明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

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英雄性格

「しょ…しょう…少女!」

オールマイトが私に向かって声をかけてくる。

「っ!」

体に電気が走ったような痛みが走る。

(なんだこれは?!私がジェシカのようになったからか?体が痛すぎる!)

「少女?!どこか痛むのか?!」

「あ…あぁ少し体が痺れただけだ。心配は無い。恐らく個性の反動だろう。」

そう言うとオールマイトは少し顔を伏せて申し訳なさそうにした。

「すまない私がもっと注意していれば怪我をさせずに済んだ。」

(ずいぶんと責任感の強いひとだ…)

私は素直にそう思った。

「別に気にしていない。」

「そうか…だが私が君に怪我をさせたようなものだわたしにできることがあれば言って欲しい。」

「なら…私の衣食住を用意してくれないか?」

「衣食住?家出でもしているのか?」

「いや記憶がないんだ…自分が誰なのかはわかるがこの世界のことを何も覚えていないんだ。」

(嘘も方便私としても衣食住の確保は真っ先にやるべき事。ここで家出や事態を面倒くさくして無駄に何かを聞かれるよりは仕方がない状況にいたことにすれば余計な詮索はされないし何かを聞かれても覚えていないでどうにかできるはず…)

オールマイトは少し考え込み

「そうか…記憶がないのか…少女、ちなみにどこまで覚えているのかな?」

「私の名前に図書館に行こうとしたところまでは覚えている。その後の事ももちろん。」

「そうか…わかった!私が少女の衣食住の問題を解決しよう。同時に君の戸籍などを探して君のご両親を探してみよう!」

オールマイトは自分の胸をはり私にいった。

「よろしくお願いします。」

(まぁ、今この瞬間の私をこの世界で見つけるのは無理だが…まぁ頑張ってもらおう存在しない人物をせいぜい探してくれ。)

「では君の名前を教えてくれ。」

名前か…

ザーーーーーーー

ーーー貴方はーーーー零ーーーーーーー零よ!ー

(久しく自分の名前なんて名乗ってなかったから忘れてた…ずいぶん懐かしい記憶を見た…)

「零…叶夢零」

「叶夢少女か…よしでは調査してみよう…あとこれは提案なんだが」

「はい?」

オールマイトは少し言いにくそうに私に告げた

「君の個性…私の中での話になるが言葉を選ばずに言うのであれば、少し危険な個性に感じた。」

「はぁ…」

「もちろん君自身が危険という訳ではないが少し強すぎると感じる。君は自分の名前のことしか覚えていないのだろ?そうなると君はどうやってその個性を制御していたのかも分からない。」

「なるほど…」

「つまり君の個性を制御するために雄英高校に行かないかという相談だ。」

「雄英高校?」

開発機関や保健所での監視ではないのか?

「そうか雄英高校を知らないのは当然か…雄英高校はプロヒーローを多く排出する名門校だ。その為あらゆる個性に精通している。そこで君も学べばきっとその個性も使いこなせるだろう。もちろん君の意思が優先だ。それに雄英高校は名門校その為多くの受験者がその狭き門を通ろうと努力している。狭き門を突破出来なければ君の個性を使いこなす機会が無いかもしれない。だから君は簡単にいえば私からの特別枠といった感じで入学できる様に手配しよう。どうだい?悪い話ではないと思うんだが…」

「そうですね身寄りがないのも確かですしこの個性を制御するために学ぶ必要はあると思います。もし叶うのであればこちらからお願いしたい。」

(この国の最高峰の育成機関に衣食住の確保…確かに魅力的だ、だが…オールマイトの表情を察するに私の個性が想像以上のものだったと考えるべきか。そのために最高峰の教育機関で最高峰の監視役をつけたい。そんなところか…でも悪い話ではないのは確かにそうだ。帰る手段が明確ではない以上この誘いは私にマイナスに働くことはないだろう。)

こうして私はオールマイトと出会い雄英高校ヒーロー科に通うことになった。

「以上で今日の報告を終わる。」

『君はどうしてそういつも問題ごとの渦中にいる。だが衣食住と国のトップの教育機関に潜入できたことは上々だ。引き続きそちらの世界のことの調査を頼む。それが君を救出する手がかりになる。それともうひとつこちらはいい話だ。』

「いい話?」

『あぁ、君がそちらの世界の個性と呼ばれるものを使った時ジェシカが目の前に出ていただろう。こちらでも調査したところ、君が個性を使った時にジェシカはその場で気絶したらしいさらに混乱気味ではあったがそちらの記憶も残っている。つまり君のいるその世界にオペレーターを呼ぶことが可能という事だ。であるならばこちらから技術者を、送り君の世界でわれわれの技術を使う。君の世界でわざわざ技術者を探す必要は無くなったということだ。だがもうひとつ欠点があるとするならこちらのオペレーターがそちら側に行った時に行動不能になるということだ。その為エリートオペレーターの使用は原則禁止。並びに1ヶ月のオペレーターの出勤表を、作り君が個性を、使用して呼び出せるオペレーターをリスト化しておいた使ってくれ。』

「用意周到だな。」

『当然だ些細なミスが最悪な結末になる可能性があるそれは君がよくわかっているだろう?』

「あぁ、そうだな。私からもひとつ提案がある。」

『なんだ?』

「この世界で強個性と呼ばれるものがいるらしい。その対象に体の害を除くまたは時間を巻き戻すなどそういった感染者にとってプラスになると思われる人材を見つけた場合交渉をしてもいいか?」

『その人物がこちら側に賛同し自身の意思で来ると言うなら構わない。もちろん君がその世界から帰ってこれればだがな…』

「了解した。」

『では君は強個性の捜索並びに帰還方法の模索を君の任務とする以上だ。健闘を祈る。』

 

 

 

 

 

オールマイトside

「という訳で叶夢少女を、雄英に入れて頂きたい。」

「なるほど…君がそこまで気にかけてしまう程の個性と言うことなんだね…」

「えぇ…個性自体の強さよりもその個性の性質の方が危険な気がしました。あの正確に急所を撃ち抜く冷静さ弱気に見えたため油断してましたが、あれは明確に相手を殺すための技術を持ってました。」

「そうだね…救う為の技術を育てればその子はきっと誰よりも優れたヒーローになるだろうねそれを導くのは僕達のしごとさね」

「えぇ使いこなせればあの個性は誰よりもヒーロー個性と言えるでしょう。」




女ドクター主人公
コードネームdoctorzero
叶夢 零(かなめ れい)
個性
 オペレーション 一時的に肉体をロドスオペレーターと交代できる。
 エリートオペレーターは呼び出し使用は禁止。ロドスの戦力的問題。ただしクロージャに限り使用可能。

次回雄英高校入学

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
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