■ティエラ関連
①『さぁ、一日を始めよう』
ティエラ → テトマ
「おはようございます。今日もよろしくお願いしますね、テトマ」
『おはよう、ティエラ。「ありがとう」。「お疲れ様」。…感謝と労いを示す言葉はこれで良かっただろうか?』
「あっていますけど…急にどうしたんですか?」
『毎朝誰よりも早くに起床し掃除と朝食の準備。戦闘に参加しつつ負傷者の治療を行い、昼食を提供。時折、メンバーの相談にも乗りつつ、夕飯の準備も欠かさない。そして深夜、掃除を終えてから誰よりも遅く就寝する』
「な、なんですか、本当に!?」
『ティエラのある一日を当機が記録したものだ。そして、基本的にこれが毎日行われている。故に感謝と労いを示すべきと当機は判断した』
「全て当たり前の事でしかありませんよ…。というか何故テトマが?」
『掃除は当機を清潔に保ってくれる行為だ。そして料理は、仮にティエラがいなければ当機の仕事となっていたことだろう』
『当機には食事を味わう機能が存在し無い。記録されたサンプルデータを再現し、反応を観察して改善するしか無い。現状よりもメンバーの士気や健康水準は低下していたと推測される』
「そうですか…そういうことなら有難く受け取っておきますね。でも、それならテトマにもありがとう、ですね」
『当機に?』
「テトマの用意してくれた調理設備と調理時のサポートには本当に助けられています。そもそも、テトマがいなければ雨風も凌げませんしね。だから、ありがとう、です。さ、今日も一日頑張りましょう。腹ペコさん達が起きてきてしまいますよ」
『了解した。任務、開始』
②『給仕係採用/狂信者系ボランティア』
フェイス → ティエラ (条件:ネクロアorエスペラ加入済み)
「失礼。ティエラ・アスさんでよろしいですか?」
「はい。そうですけど?」
「貴女は精霊様…」
「…と関わりがある。間違いないですよね?」
「え、ええ。ネクロアさんやエスペラちゃんとは親しいですよ」
「…そうですか。なるほど、そうですか」
「えぇっと…?」
「おお!おお!まさしくアルニマのお導き!精霊様!この世の全てに感謝を!」
「はい??」
「…失礼。日々の習慣でして、精霊様の聖域アルニマに祈りを捧げておりました」
「は、はぁ…」
「スペラトス・アルニマ!…ということです。貴方の使命を応援しております。何か手伝えることがあればお申し付けください」
「料理の助手とかいると凄く助かります」
「おお!なるほど!全身全霊で取り組ませていただきます!」
③『新メニュー(注文者1人)誕生の経緯』
ティエラ → フェイス (条件:ネクロアorエスペラ加入済み:上記会話確認済み)
「フェイスさん、食堂を手伝ってくれるのは嬉しいです。けれど…」
「どうしましたか?何かミスをしてしまったでしょうか?」
「いえ、その…貴方、味覚がありませんね?」
「流石に隠し通せはしませんか…はい、私に味覚はありませんよ」
「禁忌の代償として捧げた…といった所ですか?」
「肯定します。まさしくその通りかと」
「馬鹿なんですか!?自分の幸せを捨ててまで尽くされても…精霊だって喜ばないでしょうに!」
「なんと!あぁ、アルニマにおわします精霊様!申し訳ありません!愚かな私をお許しください!」
「確か、精霊教の禁忌は原初術式の交換魔法の系譜…ですよね。なら、オレの治癒で僅かに改善できるはずです」
「なんと私などのために、ですがご心配には…」
「うっさい!オレの料理を味わわないとか許さん!…それと、完全には治りませんから、貴方は今後特別メニューです!」
「特別メニュー、ですか?」
「超激辛、超甘口、超すっぱい、超苦い…貴方の料理はそういう系統です!黒騎士への嫌がらせ用に練習していた料理を披露してやりますよ!とりあえず治療です!」
「はは、はははははは!スぺラトス・アルニマ!私はなんて恵まれているのでしょうか!アルニマと精霊様に感謝を!」
「笑ったり天に祈ったりしてないで、さっさとそこで横になってください!」
④『Sペラ伝説の始まり』
エスペラ → ティエラ
「あ、エスペラちゃん。お久しぶりです」
「あの、ですね。エスペラちゃんが極力一言で会話しようとしているのも、その理由も知っていますよ?ですけど、ちょっと理解が…もう少し言葉をくれると…」
「貴様は弱い。だから鍛える。今から部屋に閉じ込めて強くなるまで鍛錬を続ける」
「はい???」
