転生したらアーサー王だった男がモルガンに王位を譲る話   作:飴玉鉛

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俺は匿名をやめるぞ、ジョジョ――!


聖剣と贋作と

 

 

 

 

 

 

 狙っていた。待っていた。望んでいた。

 

 心中の炉に燃える追憶の()。摩耗することなく今も滾る静かな灯。

 この身は誰かの為に在らねばならぬと、強迫観念に突き動かされた青春時代――出会ったその時から微かな予感を得ていた。己の運命の始発点、全ての始まりとなる冬木の死闘。鮮やかな記憶。

 己の真名、己の正体、暴かれてはならぬと弁えている。だがこの身に纏わるしがらみが赦さぬ対峙の時を、今この時だけは赦されるという確信が彼の体を戦場へ向かわせたのだ。

 私情はある。我儘だと理解している。だが同時に己の使命を探る為、この対峙は決して避けられないと分かっていた。サーヴァントとしてマスターを勝たせるべく努力する気持ちもある、使命を果たす必要性も把握している、しかし今だけは目の前の戦いに専心しよう。

 

 眼前には、たとえ一寸先すら見通せぬ嵐の中でも輝く導きの星。始まりに過ぎない戦いの先を指し示し、常に先導してくれた大恩ある最敬の女性(ヒト)。英霊エミヤは口角を持ち上げ、囁いた。

 

「――投影開始(トレース・オン)

 

 幼き頃からの研鑽の末、導き出した己だけの極意。基本にして奥義、己の全てを形成する業。

 

 創造理念(どのような意図で)――基本骨子(何を目指し)――構成物質(何を使い)――解明。

 制作技術(何を磨き)――成長経験(何を想い)――蓄積年月(何を重ねたか)――同調。

 

 高度な幻想を編み出す追想、投影六拍。英霊たるエミヤは真作に迫る贋作をその手に降ろす。

 赤の魔剣、黄の魔剣。フィオナ騎士団の一番槍、ディルムッド・オディナが誇る最強の武装だ。真作への憧憬はある、担い手への敬意もある。だが――どれだけ真に迫ろうと、贋作であるのは揺るがぬ事実であり、エミヤの中にある戦闘論理は合理性を尊んでいた。

 故に真作とその担い手への敬意はあれど、投影する宝具へ自らの手を加えることに躊躇はない。赤と黄の魔剣へと、エミヤは独自の改造を施している。

 二本の真作の魔剣は直剣だ。だがエミヤの投影した魔剣は僅かに刀身が弧を描き、柄頭には連結部が構成されていた。――エミヤが個人的に好むのは陰陽の夫婦剣ではあるものの、小細工抜きの戦闘ではこの二本の魔剣を用いる所以である。

 

「――貴方の力、ここで見せて!」

 

 マスターである遠坂凛からの檄が飛ぶ。クッ、と知らずの内に笑ってしまった。

 いいだろう、存分にこの身の力を測ると良い。セイバーとぶつかることが分かっていながら、こうして柳洞寺に誘導した責任は取る。君を、()()()()()()()()()()()()()

 サーヴァントとしてのエミヤは、己のマスターの生存を最優先の目標に据えている。故に凛を護る者の力を誇示するつもりだ。故に安心して任せてもらおう、この身は最強ではなくとも、紛れもなく最高の戦果を掴む者だ。()()()()()幾度の戦場を越え不敗を貫き、勝ち続けた矜持に懸けて、決して何者にも敗れはしない。負けない戦いは、己が最も得手とするものである。

 

 王冠を戴く純白の騎士が、磨き抜かれた刀身の如き殺気を放つ。

 手に持つは幾本の宝剣を組み合わせ鍛え直した、女神の栄光が振るった大剣を模した聖大剣。

 ああ、知っているとも。それは彼女の振るう杖、強力無比な魔術礼装だと。

 

「――行くぞ」

「来い」

 

 彼女の戦いに待ちはない。常に先攻、畳み掛けて蹂躙する瀑布の暴力。手繰る担い手に先行する魔術と剣技は、敵対する者を容赦なく討ち果たす。

 だが突撃しか知らぬ猪ではない。戦術を解さぬ愚者でもない。彼女はこちらのクラスの名を聞いている。凛の迂闊さのせいでもあるが、この場合は都合の良い方に作用していた。大胆なようで慎重な気質のセイバーは、こちらの手管を知らぬが故に様子見、小手調べと言わんばかりの軽い一撃を見舞ってくるだろう。その読みは、見事に的中した。

 静かな宣言に応えた直後、セイバーは厳かに宣言したのだ。

 

「第二、第三宝具展開。――掃射開始」

 

