明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

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廃人

「君は…叶夢少女なのか?」

オールマイトが再度聞き返す。

「答えはYESであってNOでもある。」

その答えにオールマイトは苦虫を噛むようにギリとはを食いしばり、タルラの姿を凝視する。

「肉体的な意味で言えば叶夢という存在だか、精神の意味で言えば私タルラという存在となる。全くの別人とも同一人物とも言える。」

タルラが抑揚なく淡々と話、その姿に謎の畏怖を感じた。

「あの二人がゲートに向かうまで全力で走れば10分とか感ないだろう。さてそれまで少し相手をしよう。来い、オールマイト。」

タルラが剣を真っ直ぐこちらに向けてくる。

「これは試験だからね、しっかりとやらないとな!」

オールマイトが再度デトロイトスマッシュを放つ。

その圧は走っていた緑谷達にも伝わり足が止まり立つのがやっとだった。

 

「ほう。これは確かに強いな。」

「ー!!」

(馬鹿な!全力では無い抑えた攻撃であっても無傷でその場に立つなんて…)

「…」

タルラは手をかざし少しひねるように手首を動かす。

「?!」

オールマイトは異変を察し後ろに下がる。

その瞬間地面を貫くように炎が吹き出る。その炎はエンデヴァーの炎を軽く超える程の量と熱さだった。

「反応速度は素晴らしいな。」

タルラがゆっくりと拍手をする。

オールマイトも負けじとタルラへ突っ込む。

「へぁー!!!!!」

オールマイトの強力な攻撃で一体に雨が降る。

「ふっ!」

タルラは自身の剣を大きく二三ど振る。その一撃一撃に大きな炎がまとわりつきそれが放出され周りの建物が爆散する。

「んな?!」

オールマイトの驚愕した声が響く

(なんて、火力だ?!)

オールマイトはこのタルラという存在がオールフォーワンを超える存在だと勘づく。

「そろそろ着く頃合いか。」

タルラは剣を真っ直ぐオールマイトに向けて、オールマイトを挑発するように剣を上下に揺らす。

「強いな君は…」

オールマイトは自身の活動限界が近づき、最後にタルラの攻撃を見ようと踏ん張っている。

タルラが少し目をつぶりその瞬間タルラの周りに大きな炎が球体を描くように回りながらタルラの回りを包、そのまま耳をつんざく程の轟音とともに炎の柱が天高く上り。その炎は上空で雨のようになり地上に降り注ぐ。

そして地面に着く瞬間に大爆発を起こしあたり一体を焼き野原にしていった。

そしてそのまま緑谷達がゲートを抜け試験クリアをした。

「タルラ少女君は強いがこうも被害を出してはとてもヒーローとは言えないのではないか。」

その答えにタルラは首を傾げ。

「あなたは自身の脅威を見間違えている。これは実践を意識した戦闘訓練。であるなら、あなたの脅威は通常のそれとは格が違う。あなたと同レベルの敵がいたなら避難を最優先にしてその後はあなたという脅威を排除することに注力を回す。そのためには周りを気にしていられるほど全員が全員、強くは無いのだ。…さて時間だ。ではまた会おうオールマイト…」

そう言いタルラから叶夢戻り叶夢はその場で気絶し、意識を飛ばした。

「叶夢少女?!」

オールマイトが急いで駆け寄って体を支える。

(彼女にとってもタルラという存在はイレギュラーだったのか…一体この少女の個性はどうなっている?)

オールマイトはそんな疑問を抱きながら叶夢を保健室まで連れていった。

 

 

生徒side

「叶夢すげーなオールマイトを終始圧倒してたぜ。」

上鳴が興奮気味にそう話す。

「すごいと思うわ…でも…この惨状は…ヒーロー同士の戦いだとわ…」

蛙水が少し放心気味にそう答える。

「だけど今回の戦闘訓練は先生がヴィランだ。それならオールマイトはどんなヴィランよりもつぇーヴィランだ。それならこれだけの被害が出てもおかしくはねぇ。まぁだからってこんな被害起こってたらと思うとゾッとするけどな。」

切島が冷静にだけど少し自身の感情を乗せながら言う。

クラスメイト各々が叶夢の異様な強さを目の当たりにしてその力に「畏怖」「恐怖」「疑念」など。様々な感情を芽生えさせた。

 

 

オールマイトside

 

「オールマイト。叶夢さんはどうさね?」

校長がオールマイトに問いかける。

「いえ。まだ目を覚まさないです。」

オールマイトはまだ目を覚まさない叶夢の寝顔を思い出しながら、そう言った。

(叶夢少女。君は一体何に怯えているんだ。あれだけの力があって、それをなす技量がありながら…)

オールマイトは、叶夢を保健室に運びベッドに寝かした時の事を思い出した。

 

