はっ!?俺が最強なんて聞いてないんですけど!? 作:猟零黒 狼星
やっと続きが書き終わったので投稿します!
まだ見てくれる人いるのかな…?
カッカッカッカッとヒールの音がなる
「そろそろ時は来たかな?時が満ちたら君の所に会いに行くよ…織斑一夏君…」
あれから俺は狩りの仕方を学び狼族の本拠地に来ていた。
???「はじめまして俺はラルフ!
ラルフ・フェンリル!遠慮なくラルフって呼んでくれ!」
一夏「よろしくおねがいします!俺は一夏です!」
ラルフ「そう堅苦しくしなくていいぜ?狼族になるってことは家族になるってことだからな!タメ口で話してくれ」
一夏「あぁわかった!よろしくなラルフ!」
ラルフ「あぁ!」
ラルフ「そうだ!紹介するよ!彼女がこの狼族のリーダーを任されてるヴィラ
。ヴィラ・ウォルフだ」
ヴィラ「あぁお前が新しく入ってきたやつだな…ラルフに紹介してもらったようだが一応私からもしておこう。
私はヴィラ・ウォルフだ。何かあったらいつでも言ってくれ。私が力になろう。」
一夏「ありがとう!」
ヴィラ「それでは私はやることがあるから先に失礼する。」
一夏「あぁわかった。ありがとう!」
一夏(千冬姉に似てる人だな…)
そして一通り一族の里を見て回った後
一夏「ここは広いな!!色んな場所がある!!」
ラルフ「当たり前だよここにはどんな生き物が来ても迎え入れる準備がしてあるからな!」
一夏「それは凄いな!人間もここで暮らすのか?…ゾク!」
一夏がそんな質問をしたときこの場所の雰囲気が変わった…まるで怒っているような…どこか悲しそうなそんな空気になって気まずくなったときヴィラが口を挟んだ。
ヴィラ「ここには人間は入れない…
人間は私達を裏切った奴らだ…!
だからどんなやつだろうと人間を入れることは許さない…いいな?」
一夏「お…おう…わかった」
ヴィラはとても怒ったようにそう言った。だが一夏にはヴィラが泣いているように見えた…。
一夏「なぁヴィラ…」
ヴィラ「なんだ?わからないことでもあったか?」
一夏「いや…そういうわけじゃなくて…ヴィラに聞きたいことがあってさ…」
ヴィラ「?なんだ?私に答えられることなら答えるが?」
一夏「ヴィラはどうして泣いてるんだ?」
ヴィラ「……どういう意味だ?
私は泣いてなんかいない…群れを率いるものとして泣くことなど…弱みを見せることなど許されない…」
一夏「…そっか…でも俺にはさ…さっきヴィラが人間について話してたとき泣いてるように見えたんだ…。」
ヴィラ「………そうだな…確かに私は泣いているかもしれない……ずっと…ずっと前からな……」
一夏「だったら!」
ヴィラ「お前に何ができる?」
一夏「ッ!」
ヴィラ「その理由を知ったところでお前は何をできるんだ!何をできるかもわからないくせに人の奥に行こうなどと…それは失礼にもほどがあるぞ!!」
一夏「……ごめんなさい……」
ヴィラ「…いや私も言い過ぎた……申し訳ない…だがこのことについては聞かないでくれると助かる…もちろんお前がどうしても聞き出したいなら話すが……」
一夏「大丈夫…わかった…」
(俺は今まで箒やみんなと仲良くなろうとしてたとき相手の気持ちを関係なしに色々と聞き出すようなやり方をしてしまっていた……確かに結果は上手く行ったかもしれない…でもヴィラのように話したくないと思う人もいるんだから…きちんと気をつけないとな……
でもやっぱり気になってしまう…
俺はどうするのが正解なんだろう…)
(…一夏に酷い言い方をしてしまっただろうか…だが私は群れの次期長の最重要候補として弱みを見せることなど許されない…それにあのことはもう思い出したくないんだ……!)
ラルフ「ヴィラ…大丈夫か?」
ヴィラ「あぁ私は平気だ…行くぞ片付けることがある…」
ラルフ「仰せのままに長様」
ヴィラ「からかうな私はまだ長ではない」
ラルフ「ふーん【まだ】ね〜w」
ヴィラ「ふん!…速く行くぞ…!」
ラルフ「おい!待てよ!!」