 水晶の円柱にも似た宝剣が四本、セイバーの左肩の付近に出現する。浮遊するそれに凛が警戒の眼差しを向けるが、あれはただ展開しただけだ。何も警戒する必要はない。

 知っている。あれらもまた宝具にして魔術礼装なのだと。カルンウェナン、スピュメイダー、セクエンス、イーグル。それぞれが一流の英霊が切り札と恃むに足る宝具であり、セイバーはそれらの担い手に相応しい力を持ちながら、サブ兵装に留めおいている。その真価は使い捨てにしてなお彼女の意思で復元を容易とすることにあり、惜しげなく一級宝具を使い潰せるのだ。

 まずは足を狙います――セイバーの声なき声を聞いたように、浮遊した剣群が殺到してくる。大気を穿つ弾丸に等しいそれを、エミヤは足捌きのみで軽く避け、最後の一刀を敢えて彼女の狙い通り跳躍して回避した。ギラリと光る双眸と視線が合う。エミヤは無言で黄の魔剣を逆手に持ち、掻き消えたかと錯覚するほどの速さで自らも跳び、迫るセイバーの大剣に合わせた。

 

「ッ――!?」

 

 空中で交錯する。横薙ぎにされた聖大剣の刀身に、防御用の魔剣を合わせた刹那、太刀筋を歪め力を逸らすように僅かに弾き(パリィ)――瞬間、身を仰け反らせ聖大剣を躱すや、すれ違い様にセイバーの背中に廻し蹴りを叩き込んだ。地面に激突する寸前、身を捻り受け身を取って体勢を整えたセイバーと、無傷で着地したエミヤは対峙する。

 僅かに挟まる硬直の隙に、エミヤは黄の魔剣の真名を解放する。『激情の細波(ベガ・ルタ)』と口の中で囁いた彼の肉体が、全身甲冑を纏ったよりも頑健な強度を得た。これで多少の無茶が利くだろう、エミヤは自らの体に通常時の限界に等しい密度で強化魔術を掛ける。軋む筋骨の苦痛を無視し、再び先攻を取ったセイバーの突撃を迎撃した。

 

「ハァッ!」

「フ――」

 

 裂帛の気迫を込めた西洋剣術の斬りおろし。城砦が突貫して来るかの如き猛威を、薄い呼気を吐き出して受け流す。振り下ろされてきた聖大剣の颶風を黄魔剣でいなし、地面へ聖大剣の切っ先を逃して踏み込んだ。転瞬――赤魔剣を振るうと見せ掛け、積み上げた修練の結晶である足捌きで急制動を掛ける。間合いを幻惑する剣豪の技――返す刃で斬り上げたセイバーの剣が空を切る。

 惑わされた。剣士としても卓越した腕を持つセイバーが。まさか当たりもしないとは思わず、セイバーの目が驚嘆の色に染まる。日の本の数多の剣豪の技を追想し、過去(歴史)を見詰めて独自の研鑽を積んだエミヤは、全てとはいかずとも部分的に彼らの技を取り入れているのだ。今見せたのは新選組にて無敵の剣と謳われた男の奥義、その間合いを幻惑する歩法である。

 

 ――魔術師であろうと、武人であろうと、あるいはそれ以外であろうと、学ぶという行為がベクトルを向ける先は常に過去から始まるものだ。いいかね、シロウくん。君の『刀剣が内包する歴史を読み解き共感する力』は貴重なものだ。鍛えるなら過去(先達)に学び、魔術を介さずともよい域に至りなさい。それでこそ学びに励む、この私の弟子に相応しい姿勢であると言えよう。

 

 恩師の教えはエミヤの裡に根付いている。だが『無敵の剣』を完全に己の技として昇華することは能わず、故にこそ足捌きだけに専心し手に入れた。彼の剣豪なら間合いを惑わせた刹那に相手を斬り伏せていただろうが、エミヤはそこまで成せはしない。代わりにエミヤは剣撃を空振ったセイバーの懐に潜り込むや、渾身の一刀を馳走せんとガラ空きの胴体へ赤魔剣を叩き込んだ。

 しかしセイバーの白兵戦能力は人智を超えている。未来を視たかの如き勘の冴えが成したのか、自らの隙を潰すかのように神速の宝剣カルンウェナンを手元に召喚している。そして浮遊するそれがエミヤの剣撃を受け止めた。万力で固定しているかのように、ビクともしない宝剣を握るは強大な魔力。魔剣と宝剣の激突の衝撃がセイバーの髪を揺らすも、彼女は焦りもせず半歩引いて。羚羊のように優美な曲線を描く脚を、斧の如く走らせてエミヤの脇を穿とうとした。

 

 黄魔剣を握る左腕を僅かに上げ、肘でその蹴りを受け止める。凄まじい蹴撃の威力はまさしく破城鎚。エミヤの総身を貫く出鱈目な威力の足技に、彼は余裕(強がり)の笑みを浮かべた。

