明日のヒーローアカデミア/White Rabbit Compassion   作:软糖哭泣

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特殊な入学方法にしました。ごめんなさいm(_ _)m


雄英高校入学

ヴィランに襲われてから2ヶ月自分の個性の使い方にも慣れてきた。この2ヶ月で個性の限界らしきものと能力について理解出来た。

通常時は私の個性で呼べるオペレーターの数は1日に12人限界を超えれば13人できるが次の日体に激痛が走る。さらに一日の終わりに自身の個性を使用して帰還方法の模索の為まず3人もしもの為に2人は残しておかなければならない。つまり7人が公で言える個性の限界数と言った所だろう。

また能力自体は特になく本当にそのままオペレーターに成り代わる。そしてそのままアーツの使用はできた。

ただ個性を使うのはある程度に抑えるべきだろう。教師陣にはしばらく個性を誤解してもらいたい。帰還方法がある程度模索出来れば個性を使いこの世界の調査に尽力するとしよう。

 

「零さんー!今日は入学式ですよー!そろそろ出ないと間に合いませんよー!」

「ありがとうございます。今出るところです。」

「えぇ行ってらっしゃい。」

私は急ぎ足で雄英高校に向かった。

あの事件の後私はオールマイトの紹介で孤児院に預けられることになった。先程の女性は言わば寮母さんである方だ。

「全く運がいいのか悪いのか…」

この2ヶ月過ごしたがこちらに敵意はなく、正しく善良な人と言った感じであった。

 

そして私は雄英高校の校門に着いた。

ここでの私の立場は帰国子女という扱いで特別入学生の枠だそうだ。ヒーローを育成する場であるのに柔軟という事にかこつけて平気で裏口入学させるのは流石はヒーローと皮肉ってやりたいがまぁ私には関係の無いことだ。

「…っそエリートじゃ無いですかー!ぶっ殺しがいがあるなぁ!」

「ぶっころ…君ほんとにヒーロー志望か?!」

私の行く教室から明らかに面倒くさそうな声がする。

「はぁ…面倒くさ…」

ガラガラ

私は指定された教室のA組に入り自身の指定された席に腰をかけた。

「おいおいなんだあのべっぴんなねーちゃん俺雄英来てよかったー。」

ぶどうが何かほざいているが無視するとしよう。ああ言うのは無視しとけば面倒事には巻き込まれないだろう。また巻き込まれればケルシーに小言を言われるのは目に見えている。

周りがガヤガヤしながら交流をしているさ中

「はい。君達が静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君達は合理性に欠くね。」

「8秒ぐらい考慮すべきでしょ…完璧を周りに求めれば何事も失敗するよ…」

おっとつい口を滑らせてしまった。すごい形相でこっちを見てくる。

「お前!っはぁ…担任の相澤消太だよろしくね。」

一瞬鬼の形相で見てきたがすぐに先生の顔になった。

「まぁいい…これを着て外に出ろ」

そう言って担任の相澤は体操着を渡してきた。

 

 

「「「個性把握テストー?!」」」

周りがガヤガヤ騒いでいる中爆豪と呼ばれた少年がボール投げをするように言われた。

(ってか、あの子首席だったんだ…明らかに不良っぽかったからギリギリ入学だと勘違いしてた。)

「ー死ね!!!!」

「元気いいなーアイツ」

恐らく自分に素直なんだろう。わかりやすい。

「元気ってあれは元気って言うかヴィランしょ…」

耳にジャック?耳がジャックの女の子に話しかけられた。

「君は?」

「あーごめん、自己紹介がまだだったね私は耳郎響香って言うのアンタは?」

「私は叶夢零。よろしく。」

「うんよろしく。」

「にしてもあの爆豪ってやつ顔が悪すぎだよ。あのままヒーローになったら子供が泣くよ。」

「いや爆豪は多分素直なだけだ。ヒーローになる頃には多少はマシになる。」

そう言うと耳郎響香はへ〜と感心したかの様にこっちを見た。

「どうした?」

「いやアンタ随分人を見るのが得意なんだね。あたしじゃ考えもしなかったよ。」

そうこう言ってるうちに爆豪の結果が出た。

700越え

「700って…マジか!」

「個性が思いっきり使えるのか!」

「面白そう!」

各々がはしゃいでる一方相澤は二ターと笑い。

「面白そうか…ならこの体力テストで最下位だったものは見込みなしで除籍処分としよう。」

「「なっ?!」」

処分してあげるのが優しさだと思っているんだな。優しいが歪んだ愛情表現だな…私は好感が持てるが…

「どっどーしよう叶夢」

「最下位にならなければいいだけだろ」

何を当たり前の事を…

「すごい自信だ…」

「そんなことはないそれに私の個性ではこの体力テストで結果は残せない。」

「えっ?なんで?」

(そりゃ帰還方法がない今はジェシカ以外使わないと決めているからなジェシカなら最下位は避けれるが、できることなら個性は使いたくない。)

