感謝を込めて設定集の公開です。
今回は初期実装SSR全て+【オマケ】■■ティエラ(未来実装・ネタバレ含)です!
確認の基本情報です。
適正:近攻・遠攻・防・術・癒
属性:火・水・木・土・光・闇・無
また、ティエラ以外にも1名、本来のWF(ティエラ加入前)にはいなかったキャラクターがいます。
●レアリティ:SSR(期間限定ガチャ) ●コスト:13
●種族:人間 ●性別:女性 ●年齢:15
●適正:近攻 ●属性:無
●固有装備:精霊剣『涯』
装備詳細:
エスペラが精霊を打倒した際に精霊がこの剣へと変じた。「剣の概念精霊」がエスペラを「
●奥義『絶剣・
効果:敵1体に超極大クリティカルダメージ+「残心」状態(自身・1ターン)
(「残心」状態=「完全回避」+「カウンター状態」)
解説:
エスペラが己の中にある剣技の知識と自身の才能総てを合わせて到達した絶技。玉同士が触れ合ったかのような微かで美しい音が聞こえた時には、既に対象は斬られている。
●パッシブスキル
・剣聖 最終ダメージ20%UP
・常在戦場 全能力UP(小)&極稀に攻撃を回避
・剣の果て 「剣」装備時クリティカル確率UP(小)
・「剣」の加護 「剣」装備時に敏腱UP(小)
●人物詳細
◇美しい白髪とルビーの如き紅瞳が印象的な少女。身長は12歳を境に成長が止まっていて小さい。本人は低身長を気にしている。可愛らしい容姿だが、実際は齢12歳にして「剣の概念精霊」を一刀のもとに斬り伏せた神域の剣士。人の身にして人を超えた紛れもない怪物である。
◇かつて「剣聖」と呼ばれた剣の天才がいた。だが、彼は「剣の概念精霊」の剣技を見て絶望する。それは決して届かぬ遥か彼方の領域だったからだ。なまじ才能を有していた分、己の一生をかけても届かないと理解してしまい――外法に手を染めた。
「人1人の生涯にて届かぬならば、それを積み重ねれば良い」と考えた男は、剣の才能ある者を弟子として集め、最も才能ある者の身体を禁術にて奪った。己の記憶と経験で肉体の人格を塗りつぶしたのである。それを何世代も繰り返し、やがて至高の領域へと至ろうとの計画だった。
そうして何世代も繰り返された後、新たなる肉体として選ばれたのは当時10歳の神童エスペラ。彼女は戦争孤児であり、剣の道場に引き取られて修練を積んでいた。
かつての「剣聖」は今までと同じようにエスペラの人格を乗っ取ろうとしたが、エスペラは逆にそれを喰らい尽くし、飲み干し、己の糧として吸収しきったのである。
その直後、エスペラは道場を飛び出し、ついには12歳の時に「剣の概念精霊」を打倒。以来、「剣聖」とは彼女を指すこととなったのである。
――少女は人の身にて剣の果てへと至る。
●スカウト時セリフ:「――把握。我が剣は貴方と共に」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:人間 ●性別:男性 ●年齢:65
●適正:近攻 ●属性:土
●固有装備:水晶槍『ジャウハルラ』
装備詳細:冒険王がとある洞窟を冒険時に発見した、全体が蒼く美しいクリスタルで出来た槍。何故か非常に頑丈であり、全く折れず、刃こぼれもしない。
●奥義『混沌を越え冒険の先へ』
効果:敵全体に大ダメージ。敵全体にドロップ率UP状態を付与(3ターン)。味方全体のスキルゲージ上昇(極小)。
解説:自慢の鋼鉄の馬に引かせた鋼鉄製戦車で突撃する。冒険で見つけた謎の部品を用い、リベルハイトの技術者が造り出した兵器である。
●パッシブスキル
・王の風格 味方全体の攻撃力UP(中)
・常勝の軍略 味方全体の全能力UP(極小)
・永遠の冒険 自身の防御UP(中)
・王の眼 自身の有利属性での攻撃力UP(小)
●人物詳細
◇リベルハイト王国第12代国王。齢60を超えて尚、王としても戦士としても、そして何より「冒険家」として現役である。年齢を感じさせぬ筋骨隆々の体躯と明晰な頭脳、そして溢れ出るカリスマはまさしく王。また、人の才覚を見抜くこと、磨くことにおいて天賦の才を有する。彼曰く、「流れ」を感じるとのこと。彼の治世においてリベルハイトに反乱は1度として起こらず、戦争でも負けはない。
