上里ひなとはts勇者である   作:エフさん

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はいいつも通りです
ぐんちゃんの村帰るイベントがスキップされたためいつもより短いです。
tsしてもtsっぽい感じの描写がないんよなー
今回も皆様の暇つぶしになれば幸いです。
感想、お気に入り登録ありがとうございます!


第4話 雑な戦闘

初陣勝利数日後俺はちーちゃんの部屋でゲームをしていた。最初は対戦ゲームをしていたが全部ぼろ負けし、目に光がなくなりそうになったところでちーちゃんが気を使ってくれて今は協力プレー可能のゲームをしている。ゲームをしながら初陣が勝利に終わったことを思い出す。

 

数日前…

初陣が勝利に終わったあと、バーテックスに対抗する『勇者』の存在は大々的に報道された。大社はマスメディアの取材を受け入れ、むしろ勇者の存在をアピールすることで、四国の人々を安心させる方針を採ったのだ。

 

人類はバーテックスに勝てる、勇者が人々を守ってくれる

 

と。テレビ 新聞 ネット 週刊誌などで、連日のように6人の勇者が実名付きで流れた。もっとも、男子一人で後は女子、しかも男子のほうもなぜか女子とかいうなんか混乱と反感を受けそうだったので俺の名前はお姉ちゃんの名前である。

勇者たちがすべて年端も行かぬ少女であること(一人は男だが)も話題になり、四国中の子供から大人まで、誰もが勇者という存在に注目していた。

曰く、国家の秘密兵器

曰く、人類の希望。

曰く、最後にして最強の盾。

 

「この雑誌と新聞、若葉ちゃんのインタビュー載ってるよー」

 

昼食時に友奈が大量の雑誌と新聞を持ってきた。

 

どの記事にも若葉が大きく報じられている。

 

「すごい騒ぎになっていますねぇ...」

 

杏は雑誌を手に取りながら言った。お姉ちゃんは新聞を見ながら眉間に皺を寄せた。

 

「むむむ、いけませんね。この写真では若葉ちゃんとひなとの魅力が表現できていません。次回からは各社に私が選んだベストショットを...!」

 

「「するな!絶対にするな!」」

 

「それはフリですか、若葉ちゃんにひなと?それにしても私は何もしてないのに弟の功績が私の功績になるのはなんか複雑ですね...」

 

「しょうがないだろ...女子しかいない集団に男子がいるのはいろいろまずいんだから...それにしても取材の時に女口調にしないといけないのはほんとにめんどいな...」

 

俺を女として公表したかった大社が取材の前の日に女口調を叩きこんできて大変だった。それが終わってみんなでご飯の時に口調を戻すのを忘れて、なんだこいつみたいな目をしてきたり笑ってきたのは別の話である。

 

「というか、どれもこれも勝手なこと書いてるよなー。タマたちは兵器でも希望でも盾でもない、人間だってのにさ」

 

そうしてしばらくの間、ある種の祭りのような『勇者お披露目』騒ぎが続き、俺たちは順番に休暇がとることが許可された。勇者システムが使用できるか否かは精神状態にも左右され消耗しきった状態では力が発揮できないらしい。だから休養を取る必要があったんですね。特に友奈は精霊の力を身に宿して戦うということをしたため、その影響を検査するために入院する必要があった。まぁカードを使って身に宿したから負担は俺に来るんだけど...

 

そんな感じの回想をしていたら、俺の最初にあった10の残機が0になっていた...ちなみにやっているのはマ〇オである。

 

「ひなと君...ゲーム下手なのはもう知ってるけど、もう少し頑張ってくれない?」

 

「うっ...ごめん...」

 

そのままその日はちーちゃんと一緒にゲームをしていた。俺?何回も死にまくってたらちーちゃんの特訓が始まって少しうまくなったと思ったらあんま変わってなくてちーちゃんに頭を抱えられた人だけど?もうちょっと頑張ろう...そーしよう...

 

そして数日たったある日、バーテックスの二度目の侵攻が起こる。

 

「前よりはるかに多いな...」

 

「ええそうね...って高嶋さん⁉病院にいたんじゃ...?」

 

いつの間にかいた友奈が気まずそうに笑いながら

 

「あはは...時間が止まってるから抜け出してきちゃった。みんなが戦ってるのに、私だけお休みなんてできないよ!」

 

「まぁ大丈夫そうならいいだろ。とりあえず来るぞ」

 

俺らは跳躍しバーテックスの一群の中に入りどんどん倒していく

 

しばらくしてバーテックスの融合が始まった。相変わらずキモイ...

