上里ひなとはts勇者である   作:エフさん

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勝手にハーメルンがpc用の方のになってて混乱したエフさんですどうぞよろしく。
ポンコツなのがいつも通りであるということを確認して成長しないなーと思う。
長くうざったらしいループも今回で最後です。やったね!


第31話 最後の戦いpartクライマックス

「おーいひなと...?おいひなと!」

 

 俺は球子に揺さぶられて意識を覚醒させた俺が見たものは心配そうに見てくる仲間たちの姿だった。生きている姿を見て俺の視界はぼやけた。

 

「えっ⁉タマもしかしてなんか悪いこと言ったか⁉」

 

 球子がそういいながら慌てふためいた。俺は突然泣き出したやべーやつだと思われるので泣き止むのに必死になっていたので特に反応しなかった。

 

「可哀そうに...土居さんとついでに乃木さんに何かされたのね...」

 

 ちーちゃんが近寄ってきて俺を抱きしめ、頭をなでてくる。

 

「おい千景!球子はともかく私は何もやってないぞ!」

 

「タマっち先輩さいてー」

 

「杏⁉タマは何にもやってないぞ⁉」

 

「冗談だよ。それにしてもひなと君、大丈夫ですか?なんかありました?」

 

(やっべ、泣いてる理由どうしよう...死に戻りしてるって言ってもなー...まぁ一回言ってみるか)

 

「えーっと...俺はs」

 

 死に戻りしててみんなが俺のせいで死んでそれをやり直せるということと単純に生きている姿を見てうれしくて泣いてました。と言おうとしたが突然紫色の手が出てきて心臓を鷲頭かもうとする感覚があった。

 

(こんなとこまで再現しなくていいんですけど...)

 

 そう思いながら俺は変わりの言い訳を考える。

 

「えーと...最後の戦いだからもしかしたら死んじゃうかもって思って貯めてたアニメを一気見しようとしていたのに見れなくて泣いてました」

 

「...ひなとくん嘘下手だね」

 

「...」

 

 みんなから何言ってんだこいつみたいな視線が届くのを感じる。俺はちーちゃんに抱きしめられたままなので実際はどうかわかんないけど...

 

「でも...言いたくないなら...べつにいいわ...それよりまずはあいつらよ...手短にたのむわ...」

 

 ちーちゃんは抱きしめるのをやめ、俺の両肩を持ち、俺をくるっと半回転させた。七体の大型バーテックスが見えた。

 

「あれ遠距離、俺、あれ水で閉じ込めてくる、球子、あれ爆弾発射してくる、若葉、あれ丈夫な盾持ってる、ちーちゃん、あれ地震起こす、俺、あれ分裂する、杏、あれ潜る、友奈、終わり」

 

「ものすごく簡潔ですね...」

 

「簡潔と言われたので...」

 

「さりげなく自分の数を多くしていたが、大丈夫なのか?さっきまで泣いていたやつに任せるのは少し不安なんだが?」

 

「そう思うなら...乃木さんが自分のを早く倒して...手伝いに行けばいいんじゃない...?」

 

「それもそうか...」

 

「あと今はいないけど前見た超大型バーテックスも原作で出てきたから出てくると思う」

 

 死に戻りの情報も原作に起きたことにしてしまえば大丈夫らしい。ごめんなさい原作様...

 

「そうか...では各自自分のを倒したらまだ倒していない人のところに行くなりして集まるとしよう...散開!」

 

 そうして各自大型バーテックスを倒していく。俺は射手座と山羊座の攻撃を避けながらどうやって超大型を倒そうかと考えていた。

 考えているうちにバーテックスを倒した勇者たちが集まっていて俺が相手をしていたバーテックスを倒していた。

 

「ひなとくん大丈夫?なんか考え事してたみたいだけど」

 

 友奈が心配そうにのぞき込んでくる。

 

