BADENDの先に掴むもの   作:超高校級の警備員

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信頼という名の傲慢

 職員室での話のため月と恋とルピは誇銅の話が終わるまで職員室の近くで待っている。呼んだのがアザゼルとは知らず。

 

「オーディン様が日本観光?」

「そうだ、あの爺さん突然言ってきやがって……まったくこっちの苦労も知れっつってんだよな、まったく」

「あの~それが僕に何の関係が?」

 

 呆れたように息を吐くアザゼルに質問を投げかける誇銅。

 それもそうだ、いくら神が日本に来るといってもわざわざ一般人に伝えるのはおかしい。

 アザゼルは誇銅の質問を無視して話を続ける。

 

「それがよお、明日とか訳の分からない速さで来るんだぜ? 本当にいきなりすぎてビックリだぜ……まあ本来の目的は日本観光ではなくて日本の主神と話をつけるだけらしいからな」

「………それを僕に言われても……」

 

 アザゼルはこの時やっと誇銅の質問を受け取る。

 

「それで護衛をつけるってことになったんだが……お前たちにしてもらいたいんだが」

「……?」

「テロの時のこと覚えてるか? あの時にお前たちのことに興味を持ったらしくてな、向こうの希望でもあるんだ。それにお前たちなら戦闘力も申し分ないしいざとなっても即最高の治療ができるしよ。もちろんそれなりの給料も出る。どうだ?」

「……治療に協力するのはかまわないのですが……護衛としてついて行くのはお断りさせていただきたいです」

「う~ん。じゃあ最終的には上に掛け合って決めることだが、お前の治療が必要な時になったら転移の符で来るってのはどうだ?」

 

 アザゼルの言葉に誇銅はしばし考えて

 

「……わかりました。それくらいならご協力しましょう」

「ありがとよ。頼らせてもらうぜ」

「本当に必要なとき以外は呼ばないでくださいね。

 でも僕の出番がないことに越したことは無いですよ」

「そうかもな」

 

 話が終わって誇銅は月と恋とルピと一緒に帰宅する。

 誇銅は職員室での話を月たちにすると、月は少々文句を言ったがまあその程度ならとしぶしぶだが納得する。恋とルピもまあそのくらいならいいかという意見。

 

 家に帰りその話を他の家族たちにもする。

 全員がまあそれくらいならいいかな?っといった具合。悪魔は確かに信用に値しないが敵対の関係でもないためそれなら大丈夫かと思っている。

 家族全員が誇銅の受けた依頼に特に文句は言わなかったがプロシュートが誇銅を自分の部屋に呼んだ。

 

「兄貴。今回の依頼に不満があるの?」

「いや、別にそのことについて話があるわけじゃねえ。今後の身の振り方についてだ」

「?」

「まず聞くが、誇銅、お前はいったいどうしたい?」

「そりゃもちろん家族と平和に暮らしたいに決まってるよ」

 

 誇銅は自信満々に答えるとプロシュートはまず一安心と言った表情をとり、すぐにそれを消す。

 

「それじゃあまずは悪魔との関係をどうにかしないといけねえな。

 あいつ等と関わってる限りいつか向こうの事情に巻き込まれるのは必然だ。だからお前……いや、俺たちが進みたい道は協力関係すらなくして本当に一般人になることだ。

 今俺たちがきれるカードは質はともかく数が足らねえ。協力関係を名乗ってる以上すべての依頼を拒否することも難しい。

 だから今は大きな依頼は受けずに耐え忍ぶことだ。わかるか?」

「はい! わかりました!」

 

 誇銅は元気よく返事をするがプロシュートの目は鋭いまま誇銅を見つめる。

 

「本当にわかってんのか?」

「もちろんです!」

「……まあわかってんならもう言わねえよ」

 

 そう言ってプロシュートは鋭い目つきを解く。そして誇銅の頭をなでる。

 その際雑にそして勢いよくなでたせいで誇銅の髪型が崩れまくった。

 