 黄魔剣の恩恵で肉体強度を上げていなければ、これだけで無視できないほど体幹が揺らいでいただろう。まさに竜の尾の如き一撃、彼の脳裏に得意げなセイバーの笑みが浮かんでは消えていく。

 だがこれで完全に剣の間合いの戦闘になった。エミヤは思い出に挑む挑戦者の心境で臨む。またしても完璧なタイミングで蹴撃を防がれたセイバーは、違和感を覚えつつ後退した。逃さぬとばかりに迫るエミヤの背後に、セイバーが操る四本の宝剣が迫る。

 セイバーが退く。

 エミヤが追う。

 しかしエミヤの背を襲う宝剣の群れに合わせ、セイバーは退きながら強烈な剣撃を放ち赤い外套の騎士を討とうとする。だが――躱し、叩き、避け、逸らす。当たらず、中らず、無傷(あた)らぬ。エミヤはセイバーを中心とした剣戟の嵐を、当たり前のように捌き切った。

 

(………!?)

 

 追い込まれるのを感じたセイバーは驚愕した。己より遅い。己より弱い。己より非力で、己より鈍い。なのに追い詰められていく自らに、セイバーは得体の知れない感覚を覚えていた。

 時間にして十秒。砲弾が連続して地面に着弾したかのようなクレーターを生みながら、エミヤは異様なまでに厚いセイバーの城壁(守り)を破り、赤魔剣の刀身で胸当てに一撃を加えた。

 

「グゥッ!」

 

 神経をすり減らしながら、目隠しをした上に暴風雨の中で綱渡りをしているに等しい状況で、漸く掴んだ糸口。容赦のない衝撃に、胸当てを破損させながら呻いたセイバーは、両手で聖大剣へ魔力を最大まで充填し解き放った。だが功を焦らず追撃を中断したエミヤは跳び退いており、放たれた光波は虚空を引き裂くのに留まってしまう。

 

(コイツ……ッ! ()()()()()()()!?)

 

 遂にセイバーは確信した。ウォッチャーなる英霊が自分の戦法を知悉していることを。

 そうでなければおかしい。背後から襲い掛かる宝剣の群れを、一瞥もせずにこうも完璧に防げるわけがない。己の後退する先が分かっているように、微塵も迷わず追えるわけがないのだ。

 セイバーは最高峰の剣士でもある。父より授けられた剣技を、長い時間を掛けて修練し、自己流に昇華した自負があった。相手がどれほどの英雄であろうと圧倒されないと、あの騎士王も太鼓判を押した。なのになぜこうも手の内が割れている? なぜ()()()()()()()()()()? この男の技量が騎士王に迫るとでも? 思い至った瞬時にセイバーの頭脳が情報を検索する。

 この男は自分と同じ時代、同じ国で生きた者なのか。いやこれほどの腕の持ち主なら女王であるセイバーが知らないわけがない。円卓の座に必ず引き上げていただろう。であれば自分の後の代の者か? だとすれば誰の子息だ? 双剣使い――ペイリン卿か? いや彼の血筋はペイリン卿の息子がローマ戦役で途絶えたはず。なら誰だ? たとえ知っていたとしても完璧過ぎる戦運びだ。

 女王時代を経て、理想郷でも鍛錬していたのだ。ブリテンで奮闘していた自分よりも今の自分の方が格段に上手である。であれば身近だった騎士達でも今の己の手の内を全て知っているわけがないのだから、この男が単純に騎士王に迫る実力者であるとも考えられる。しかし実際に刃を合わせた感覚で物を言うなら、やはり自分の方が強いと感じてしまう。だがそれだと道理が合わない。

 

 なんなのだ。なぜ格下を相手にこうまで手玉に取られる?

 

(――――)

 

 思い出すのはこの男と同じ顔の、自身のマスター。いや、まさか、そんな訳は――

 

 思考は一瞬。動作は同時。再び己に迫ろうとするエミヤの接近を阻むべく、セイバーは聖大剣に息吹を吹き込んだ。熱を帯びなさい、マルミアドワーズ! 声なき声で念じ、魔力の光波で地面を穿ち爆風の壁を生じさせた。そして更に主導権を奪うべく、牽制の為に赤い騎士のマスターを狙って宝剣群を殺到させた。ぎくりとする少女、抵抗も赦さず串刺しにする刹那――

 

「弓だと!?」

 

 エミヤは光波に紛れて高く飛び上がっていた。

 セイバーの意表を突く行動――赤魔剣と黄魔剣の柄頭を連結させ、強弓に合体させるや、矢を精製して素早く放ち、速射砲の如き連射で宝剣群を弾き飛ばしてしまう。

 見事に自らのマスターを守り切り着地した男を、セイバーは信じられない思いで見詰めた。

 アーチャーだと言われても納得の弓の冴え。トリスタン卿を彷彿とさせられた。同時にセイバークラスとも言える剣の冴えもある。……何者だ、と愚かにも問いを投げてしまいたくなった。

