上里ひなとはts勇者である   作:エフさん

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はいいつも通りです。
お気に入り登録ありがとうございます!

今回は難産(寝不足)でした。
今回はキャラ崩壊が激しいです。ご注意くださいませ


第6話 温泉ですよ~

俺は温泉旅館にいる。そして一人部屋にいて机に置いてある饅頭を大社がやってる虚偽のニュースを見ながら食べている。ちなみに他の皆は今大浴場にいる...はず。と思ってたらみんなが帰ってきた。

 

「ふぅ、さっぱりしたー」

 

と友奈。

 

「あれ?ひなとは入らないのか?貸し切りだから男風呂に行っても変な目で見られないぞ?」

 

と球子が言ってきたので俺は寝っ転がりながら

 

「いーの、いーの。俺勇者に変身するときに起きる洗浄効果でいつも体きれいにしてるから...あと自分の体見たくないし...」

 

と言った。

 

「へー。そうなんですね...あれ?勇者機能をテストした後は確か変身を禁止させられていたはずなのですが、どうやって洗ってたんですか?自分で洗ってたわけではないですよね?自分で洗ってたら今お風呂に入ることに抵抗ないはずですもんね」

 

といたいことをついてくる杏。

 

「え...えっとー...まぁ...色々だ!」

 

と言って、ごまかそうとしたのだが、

 

「ひなと...もう言ってしまったらどうです?」

 

と退路を塞いでくるお姉ちゃん。

 

「そーだぞひなと。隠し事はなしだ!」

 

と言わなきゃいけない状況を作り出す球子。

 

「しょうがないなぁ」

 

と言って体を起き上がらせる。

 

「えっと、まず俺は自分の体を見たくない。かといって体を洗わないのはいろいろとよくない。ではどうすればいい?自分は目をつぶって他人に体を洗ってもらうことだ。っていうわけで小さいころだけど一緒に入ってたということでお姉ちゃんに洗ってもらってました...」

 

無言が続く。すると球子が

 

「ほんとにお嬢さまみたいだな!」

 

と煽ってきたので

 

球子...今回はそういわれても仕方ないけど、次言ったら殴るよ?

 

と言ってディケイドドライバーを出す。すると球子は

 

「すいませんでした」

 

と謝ってきた。すると若葉が

 

「いくら家族とはいえ、一緒に入るのはまずくないか?」

 

と、当然に思うことを聞いてきた。

 

「そうですか?まぁ利害の一致というわけです。ひなとは自分の体が見たくないけど体は洗いたい。私はひなとを洗ってる時に出てくるくすぐったげな声が聞きたい&弟の裸を見たい()という利点もあります」

 

お姉ちゃんがちょっと気色の悪いことを言ってきた。

 

「警察呼んだほうが良いかしら...?」

 

とちーちゃん

 

「でもせかっくの温泉なんだしひなちゃんに洗ってもらって一緒に入ってきたら?」

 

ととんでもないことを言い出す友奈

 

「いいですね」「いやだよ」

 

と真反対の意見を出す俺たち。

 

「いや、何が悲しくて中学生にまでなってお姉ちゃんとはいらなければならないんだ...俺はお姉ちゃんの裸も見たくないぞ...しかも俺を洗ってた時の服装水着だし...そんな都合よく水着なんて「ありますよ」...え?」

 

と俺の話を遮って水着を見せてくるお姉ちゃん、ちなみにスク水だ。

 

「こんなこともあろうかと持ってきたんですよ!」

 

と胸を張って言ってくる。

 

絶句する俺。すると友奈が

 

「わぁ~良かったね!ひなと君!」

 

「もうお前煽ってきてるよな?」

 

「ソンナコトナイヨ」

 

棒読みになる友奈。それを見て杏が

 

「まぁ温泉にはリラックス効果もあることですし、勇者システムは精神状態が安定していることが大事ですし、入ってきては?」

 

と援護射撃をする。

 

「変なことされないようにね」

 

とちーちゃんは入る前提で話を進めてきた。止めてくれてもいいんだよ?