◇本人は戦争や政治といった他のどんなことよりも「冒険」が好き。未知の地へ赴き、知らぬ物を見て、珍しき物を食し、現地の者と友好を深め、その地の文化に親しむ。それこそが彼の生き甲斐であり、人生の意味。彼自身はとっとと王位を退き、余生を冒険に費やしたいと考えているが、国民からの支持がありすぎて辞めるに辞められない状況。もっとも、昔から勝手に国を飛び出して冒険に行くことは頻繁にあり、それは今も続いている。特に最近は息子の1人に国内の事を任せて冒険三昧。王としては名前だけ貸しているような状況である。それでも国が揺らがないのは、冒険王自らが見出した優秀な文官が国を運営し、彼が鍛えた精強なる軍隊が国を護り、国民たちが国を支えているから。
様々な世界が混ざり合う「カオス」は彼にとって最高の世界。やがては「カオス」の総てを冒険しきることが今の夢。永遠に続く戦乱が終われば冒険しやすくなるので、主人公の目的は好ましい。ついでに、その主人公の旅路自体も「冒険」なので彼の大好物である。
彼は既に「冒険」にて数多の「未知」を見つけてきた。故に、彼が「冒険」の度に記している冒険記は、この「カオス」において最も価値ある書物の内の1つと言っても過言ではないだろう。
――その「冒険」は果て無き王の娯楽。彼は混沌すら楽しみ尽くす。
●スカウト時セリフ:
「む?なんだ、小僧。お主からは奇妙な流れを感じるな。…何ィ?世界を平定する?ガァハハハハハハ!!!この永遠の混沌をか!何とも面白い!儂も混ぜよ!お忍びのプチ旅行が大冒険に様変わり!これだから冒険はやめられん!」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:エルフ ●性別:男性 ●年齢:50(エルフは人間の2倍の寿命)
●適正:遠攻 ●属性:木
●固有装備:魔宝弓『ワゥヌアルクス』
装備詳細:エルフで最も弓の腕が優れる者が持つことを許される宝弓。
●奥義『終矢』
効果:敵単体に超特大ダメージ(必中)+毒&麻痺付与(3ターン)+自身のスキルゲージ上昇(小)
解説:相手の位置を正確に把握し必中の狙撃を行う。
●パッシブスキル
・エルフの戦士 全能力UP(小)
・悲願 防御UP(中)
・孤高の旅路 自身の敏腱に応じてクリティカル率UP
・神域の狙撃 状態異常の敵に対して攻撃力UP(大)
●人物詳細
◇金髪に白い肌の美男子。耳が長いのはエルフという種族の特徴。エルフが住まう大森林ンル・ヲ・リエスの戦士。名前のワヌとはエルフの言葉で「弓の戦士」を指し、ワゥドウとは彼が属する部族の名。つまり、ヴァルト・ワヌ・ワウドゥとは、ワゥドウ部族、弓の戦士、ヴァルトという意味。エルフは元より風魔術を用いた弓術を得意とするが、大森林において彼を超える腕前の者はいなかった。
◇奪われた秘宝を取り返す使命の旅の途中。掟では森を出た者は一族に戻ることは出来ず、エルフにとって掟は絶対である。故に、彼は使命を果たして秘宝を森に返したとしても故郷に帰ることは出来ず、友や家族に会うこともできない。それを覚悟の上で、彼は使命を果たすべく森を出たのである。
◇千里を見通すと言われるほどの超長距離射撃を行うが、それは類まれなる聴力に支えられた技術である。彼は戦場全ての音を聞き分け、乱戦の中でも敵の急所だけを射抜く。次々と指揮官や実力のある戦士ばかりが絶命していく様は、敵にとって恐怖以外の何ものでもない。
戦いの最中こそ我慢しているが、本来はたくさんの音が入り乱れる場所は苦手。人の多い街中なども使命のために仕方なく踏み込んでいるだけであり、必要が無ければ入りたがらない。
――使命に殉じる旅路にて、彼の耳は故郷の音を探し続けている。
●スカウト時セリフ:
「お前も故郷を離れて戦いに身を投じるか…。いや、何でもない。力は貸してやる。代わりに、俺の使命にも協力してもらうぞ」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:人間(半精霊) ●性別:女 ●年齢:14