「貴様や【 プレイヤーネーム 】は弱い。だが失うには惜しい。故に強い私が鍛える。血反吐を吐いても止めぬ。努力は決して裏切らない」
「あはは…。閉じ込められちゃうと料理出来なくなっちゃいますよ…?」
「とりあえず、【 プレイヤーネーム 】君(ちゃん)だけでも鍛えてあげてはどうでしょう?」
「成程。それは名案。採用しよう。早速、連行して監禁する」
「すみません、【 プレイヤーネーム 】君(ちゃん)。オレはまだ死にたくないので…後で差し入れ持って行ってあげますからね」
⑤『マザコン騎士?』
サー・ウィリアム → ティエラ
「(あれは…なるほど。いずれは我が使命のために…とはいえ、今は…)」
「ティエラさん、今日の夕食もとても美味でした。いつもありがとうございます」
「ありがとうございます。…はぁ、隠す必要はありませんよ。貴方の使命の事」
「いえ、黒騎士とかいう頭のおかしいイカレ女に尋問されたことがあるんですよ。縄で縛られて半日以上…その時に大体のことは」
「あの馬鹿…!我らの同胞が失礼をしました。申し訳ありません。言葉でも拳でも、貴女の怒りを受け止めましょう。……ですが」
「分かっていますよ。貴方達の使命を口外するつもりも、邪魔するつもりもありませんから。勿論、殴ったりなんてしません」
「【 プレイヤーネーム 】君(ちゃん)の戦いが終わるなら、方法はどうであれ歓迎しますよ」
「ふふ、構いませんよ。…あぁ、貴方は生まれが騎士国の外でしたね。だから、他の騎士のように使命一色に染まり切れず葛藤を抱えている、ということですか」
「いやはや、そこまでご存じでしたか…参りましたね」
「でしたら、オレはこう言いましょう」
「騎士ウィリアム。オレはオレの目的のために貴方を利用します。だから、貴方もオレを利用しなさい…これでどうでしょう?」
「…っ!ははは!これは本当に参った!貴女には敵う気がしない!…遠き昔に自らの無力で失ってしまった母を思い出します」
「酷くないですか?オレはそんな年齢じゃないですよ?」
「ご気分を害されたのなら申し訳ない。ですが、これは私の持ちうる最大級の賛辞なのです」
「そういうの、マザコンって言うんですよ」
「ははは!これは手酷い!…では、いつか必ず来る決別の時まで」
「えぇ。その時までオレたちは仲間です」
⑥『それは愛ですね』
サー・ルドハルネス → ティエラ (条件:サー・ウィリアム加入済み)
「ウィリアム卿から聞きましたよ、貴女のことは」
「出た…!徹底された報・連・相…!オレの情報が勝手に拡散されていきます…!」
「ははは。己の命よりも大事な使命ですからね。情報の共有は欠かしません」
「それで?ルドハルネス卿はオレをどうするつもりですか?」
「いえ。私もウィリアム卿の判断を支持します。私たちは使命のため…世界のために貴女を利用します。故に貴女は私たちを利用すればよろしいかと」
「最後にはオレが勝ちますよ。全てを利用してオレはオレの目的を遂行します」
「本当に食えないお人だ…。ですが、私個人は貴女の使命を応援していますよ。【 プレイヤーネーム 】殿が救われますから」
「オレには、【 プレイヤーネーム 】君(ちゃん)の動機よりは貴方達の掲げる使命の方が理解できますから」
「愛とは見返りを求めずに与えること…ですか。至言だ」
「何か言いましたか?」
「…いえ、なんでもありません。本日の昼食も楽しみにしております」
⑦『臓物系バカップル(両片想い)』
ロイバー・クリステフ → ティエラ
「ティエラさん。お久しぶりです」
「あ、ロイバー君ですか。元気そうで何よりです」
「あの時ティエラさんが手を貸してくれなければ、俺の身体はもっと酷い有様だったと思います。ありがとうございました」
「礼はあの暴走吸血鬼に言ってあげなさい。飛び上がって喜びますよ」
「俺はまだ彼女に相応しい男になれていませんから。彼女の心臓を盗み返し、彼女に返した時に全ての想いを渡します」
「はぁぁぁ…」
「どうしました?溜息なんかついて」
「心臓を渡そうとする男と自分の血肉で武器を造って贈る女…お似合いだなぁと」
「そ、そうですかね?なんだか照れますね…」
「皮肉ですよ」
⑧『PTA総会/参加者2名』
アドヴェンスド → ティエラ
「おお!あの時の赤ん坊ではないか!息災だったか!」
「あ…。その節は本当に申し訳ありませんでした…」
「よいよい!爺の楽しみの1つじゃからな!ところで、今日の飯は何じゃ?」
