明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

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行くな!ACEーーーーーーーー!
アニメ見ながら↑


分岐点

「……」

「……」

「……」

ケルシーとドクター、アーミヤの中で沈黙が続く。その沈黙を破ったのはケルシーだった。

「仮に…君の言っていることが間違っていた場合我々は大悪党になりかねない。」

ケルシーはそう重い口をあげる。彼女の心配はドクターの発案した壊理女児の救出兼こちら側の勧誘に対して。

「あぁ…だがこれは、我々が何百何千年焦がれてももう二度と訪れないかもしれない、まさしく奇跡のような事象だ。」

ドクターは、手元の資料をパタパタさせながらケルシーに言う。

「ヒーロー社会のあの世界で殺人は何よりも重い罪です。ドクターがそんな危険を犯してまで彼女を救い出し挙句個性が思った物で無かったら我々で保護する意味はないです。それこそヒーローに任しておいても問題はありません。」

アーミヤはそう言葉にする。事実今回の作戦ドクター自身も何人かヒーロー側で犠牲が出ると考えているが壊理女児の救出自体は上手く行くと考えている。その上でロドスが横槍を刺しヒーローより先に壊理女児を救出する。ロドスは、少数精鋭の部隊を持つ組織。数的な有利が利かないため考えられる作戦は死穢八斎會の壊滅。つまりは殺害による排除が基本となる。ヒーロー社会の発達した世界でそんな作戦を、立てようものならブーイングにとどまらない。ヒーローは誰かを殺してはいけない。その大前提で動いている。正義と殺人は結びつかない。例えそれが、誰かを救う行為出会っても。それがヒーロー社会の世界。

「提案だ。」

長い沈黙の末にケルシーが重い口を開く。

「全て壊理女児に任す。という選択はどうだ?」

ケルシーがアーミヤの方を向きそう提案する。ケルシー自身はドクターの作戦には概ね賛成だ。世の中綺麗事で回らない。それはテラに住む存在であれば皆が理解しているが、それでもまだ子供のアーミヤには少しばかりの綺麗事を守りたいと言う欲があった。ケルシー自身その欲は消えて欲しくない。だが今回はどう考えてもリスクの対してのリターンが大きすぎる。そう判断するのであれば、この作戦決行はアーミヤを度外視しても実行するべきであると考えている。

「…………わかりました。」

アーミヤは、沈黙の後そう結論づけた。そしてアーミヤ自身もケルシーの意思確認など茶番に過ぎないと知りながらそれが、この世界に必要な事という事を理解しており大量殺人については目を瞑るのであった。

 

作戦結構の前に死穢八斎會に乗り込みその場で壊理の意思を確認。それが今回の会議で決定。

 

今回の作戦はドクターとケルシーの両名で指揮をとることになった。

作戦内容は以下の通り

まずイーサン(ドクター)を使い死穢八斎會に進入。女児の意思確認をして後ワープ可能地点まで護衛。

第2壊理女児の失踪が起これば現場は混乱をきたす。その場合の戦闘の考慮のためエクシアを同行。

壊理女児の救出後は死穢八斎會内での壊理の研究データ並びに個性抑制、抹消剤の押収。

その時の戦闘はラップランド(ドクター)を使用する。

緊急ワープ装置は2つあり、お互いに壊理女児の救出時とドクターの脱出時に使うものとする。

ドクターは作戦前に固定ワープ装置の取り外しを行うこと。

これが大まかな作戦となった。決行は明日。

ドクターは静かに自室に戻り、この世界での日々を思い出す。長い事いた。そう思いながらベッドに埋もれる。

「叶夢零か…」

それは記憶を忘れて、朧になった頭の中に残っていた名前。ケルシーとも、アーミヤとも会っていない。時の記憶。私が思い出せた唯一の記憶たち。ロドスに来る前と居た時の記憶を思い出すことは出来なかったが、私が幼少期だった時の事は思い出せていた。本当に断片的ではあるが、

ピロピロ

携帯がメールが来たことを告げる。ヒーロー達からだった。作戦決行日がきまったらしい。

 

明日作戦決行

 

 

「明日…」

どうやらドクターとヒーローはどう足掻いても衝突する。そのように運命づけられているのだろう。

ドクターは部屋を出て鍵を取り外しテラ、ロドスへのワープ装置を取り外す。

そして誰にも気付かれない様に雄英高校を出た。

 

ヴィラン連合side

「…そうか…ドクター」

プラチナは受け取った暗号を解読して作戦の概要を知る。

その作戦の意味するところはプラチナが連合を裏切るタイミングであるという事。

具体的日時までは記されていないが、恐らく作戦終了後直ぐに裏切る否、作戦を実行する。

「…」

プラチナはヴィラン連合を仲間だと思った事はない。だがトゥワイスは、ヴィラン連合に居るべき存在では無いとも感じている。

「できることなら彼を…」

そう思うが、彼を仲間にしたいと思うと同時に彼はとても危険な存在という事を理解している。

「いや。作戦は遂行する。」

そうつぶやきプラチナは、ヴィラン連合を討ち取る準備を密かに始めた。




次回ナイトアイ好きの人申し訳ないです。
そして次回は少しグロい?かもしんないです。

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
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