 誇銅が部屋から出て行くと入れ替わりに盾子がプロシュートの部屋に入る。

 

「今度はお前かよ……」

「なにその態度~。盾子ちゃんが来たんだよ、もっと喜びなよ」

「うるせぇ、毎度毎度俺の部屋に夜這いと称して忍び込みやがって。

 他人から見たら援交と思われてもおかしくない年齢差だぞ。

 せめて成人してから来い!」

「そんな絶望的に物事考えないの、もっと希望的に物事を考えようよ。

 逆に考えるのだ、そのくらい歳が離れててもいいさって」

 

 盾子の屁理屈にため息をもらすプロシュート。

 対する盾子は部屋に入ってから終始笑顔で楽しそうである。

 

「で、何の用だ。また聞いてたのか?」

「ふふ~ん、壁に耳あり障子に目ありってね」

 

 そう言うと盾子は写真立ての後ろから片手程の砂を掴みプロシュートに見せる。

 

「そんなとこにあったのか。探す方の身にもなれ」

「見つからないようにしてんだから当然でしょ。

 そんで、話を戻すけど今回の事プロシュートはどう思ってんの?」

 

 盾子はその辺に座り掴んでいた砂をこっそりと物陰に隠す。

 

「あんまりいい話じゃねえな。協力関係は名だけで実質無関係でいたかったがまあいつかはこうなるとは思ってたよ」

「そうね、向こうからあんな提案をしてきたんだから接触してこないわけないよね。

 それに警戒心の薄い誇銅に接触してくるのも想定内。

 だけど、だからこそこれからは注意しなくちゃならない、それは向こうが動き出したってこと」

「そうだ、協力関係を名乗っているからには依頼を無視し続けるのはできねえ。

 それをした場合大義名分は向こうにあるからな」

「しかもあたしたちじゃ勝つのは無理ね。せいぜい人質を取られて今度は無理矢理従わせる口実を与えるだけ

 信用に値しない相手を信用しないといけないってのが一番の不安材料ではあるけどね」

 

 部屋の中に重くしかし力強い空気が漂う。

 それは二人の大人としての家族を守ろうとする思いの重さである。

 プロシュートは今まで歩いてきた裏世界での経験とは違い徹底的に守ることの覚悟。

 盾子は今までの絶望とは逆の希望への推進力で希望を育む誓い。

 それがこの重く力強い空気の正体である。

 

「ところでさっき隠した砂、もって帰れよ」

「いや~ん、ばれちゃった?」

 

 

 

     ***

 

 

 

「――――という訳だ、今回の護衛は誇銅たちにも来てもらうことになった」

「どういうことなの!?」

 

 アザゼルの言葉に異議を唱えるリアス。

 それも当然だろう、すでに悪魔ではない誇銅がメンバーに入っているのはどう考えてもおかしい。

 

「それは今後のためだ」

「今後のため?」

 

 リアスたちは疑問の表情を浮かべる。

 

「誇銅のとこのメンバーは何処にも所属していないうえに強い。そんなやつらが野放しになっているんだ。これは平和のためにも放置しておくわけにはいかない。

 今後ともだが誇銅たちにはなるべくお前たちと接触する機会を作ってこちら側に引き込めるようにしたい。リアス、元はお前の眷属だったんだから心は開きやすいだろう。

 できれば悪魔に、少なくとも三大勢力の傘下には入れなくてはならないというのがトップの総意だ」

「なるほどね」

 

 アザゼルの説明で全員が納得の表情を浮かべる。

 

「だが」

 

 そこにアザゼルは言葉を割り込ませる。

 

「もし傘下に入れることができないなら、敵になることを想定しても最悪の手段をとることも総意だ」

 

 その言葉でオカルト研究部が一気に静まり返る。最悪の手段、誇銅たちのレーティング・ゲームでの出来事が蘇る……が

 

「大丈夫ですよ、誇銅は一時的といえ俺たちの仲間だったんですから」

 

