明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion 作:软糖哭泣
キュィーヒューキュィーヒュー
「はぁーはぁー…」
私は空腹と強烈な目眩で意識を保つのがやっとだった。
「はじ…め…」
それはココ最近会えていない唯一心を許せる友人であり目の前のその背中に手を伸ばすがその手は霞を切るかのように消えてなくなった。
(とうとう幻覚まで見えるようになってきたか…アハハ)
私は度重なる薬物投与と拷問によって脳自体にダメージを受けた。さらにそこに最近の食事が一切出されていない現状も加わりその症状は一気に進む。
「おい!起きろこのうすのろ!」
そう言って男が私の腹を蹴る。
その表情は何故か焦りと苛立ちがあった。
「ったく…あいつら揃いも揃って!」
男は私を踏んづけ蹴り続ける。
最早痛みなんて感じない。あるのは視界が揺れる気持ち悪さだけ。
「っ…ぁ…」
何か声に出そうとしても牢屋の隙間から出てる雨雫だけで唇を濡らした程度の今の現状では声を出すことは出来なかった。
「…?あぁ…お前がいるか…死んでも何にも問題のないやつが…」
そう言いながら男はニヤニヤと私の髪を持ち顔面を殴る。
「そう言えばを飯をやってなかったな…今日はくれてやるよ!」
そう言いながら私を壁に向かって投げた。
「お前が自分で食べるんだぞ…」
そう言い。薄気味の悪い笑みを浮かべて牢屋を出る。
(何故かは分からないけどやっと何か食べれる。)
少し時間が経ち男は私の前にご飯を持ってきた。
「好きに食べろ?」
そう言って私の前に2つの皿を出す。
私は空腹と薬物で視界が定まらない中匂いで食材の場所を探す。
口にネトャっとした感触を感じたまらずそれにかぶりつく。
そしてひとしきり噛み飲み込んだ。
「ップ…アハハ!!!!」
男が大爆笑しながら私を見ている。
「お前っ!っふ…ほんとに食いやがったてんっふふ!。」
男の言っていることが理解出来ず私は自分の食べた食材に目をやる。
そこにあったのは
頭を上半分で切り落とされた
私の父と母だった。
「っあははは!お前自分の両親食べるのか!アハハ!空腹だからって…ププっアハハ!使えない両親も一瞬の娯楽には才能があったんだな!」
男は不愉快に笑う。
私は理解出来ずその両親だったものに目をやる。
目玉が飛出て鼻が潰れている。
額には私の食べた痕跡。
「おいガキお前に今度からはちゃんと飯を作ってやるこいつらの肉からな!餓死したくないなら俺の言った通りオリジニウムについて研究しろ。拒否したら次はお前の大好きな向こうのガキにお前の肉を食わせるからな。ッハハハ!」
男は愉快そうに笑う。
私は呆然と自分の両親の頭部を見ることしか出来なかった。
緑谷救えるもんなら救って見せろよヒーローだろ?
あと2話ぐらいで過去話は終わります。
レユニオンの登場はあった方がいいですか?
-
パトリオットのみでいい
-
ある程度は登場させる(主要メンバー)