「私は戦闘力としてはゴミなんだ戦えないからな。」

「戦闘向きでは無いって事?」

「いや逆だ。むしろ…」

耳郎響香と話していると相澤が私に向かって話しかけてきた。

「今回お前は見学だ。その代わりこの問題を解いていろ。俺の提示した点数を下回ったら除籍処分する。条件は一緒だ例外は無い。」

「わかりました。」

予想はしていたがこう来たか…そんなに私をここに縛り付けておきたいか根津校長…

「ちょっ!相澤先生!なんであいつは体力テストじゃないんですか?」

赤髪の男が納得いかないっと言った様に相澤に言う。

「おい叶夢こいつらに言ってもいいか?」

「いいですよ別に…」

「そうか叶夢足の裾と腕捲ってやれ」

私は相澤の言う通り裾をめくった。それを見てクラスの連中は、言葉を失った。

「見ての通りドクターストップだ。それにこいつは参謀向きな為知能の方のテストの方が重要らしい。(実際あの校長が個性でもなければこの頭の回転は以上と言われる程だしな…体力テストをやらせて個性を出されたら確実に合格はするだろうが、それでは、叶夢零という少女の全容が分からない…)」

相澤がそうクラスに説明しさっき私と話した耳郎響香がその口を開けた。

「質問していい?それは義足と義手?それも両手両足?」

受け入れ難いのか今見ている光景を繰り返す様に言う。

「そうだ。私自身よく覚えていないが恐らくヴィランにやられたのかもな…別に不便はないから気にするなそれより自分の心配をした方がいいんじゃないか?」

「そうね。あんまり詮索するのは野暮ってモノよ。私たちは私たちで頑張りましょう。」

かえるっぽい女がそう言って把握テストが始まった。

 

そして結果発表…

まず私から

「叶夢の成績は600点中590点歴史で少し点を落としているがそれ以外は満点だ…文句なしで合格だな。んじゃ、ぱぱっと結果発表…」

そう言うと相澤の隣に成績が映し出された。

「ちなみに除籍は嘘な。君らの実力を最大限に引き出す合理的虚偽!」

「はーーーー!!?」

(あの緑頭相澤先生のお眼鏡かかったのかにしては隣で親の仇のように見てる爆豪に脅えているが…)

 

放課後

赤髪の男切島鋭児郎に呼び止められたが急いでいると言いさっさと帰っていった。本当なら多少は付き合ってもいいだが、昨日アーミヤに大量に送られた人事の資料の仕事が終わっていないためいつもより早足で自宅に向かった。

「ーーー今日の報告は以上だ。」

『そうか相澤と言ったか?導くものとしてはとても優秀な人材な気がするな。』

「同感はするがあれは自分の失敗を引きずってる。」

『君がそういうのであるならそうなんだろう。こと人間を見るという点では私は君には及ばない。』

「それは褒め言葉と受け取って構わないか?」

『好きにしたまえ。そもそも君のその人を見るという行為は反感を買いやすい。それ故に君は多くのオペレーターと交友を持つがその実に信頼関係を結ぶのが下手だ。確かに君の才覚更には圧倒的作戦立案能力はこと戦場などにおいては絶対的な信頼を寄せることが出来るが、こと人間性と言う部分で信頼関係を結ぶべきだ。だから君は男性オペレーターでも女性オペレーターでも厄介事が増えるんだ。君は依存されやすい。意思が強くこの台地ではそれは貴重だ。それと同時にその強さをよく思わない物も多い。まぁその強さこそ君の美徳であり私は好ましいと思うが…』

「…そっ…そうか(危ない1時間喋られたらこっちの身が持たなかった。)」

『あと最後にひとついい報告だ。』

「いい報告?」

『君の居場所とテラの居場所の特定が出来た空間を繋ぐことの模索は続くがひとまず帰るために必要な位置情報は手に入った。』

「随分早いな。」

『アーミヤがクロージャに徹夜を強いて実現した。』

「それは…後でクロージャにご飯でも奢ってあげてくれ。」

『そうだなまだ君が帰還する方法が確定した訳ではないがひとまず喜んでくれ。…ん!?どうしたアーミヤ…ドクターとか?あぁ大丈夫だ。済まないドクター少しアーミヤと変わる。相手をしてあげてくれ。』

「ああ」

『ドクター!そちらはどうですか?危ない目にはあっていませんか?』

「大丈夫だアーミヤ心配するな。こっちの世界は君の思ってるほど危険ではないよ。」

『ですがもしドクターになにかあったら…そうなる前に私を呼んでくださいね。私があなたを守りますから!』

「そもそも私はそんな危険に頭は突っ込まない安心しろ。」

『そうですね。でももしもそんなことになったら呼んでください。ケルシー先生にはその後謝りますから。それとドクター?』

「ん?」

『先日送った人事の資料終わりましたか?』

「あっ。いやその」

『ふふふ。ドクター?終わるまで休んじゃダメですよ。』

「はい」

その日私の理性は0/120になった…




まだ休んじゃダメですよ♪

レユニオンの登場はあった方がいいですか?

  • パトリオットのみでいい
  • ある程度は登場させる(主要メンバー)
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