思考錯誤の末こうなりました。キャラ崩壊?ははは、元からです。
後、オリキャラも登場します。
果たしてメタルギアの世界にこいつは似合うのだろうか・・・・。
少し心配です。
「人が人を裁こうなんて傲慢だろう?」
そうか?
「だからと言って、誰かが罪を裁かないと人間って奴はすぐに付け上がるからね!」
へぇ~
「と言う事で、私があなたの罪を裁きます!」
あっ、タイムセール間に合うかな・・・・・・
「さぁ、お前の罪を数え・・・・・・話聞いてる?」
聞いてる、聞いてた。で、髭マグロがなんだって?
「聞いてないじゃ無いですかヤダー!」
いちいちうるさい奴だなぁ
「ごほんごほん、では、●●●●さん。あなたの罪を発表しませす」
どっちだよ
「あなたの罪はぶっちゃけ救えません」
・・・・・救えません?
「あなたは前世で」
「自殺しちゃったんです」
「派手にやったな、エルズス」
若く力強い声が改造された輸送機、ノーマッドの2階の中に響いた。
その声に反応して1人の男性が嫌そうに顔を向ける。
「・・・嫌みッスか、スネーク」
「いや、そう言うつもりはない。ただ、派手にメタルギアを破壊したなと思っただけだ」
「へーへー、どーせ俺はスネークみたくスマートに破壊できませんよーだ」
スネークと呼ばれた男は苦笑混じりに返答を返す。
「そう言うな。お前も昔に比べれば上手くなったもんだ」
「お世辞でもどーも」
本人に悪意が無いのは知っているが、実力が違い過ぎる為、
どうしても言い方がひがみっぽくなってしまう。
と、その時だった。
「スネーク、エルズス、ちょっと来てくれ。少し話がある」
下の階から呼び声が聞こえた。
「なんすかー、オタコン。また、ミッションすか?」
「今後を左右する重要な事だ。とにかく早く来てくれ」
「了解~」
今後を左右する重要な事?
「何の話っすかねぇ?」
「行ってみれば解るさ」
気楽に言うスネークに同意を示し、階段を降りる。
「それもそうスッね」
軽い気持ちで行く2人に地獄が待っていようなどとこの時、知るよしもなかった。
「何か遺言はあるかい、エルズス?」
「現実を受け入れるのも大切な事だと私は思う」
その一言により出来た冷ややかな汗が頬を伝い、逃げようと後ずさるが、
ほどなくして背中にノーマッドの壁が当たる。
物騒なセリフを言った男は、ニコニコと人懐っこい笑みを浮かべているが、
そこから出てくる名状のし難い怒りの様な殺意の様なオーラを隠しきれてなかった。
エルズスの目の前には眼鏡をかけた無精髭の男がいた。
頭髪はボサボサで体つきは痩せており、長身。
顔つきは柔和で笑うととてもいい笑顔をだすような顔は、今は怒り一色だ。
エルズスは、その迫力に気圧されながらも自分の命のために全力で抗弁を試みる。
そうしないと殺される。
「す、過ぎたことは仕方がないッスよ、オタコン。まぁまぁ、ほら、そろそろ楽しみにしているアニメが始まるっすよ?」
言い訳をしたい。抗弁をする気はあるが、話をそらさないとメンタルが持たない。
「エルズス?」
「ごめんなさい」
言い訳不要。オタコンの顔にはそう書いていた。
―ーチクショウ、今日は厄日か何かか?
「そろそろ許してやれ、オタコン」
スネークの一言で話の流れは変わる。有難い。助け船が来た。
「じゃあ、エルズス、もう一度説明してくれ、今の状況を」
助け船の中に伏兵がいた。
予想外のキラーパスに内心恨みながらスネークの顔を見るが、本人は「?」と
言わんばかりの表情をしていた。
仕方がなく、本当に仕方がなく嫌々説明をする。
「・・・メタルギアは破壊したッス。そのあと、証拠を残さないように壊れてクズ鉄になったレールマグナムを回収したり、スライダーを回収したりしたッス」
「それで?」
「・・・・証拠を残さないようにするのに必死で、ミッションの成功報酬を受け取るのを忘れてたッス」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
いっそ罵るなりなんなりしてこの重い空気をどうにかしてくれ。
「・・・・・・・・まあ、仕方がないさ、エルズス」
スネーク。その微妙な表情はなんなんだ?何が言いたいんだ?むしろ、今言ってくれよ。お願いします。
「仕方が、ない・・・・・?」
あっ、地雷を踏んだかこれ?