●適正:癒 ●属性:火
●固有装備:拡声杖『クルクル☆クルク』
装備詳細:声が大きく拡散される不思議な効果を持った杖。
●奥義『私の歌で救われなさい!』
効果:味方全体を回復(中)&全能力向上(大・2ターン)&スキルゲージ上昇(中)+自身のスキルゲージ上昇(小)
解説:人の身にて神域に至った歌姫の歌。聴いた者を癒し、あらゆる力を向上させる。
●パッシブスキル
・全力ライブ! 自身のHP残量が少ない程スキルゲージ上昇率UP
・歌の果て 自身のスキルゲージ上昇率UP(小)
・「歌」の加護 自身の防御UP(中)
・アンコーール!! 1度だけ自身のHP残量50%未満で自身のHP回復(大)
●人物詳細
◇ある日のオアシス都市メルアヌム。過酷なるレギス砂漠にポツンと浮かぶこの都市には、砂漠の灼熱に負けない熱狂が渦巻いていた。
「いぇ~い!みんな~!盛り上がってる~?」
「イエェェェェェイ!!!ピ・エ・ラ!ピ・エ・ラ!」
灼熱は熱狂!陽光はスポットライト!吹き荒れる砂嵐は演出に!砂漠の総てを味方にして今日も私は歌う!舞う!あ、水分補給だけはしっかりね!ピエラちゃんとの約束だぞ☆
◇栗色の髪と瞳の少女、ピエラは親に捨てられた。父は危険な薬物で心を壊し、母は別の男と共にどこかへと消えた。
11歳の少女が1人、親の助けも無く生きていける程、この砂漠は甘くない。餓死への道を突き進む中、少女の胸中には深い憎悪が渦巻いていた。何故、父は薬物になど傾倒したのか。何故、母は一度愛した男を見限ったのか。何故、自分は連れて行ってもらえなかったのか。何故―――。
そんな時だ。彼女はある歌を聞いた。不思議な歌だった。聞いたこともない音の羅列で構成された、意味も分からない奇妙な歌。けれど。けれど、不思議と心に染みた。
女性は歌を聞かれたのが恥ずかしかったのだろうか。口止めをするように作っていた料理を差し出した。その後、短い期間であったが、少女は女性と共に生活することになる。2人は共に美味しい料理を食べ、よく共に歌った。
ある日、少女は尋ねた。なぜ歌うのかと。
女性は答えた。自分を励ますためだと。弱さを払いのけるためだと。
続けて、少女は尋ねた。なにを想って歌うのかと。
女性は答えた。故郷を。帰りたい場所と再会したい人を想って歌うのだと。
少女は気が付いた。自分が父母を恨み憎んでいたのは、それだけ昔日の日々が幸せだったからだと。父母の愛に包まれていた日々が余りにも大切だったから、その裏返しとして喪失を呪ったのだと。同時に少女は理解した。かつての父母は確かに自分を愛していた。それが崩れ去ったのは、きっと人の心の弱さ故。薬に頼らざるを得なかった心の弱さ。夫を信じ切れなかった心の弱さ。そんな誰もが心に持っている弱さが原因だったのだと。
再び、少女は尋ねた。歌は人の心の弱さを吹き飛ばせるのか、と
女性は答えた。勿論だと。歌はそういうモノで、君の歌は素晴らしいのだと。
だから、少女は歌を歌う。自分の昔日の幸せは決して戻ることはないけれど。それでも、自分と同じような思いを他の子に味わって欲しくは無いから。この灼熱の砂漠の過酷さに、この混沌の世界の苛烈さに、人の心が負けてしまわぬようにと願って。
――かつて「誰か」の歌に救われた少女は、「誰か」を歌で救うのだろう。
●スカウト時セリフ:
「世界を救う?良く分からないけど、私は歌うだけです!歌って踊って、誰かの弱さを吹き飛ばせるように!」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:人間 ●性別:男 ●年齢:28
●適正:防 ●属性:水
●固有装備:海竜盾『レヴィアドラン』
装備詳細:討伐した海竜の鱗を素材に造られた巨大な盾
●奥義『我が後ろは戦場に非ず』
効果:自身にターゲット状態を付与(2ターン)+無敵状態(1回)+防御力UP(特大・2ターン)+自身のHP回復(大)