 くらい雰囲気になっていた部室に一誠の信頼の言葉がおとされる。それによりリアスたちの表情には希望が戻る。

 

「そうですよ、だって誇銅君は最初の頃も仲間のために無茶ばかりしてましたからね」

 

 その後も眷属たちが口々に信頼の言葉を口にする。

 そこには少し前のような暗い表情は存在せず前を向く学生の表情がある。

 

「……そうね、だって私の戦車(ルーク)は子猫と誇銅なんだから」

 

 リアスは信頼な言葉を口にする。自分の描いた未来を疑いもせずに。

 

 

 

 

 

    ***

 

 

 

 

 

「誇銅。やっぱり最初はグッと盛り上がる曲を最初にした方がいいかな? それとも発表予定の新曲をあえて最初にした方がいいかな?」

「テト姉の歌はどれも最高だからどっちでも大丈夫だよ!

 でも、しいて言うならセオリー通りの前者がいいと思うよ」

「やっぱりそうかな~。僕もそれがいいと思ったけど、初ライブだからちょっと変わったやり方をするのもありかな~と思ったんだ。

 でも初ライブで失敗するわけにはいかないから誇銅の案にしとくよ」

 

 僕は今、テト姉の部屋でライブの相談を受けている。

 テト姉は今大人気の歌手として売れ、約一ヵ月後には大きなライブを開くことになった。

 テト姉は元から歌がうまく(本人は苦手と言ってたが克服したらしい)声もとってもいいから絶対に成功するとは思っていたけど、まさかこんなに早くなんてね。

 なんか盾姉のコネでテト姉が自分で作詞作曲した歌をCDにして売ってもらったところこれが大ヒット。

 デビュー前は趣味でネットに曲をあげていたことから電脳世界の歌姫と呼ばれている。

 

「ありがとね、誇銅。僕の選曲を手伝ってくれて」

「気にしないでください。僕もテト姉の歌大好きだから」

「あは♪ ありがと」

 

 本当にテト姉の歌声はとってもキレイ。

 ……そう、とってもキレイ。

 

「では僕はそろそろ夕食の買い出しにでも行ってきます」

「ん? あぁ、ごめんね、休みの日に手伝ってくれて」

「大丈夫ですって。むしろ大ファンの歌手の手伝いができてうれしいですよ」

「ふふ、ホントありがとね」

「どういたしまして」

 

 そう言って僕はテト姉の部屋を後にする。

 さ~て、今日の夕ご飯は何にしようかな~。

 

「あれ? 誇銅君、どこか行くの?」

「ちょっと今日の買い物にね」

「僕も行く~」

「じゃあ先に玄関で待ってるよ」

「うん」

 

 僕は玄関でルピ君が来るのを待つ。

 ほんの数分経つとルピ君が準備を終えてくる。

 

「お待たせ」

「じゃ、行こうか?」

 

 僕とルピ君は二人で近場のスーパーへ向かう。

 道中ルピ君が引っ付いて来たりしてちょっと歩きにくい。が、別にいいか。

 

「そう言えば月と恋は?」

「ん~? なんか曹操って人と鍛錬してくるって言ってたよ」

 

 曹操さん。曹操さんと言うのはあの三国志の曹操の子孫だと言ってる人。実際は知らない。

 冥界旅行中、月と恋に接近して勝負を申し込んで恋に完膚なきまで負けたらしい。それ以来こうして小学生が友達を野球に誘う感覚でたまに二人を鍛錬に誘ってくる。

 その人が信頼できるかどうかは確信できないが、僕たち全員アルセウスさんを呼び出すための簡易魔法陣を貰っている。アルセウスさんに携帯感覚で持ち歩くように言われている。

 まあそれがある限りよっぽどのことが無い限り何とかなるでしょう。

 

 そんなことを考えながら歩いていると大きめのカバンを背負った顔色の悪い男性が僕に話しかける。

 