「ん?あぁ、大丈夫だよ。少しこの後出てくるバーテックスの倒し方を考えていただけ」

 

「原作に倒した描写は書いていなかったんですか?」

 

「うーん...それが、若葉が対面して終わってるんだよね...なんやかんやあって倒したって感じになってて...」

 

 嘘は言っていない。実際アニメの方ではそんな感じだったし。

 

「そうなんですね...」

 

 そんなことを話していると空気が重くなり正座がてんこ盛りなレオが現れた。

 

(大丈夫...もう怖くない...何なら殺意とやる気と決意がみなぎってきた)

 

 俺は自分の拳を自分の手のひらに打ち付け自分を鼓舞する。

 

「手短にあいつの情報を言うぞ」

 

 そういうとみんなはレオを警戒しながら俺を見た。

 

「おそらくほとんどすべての能力が使える。まず尻尾の薙ぎ払いが来てから上のベルが鳴る。音自体は俺が何とかするけど長くはもたないとは思うからなるはやでベルを何とかしてくれ。あとは知らん。各自で判断して」

 

 俺が若干杏を見ながら言っているとバーテックスがしっぽで薙ぎ払ってくる。全員が飛んで避けたのを確認してから俺は能力を使う。

 

(どっかの作品で味方のダメージをこっちに流す技があったはずだし行けるだろ)

 

 そんな感じで俺はイメージをする。そのすぐ後に

 

ゴーン!!!!!!!!

 

 壮大な嫌な音が俺の耳に入ってきた。

 

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!

 

 耳を塞ぎ、唸り声だか、悲鳴を上げる。しかし他の人が耳を塞いでいないので耳を塞いでも全く音が弱まる様子がなかった。

 

(あぁ!耳が!耳がぁ‼イタイイタイ・・・)

 

 

 

 

その他視点...

 

 ひなとが言った通りバーテックスは薙ぎ払いをしてきたので全員で避けた後のことであった。

 

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!

 

 突然ひなとが苦しそうな声を上げた。両手で耳を押さえ、目を瞑って痛みに耐えているようであった。若葉が何かに気づいた様子で杏の方へ呼びかけるが声が聞こえていないのか反応がなかった。しかしそのあとすぐに杏が若葉の方を見て何を言おうとしていたのかを察した。

 杏は矢に精霊の力をためてベルの方へ発射した。いつも通りベルの周りが真空になった。

 音が止まったのでひなとの喚きも止まった。杏がほっとしていると、杏は何かに前から抱きしめられすごい勢いで地面の方へ向かっていた。杏がその直後に見たものは大型のしっぽであった。何かが地面の方へ向かわせていなかったら自分は今頃生きていなかっただろうということに気づきぞっとする。抱きしめた相手を見てみるとひなとであった。普段ならちっちゃい体を堪能していたところだが彼女にそれができる余裕はなかった。

 

 

 

 

ひなと視点...

 

 目を瞑っていたので誰が何をしていたかよくわからなかったが、不快な音が消えたので慌てて前を見てみると尻尾が動いていて杏をひっぱたこうとしていた。俺は慌てて杏の方へいき、抱きしめてすぐに地面の方へ加速した。すぐとに尻尾が薙ぎ払われた時にできた風圧が背中が襲った。

 

(あっぶねぇ)

 

『おい!すぐに横に飛べ!』

 

 大蛇の声を聞き俺はすぐに横に飛んだ。すると後ろで地面に何かが大量に刺さる音が聞こえた。ずっと横に飛んでいるがいまだに地面に刺さっている音が聞こえぞっとする。だが次第に音が止まった。杏を降ろしてからバーテックスを見てみると若葉たちがバーテックスの周りにいてベルや反射板が破壊されていた。

 

「ふぅ...難所は一旦終わったかな?じゃ、行ってくる。援護よろしく」

 

 そう言って飛び立とうとした瞬間、突風が発生し体が引っ張られる。俺は慌てて地面に剣を突き刺し踏ん張る。

 

