね出て来ないに越した事は無いですが出て来ないといい加減こっちが国民から頂いている血税を無駄に浪費してしまう怪物になってしまいますからね」
苦笑して言い
「はははは、確かにな言えているよ」
伊部総理も笑って答えるのだった。
帰りの車内
「総理、本当に万が一という事態は起こりえるでしょうか?」
「今の所Gは日本近海にまで姿を現してはいませんが」
天羽義輝官房長官と嘉納防衛右大臣は疑問を投げかけるが
「来る可能性は十分にある。」
伊部は言い
「根拠は何でしょうか、総理?」
天羽は問い
「日本にそして近海にはゴジラのエサが豊富にある。言い方が悪ければ我が国周辺海域や我が国は奴のGの狩り場も同然だ」
伊部は答え
「何らかのバックアッププランを構築する事は必須と言えよう。全てをスーパーXに賭ける事は余りにもリスクが大きく危険すぎる。万が一にも奴の上陸が避けられないとしてスーパーXに全てを賭けそして万が一にも敗れる事があればまた日本は東京は奴に蹂躙される事になる。」
2人に伊部は言い
「総理の仰る通りですな」
「最初のゴジラ上陸から半世紀に至る昨今、ゴジラの恐怖を我々世代は知らない者が多すぎる。からな」
天羽官房長官と嘉納防衛大臣が言う中
「それよりも嘉納さん、例の3人には連絡は?」
問い
「牧瀬2等海佐と上杉2等陸佐と高本翼3等海佐の事でしょうか?」
嘉納は言い
「いえまだ連絡はしておりません」
「早急にお願いします」
伊部は言い
「承知しました」
嘉納も頷き
「しかし、資料にもありますがこの3人があの試作兵装を思考し考案しデータを残して居たまさに救世主ですな」
資料を再確認する嘉納は言い
「ですが一番はオキシジェン・デストロイヤーの再現が可能であればゴジラを再び抹殺する事は出来た。」
天羽も言うが
「事はそう簡単ではないでしょう。当時の開発者と言われた天才科学者芹沢博士が後世の為政者たる我々が悪用する事を危惧し開発書類を全て焼灼破棄、そして最初に現れたゴジラに対し使用すると共に自らもその命をたった」
伊部は言い
「これで製法は永遠の謎、闇の中に葬られる事になったと言う訳か・・・・・」
天羽官房長官は唸り
「当時の使用された際の資料があまり所か殆ど存在しない為それらを知るは実際に調査した防衛大生時代の牧瀬2佐、上杉2佐、高本3佐の3人しか居ないと言う訳か」
嘉納防衛大臣も言い
「そうなるな」
伊部総理も頷くのだった、そして
「現状は予断を夜さぬ状況だ、どっちにどう転がるかもわからないような状況だ。だがその兵器が余程恐ろしい性能だったと言えよう、発明と制作した芹沢博士自らがゴジラと共に海に沈んだと言うのは」
言い
「ですが、皮肉にも時代は再びオキシジェン・デストロイヤーを必要としている何とか再び作れないモノですかね?」
嘉納防衛大臣は言い
「そう軽々しく言うものではないよ。嘉納さん」
伊部も窘め
「ともかく、その3名を招集し話を聞こうじゃないか」
天羽官房長官は言い
「そうですな、官房長官。」
嘉納防衛大臣も頷き
「さてはて、やる事は増えてきますな・・・・・・・」
伊部総理もため息をつくのだった。
次回~招集~を予定しております。
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