「今日はルネのお願いでカレーにします」
「…ちと甘やかしすぎではないかの?子育てには厳しさも必要じゃぞ」
「断じて子育てではないです。…でも、厳しさですか」
「どうだ?経験者の儂がコツを教えてやろうではないか!」
「貴方、息子さんに国を丸投げして冒険の真っ最中ですよね?」
「ガハハ!これは一本取られたわい!」
⑨『天使?とりまシーフードで』
ネクロア・テルア → ティエラ
「あ、天使さんだ。久しぶり」
「しー!しー!それ言っちゃ駄目なやつです!」
「あ、ごめん。ところで、またアレ…しーふーどぱすた、だっけ?食べたい」
「ホント好きですよね…まぁ、今日の献立迷っていたし、良いですよ」
「大勝利~」
⑩『「まま」のはんばーぐ』
ルネ → ティエラ
「その呼び方は止めてください。オレはまだそんな年齢じゃないですよ。子供を産んだ覚えもありません」
「人の話はちゃんと聞きましょうね」
「偉いですね。…ハンバーグか。材料揃っていたでしょうか?」
⑪『いつかまた一緒に歌を』
ピエラ → ティエラ
「あの人は…!…そっか。今は使命の真っ最中なんだ。じゃあ、私が邪魔をするわけにはいかないや。でも、いつか。いつか、全てが終わったら私とまた一緒に歌って欲しいな」
⑫『今すぐ歌えば良いじゃない』
ベステア → ピエラ (ティエラ加入済み)
「ちょっと待ってよベアちゃん!邪魔しちゃ駄目だって!」
「でも、ピエラだって話したいんでしょ?」
「まぁ、それはそうだけど…」
「じゃ、行こう」
「うわ力強い!引っ張られる!」
「先送りは駄目。秘密を明かさなければ大丈夫だよ」
「…?それもそうかも…?」
「じゃ行くよ~」
「まだ心の準備が出来てないよぉ~!あ~れ~!」
■ティエラ関連以外
⑬『冒険に行くのは/冒険王と冒険姫』
ロア・ロア → アドヴェンスド
「おじいちゃ…アドヴェンスド様!やっと見つけましたよ!」
「ぅお!?まずいな、見つかってしまったか」
「ロアを囮にして逃げましたよね?あの後、文官に叱られたのはロアですよ!」
「いやスマンスマン。凄まじい「冒険」の流れを感じたものでなぁ…」
「【 プレイヤーネーム 】さんの「冒険」はそれほどのものになると?」
「間違いない。かつて経験した如何なる「冒険」とも異なる、壮大にして胸躍る「冒険」となることじゃろうて」
「そうですか…なら、ロアも参加しないわけにはいきませんよね!」
「がっはっは!流石は冒険姫であるなァ!やはり孫の誰かの嫁となって冒険女王として君臨せぬか?」
「全員に断固拒否されたの覚えてないんですか?」
「まったく腰抜けじゃのぉ。儂の血を継いでおいて何という体たらくか!…ところで、お前は儂を連れ戻しに来たのではなかったのか?」
「「冒険」の方が優先です!」
「がははっ!見事じゃ!それでこそ!」
「なので、国にはアドヴェンスド様が戻ってください」
「んん!?」
「先ほどオペラシオネさんに連絡しておいたので、迎えが来るかと」
「なにィ!?謀ったなロア!戦略的撤退じゃァ!」
「逃がしませんよ!」
⑭『精霊を巡る思惑/男子会開催』
サー・ルドハルネス → ネクロア・テルア ( フェイス 加入済み)
「こんにちは、ミセス・ネクロア」
「ルドハルネスさん?こんにちは。何かご用ですか?」
「いえ、たまたま見かけましたので。ただの挨拶ですよ」
「そうですか?…あ、じゃあ一緒にお昼ご飯でも…」
「お話し中に失礼致します、ネクロア様」
「フェイスさん?」
「実はルドハルネス卿は私と先約が御座いまして。男数名で親交を深めよう、と。女子会ならぬ男子会です」
「そういうのもあるんですね!私も、今度ティエラ達を誘って女子会開いてみようかな」
「大変素晴らしい御発案かと。友人方も、さぞ喜ばれることでしょう」
「お茶菓子とか必要なのですかねぇ」
「…そうでした、実は本日は希少な果物が僅かに手に入りまして。全員分はありませんでしたので、数量限定早い者勝ちのスイーツにしてしまおうとティエラさんが」
「え!?わわわ、こうしちゃいられません!フェイスさん、ルドハルネスさん、私は用事を思い出したので失礼しますね!」
「えぇ、構いませんよ」
「…どういうおつもりですか?フェイス殿」
「ははは、何のことでしょうな?」
「…1つ忠告を。我ら精霊教徒は精霊様の使命を見守り、支えることを誓っております。故に、精霊様を害するようなことがあれば容赦は致しませんよ」
