明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

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別れ道

荒野をひたすら歩く。

ヒーロー達の顔は精神的疲労で酷く疲れ切っていた。

「フランカさん。天災ってなんですか?」

緑谷がそう恐る恐る聞く。

「天災は文字通り自然災害よだけど同時に山に等しいほどの源石が残されている事もある。それがあるから感染者になるリスクもあり天災トランスポーターの警告があったらその場を離れなければ命を落とすだけでなく大きな感染源にもなってしまうの」

感染源…その言葉を聞き緑谷はまた顔を伏せた。

(ここにいる人はそんな危険と隣り合わせの世界で生きているのか…)

この時の緑谷はまだ自分の価値観で物事を考えていた。それは決して正しくは無い。この世界に悪意は、緑谷達の世界とは全くの別物でありその事実にすぐに緑谷は、直面する。

「所であなた達のその力は?」

エンデヴァーは、先程の戦いの最中見せた力を聞いた。

「これはアーツよ。オリジニウムを使って力を行使するの。」

「オリパシー?それは先程の…」

エンデヴァーは口を濁しながら聞く。

「えぇそうよ。これはアーツを制御して使えるように武器などに埋め込んだもの。感染者はこのアーツ操作に長けているの。」

「アーツ操作に長けている?感染者は何かそう言う特別な力があるのですか?」

エンデヴァーが疑問をそうなげかける。

「えぇ、アーツは本来オリジニウムから作られるから普通の状態じゃ使えない。でもそれを武器などの形にして使うそーすることで使えるようになるんだけど感染者は違う。体内にあるオリジニウムを使ってアーツを自分の体から使える。」

「武器などを使わないで…」

「えぇ。」

フランカがそう言い

「だが諸刃の剣だ。1度の使用でオリジニウムは体を一気に侵食していく。戦い続ければその先に待っているのは死でしかない。」

エンデヴァーは少し考え

「オリジニウムを使わない選択肢は取れないのか?」

「無理なのよ…」

「無理?」

話を聞いてたお茶子が聞き返す。

「オリジニウムはその無限に近い発電力。軍事力がとても魅力的に映るのよ。使っても減らない。どころか無限に近いからあらゆる製品あらゆる都市のエネルギーとなっている。オリジニウムを使わなければ私達の生活は保たれない。かと言ってオリジニウムを掘るのも人間などの貧民層など。その上彼らはむさ別に感染源になる。だから接触感染なんてしないのに不安を煽り感染者を迫害する。死体の処理などでコストを裂かないために。」

「…」

絶句。自分達の世界でも政治を気に入らないなど害悪政策などと揶揄されることはあるがここまでのものはなかった。

「詰まるところ。誰もこの地では余裕が無いのよ。目を逸らしてできるだけ足掻く。せめて綺麗に死にたいから…」

その言葉はオールマイトを見てきたヒーロー科の全員にあまりに重くのしかかる。

「さてとそろそろ…!」

上からいきなり轟音がした。

「嘘!?」

「ウルサスの監査員ここまでやるのか?!」

「みんな急いで隠れて!」

フランカが急いで隠れるように支持する。

それと同時にざっと100を超える兵士が地上に着地する。

「あの村にそんなに何か重要なものでも…」

シュバルツがフランカに確認をとる。

「いいみんなここから彼らに見つかれば確実にみんな死ぬ。絶対に見つかっちゃダメよ。」

そう釘を差しバレないように岩陰などをつたい急いでその場を離れようとするが。

「…?!」

緑谷のいた岩が崩れ始める。

「デクくん!」

お茶子が緑谷の方に行こうとするがフランカが制しする。

「ダメまだバレてない。ここで彼を助けたらみんな全滅。彼の強さは知ってる。彼が1人で事なきを終えるの祈るしかないわ。」

「でも!」

そう言い今にも飛び出しそうなお茶子をシュバルツが手刀で気絶させる、

「先を急ごう。」

 

 

 

 

 

緑谷サイド

みんなとはぐれて1時間ぐらい市民たちが暴動を起こしている場所まで歩いてたどり着いた。

歩いているうちに他のみんなと連絡を取ろうとしたが上手く取れず、とりあえず当初の目的のロドスと呼ばれる組織を目指すことにした。

その途中

1人の男が足の動かなくなった女にトドメを刺そうとしていた。

「や、やめろ!人の命をなんだと思ってるんだ!」

その一言に男は怒りの形相で緑谷を睨んだ。

「こんな世界でヒーロー気取りか、俺はこいつらに家も家族も…娘も全部奪われた!」

緑谷出久はその怒声にたじろぐ。そして男はそのまま続ける。

「挙句の果てに周りは俺が感染者になった瞬間に迫害を始め、俺は娘の亡骸を土に返してやることも出来なかった。」

男の叫びは自身に対する怒りでもあった。

「だから!」

「まて!」

次の瞬間男は女の胸元を刺し、殺した。

「俺は俺のような人間を減らすために戦っている。」

緑谷出久は急いで、女の元へ駆けつけ抱き抱える。

「でもこの人は貴方に直接なにかした訳ではないじゃないか!」

「なら!ヒーロー気取りの少年、俺たちはどうやって生きればよかった!どうやって家族を守ればよかった!どうやって自分を守ればよかった!上辺の正義感で何が出来る何が為せる!」

「話し合えばきっっ「少年…」」

いきなり声がすると思ったら背の高い腰に日本刀のように長い剣を携えた50ぐらいの男性が立っていた。

「お…お前はヘラグだと…っく」

男はヘラグと呼ばれた男性を見るとそのまま一目散に逃げ出した。

「少年…君がドクターの言っていた子だね…私について来てくれ…抵抗はしないでくれ何をしてもいいから連れてこいと言うのがドクターの命令だからな。」

 

第零章 に続く

 

次章 阿爺下頷ーあやあがんー




ミスってましたごめんなさいm(._.)m

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
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