解説:水流にて敵の攻撃方向を限定し、自身に攻撃を集中させる。
●パッシブスキル
・八騎士 自身の状態異常耐性UP(大)
・大いなる盾 自身の防御力UP(中)
・騎士 自身の全能力向上(小)
・ドラゴンスレイヤー(護) 「ドラゴン」属性の敵から受けるダメージ減少(大)
●人物詳細
◇青い髪と白い肌の美丈夫。騎士の国と称されるカヴァルエ王国の騎士。かの国の騎士は精強にして高潔。卑怯非道を良しとせず、正義を掲げて中立を維持し続けてきた。国として戦争を仕掛けることは一度として無く、常に防衛に徹し続けた歴史は――裏を返せば、如何なる攻撃にも揺らがなかった不動の伝説でもある。
◇ある時、騎士の国の王が選ばれし8の騎士――人は彼らを八騎士と呼ぶ――に使命を与えた。そして彼ら八騎士は「カオス」の各地へと散り、使命を果たすべく行動をしているという。使命の内容は王と八騎士しか知らないとされ、目的は全くの不明である。
◇サー・ルドハルネスは八騎士の内の1人であり、「大海の騎士」の二つ名を有する騎士。水の魔術に長け、深き海の如き鉄壁の護りを得意とする。何人も彼の護りを突破すること敵わず、その背に庇った者は必ず護り抜かれる。
海の如き寛容さと深き愛を有しており、人柄も二つ名に恥じぬ素晴らしい人格者。
罪人の子として生まれ、幼少時は貧しく差別される日々を送っていた。それは辛い日々であったが、同時に彼は父が悔い改めて真面目に生きようとしていることを知っていた。数奇な運命の果てに罪人となった父が、贖罪を重ねながら、母と愛し合い、己を愛し育てている姿を見続けていた。だからこそ、なのだろう。彼は例え相手が罪人であろうとも、万人に等しく接する。無論、罪は罪として捉える。罪人に容赦をすることはない。だが、その罪に相応しき罰を受けた後は救われても良いのだと信じている。
――彼の騎士は罪を糾弾し、人の根底に善性があると信じる。
●スカウト時セリフ
「世界から争いを無くす…。ふむ、なるほど。分かりました!微力ながら私も協力しましょう!どうしても私自身の使命が優先となってしまいますけれど…」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:概念精霊 ●性別:女 ●年齢:400以上
●適正:防 ●属性:闇
●固有装備:死霊槍『サナス・モル』
装備詳細:死の力が宿った槍。この槍の傷は容易に治癒できない。
●奥義『安らかな終わりを貴方に』
効果:自身の防御力UP(特大・3ターン)+特殊カウンター状態(3ターン)+自身のHP継続回復(小・3ターン)
解説:指輪の力を限定的に解除し、向かって来た相手に「死」の精霊の力をぶつける。
●パッシブスキル
・死の精霊 状態異常の敵から受けるダメージ減少(中)
・墓守 自身のHP残量が低い程防御力UP
・愛(護) 自身の防御力UP(中)
・在りし日の幸せ 1度だけ自身のHP残量50%未満で自身のHP回復(大)
●人物詳細
◇世界中の戦場を旅する女性。戦いの趨勢が決まった頃に姿を現し、戦火の跡を歩く。長い銀髪に青い肌と紅の瞳を有し、背中には身長よりも巨大な十字の墓石を背負う。また、服は全て黒を基調としており、両手の薬指には全く同じデザインの指輪が嵌められている。
◇正体は、概念が意思を持った「概念精霊」であり、彼女は「死」の概念精霊である。精霊は何らかの目的のために世界に自然発生し、年を取らず永い時を生きる。そして、己が誕生した意味を果たすべく、その永い時を費やす。その性質から、精霊、特に概念精霊は「カオス」世界において神聖な存在とされ、広い地域で信仰の対象となっている。
遥か数百年も昔のこと。「死」の概念精霊である彼女は、当初は無差別に「死」を振りまく存在だった。精霊は、誕生後数年は自我を有さず、ただ本能のままに行動する。自我のない彼女は、多くの人間を殴殺し、圧殺し、斬殺し、焼殺した。彼女の自我が芽生えた時、彼女の足元には数多の躯が転がっているのみだったという。