「やりすぎたねオールマイトにこの子達も特にこの子は…」

リカバリーガールがオールマイトに説教しながら叶夢の方を見る。

「ご…め………み………な…………テ……ジア……ど………ば………」

叶夢は何かに許しを乞うように誰かに縋るそんな風にうなされていた。

「この子は一体どんな地獄を味わったんだろうね…」

「地獄ですか…」

オールマイトは拳を握りしめ悔しそうに座る。

「実は…精神分析が得意な友人に頼んで叶夢の精神を分析してもらった。」

「なっ?!いつの間に。」

リカバリーガールの衝撃発言にオールマイトは驚く。

「結果としては何も無い。という結論だった。」

「何も無ければ問題がないのでは?」

「精神分析って言ってもあくまでその人がどんな人間かとかせいぜいそのぐらいのことしか分からないんだね。ただ、それでもどんな人間でもどの分類かはわかる。だけど叶夢にはそれがなかった。人間的、生への願望が皆無なんだね。」

「それはつまり…」

オールマイトはリカバリーガールのその言葉に最悪な答えを想像してしまった。

「彼女の精神はもうとっくに取り返しのつかない所まで壊れきってる。生きてるのが不思議なぐらいだとさ。」

「そんな…」

「恐らく何か明確な目的があるから死んでいない。そう私の友人は言っていたよ。」

(目的)

「私たちにできるのはこの子が死なないように目的を与える事だね。それでも根本的な解決にはならないと思うけどね。」

「この事は私の胸に留めておきます。」

「それがいいね。ほかのヒーロー達に言っても叶夢を余計に混乱させるだけだね。」

オールマイトが叶夢を見ながらなお何かに怯える叶夢を見て、オールマイトはさらに歯を軋ませた。

 

 

場面は会議室に戻り。

「後は叶夢と緑谷、爆豪ですが…この3人はどうと言われても。試験的に合格でいいと思います。」

相澤がそう言うと。

「だが叶夢はそれはもうヘヴィーに特訓場を破壊したぜ!ヒーロー的にはアウトじゃねーか?」

プレゼントマイクがそんなふうに辛口に評価を下そうとしたが、

「今回彼ら3人に課したヴィランはオールマイトです。この国ましては世界に対しても最強とも言える存在との戦いです。であるならあの程度と言うと難しいですが、むしろ叶夢の行動は誰よりもヒーローらしいと感じます。ヴィランの脅威が絶大なら使えるものはなんでも使うでしょう。それこそ人命に比べて建物の価値は低いです。であるなら今回のあいつの行動は実に合理的かつ、ヒーロー的です。」

「うん僕もその結論に異論はないさね。」

校長の賛同に皆が納得し無事3人はこの試験を合格した。

 

 

「と言うわけで残念ながら今回赤点が出ました。なので今回の林間合宿は全員行きます!」

相澤の言葉に林間合宿を楽しみにしていたものは大喜びだった。

 

 

(なぜタルラが使えたのかそれを調べないといけないから行きたくないが…ヴィラン連合せめて来るなら行かないとな…親玉見てみたいし…)

叶夢はそんな風に不謹慎な事を考えながら林間合宿に望むのであった。




作者の強さの基準です。
わかりやすいように五等分の花嫁の普通の世界観も含めて
評価点は10点

アークナイツ
能力7
身体能力5
精神10(san99)

ヒロアカ
能力8
身体能力8
精神3(san30)

五等分の花嫁
能力0
身体能力2
精神1(san4)

能力の基準は文字通り個性やアーツです。個人的にはヒロアカの方が汎用性が高く強いと感じます。1部例外がありますが、それはテラ内でも化け物扱いなので平均能力は主要キャラを抜くモブ系で平均をとってます。また能力的に強くてもヒロアカはデミリットがないのでアークナイツより一上です。逆にアークナイツはデミリットがヤバいのでマイナス2ぐらいされてます。
身体能力は素の身体能力です。これはヒロアカのナイトアイとか見てればわかるので素の身体能力はヒロアカの方が圧倒的です。あくまでアークナイツは鍛えた兵士って感じで、能力が身体強化の場合勝てないので、勝ててしまうヒロアカは異常という事で8です。
精神はアークナイツは言うまでもないですが、ヒロアカが低いのは、全面戦争でヒーローを辞める人が相次いだと言う事実があるので低いです。テラでは当たり前と言うかあのぐらいなら生易しい分類ですからね。
SAN値はそのまんまです。
アークナイツのキャラが強く見えるのはこの精神(SAN値)が強く影響します。ヒーロー達は減っていき戦闘離脱LINEまで行きやすいですがアークナイツはその前に死にます。なので全員が決死隊なので強さにプラス補正をかけています。
コラボして欲しく無いキャラ達にアークナイツがあったり、コラボ先にこの世界クソと言わせる程ですからね、ヒーロー達とは物体が違います。そもそも

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
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