「久しぶりじゃの、誇銅」

 

 そう言われるが僕の記憶には覚えがない人。それに見た目と喋り方がすごいずれてる。

 

「あの~どちら様ですか?」

「まあわからんでも無理はないか。じゃが仕方ないとはいえ少し残念な気もするの」

 

 そう言うと男の人は残念そうな顔をする。

 やばい、早く思い出さないと。え~とえ~と……

 

「そう気に病むことは無い。見た目が全部変わった人などわかるわけがないのじゃから。

 ほれ、こことは別の世界で君に魔法を教えたじゃろ?」

 

 それを言われて僕の中に一人の“幽霊”を思い出す。

 

「もしかして……ミシェルさん!?」

「そうじゃ。最初に出会った時君がミシェルの名で呼んだ方がいいのかノストラダムスの名で呼んだらいいか悩んだミシェルじゃよ。

 肉体はこっちで手ごろな死体を使ったんじゃ」

 

 ミシェルさんたちには別の世界でだいぶお世話になった。

 おもに別々の世界から来た僕たちを適応するお手伝いをしてくれたり、戦いの技術や知識をくれた。盾姉が悪魔を人間に戻す方法を学んだのもここからだ。

 別の世界に来てしまって右も左もわからなかった僕たちを保護してくれたジョンさんたちには本当に感謝してる。ジョンさんたちは気にしなくていいって言ってくれたけど大したお返しができなかったのは残念。天使探しに協力してくれて助かったとは言ってはもらえたけど……やっぱり受けた恩文は返せたとは思えなかった。

 でもそんなことより今はなんでミシェルさんがここにいるかだよね。

 

「でもなんでミシェルさんがこんなとこに? もしかして他の皆さんも!?」

「いや、ワシだけじゃ」

「ねえ誇銅君。誰?」

 

 あ、そうか。途中から家族になったルピ君は知らないんだったね。

 

「この人はルピ君が来る前に別の世界でお世話になった人なんだ」

「おや? そちらさんは?」

「初めまして、ルピ・アンテノールです」

 

 ルピ君がそう自己紹介をするとミシェルさんはルピ君をしばらくじっと見る。

 

「ワシの名はミシェル・ノートルダム。もしかして君は人間じゃないのではないか?」

 

 何とミシェルさんはルピ君が人間じゃないことを所見で見破った。

 ルピ君の世界ではアランカルは本来普通の人間には感知することはできない。だが、この世界に来てからはルピ君は“表面上”は普通の人間と変わらず、普通の人間にも感知できる。

 そんなルピ君が人間じゃないとミシェルさんは見破ったのだ。

 

「よくわかりましたね。僕は破面(アランカル)。虚が死神化した存在」

「アランカル……聞いたことない名じゃ。それに虚の死神化と言うのも。

 やはり世界と言うものは多種多様じゃな」

「ところでミシェルさんはどうしてここに?」

 

 僕はずっと気になっていた疑問をミシェルさんにぶつける。

 

「ちと前の世界でいろいろあっての。今更戻るわけにもいかんからこうしてハンターとして活動しておるのじゃ」

「どうして戻るわけにはいかないんですか?」

「フォフォフォ。これはちと恥ずかしいことでな。できれば聞かんでくれると助かる」

「あ、失礼しました」

「まあそこは気にするでない」

 

 ミシェルさんは一人で笑う。

 何があったのか気になるけどここは空気を読もう。

 

「帰るところが無いのでしたら家に来ませんか? 遠慮することは無いのですよ。ミシェルさんにはそれだけの恩もありますから」

「すまんが断らせてもらう。ワシは今までずっとこうやって生きてきたのじゃ。今更変える気は起らん。

 だが、ちょっと立ち寄るくらいならまたいつか寄らせてもらうかもしれん。その時は頼む」

「わかりました。ちょっと待ってください。……これが僕の連絡先です。何かあればどうぞ」

「ありがとう」

 