 

「幸い飯までまだ時間がある。姉弟水入らずで入ってこい」

 

と若葉。球子は、さっさと行け。みたいな顔をしている。

 

「では、行ってきますね!」

 

と俺を引っ張りながら言うお姉ちゃん。

 

「ちょっと待って!俺着替え持ってきてないんだけど⁉」

 

と慌てて言うと

 

「大丈夫ですそれも持ってきています」

 

と逃げ道をつぶしてくるお姉ちゃん。俺は反論する材料がなくなったのでせめてもの反抗として引きずられるままでいるのであった。

水着で入ることに許可が出ないと思ってたのだが、勇者の力はすごいらしく、簡単に了承された。

ちなみに今はお姉ちゃんが水着に着替えるのを待っている途中だ。

 

「もう入ってきて大丈夫ですよ」

 

と水着姿でいうお姉ちゃん。俺はしぶしぶ女湯と書かれた暖簾を潜り抜けるのであった。ちなみに女湯なのはお姉ちゃんがいるからだ。念のためね?脱衣場にて、お姉ちゃんが

 

「さぁ早く脱いでください。それとも1人じゃ脱げないですか?お姉ちゃんが脱がしてあげましょうか?」

 

と急かしてきた。

 

「ねぇ、俺の水着ないの?」

 

と聞いてみるが

 

「いや、体を洗うのですから、あっても着ないでください?そもそもひなとが水着要らないって言ったんですよ?分かったら早く脱いでくだい」

 

「アッハイ」

 

やむおえず俺は脱ぎ始めた。着るのは難しいが脱ぐのは簡単だなと思った。これがエントロピーのなんちゃらってやつか()。

脱ぐときにお姉ちゃんがまじまじと見てきて怖いのだが...

下着だけになった時、俺は椅子に座りあとはお姉ちゃんに任して目をつぶった。

全部脱ぎ終わったあとにお姉ちゃんに手を引かれ多分だけど体洗うとこに連れてかれた。

 

「ではまず髪を洗います。ここに椅子があるのでゆっくり腰を下ろしてください。」

 

言われた通りにする。するとシャワーの音が聞こえてきた。お湯が出るのを待ってるらしい。お湯になったのかシャワーがかかってきた。久しぶりのお湯だなぁと思っているとお姉ちゃんは優しい手つきで髪を洗ってく。ちょっと気持ちい。

頭が洗い終わったらしくお姉ちゃんが耳元で

 

「頭洗い終わったので、立ってください。」

 

と言ってきた。別に耳元じゃなくていいだろうに...

立つと

 

「じゃあ洗いますよー」

 

と、また耳元で言ってきた。

因みに俺は結構なくすぐったがりである。他人に軽く触られたぐらいで声が出るくらいの。つまりどういうことかというと

 

ひっ

 

お姉ちゃんが泡をつけてくるたびに悲鳴が出るということだ。

 

「相変わらずひなとはくすぐったがりですね~。でも少し我慢してくださいねー」

 

そう言って背中を洗ってくる、そして足に行き、前に行き胸を洗っていくのだが...このままいくとR18になりそうなのでカットじゃ

胸だけ執拗に洗われたことだけ言っていこう。

体が洗い終わって出ようかなーと思っているとお姉ちゃんが

 

「せかっくですし湯船に入りましょう?大丈夫です色つきのお風呂なので目を開けられますよ」

 

と言ってきて引っ張ってくる。出口の場所がわからないのでされるがままだ。

 

「段差あるので注意してくださいね。」

 

と言いながら引っ張ってくる。無事湯船に入ることができ目を開けてみたのだが、色つきの風呂ではなかった。なんとなく予想がついてたのですぐに上を向く。

 

「お姉ちゃん」

 

「はい。お姉ちゃんですよ」

 

「さすがに嘘はよくないんじゃない?さっきからだ洗うときに必要以上に体触ってきたのは体預けてるから仕方ないとはいえ」

 

「こうでもしないとひなとは湯船につからないでしょう?あと勇者はメンタル回復が必要ですからね。たまにはリフレッシュしないと」

 

「ゲームあるからいい」

 

「勝てなかったり、上手くいかないものでリフレッシュできるのですか?」

 

「っ...そ、それは...」

 

「まぁ今日ぐらいはゆっくり浸かってください」

 

「わかったよ」

 