「杏大丈夫⁉」

 

 そう言いながら杏を見ると杏は自信から風を出して風の流れを中和しているらしく余裕の表情だった。

 

「大丈夫です...あのバーテックスが回って疑似的な竜巻を起こしている...?」

 

 バーテックスの方を見るとバーテックスは文鎮を振り回しながら回っていた。若葉と友奈はバーテックスの真上にいたおかげで風の影響はないが、少し離れたところで見ていた球子とちーちゃんは風の影響を受け内側に引っ張られていた。

 

「危ない!」

 

 杏がそう叫んだ瞬間竜巻を引き起こしている文鎮が二人に前から当たり吹っ飛ばされる。

 

「がっほ...」

 

 その瞬間俺の前に衝撃が加わり内臓と骨がぐちゃぐちゃになる感覚がした。口からは血を吹き出し地面が赤く汚れた。

 そしてそのすぐ後に俺の背中に衝撃が加わった。背骨にひびが入る感覚が二回して立っていられなくなり、剣を手放してしまいそうになった。

 

「ひなと君⁉」

 

 杏が慌てて駆け寄り俺を支えた。杏に支えられたときに多少痛みが生じたが、どこを触られてもいたいし、慌てて離されて地面にぶつかるのも嫌なので我慢する。そうしている間にバーテックは回転をやめ吹っ飛ばされたちーちゃん達の方を向いていた。そしてちーちゃん達に向けて大量の矢を発射した。ちーちゃん達は痛みはなくても元々あるはずだった痛みによる疲労、脱力はあるらしく立つことができない様子であった。

 しかしその矢はちーちゃん達に当たることはなかった。急いでちーちゃん達の方へ向かっていた友奈が巨大な拳を自分の前でクロスにして防いだためであった。しかし完璧に防ぐことができなかったのか、俺の顔や腕、太ももなどに擦り傷ができた。

 

「傷が増えてる...?まさか⁉」

 

 何かを杏が察したところでバーテックスは細かい矢の発射をやめ、ぶっとい矢を発射しようとしていた。

 

「ひなと君今すぐ解除してください!死んじゃいますよ!」

 

 杏はバーテックスの方を見ずにそんなことを言うが解除したところで死人が増えると判断した俺は解除をしなかった。

 そしてバーテックスはぶっとい矢を発射した。友奈が右の拳で矢を砕こうと試みるが、砕けるのはそのでっかい手甲と彼女の右腕であった。しかし手甲は砕けても彼女の腕は変わりがいるので

 

あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!

 

 俺の右腕が粉々に砕けいたるところから血が流れる。そして友奈が止められなかった矢はそのまま進みちーちゃんと球子を貫いた。

 

「あ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ⁉

 

 二人に刺さった矢は消滅し、俺の体に二つの穴を作り出し俺はいろんなところから血を流し、死んだ。

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 そうして俺は繰り返す。何回も、何回も...しかし繰り返した中で怒るのは毎回俺がボコされるか、庇って死ぬかの二択であり、世界は誰かを犠牲にしてでも倒した未来を見せたくない様子だった。無論俺は一緒に戦った仲間を犠牲にしてまでこの戦いを終わらせたいと思っているわけではない。ないのだが...一回は成功例が欲しいものである。ただ言えることは一つ。俺の記憶のすべてがみんなの頭の中に入ったら...一つの戦いでもいいから彼女たちの頭の中に入れば説明の時間が省けてすぐにとつってボコせそうであるということだ。でもそれを俺の口から言うことはできない。口が開かないのである。ただでかいバーテックスが来るということと三回目ぐらいに言ったことしか言えなかった。

