明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

13 / 57
本編と同じこと書いても仕方ないので本編のカットできるところはかなり削ってます。


雄英体育祭VS飯田天哉

2回戦の緑谷轟の戦闘で、スタジアムは大きく破損した。その為急遽休憩時間ができた。

 

「あぁ、データも割と集まって来たキリのいい所で敗北しておこうと思う。あぁあとは頼んだ。ケルシー。」

 

2回戦

相手は飯田。足がマフラーのようになっていて超高速で動く。確かに私では目に追えないレベルだ。

 

「叶夢さん!」

そう飯田が私に話しかける。

「さっきの上鳴君への発言を、取り消して頂きたい。」

何を言うかと思えば、そんなことか。

「なぜ?」

「彼はいつもは飄々としているが、芯はしっかりと信念のある人間だと俺は思っている。だから取り消して欲しいんだ。」

なんだろうかいつもならそうかとすぐ謝って面倒事は避けるのに、今回は、そんな気にすらならない。

(こいつらはホントにテキサスの言葉の意味が何もわかっていないのか?)

「あぁ、いいよ。私に勝てたらな…」

最後の一言にいつもロドスで作戦を、実行する時に敵に呼びかけるようなドスの殺気の籠った声で答えた。

 

「っひ!いや勝ったら取り消してくれるんだな!」

「もちろん。」

 

では両者

『スタート』

「レシプロ…」

「レッド…」

「バースト」

飯田が超高速でレッドに接近する。その速さは私には目に追えないレベルだ。だが、ここにいるのはウルフハンター。その程度だけでは勝てない。

「何?!」

「ハンティング開始。」

するとレッドは地面を蹴り一気に飯田の首元まで近づく。

「捕らえた。」

レッドは飯田の首にナイフを突きつけようと一気に体制を上げた。

「まだだー!」

飯田は右足のエンジンをふかしそのまま左に勢いよく逃げた。

「逃げられた…あの子早い。でも、それだけ」

「はぁはぁはぁ(強い単純なスピードなら負けないが身のこなし方が異次元すぎる。)」

「レッドは、全部、自分でやる。」

レッドの唐突な呼び掛けに飯田は一瞬戸惑った。

「何を言っている?君が全部やる。それがどうしたんだ?」

「イイダは、速い。けど足りない?頼りすぎ。」

「一体さっきからなんのことを。」

 

「叶夢さんの個性の子、一体なんのこと言っとるん?」

お茶子が観戦先で緑谷に聞いている。

「多分だけど、飯田くんの弱点というか仕方ない部分なんだけど、飯田君はスピードをあげる個性だからそれに頼りすぎてるって言いたいのかも。」

そもそもその個性を生かした戦い方を確立している飯田君は素直に凄い。でもその上で叶夢さんに勝てるのかと聞かれたら頷けない。力、能力で上なのに確信にならない。

 

「イイダの、力は、単一的なのに、それを振るう技量、ない。力を余す赤ちゃんみたいに、暴れてるだけ。」

「ーーー!」

「だから真面目にやらないと2度目はない。」

そして静かに息を吐いてまっすぐと飯田を見る。その目付き、姿勢その全てを見てこの会場にいる全ての人は思い浮かべた。あれは狩りをする狼だと。そしてレッドは一言

「この目にーーお前の死を映す。」

 

(ーーーーー!なんだあの殺気は、呼吸が出来なくなりそうだ。)

静かにそして確実に前に進んでくる。

(今だ、今しかない。ここで確実に倒す。)

 

 

レシプロバーーーーーースト!!!!

 

それは騎馬戦で見せた超高速と同等の速さで駆け抜ける。飯田の目には確実に勝ったというヴィジョンが見え次の瞬間途絶えた。

 

スパ…ドン!

 

「何も理解していないの?力だけで、レッドに、勝てない」

 

レッドはからだを横にずらしてそのまま飯田の背に飛び蹴りをして地面に押し倒し、今度こそ逃げれないように関節をはめナイフを首に突きつけた。

 

「俺の負けだ…」

「飯田君戦闘不能!叶夢さんの勝利!」

 

飯田からレッドは離れ飯田は頭を下げ聞いてくる。

 

「俺は弱いのだろうか!俺の努力では足りなかったのだろうか?!」

飯田は真剣にレッドに聞く。

「飯田君…」

緑谷はそんな飯田を、まじまじと見て次にレッドを見る。

(どんな事を言うのだろう)

そんな風に会場内ではレッドの次の言葉に耳を傾ける。また、『脆い』と言うのか別のことを言うのか。そんな風にドギマギしている中レッドが口を開く。

「オオカミに牙。レッドにはナイフ。オオカミは休まない。だからレッドも休まない。」

「?それはどういう…」

飯田が聞き返そうとしたタイミングで叶夢に戻る。

「…」

あぁもう無視して歩いて次の試合に向けて休もうそう思った。

そう思ったのに、

何故か口に出してしまった。

「努力と言っている時点で…君は強くなれない。」

「!!」

「この世は理不尽だ…どんなに才能があってもどんなに努力しても死ぬ時は死ぬ。」

「え?」

「生き残ろうと戦う存在と、強くなろうと戦う存在は強くなり方が違う。強くなるだけしか考えないのなら、レッドには勝てない。」

飯田は呆然とその言葉を聞き、その一語一句が脳内でリピートした。

 

 

 

飯田side

(生きるための戦い…叶夢さん君は一体何を経験してきたんだ。)

「飯田君惜しかったね!」

「最後の一撃凄かったよ!」

「あぁ、ありがとう2人とも。」

「そういえばさっき少し叶夢さんとも話してたよね?何話してたの?」

「いやアドバイスを貰っただけだ。」

「そっかーうちてっきり上鳴君に謝る件のこと話してると思った。」

「あーーーー!!忘れてたー!」

 

 

飯田の空振りが見事に発動した。

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。