「ははは、精霊様を害そうなどと。そのような罰当たりなことは考えておりませんよ」
「おや、そうでしたか。これは失礼を。共に精霊様の使命を見守っていきましょう」
「勿論ですとも。…それでは、男子会とやらを行いましょうか?」
「えぇ、精霊様に嘘を吐くわけにはまいりません。お付き合い頂ければ幸いです」
「もっとも、貴殿と私しか参加メンバーがいませんがね?」
「ふむ。それでは、あと何名かお声掛けしてみましょうか」
⑮『大海騎士vs剣聖』
サー・ルドハルネス → エスペラ
「お手合わせしていただき感謝致します。いやはや、流石は「剣聖」殿。凄まじい技量でした。完敗です」
「世辞はいりません。まだまだ修行が足りないという事でしょう」
「いや実際見事だったぜぇ?騎士の国最強の八騎士…ってのは伊達じゃ無ぇらしいなぁ?」
「おや?なるほど。剣の概念精霊様ですね。お噂は聞いております」
「ふむ…そういうものですか。やはり精霊の仕組みは複雑ですね」
「まぁ、精霊自身も詳しく無ぇ事の方が多いぜぇ、実際」
「そうなのですか…本当に世界は謎に満ちている」
「まぁ、そうだなぁ。…お前さんはまだまだ伸びるぜぇ。元精霊が保証してやらぁ」
「光栄なことです。…剣聖殿。また次も手合わせを願えますか?」
「…有難うございます。それでは、私はこれで失礼致します」
「ありゃあ、何か企んでやがるなぁ。手合わせの何割かは強さを見定めるってぇ目的だぜぇ」
「まぁ、そうだなぁ!何か企んで仕掛けて来やがるんなら」
⑯『人間らしい怪物と、怪物に全てを奪われた人間』
サー・ウィリアム → ベステア
「…さぁ。私にも良く分からないんです。でも、心は「ヒト」であるつもりですよ」
「…成程。であれば失礼な言葉を投げかけた。申し訳ない」
「いえ。その反応は仕方のない事です。魔獣は人類の敵、ですから」
「否。戦場で友を殺されたとしても、それで敵国の全てを憎んでしまえば、一方が滅するまで争いは終わりません」
「どういうこと?」
「魔獣だからと枠に嵌めるのは愚か。個々人を見ることが必要かと私は考えます。そして、私は貴女を人間と判断しました」
「それは…凄く嬉しい。ありがとう」
「礼を言われるような特別なことではありません。騎士として、人として当然のことかと」
「けどね。それは止めて欲しいんだ」
「確かに私は「ヒト」で在りたいと願って、そう在ろうとしてる。でも、元が魔獣だったのは動かせない事実」
「いつか暴走してしまうかもしれない。ただの魔獣に戻ってしまうかもしれない。その時、一番傷つくのは私を信用してくれた人たち。だから、私が魔獣だったという事は忘れないで欲しいの」
「…どうして笑うの?」
「失礼。決して嘲笑したのではありません。ただ、あまりにも貴女が「人間らしい」ので、つい」
「どういう意味?」
「他の人の事を考えて自らが犠牲になる…それは人間らしい心だということです」
「…良く分からないけど、ありがとう」
「もしも貴女がヒトで無くなったとすれば、その時は私が斬りましょう」
「それは大丈夫。殺されたいと思える人はもういるから」
「はっはっは!いや、これは参った!貴女は人間よりも人間らしい。…差し出がましい事を言いました。お忘れください。共に全身全霊で戦って参りましょう」
「うん、平和のために戦おう」
⑰『アイドルソングを聖歌にしましょう!』
フェイス → ピエラ
「素晴らしい!スペラトス・アルニマ!このような素晴らしい歌声に出逢えたのは、まさしく精霊様のお導き!」
「ありがとう~☆ピエラちゃんのファンかな?砂漠から追ってきちゃった?」
「ファン!えぇ、ファン!砂漠からではありませんが、今日今この瞬間、ファンになりましたとも!サインを頂けますか!」
「いいよ~!これからも応援してね☆」
「勿論ですとも!貴女の歌は精霊教の聖歌に相応しい!」
「せ、聖歌!?私の歌はキャピってしてるから聖歌っぽくは無いんじゃないかな~?」
「おぉ何という事でしょう。確かに頭の固い枢機卿連中は認めないかもしれません。悲劇!何たる悲劇!…奴らを排除して教会の浄化をすべきでしょうか?」
「ちょちょちょぉおっと!?待って待って待って!?えっとえっと、何とかして止めないと…!」
「…あ!ね、お客さん!静かな感じの歌もあるから聞いてよ!」
「なんと!別の歌もあるのですね!是非お聞きしたいです!」
「これはね、ある人との想い出の歌なんだよ。聞いてください、タイトルは――」