上を向いていたため表情なんかはわからなかったが、休ませたい気持ちは伝わったので、素直に従っておく

 

しばらくして

 

「お姉ちゃん、出たい」

 

「はい。わかりました。じゃ引っ張りますね」

 

と言って脱衣所まで連れてかれる。そして体を拭いてもらい、下着、浴衣の着方もわからないので、着せてもらう。

 

「わが弟ながら浴衣が似合いますね~」

 

と言っていつの間にか手にしていたカメラで写真を撮り始めるお姉ちゃん。いつものことなので無視して部屋に戻る。

 

戻ると球子が

 

「お、ひなとにひなた。ちょうどよかったな今さっき飯が来たところだ」

 

と言ってきた。

 

自分の席に着くと隣に座ってたちーちゃんが

 

「浴衣似合ってるわ」

 

と言ってきた。

 

「ありがと」

 

礼は言ったが別にうれしいわけではない。とまぁそんな感じで飯を食い始める。

 

 

 

 

 

 

「はぁ、満腹ー」

 

夕食を食べた後、球子はゴロリと畳の床に寝そべった。

 

「食べてすぐ寝ると牛になるよ、タマっち先輩」

 

「それが狙いだっ!タマは牛のようにでかく強くなるんだ、宇和島の闘牛のように!」

 

宇和島って闘牛いるんだ。って思ってると杏が

 

「そういう牛にはなれないと思う」

 

とツッコミをしたが、杏は全く聞いていない様子だ。

 

「ご飯、すごく豪華だったね。値段を想像すると怖いけど」

 

友奈の言う通り、旅館が用意した食事は、俺らが食べたこともないような珍味や高級食材を惜しげなく使っていたらしい。よくわからなかったけど()

何か思うところがあるのか、ひなたは思案顔を浮かべる。

 

「やはり、勇者への特別待遇なのでしょうね...。丸亀城にも、四国各地から『勇者様へ』と様々のものが贈られてきています。食べ物もですし、高級工芸品なども...」

 

食べ物はともかく工芸品を贈られてきてもな...

 

「そうだな。はじめは何かの宣伝目的の贈答品かと思ってたが...違う」

 

「というか、温泉旅館が完全貸し切りってのも、破格の待遇だしな」

 

球子の言葉に、杏が困ったような笑顔を見せる。

 

「こんなすごい扱いされると、なんだかえらい政治家さんか、有名芸能人みたい」

 

「むしろ当然の待遇だわ...私たちは政治家や芸能人なんかには、到底できないことを...やっているのだから」

 

ちーちゃんは淡々としている。

 

「さて、温泉も入ったし、ご飯も食べたし...でも、寝るにはまだ早いな。ゲームでもやるか」

 

寝転がっていた球子が起き上がる。

 

「ゲームですか...こんなこともあろうかと、将棋盤を持ってきました」

 

ひなたがバックから、玩具ショップに売ってある持ち込みタイプの小型将棋を取り出す。

 

「ヒナちゃん、渋いね!私は王道だけど、トランプ持ってきたよ」

 

友奈がバックから取り出したのは、トランプの束だ。

 

「ゲームなら...そこにあるわ...」

 

そう言ってちーちゃんは部屋に置かれたテレビのほうを指差す。テレビ台の下に、ゲームソフトと最新の据え置きゲームハードが仕舞われていた。

 

「他にも、人狼だったら紙とペンとスマホアプリがあればできますね」

 

という杏

 

「よし、だったら全部やるっ!そしてタマが全部勝つっ!」

 

となんか言ってたので

 

「そういってると勝てないぞー」

 

と言っといた

 

案の定球子は全部勝てなかった。

正確に言えば、勝っていたのはちーちゃんだけだった。ちーちゃん無双だった。

テレビゲームをはじめ、将棋、トランプ、人狼...あらゆるゲームで、誰もちーちゃんに敵わない。

 

「ぐんちゃん、すごい!」

 

ちーちゃんを尊敬の目で見つめる友奈。

 

「相変わらずなことで...」

 