 

「――貴公は、何者だ」

 

 生じた欲求に逆らえずに問うと、赤い騎士は肩を竦める。

 

「さてな。それより、後ろを気にしたらどうだ、セイバー?」

「何を。そんな児戯に私が引っ掛かるとでも――」

「――セイバー!」

 

 と、漸く追いついてきた自身のマスターの気配に、セイバーは振り向かないまま応じようとして。

 ぞくり、と背筋に走る戦慄を覚え、セイバーは咄嗟に背後を振り向いた。

 こちらに駆け寄ってくる青年。その頭上を直感の導くままセイバーは見て。

 

「――来ては駄目だ、シロウ!」

「は……?」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 自身の宝剣群を撃ち落とす前に、前もって士郎を捕捉して矢を放っていたのだろう。

 まるでマスター狙いに対する意趣返しのように。

 

 セイバーは無意識に無防備な背中を晒すのも構わず駆け出して、士郎を突き飛ばした。セイバーのこめかみを落下してきた矢が掠める。そして、背後から放たれる強力な魔力反応を察知した。

 咄嗟に振り向いたセイバーの視線の先。

 エミヤが片膝を地について、強弓となした双剣に、一本の魔剣を番えているのを目撃した。

 

    我が骨子は捻れ、狂う

「――I am the bone of my sword.」

 

 マズい。セイバーは本能的に、それが宝具による射撃だと悟った。

 どうする、どうする、どうする。セイバーはやむを得ず星の聖剣を抜剣した。

 

約束された(エクス)――」

偽・螺旋剣(カラド・ボルクⅡ)

 

 だが間に合わない。自らの魔術奥義も。セイバーはこの瞬間、窮地を脱する道を走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空間ごと抉り取る螺旋の剣弾が迫る。

 

 士郎はそれに立ち向かう少女を見た。

 

 極光を迸らせて聖剣を抜き、真名解放も能わぬまま振り上げた聖剣で螺旋剣を迎撃する。

 すぐ傍にいる士郎を巻き込まぬように、決死の形相で強大な力に抗い、咆哮した。

 果たしてセイバーは螺旋剣の一撃を逸らし切る。

 だが彼方へと消えていく螺旋剣を見送ることもせず、聖剣を地面に突き刺して凭れかかった。

 

 華奢な少女の脇腹から、鮮血が吹き出ている。傷が深い、人間なら死に至るだろう。

 だが重傷を負ってなお、セイバーの闘志に翳りはなく。それでも、そんなことには関係なく、衛宮士郎は脳漿が沸騰したかのような激怒に駆られた。

 

「――セイバー」

「無事、ですか……シロウ」

「ああ。足を引っ張って悪かった。だが今度はそうはいかない、二人で戦うぞ」

 

 しかし怒りに任せて突出せず、さりとてセイバーを心配する余り無謀に挑もうともせず。そして撤退も選ばずに戦闘の続行を選択した。

 額から脂汗を浮かばせながらも、セイバーは微笑んだ。いい覚悟です、と。

 彼女にとっても望むところだからだ。怯懦に支配されるようならむしろ失望している。

 依然として彼女は士郎を戦力として期待していない。だが相手が人間(マスター)なら、士郎も充分信頼に値する力を持っている。ならば肩を並べるのに不足はなかった。

 

 士郎は躊躇なく令呪に意識を割く。一画を割き、セイバーの傷を無理矢理に治そうとしたのだ。

 そうして仕切り直す。今度は遅れを取らない。セイバーと士郎は同じことを考え――そして。

 

「――ああ。そう逸るのは結構だが、ここまでで()()にする気はないか?」

 

 ウォッチャーが双剣を消し、両手を上げたのを見て。

 士郎とセイバーはやはり同時に「はぁ?」と声を上げた。

 

 ウォッチャー、エミヤはもうお手上げだった。こうまで完封できるのは初戦のみと弁えているし、しかも仕切り直されてしまっては手の内を全て引き出されてしまう。

 これ以上は無為だ。なんの益もない。目的通り、力は示せたのだ。それでいいだろう。

 

 だがエミヤにとってはそうでも、納得できる訳がない者がいた。

 

「何やってんのよこのバカ――!」

 

 赤い少女が、自身のサーヴァントの降参に怒り狂った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




エミヤ、投影の乱発を避けた以外は全身全霊の本気の本気。
対し、宝剣を使ったのと最後のカリバーぶっぱ(未遂)以外はまるで本気(を出せなかったとはいえ)じゃなかったアルトリア。



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