 

「少しやばそうだな...」

 

そうつぶやき俺は彼岸花と七人岬なるものがプリントされたカードを取り出し使った

 

『FINAL FORMRIDE ひ、ひ、ひ、彼岸花!』

 

語呂が悪いのはご愛敬だ。

 

「ちょっとくすぐったいぞ」

 

と言って千景の後ろに回り背中をタッチした

 

「ん?ひゃ!」

 

何度も言うが別にやましいことをしたわけではない。千景はいつの間にか7人に増えており白いローブを着ていた。

 

融合して新たな形態となったバーテックスは元の姿の口部分だけを残して巨大化したような形をしていた。

 

「デカくなっただけ...か?」

 

「どうなんだろ...?」

 

タマと杏が警戒しながら会話をしていたら進化体が動き出した。口から無数の矢が飛び出し球子たちに降り注いだ。慌てて球子は旋刃盤を盾状にし、自分と杏を矢から守る。

進化体は攻撃が通じなかったからか友奈へ狙いを定めた。

 

「わわわ!」

 

友奈も無数の矢から慌てて逃げる

 

「これじゃ近づけないよー!」

 

確かに近づけない...近づこうとしたらあっという間に体が穴だらけになるだろう...

次に進化体は千景に狙いを移した。無数の矢がちーちゃんを襲い

ちーちゃんの体は無残に射抜かれた

 

ぐんちゃああ―ーーーーーーーーーーん‼

 

友奈の叫びが響いた。しかし友奈は信じがたい光景を見たような顔をした。

 

めった刺しになったはずのちーちゃんが別の場所から進化体に特攻していったからだ。それどころかちーちゃんが一人ではなく七人いたからだ。

 

「今度は七人⁉やっぱりぐんちゃんは忍者だった⁉」

 

「違うぞ友奈。あれがちーちゃんの精霊だ」

 

「ほえー...すっごい」

 

七人いたちーちゃんは一斉にバーテックスを襲いそのバーテックスは砕け散って消滅した。

 

そして、総勢百体を超えるバーテックスはすべて掃討され、勇者二度目の出陣となる戦いは終わった。敵の過半数を倒したのは今回も若葉だった

 

数日後俺はちーちゃんとゲームの特訓をしていた。遊んでる途中で客が来たらしいくチャイムが鳴った。ゲームをポーズボタンを押し停止した。

 

「ぐんちゃーん!」

 

来客は友奈らしい。ちーちゃんは友奈を部屋に通した

 

「あ、ひなと君も来てたんだね」

 

「ああ、ちーちゃんにゲームを教わってたところだ」

 

「へー、うまくなったの?」

 

「それがひなと君全然うまくならないのよ...まぁそんなことより高嶋さん...病院は...?」

 

「今日やっと退院できたんだ。入院してる間、ほんとに退屈だったぁ!あと、樹海化してる時に病院抜け出してきたこと、しっかりバレてた...。それがなかったら、もっと早く退院できてたんだけど...」

 

友奈は肩を落としてため息をついた

 

「ところでそのゲームの特訓に私も参加していいかな?」

 

「ええもちろんところで高嶋さんはなんのゲームをよくやっているの?」

 

友奈は腕を組みながら考えるようにして

 

「モン〇ンかな...」

 

「そう、いま私たちはスマ〇ラをしてたんだけどやったことある?」

 

「聞いたことはあるけど、やったことはないかなー」

 

「なるほどね、まだひなと君のほうが強い段階ね...大丈夫高嶋さんならひなと君以上にうまくなれるはずだわ」

 

「うぐ...あんま反論できない」

 

「あはは、とりあえず頑張るね!」

 

数時間後…

 

「負けた...」

 

友奈は両手を上にあげ

 

「やったー!」

 

と喜んだ。

 

「まさかここまでひなと君にゲームの才能がないとは...」

 

「うるさい...」

 

「えっと...なんかごめんね?」

 

「高嶋さん...それもうあおりよ...」 

 

「嘘⁉ごめんね!そんなつもりなくて」

 

「はは、わかってるよ...」

 

項垂れながらそういった。それにしても髪邪魔だなー。切っても変身の時に戻されるしなー...かといって結ぶのもめんどいしなー...まぁ放置でいっか!

 

「ねぇ次は協力プレーできるゲームやろうよ」

 

「え...でも俺足引っ張るからいいよ...」

 

「大丈夫よ私がフォローするから...縛りプレーなら慣れてるわ」

 

とからかうようにこっちを見て言った。

 

「じゃあ、やろうかな...」

 

そうしてしばらくゲームをした。まぁ俺は足を引っ張りまくるんですけどね!




解説という名の補足かと思いきやただの蛇足
本来ならぐんちゃんが勇者としてなら愛されるから、勇者として頑張って愛されたいと思ってるシーンですが、主人公や友奈たちが郡千景という人間を愛しているとわかっているのでのんきにゲームしてます。
それにしても周りの作品を見たときに自分の語彙力の低さが目に見えてくるね!まぁよそはよそうちはうちってやつですけど...
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