 一応この世界はご都合主義の世界だったはずだ。なぜか勇者にならなくても勇者としての能力が使えるし、カードがなくてもなんかほかの作品の能力が使えるし、なぜか俺だけに勇者になったときの洗浄効果があるし、トイレにもいかなくてもいい。何なら女の子の日もない。かれこれ半年以上女でいるのに来ない。そんな感じの世界であったはずだ。だからこそ俺は苦戦すると思っていなかった。なぜかバーテックスが本気を出してきたのである。本気かどうかは知らんけど。

 

 

 

 

 俺がいつものようにループしてボコされて死にそうになっている時であった。

 

『なぜ...そこまで頑張るんじゃ?言ってしまえばなんじゃが、仲間を見捨てればすぐに勝てるであろう?そして羅この辛い戦いを終わらせることができたはずじゃ』

 

 大蛇が久しぶりに話しかけてきた。

 

(お前のその口調久しぶりに聞いたわ...最初にあったときのキャラ作りの時だけじゃなかったんだな...と言うかもっと早くから話しかけてくれてもよかったんじゃない?)

 

『それはお前があまりにも情けなくなっていたからじゃろ...あと口調に関しては初心忘れるべからずって言葉があるじゃろ?...そんなことはどうでもいい。最初の質問の答えはまだか?』

 

(まずもう俺は目の前で仲間が死ぬことも嫌だし、俺より先に死んでほしくないんだ。身勝手な話、先に死なれるとまた恐怖が出てきて立てなくなるかもしれない。それほど俺は仲間の死がトラウマになってんだよ。あともう一つだけ...前見た悪夢が本当になったんだ...だったら、そのあとに見た吉夢も本当にしなきゃね!あの吉夢はみんなが楽しそうにしている幸せな空間だったから!)

 

『そうか...』

 

 そうして俺は何度目かもわからない死をまた体験する...

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

「おーいひなと...?おいひなと!」

 

「はいはいひなとですよ」

 

 球子に揺らされながら俺は手慣れた返事をした。

 

「何このタマが少し馬鹿にされている感...」

 

『ひなと』

 

 いつもは話しかけてこない酒呑童子が話しかけてきた。

 

『親父に記憶を共有してもらって今の状況を理解したぜ!』

 

『ひなとが犠牲を出したくないということがよくわかった!』

 

 今度は大天狗が話してきた。

 

『今までひなとが倒してきたバーテックスのパワーを儂が吸収してループするたびに持ち越してきたおかげで』

 

『多少の無理と強化アイテムを生成することができたわ』

 

 そう玉藻の前が言った瞬間その強化アイテムがどんなものかが頭に入ってきた。

 

『さぁおぬしの願いを叶えに行くぞ...多少の無理も通してもらって最後に思いっきりでもないが好きなことをさせてもらったんじゃからこのぐらいはしてやるわい』

 

 そうして決意がみなぎったところで俺は変身をしようとしたが

 

「ひなと君、変身より先にまず敵の説明をしてください...」

 

 杏が止めてきた。それに対し俺はニヤッと笑いながら返す。

 

「説明よりもいい方法があるんだよ」

 

 そう言って俺は電王ベルトを解除しディケイドライバーを装着する。そしてバックルを引っ張ってから一枚のカードを取り出して差し込む。

 

『BRAVERIDE...』

 

 俺は両手でさっき引っ張ったバックルを戻す。

 

『サザンカ!』

 

 そうして制服が変わる。黒いTシャツ、黒い少しだけ短いスカート、露出する予定だった足にはタイツ、シャツの上に銀色のチェストガード、靴が黒いブーツ、黒いローブ(フードはない)を着た姿になった。

 

「久しぶりに見た気がするわね...」

 

 ちーちゃんが感想を言っているのを聞き流しながら俺はさっき頭に浮かんできた強化アイテムを出した。

 それはケータッチであった。しかし従来の物とは違くて、十あるはずの仮面ライダーのマークは六つの花になっていた。もはや携帯の画面ではない。

 そして俺はその六つの花を押さずにディケイドライバーの白いところだけを外してケータッチをそこに装着した。

 

大天狗!玉藻の前!酒呑童子!風神!雷神!