精霊は自我を得れば大抵の知識や常識も備わる。故に、目覚めた瞬間、彼女は己が存在の罪深さを自覚した。そして、彼女は精霊として何よりも重要な使命を拒否し、本能に抗ってでも自殺という手段を選ぼうとして―――ある青年と出逢う。運命的な出逢いと様々な出来事を通じて、次第に彼と彼女は愛し合っていった。
ところが、「死」の概念精霊である彼女は存在するだけで近くの生物の生命力を吸収する。
やがて、青年は徐々に弱っていき、その頃には彼女も青年もそれが彼女の力によって引き起こされたものだと理解していた。彼女は絶望し、泣き叫び、青年から離れると告げる。だが、青年は何か方策があるはずだと説得した。
青年は偉大な魔術師でもあった。彼は己が全てを懸けて研究を重ね、遂に彼女の力を抑える魔道具を――指輪型のソレを造り出したのである。
彼女の薬指に嵌められた魔道具は確かな効果を発揮し、彼女の力を抑え込むことに成功。しかし、その頃には既に青年の命の灯火は尽きようとしていた。
彼女は泣き、謝罪した。人生を、幸せを奪ってしまった、と。
青年はそれを優しく否定した。彼女といた日々は人生で最も幸せな時間だったと彼は言った。また、こうも告げた。こんなに苦しみなく穏やかに死ぬことが出来るのは、この混沌とした世界では幸せなことだ、と。恐らくそれが「死の概念精霊」の役割なのだ、と。
青年は彼女に、自分の愛した女性に生きていてほしかったのだ。幸せになって欲しかったのだ。自我が芽生えて直ぐに死を覚悟するなど、あまりにも悲しかったから。
直後に、青年は静かに、穏やかな顔で息を引き取った。
その後彼女は、決して壊れぬように特別な素材で彼の墓を造り、それを背負って旅を始めた。彼の願いを受けて少しだけ形を変えた使命を果たすために。
――女は戦場を巡る。安らかな死を与えるために。
●スカウト時セリフ
「この世界の戦争を無くす、ですか。…貴方の旅路の先に戦地があるのなら、私も行く先は同じです。協力も致しましょう。ただし、あまり私に近づかない方が良いですよ、死んでしまいますから」
●レアリティ:SSR(恒常) ●コスト:12
●種族:魔法少女 ●性別:女 ●年齢:10代
●適正:術 ●属性:光
●固有装備:魔法杖『ピース・ブロッサム』
装備詳細:魔法少女が持つ特有の杖。非常に可愛らしい。
●奥義『あの空に願いを捧げて』
効果:自身の全能力UP(大・2ターン)+敵全体に特大ダメージ
解説:天高くから巨大な魔法の砲撃を行う。
●パッシブスキル
・魔法少女 自身の全能力向上(小)
・夢 自身の奥義威力UP(中)
・希望 自身にリジェネ効果(小)
・願い 1度だけ自身のHP残量50%未満で自身のHP回復(大)
●人物詳細
◇ピンクの髪と瞳を有した10代程度の少女。フリフリの服に身を包み、手にはハート型の宝石が埋め込まれたステッキ、靴は背伸びしたハイヒール!殺伐とした戦場に似合わない格好で縦横無尽に駆け回る。まさにカオス。
◇「カオス」における「魔法少女」は、「特定の国家・集団に属さず独自の目的をもって活動する、強大な力を持った謎多き少女」として一般的には認識されている。また、「謎の喋る小型魔獣を使役している」ことも共通点だ。ただ、彼女たちに命の危機を救ってもらったりした人などは少し異なる見解をしているという。
◇正体は、「やっぱり魔法少女」というより他にはない。どうやら「カオス」に組み込まれた世界の1つに住まう「独自の進化を遂げた魔獣」が、「大人になる前の少女」の「願い」に応え、「契約」することで力を発揮しているようだ。彼女たちが使用する力は、広く一般的に使われる「魔術」とは原理からして異なるらしく、「魔法」の1種として分類されている。
そして、この魔法少女の「魔法」は個人差があるものの、基本的には非常に強力であり、「カオス」全体を見ても確実に強者へと分類される。
彼女たちが人前で変身を解くことはないため、往々にしてその正体は不明。かなりの長期間変身したままだったことも確認されているため、燃費は良いようだ。或いは、「契約」と同時に変質し、魔法少女の姿こそが本来の姿となっているという説もある。
