劇場版まちカドまぞく:パラレル悪夢!!閉幕に響く声   作:緋色の全力疾走

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あらすじ:闇堕ちしてきた(原作39話)


シナリオ分岐!断片の断末魔

────姉のコアを見つけて取り戻したいとか─

────そのためにこの町を護るとか─

今だって、諦めていないけど

 

でも

 

それより大事にしたいものができたから

……やれるだけ、やってみる。

 

 

「なんか……黒くないですか」

「闇堕ちしてきた」

「意味がわからない」

自分自身の夢の中で追い詰められたシャミ子。シャミ子を助けるために闇堕ちし、シャミ子の夢に侵入した桃。

───周囲には、無数の過去と現在。襲いくる過去の幻影を薙ぎ倒し、シャミ子に近づく桃。

 

「闇堕ち⁉︎どういうこと⁉︎」「ここに迎えに来るために、シャミ子の眷属になる必要が…」「あれっ怪我してる‼︎」「聞いて」「大丈夫ですか⁉︎」「これは…えっと…古傷」「そうなんですかー。良かった!あっそんなことよりすごくかっこいいです!こっちの方が前より断然いいです!」「……」「背が高いからシンプルな黒が似合う!興奮してきた!」「……おちついてっ!」グギギ「ごめんなさいでしたぁっ!」

「詳しくは後で。帰るよ、シャミ子。」

(ザザッ)「千代田桃よ、聞こえるか?後ろを見よ!」

言われた通りに振り向くと、そこには銀色の幕が拡がっていた。

「それが帰還へのゲートだ!手早く脱出せよ!」

「よし撤収。いくよシャミ子」「あっはい」

シャミ子の手を掴み銀色の幕へ進む二人。夢の中に存在する無数の世界から何かがこちらを見ている気がした。それが何処かこちらを憐れむようで、妙にシャミ子の記憶に残った。

幕を潜るその瞬間

 

 

 

 

 

───待て、シャミ子!()()()()()()()()!それを越えれば戻れなくなる!

 

そんな声が、聞こえた気がした。

 

 

 

──────まちカドまぞく───────

 

 

「……シャミ子?」

魔法少女、千代田桃の意識がゆっくりと覚醒する。何が合ったのかを思い出そうとする。覚えているのは、シャミ先ことリリスの協力で闇堕ちし、シャミ子を助けに彼女の夢の中に───

「っシャミ子!無事⁉︎」

意識がが覚醒する。場所は道路、時刻は昼、魔力は著しく減少、隣には、

「あれ、桃?」

「……よかった」

救出対象、シャミ子の無事を確認し、改めて現状を把握しようとする。

「シャミ子はここ、どこかわかる?」「ええと、たぶん確実に桜ヶ丘の中です。道路に見覚えがあります」「確実なのにたぶんなんだ……」聞いては見たものの、返ってきたのは自分とほぼ同じ回答。たしかにこの道路には見覚えがある。歩いていけばいずれは桜ヶ丘高等学校にたどり着く、穏やかな斜面を見せるこの道は、

「……ばんだ荘の前だここ」「……私の家の前ですね」吉田家でお馴染み、今にも落ちてきそうな天井の下ことばんだ荘の前に酷似していた。というか99%同じだった。

「でもそれは、認めたくないかな」「へ?」「だってもしここがばんだ荘前の道なら──」桃が指さした先にあるのは、弾痕、血痕、破壊されたガラスにまみれた本物の廃墟。

 

「これが、シャミ子の家ってことになる」

 

「……そうなりますよね」

 

 

 

 

「……シャミ子、空気がおかしい」「桃…?」「結界が、機能してない」

廃墟改めばんだ荘のドアに貼ってあるはずの魔法陣、それどころか街に敷かれた薄く広い結界さえも、効力を失っていた。「何かおかしなところはあるかな」「既に私の家がだいぶおかしい」「それ以外は?」「それ以外…あっ!桃、こわい犬がいません!この時間いつも散歩にくるのに!」「それは…今は関係ないかな」「道中ゴミが落ちてません!」「それも後回し」「あ、やっぱり本が落ちてました!」「それは燃えるごみの日に……待った」道に置かれた本に近寄る。まるで自動車に轢かれたようにバラバラになった本。それだけならば無視できる。──その本が、魔力を放っていなければ。

【みつけて】タイトルにはあまり相応しくない題をもつ本を手でまとめる。ページを開くと、白紙のページにじわりと文字が浮かび上がった。

【優子ちゃんと…桃ちゃん……それから、桜さんかなぁ?】「桃、この本さん私達を知ってます!」「みたいだね。あの、はじめまして、あなたは何者で、どうして道でスクラップになりかけていたんですか?それとなんで私の姉の名前が出てきたんですか?」【はじめましてって、ひどいなぁ…やっぱりもう少しデータを取っておくべきだったかなぁ…】「データ…っシャミ子、その本閉じて!」

 

自ら閉まったその本のタイトルは、【C組のおぐらさん】に変わっていた。

「小倉さん…なんで本になってるのかな」【こっちが本来の姿、パーフェクトしおんさんだよぉ。消えかけだけど】「魔族だった…ってことで、いいのかな」【うん。そうなるねぇ…そっか、君たちはあっちから来ちゃったのかぁ…ごめんねぇ…】「あっち?小倉さん、あなたは何を知っているんですか?どうして謝るんですか?なるはやで教えてくださ【ごめんねぇ…時間切れみたい…シャミ子ちゃんを呼んでおいたから、あとはあの子に…】「私ですか!?」

【それじゃあ、どうか、無事で…】■■■■…小倉しおんは地面に倒れ、何枚かのページを吐き出しながら粒子状に解け、消えていった。

 

「小倉さん…」「シャミ子、さっき小倉さん、シャミ子を呼んだとか言ってたよね?」「あっはい言ってました…えもしかして私ですか!?大丈夫ですか!?私が二人あったらどじゃんて消えちゃったりタイムパラドックスとかで宇宙が終わったりしませんか!?」「……大丈夫、だと思う。たぶん」「フォローに見えて不安を煽られました‼︎」

消滅した小倉、崩壊した実家。どこまでもイレギュラーな状態に慌てるまぞくと魔法少女に近づく影があった。

 




ある程度できてるんでエタらない...はず。4話くらいです。




最新話でしおんさん出てきたんでもう一度原作読み直して修正します
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