 

 ケータッチからそんな声が鳴り、それぞれの勇者の前に自分が強化した後のでかいカードが出てくる。

 

「え、ちょっナニコレ―⁉」

 

 友奈がなんかびっくりしているが俺は気にせず、ケータッチの次の動作を待った。

 

『FINALBRAVERIDE...サザンカ!』

 

 みんなの姿が精霊を降ろした後の姿になり、俺の姿も変わった。

 今まで黒だったものはすべて白に変わった。つまり、髪も目も服も何もかも白に変わったのだ。そしてローブの裏にあった赤、白、ピンクの三輪のサザンカが背中の真ん中に出てきた。さらに髪の毛には前髪に山桜のヘアピン、左に彼岸花の髪飾り、右に桔梗の髪飾り、ストックと姫百合が混じった髪留めがロングの上に小さなポニーを結んだ。いそがしい頭である。

 そして目には見えないが変化はもう一つあった。

 

「うぅ...なによ...この記憶...」

 

「タマたちが死んでる...」

 

「それなにになぜかまた戦っている...?」

 

「でも最後の方はひなと君しか死んでいない」

 

「これって...!」

 

「詳しいことは言えないけど、まぁそういうことだ。説明は必要ないだろ?」

 

「そうだけど...やっぱり後で答え合わせはさせてもらうわね...」

 

「できればね」

 

 ちーちゃん達に起こった変化とは...俺と精霊が持っている、この戦いの身の記憶であった。これならどんなことが起きるかわかって対処がしやすい。そして

 

(なんであんたらまだいるん?)

 

 なぜだか知らんが酒呑童子たちは俺の体から離れていなかった。

 

『あの変身は周りの仲間をその強化形態を使えるような丈夫さにしてからその形態にさせるという効果があるわ』

 

『だから俺らがいなくてもその形態にさせることができるんだぜ』

 

『これによって...』

 

『最終フォームになることができるのじゃ』

 

(まとめてしゃべれよ。と言うか新フォーム出たばっかなんですけど⁉)

 

『そんなの中間フォームよ。あ、そうそう風神と雷神は自我がないからこれによる形態変化をしても意味がないよのねー一応抜いといたけど...そんなことよりほらさっさとあれを使いなさい』

 

(いやこっちの方が本当は中間フォームだからね?)

 

「どうしたの...ひなと君?いかないの?」

 

「俺にはまだ一回変身が遺されている...」

 

「そう...」

 

 ちーちゃんがもうそれでいいじゃんみたいな感じで見てくるが外野がうるさいんでさっさと変身することにする。

 

『さっき言った多少の無茶っていうのはベルトを二重で使うことができるって意味よ』

 

(了解)

 

 そう言って俺はディケイドライバーがあった場所に電王ベルトを巻いた。ベルトが使うとき以外消える仕組みでよかった...

 俺は少し力を込めて赤い携帯を出現させる。そう、ケイタロスである。そしてそれを開き、一番下の四つのボタンを押す。

 

『ピ、ポ、パ、ㇶ゜テテーン、鬼、鳥、蛇、狐...』

 

(..............................なんも起こんねぇじゃん!ちょっとお前ら今の気持ち言ってみろ)

 

『恋愛小説』

『飯』

『酒』

『濃厚な百合』

 

 ダメだこれ...

 

『でも』

『とりあえず』

『そのために』

『やるべきことは...』

 

『『『『アイツら倒して人間を守ることだよな(だ)(じゃ)(よね)!』』』』

 

『♬~』

 

(最高かよ、お前ら)

 

 勝ちを確信するような音楽が鳴り響いた。そして俺はケータロスの横にある出っ張りを押した

 

クライマックスフォーム

 

 服と髪が大蛇がついたときと同じようになり、周りに黒い翼と九本の尻尾と二本の角が出てきた。そしてそれらはくっつき、ついでにケータロスがベルトにつき、てんこ盛りが完成した。

 

「よし!俺らは最初から最後まで、クライマックスだぜ!