「スネーク、僕達『フィランソロピー』の目的は?」
ややオタコンの迫力に押されながらスネークが答える。
「世界中で造られているメタルギア亜種の破壊」
「その通りだ。なら、その為に必要な資金はどうする?」
「・・・・ミッションの成功報酬で賄う」
「そこで問題だよ。僕達は資金をたくさんあるかい、ないかいどっちだい?」
苦虫を潰したような表情をい浮かべながら答えるスネーク。
「あまり余裕はないな」
「全く余裕はないよ」
一刀両断。慈悲はない。
「生活費やノーマッドの燃料費も報酬で賄っている。まさに僕達にとっての生命線と言えるだろう」
その生命線をすっかり忘れていたエルズスは何も言えない。
「それに君たちがこっそりと僕に内緒で、煙草やお菓子を買ったりするしね」
「くっ」
「げっ」
バレないようにと様々な工作をしたが、どうやらバレていたらしい。
ちなみに前者はスネーク、後者はエルズスだ。
2人の共犯者は揃っては、ばつの悪そうな顔をする。
オタコンの説教はそれから1時間続いたのだった。
しばらく重い雰囲気が続いたが、オタコンが話を止め、わざとらしい咳をする。
「さて、スネーク、エルズス、2人にいいニュースがある」
そんな事を言われて無視をするほど今の2人にはオタコンに対する心理的余裕がない。
「いいニュース?」
スネークが首を傾げながら言う中、エルズスは、うんざりとした表情で言う。
「また、メタルギアッスか?」
その言葉にスネークもしわを寄せる。
「今回のミッションはメタルギアの破壊ではないよ」
その一言に2人の顔が明るくなる。
「今回のミッションは要人確保だ」
その一言で2人の顔が暗くなる。
特にスネークは、嫌な顔を隠しきれていない。
「先に言っておくが、もうどこかのお偉いさんや中年オヤジを確保するのはゴメンだ」
恐らくシャドー・モセス事件の事だろう。
「うんうん」
「こっちは疲れているんだ。心のオアシスも欲しい」
「だろうだろう」
「絶世の美女を捕まえて来いというなら・・・・・考えてやる」
「喜べ、スネーク!次のミッションは君のリクエスト通りの内容だ!」
「「何っ!?」」
スネークだけではなくエルズスも反応する。
「しかもターゲットが最後に確認された場所は次の補給地の近く。しかも、補給地は久々の都市郊外の近くにある廃棄された飛行場だ」
「と言うことは・・・・・?」
「ミッション終了後、備蓄品を買えるついでにのんびりできるッスね・・・!」
エルズスの声も明るい。
「バーにも寄れるな」
スネークの顔に喜びがあふれる。
「それだけじゃないよ、2人とも」
「?」
「今回のミッション成功報酬は」
「成功報酬は?」
たっぷりと間を取りながらオタコンのトドメの一言。
「メタルギア破壊ミッションの平均報酬の約3倍だ」
「まじッスか!?」
「それで、2人はミッションを受けるかい?疲れているならやめてもいいけど?」
答えるまでもない。
「わかった。引き受けよう」
「愚問ッスね」
ようやく運が回って来た。
ここで逃すなんて考えられない。
失敗も帳消しになるだろう。
既に3人の脳内には、これから手に入る報酬をどう使うかという考えが巡っていた。
人はそんな3人を見てこう言うだろう。
捕らぬ狸の皮算用と。
オリジナルキャラ、エルズス登場!
こいつの「~ッス」ていうしゃべり方は魔界戦記ディスガイアに出てくる某ペンギンを思いだしますね。
オタコンの本名はハル・エメリッヒだったり、スネークの本名はデイビットだったりします。
エルズスの本名?どうしましょう。考えていませんなぁ。
関係ありませんが、エルズスっていう名前はあるキャラクターをモチーフにしています。
二刀流のあの人です。