と半分呆れ半分尊敬の俺。ちーちゃんは無表情だが、ほんの少しだけ、嬉しそうに口元が緩んでた。

一方、ちーちゃんに負けまくった、敗北者じゃけ―な、杏と球子は自信を喪失し、部屋の隅で体育座りをしている。

しかし、その状況にもやがて変化が起きた。

ゲームをあまりやらない若葉は、はじめは勝負の駆け引きに慣れず戸惑ってばかりいたが、次第にコツをつかみ、ちーちゃんと互角に戦うようになっていた。

今はトランプのスピードで勝負をしているとこだが、若葉とちーちゃんの頂上決戦である。ちなみにそれ以外は全く勝負にならなかった。またもや、敗北者じゃけ―な、杏と球子は自信を喪失し、部屋の隅で体育座りをしている。

三回勝負で現在どちらも一勝一敗。

若葉とちーちゃんが対峙する。

 

「ちーちゃんガンバー」

 

というとちーちゃんは

 

「...負けない、絶対...」

 

と小さくつぶやいた。すると若葉は

 

「私への応援はないのか⁉」

 

と言った。そうして勝負が始まる。二人の手が動き、目にも留まらぬ速さで次々に札を出していく。

わずかに若葉の札の方が早く減っている。この勝負、若葉の勝利...

 

「うひゃああぁ⁉」

 

突然奇声を上げ、若葉は手に持っていた手札をばらまいた。

お姉ちゃんが若葉の耳の後ろから甘噛みしていた。

 

「な、何をする、ひなたぁ⁉」

 

若葉がひなとに抗議している間に、ちーちゃんは札を出し終わってしまった。

 

「勝者、ぐんちゃん!」

 

友奈がちーちゃんの手を上げる。

 

お姉ちゃんは若葉を叱るように、

 

「ダメですよ、若葉ちゃん。ゲームなんだから、そんな顔しないで、もっと楽しんでやらないと」

 

「だ、だからと言って...く、くすぐったいだろう...!」

 

若葉は顔を赤くしながら、ひなたを警戒して身構える。

 

「若葉ちゃんの弱点はすべて把握済みですからね」

 

「何、若葉の弱点だとっ?」

 

「まさか若葉さん、くすぐったがりなんですか⁉」

 

体育座りしていた球子と杏が、突如、目を光らせて立ち上がる。今こそ復讐のチャンスだとばかりに。

 

「行くぞ、杏っ!同時攻撃だっ!」

 

「まかせて!」

 

球子と杏が左右から若葉に組み付き、脇をくすぐり始める。

 

「思いっきりくすぐってやれっ!」

 

「うん!こちょこちょ...」

 

「...」

 

若葉は平然としていた。

 

「...思いっきりくすっぐってやれっ!」

 

「...うん!こちょこちょ...」

 

「...」

 

若葉はやはり平然としていた。

 

「「あれぇ⁉」」

 

全くくすぐりが効かず、球子と杏が目を丸くする。

 

「ふ、ふ、ふ、...」

 

若葉は球子と杏を見下ろす。その笑顔は笑顔だった。最も、眉は逆立っていたが...

球子は杏は顔を引きつらせる。直ちに、今すぐ、可及的速やかに、若葉のそばから身げねば危険だ。しかし若葉から出た言葉は予想外なものだった。

 

「本当にくすがったがりなのは、そこにいるひなとだ。今私にやったことをひなとにやったら特別に許してやろう」

 

と悪い笑みをしていった。と言った瞬間二人の視線がこっちに来た。俺はちーちゃんのかげに隠れた。だがちーちゃんは

 

「ほら行ってきなさい」

 

と言ってきて二人に突き出してきた。うそでしょ...

 

「ひなとすまんな...」

 

「同学年、男性とはいえ、ロリをくすぐる...なんか興奮してきました~」

 

杏が危険なことを言ってきてるよ~

 

「「覚悟!」」

 

と言って球子と杏が左右から俺に組み付き、脇をくすぐり始める。

 

「ちょっ、や、やめっ、アハハ、ちょ、マジでや、...やめて...し、しん...じゃ...う...」

 

しばらくしてくすぐりが終わる。

 

はぁ、はぁ...もう...無理...

 

とつぶやいて俺の意識は落ちるのであった




なんか俺が書くとキャラが変態になる気がする()
ちょっと原作の六話が長く、分けることにしました。
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