 

 そう言いながら俺はいつも倒しているバーテックスのところまで行き、手に毎度使っている刃こぼれだらけの剣を出し、目の前にいた山羊を瞬殺してそのあとに玉藻の前の魔法をノールックで射手座の方へ発射しこちらも瞬殺する。

 俺が変身しているころにはもう敵を倒しに向かっていたのか振り向いたら全員いた。

 

「...びっくりさせんなよ」

 

「あはは...ごめんね?それにしてもまた姿が変わってるね。一個前の方が私は好きだったな...」

 

 友奈が少しだけ寂しそうに言った。

 

「一瞬しか見せてないでしょうに...」

 

「確かに友奈の言う通り一個前の方が球もよかったと思うぞ!」

 

「だから一瞬しか...まぁいっか」

 

「勇者たちよ、集中だ...これで最後にするぞ」

 

 若葉の言葉で全員察したのかいつになく真剣な顔をして頷いた。そして空気は変わり、巨大なバーテックスが出てきた。

 俺はディケイドライバーを出現させ、一枚のカードを取り出し、右にあるもともとディケイドライバーについていたやつに差し込み、それを真横から押した

 

『FINALATTACKRIDE...ALLB,B,BRAVE』

 

 その瞬間友奈と杏と若葉がバーテックスに向かって突撃をした。まず若葉が薙ぎ払いをしていた尻尾を真っ二つにちょん切り、その間に杏が鐘の方に矢を発射させ音を遮断し、超速度で飛んでいた友奈がそのベルを粉々に砕いた。そしてちーちゃん達は若葉がしっぽを切ったあたりから動き出していて、まずちーちゃんの攻撃でいつも矢を出しているところが溶け、次に球子の黒い稲妻によって水の部分が消滅し、友奈が爆弾が出ていたところを吹き飛ばし、若葉が六本ある角をすべて切り落とし、杏が文鎮をつないでいる紐を貫き、落とした。俺はそれを見て電王ベルトを出しケイタロスの決定ボタン的なものを押す

 

『♬~』

 

 この世の終わりのような音(誉め言葉)が流れ、戦いのクライマックスを告げている気がした。

 

『さぁひなと、とどめだ』

 

『こういう時はかっこいい必殺技を言うものだと聞いている』

 

『この子にそんなことを考えることができるかしら?』

 

『大丈夫じゃ。ひなとならきっとかっこいい必殺技を思いつけるぞ』

 

(ハードル上げんな)

 

 そう思いながら俺は考える。敵はめっちゃくっついてほとんどすべての技が使える...俺もそんなことができる。で俺は最高の仲間がいる。

 

(時間もかけたくないしこれでいいだろ)

 

 俺は必殺技を思いつき、スマホをかざす

 

『charge and up』

 

愛シキ仲間ヲ想ウ勇者ノワザ・瞬旋裂キ散ラス無慚ノ一閃!

 

 そう叫んだ俺はさっきまでバーテックスの正面にいたのに刀を出して背後にいた。そして俺は刀を鞘にしまいながら一言呟く

 

ひなた...

 

チンッ!

 

 俺が完全に刀を鞘にしまった瞬間、バーテックスは真っ二つに分かれそこから細々な傷が増え、その細々な傷が燃えたり凍ったりして最後には謎の打撃がバーテックスを粉々にし、その破片が樹海中にいた星屑に当たり、バーテックスは全滅した。長いわ!とかパクリじゃねーか!って声が聞こえたが無視する。

 それを確認した瞬間俺の体にみんなの疲労プラス四体の精霊を一気に使用した疲労が襲ってきて俺は意識を落とした...




後はエピローグ的なもんををかいて、序盤のくそ文を書き直すプラス細かく書いて、IF書いてのわゆ編は終わりかな?
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