成人した魔法少女の目撃例は現在の所ないため、魔法少女が大人になったらどうなるのか、なぜ少女だけなのかといった疑問も謎のままだ。
魔法少女メアは3年ほど前から目撃されるようになった魔法少女で、彼女もまた何らかの「願い」のために「謎の魔獣」と契約を交わしたのだろう。彼女が連れている「魔獣」は「オルル」と名乗り、語尾に「おる!」をつける。
彼女は何を願って契約をし、何を目的として動くのか。それはまだ誰も知らない。
――少女は己が願いのため、杖を手に魔の道を進む。
●スカウト時セリフ
「ふーん。戦争を止めて世界を救う、ね。いいじゃない、それ。私も協力するよ!皆の夢と希望を護るのが魔法少女だもんね!」
☆以下は微量のネタバレを含みます。
●レアリティ:SSR(覚醒) ●コスト11
●種族:概念精霊 ●性別:女 ●年齢:10
●適正:癒 ●属性:無
●固有装備:夫婦剣 『葬送』・『回帰』
装備詳細:
輪廻転生、魂の円環を司る二本で1つの夫婦剣。朱色の剣「葬送」は服わぬ魂に終わりを与え、蒼色の剣「回帰」は果てしモノを総ての循環へと還す。蒼き星が創りし聖剣ならぬ星剣であり、人智を超えた超常の剣である。
●奥義『蒼き星に貴方は還る』
効果:全体回復(小)+プレイヤー回復(特大)+プレイヤー継続回復&スキルゲージ継続上昇(中・3ターン)+プレイヤー防御UP(特大・3ターン)+プレイヤー異常状態解除・異常状態無効(3ターン)
解説:
故郷にして、今は遠き蒼き星の加護。世界を隔てているため、大幅に弱体化している。広範囲に及ぶ回復効果を発揮するが、本質はただ一人をあらゆる脅威から護る力。母なる水の星は今も貴方の還りを待ち続けている。
●パッシブスキル
・蒼き星 自身及びプレイヤーのスキルゲージ上昇量UP(中)
・愛(護) プレイヤーの防御UP(中)
・輪廻 自身の「敏捷」に応じて自身の連撃性能&クリティカル率UP
・特殊属性(全) 無属性以外の総ての属性被ダメージDOWN(中)
・特殊属性(星) 防御時、相手の特殊属性効果無効
●ステータス
HP(体力) (最大)12000
STR(攻撃) (最大)430
VIT(防御) (最大)510
DEX(敏捷) (最大)720
●人物詳細:
◇若草色の長髪と蒼き瞳を持つ女性。正体は概念精霊であり、司る概念は「還る場所」「貴方を大切に思う誰か」、そして「正しき円環」。「救世を定められた誰か」を大切に想っていた何者かの意思が概念となり、蒼き星の力を借りて顕現した存在。
元となった想念は一人のものかもしれないし、複数のものかもしれない。父母のものかもしれないし、友人のものかもしれないし、恋人のものかもしれない。世界を渡り唯の概念と成り果てた想念に記憶は存在せず、今となっては詳細を知ることは不可能である。それでも、誰かが誰かを大切に想っていたことだけは確かだろう。
――世界を隔て、時を経ても、其の想いは変わらず在り続けた。
●専用防具
『極光の羽衣』 SSR(ガチャ限定)
効果:異常耐性UP(極大)、HP+1500/VIT+70
「概念精霊」かつ「特殊属性(星)」を有する者が装備時さらにHP+1000/VIT+50/DEX+50
説明:翠、蒼、紅など様々な色合いで鮮やかに輝く不思議な羽衣。蒼き星の精霊の力を高める。
●専用防具
『日食黒衣』 SR(ストーリー入手)
効果:HP+1000/VIT+30、「精霊」の装備時スキルゲージ上昇量UP(極小)
説明:ある者が自らの種族を隠すために着ている黒衣。
●専用アクセサリー
『望郷の歌』 SSR(親密度限界突破報酬)
効果:「ティエラ・アス」が装備時、リジェネ効果付与(小)&スキルゲージ上昇量UP(小)&防御力UP(小)。「ティエラ・アス」のHPが3割以下となった場合、一度だけプレイヤーのHP回復(特大)&防御力UP(特大・2)
貴方なら、誰をリセマラで選びますか?
(ティエラはガチャでは出ません)
今後とも当作品をお楽しみいただければ幸いです!