 そう言ってミシェルさんは行ってしまう。

 

 その後僕とルピ君は買い物の続きをして帰る。

 今日は金目鯛の煮つけに決定。




 英雄の出会い。

 曹操と出会ったのは夏休みのレーティングゲームから数日後、誇銅たちがソーナたちのとこに行ってる時、恋と月が留守番の時に二人で外にご飯を食べに行った時。

「初めまして……いや、久しぶりと言った方がいいかな? 董卓、呂布」
「あの~どちら様ですか?」
「昔と比べるとえらい変わりようだな。俺の名は曹操。ある意味お前たちと同じ時代を生きた人間だ」

 月とご飯を食べてると空いてる席に座って話しかけてきた。

「貴方が思ってる董卓とは違うと思いますが確かに私は董卓です。曹操さん、何のご用でしょうか?」
「? まあいいか。俺は反三大勢力組織の英雄派のリーダーをしている。お前たちをスカウトしに来た」
「私たちをですか……?」

 ここの餃子おいしい……。

「お前たちだけではなくお前の家族たち全員をスカウトしたい」
「はあ、確かに私は悪魔に対していい印象はありません。しかし、私たちは余計な波風を立てたくないのです。それに形だけと言えど協力関係となっているので」
「まあ今回はいい。今回の俺の目的は呂布お前だ」
「もきゅもきゅ……?」
「……」

 ん? なに?

「最強と言われた力、手合せ頼みたい」
「(コク)」
「そして今気づいたんだが俺の脚に引っ付いてるカブトムシを解除してくれないか?」
「すみません。念には念をと」

 恋たちは食べ終わった後曹操について行く。

「ところで今更だけど簡単に信用してよかったのか?」
「はい、いくらあなたが侵入できるくらい警備が甘くてもさすがに領地内で何かあればきちんと対処するでしょう。それにいざとなったらすぐにアルセウスさんに連絡できます」
「そうか、だがその心配はない。俺は最強と言われた呂布を超えたことを証明したいだけだからな」
「……負けない……」

 人気のない場所に移動して曹操は槍を出現させる。すごい力を感じる……でも、関係ない。
 恋も武器を出して構える。

 恋が神器を構え戦闘態勢に入ったのを確認すると攻撃を始めた。
 曹操は素早く恋に攻撃の嵐を浴びせるが、恋はそれを上回る速さで攻撃を難なくさばく。
 曹操は自分の武では恋に勝てぬと悟ると今度は自分の神器『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』の力を解放し高質量の光のオーラで圧倒しようとする。だが、恋は平然としている。それでも曹操はそのオーラを纏った槍で恋に攻撃する。普通ならこの光のオーラだけで並みの神器はダメージを受けるが、今曹操の出しているオーラは神滅具ですら無事では済まないほどである。だが、恋はそのオーラを斬り曹操の攻撃を受け止めた。これには曹操も驚きの表情を隠せないでい。
 曹操がいくら光のオーラを纏おうが恋の神器『無頼無敵の方天画戟(ヴェンディチェ・ロード)』の前では無力。『無頼無敵の方天画戟(ヴェンディチェ・ロード)』は純粋な物理的力のみしか受け付けないのだから。
 曹操はその後も恋との戦いをやめない。疾風のごとき突きを繰り出すも風のように躱される。雷のような斬撃を放つも大地に吸い込まれたかのように相殺される。攻撃が効かないとわかると曹操はいったん距離を取るが恋はその距離を一瞬で詰め曹操に斬りかかる。曹操はしっかりとガードするも恋の力に及ばず武器を弾き飛ばされてしまう。

「……俺の負けだ」
「お前……グレモリーたちより強い……でも、弱い」
「ふふ、なるほどな。俺に付き合ってくれて感謝する。また機会があれば頼めるか?」
「(コク)」
「鍛錬だけにしてくださいね。それと私たち家族を巻き込まないようにお願いしますね、曹操さん」
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