鎮守府にある工廠、ここでは艦娘の装備のほかにジム提督が使用をする武器などが保管されておりここでは明石と夕張が基本的に担当をしており補助として妖精さん達が活動をしている場所である。
ほかにも明石や夕張が新兵器などを作る場所でもあるため格納庫みたいになっている。そしてこの工廠にジム提督、朝潮、秘書として時雨が来ていた。
「さて今日は朝潮君の艦装のチェックと今の力を試すため私と戦ってもらうからね?」
「はい、司令官と戦うことになるとは思ってもいませんでした。」
「明石君、夕張君いるかい?」
ジムが声をかけるとピンク色の髪をした人物と緑色の髪をポニーテールにしている女性が現れる。
「紹介をしよう明石君と夕張君だ。」
「始めまして明石よ。」
「私は夕張よよろしくね?早速朝潮ちゃんの艦装を装着をするけど大丈夫?」
「はい!!」
「では私は先に準備をしておくよ。明石君私のは?」
「夕張ちゃん、提督のお願いね?」
「わかりました!提督こちらに・・・・・・」
「それじゃあ僕は先に見物するために行くね?」
「あぁすまないね時雨君。」
「気にすることはないよ。じゃあ後でね?」
時雨は工廠を後にしてジムも脚部に専用浮上ブースターを装着をして先に外に出て武器などをチェックをする。
(今日はフルパックマシンガンにペイント弾をセットをしている。盾も今日は普通のを装備をしている。さて朝潮君が来るまで待っているとしよう。)
一方で朝潮は初めて艦装を装着をして動かしていた。
「どうかしら朝潮ちゃん、違和感などは感じるかしら?」
「いえ大丈夫です!司令官が待っているので早速行きます!」
「ふふでは早速その発進シークエンスに入りますよ?」
朝潮は明石に言われて発進カタパルトの方へと歩いて水上に乗り扉が開いた。
「駆逐艦朝潮発進します!!ぐ!!」
勢いがあり彼女は驚きながらも初めての海の上に立っている。機能などを確認をして自身が装備されている武器などもチェックをして前の方を見るとジム提督が待っている。
「さてルールは簡単。今お互いにペイント弾がセットされている武器を装備をしている。私の場合は弾数などは5発だけどね。当たったら終了という模擬戦だよ。」
「わかりました!!」
「それじゃあ時雨君!合図を頼むよ!」
「わかったよ。」
彼女は自身の艦装の砲塔を上に向ける。
「ちょっと時雨!?なんで砲塔を持っているのよ!」
「大丈夫、空砲だから・・・・・・発射」
ドンという音の合図に動いたのは朝潮だ。彼女は右手に持っている砲塔をジム提督に向けて発砲をする。
彼は脚部のブースターで横に回避をして持っているフルパックマシンガンを構えようとしたが朝潮はすぐに予測をしていたのか彼が避けた方角にペイント弾を発射させる。
「!!」
ジムはすぐにバックパックのスラスターを起動させて上空へと飛び一発放つが朝潮はそれを後ろの方へと下がり交わした。
(ほーう少しはやるようだね。しかしあの手を読むとは・・・・・・朝潮君を少し調べる必要があるようだね。あの判断力・・・・・・何か裏がありそうだね、おそらく長門君とかは気づいているかもしれないが・・・・・・さて少しだけ意地悪なことをするかな?)
ジムは何かを考えると脚部水上ブースターとスラスターを起動させて朝潮のほうへ接近をしてきた。
「な!?」
するとジムは左手に持っていた盾を投げてきたからだ。
「!!」
(さぁどう動く!!朝潮君!!)
「はああああああああああああああああああああああ!!」
朝潮は投げた盾の上に乗りジムもそれには驚いてしまう・・・・・・だが・・・・・・
「あれえええええええええええええええええ!!とめてくださいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
朝潮は盾の上に乗ったのはいいが・・・・・・そのまま回転をしているため一緒に回転をしていた。その場面を見た全員がずっこけてしまいジム自身も唖然としてしまう。
「えー・・・・・・」
「司令官助けてくださいいいいいいいいいいいいいいいい」
(訂正、彼女はどうやら勘で動いているだけかもしれないわ。)
ジムは心の中で思いながら朝潮を助ける方法を考えると何かを出して通信をする。
「Gファイター出動!!」
工廠からGファイターが出撃をしてネットが射出されて朝潮はシールド事ネットの中にシュート!チョーエキサイティング!的な感じとなりジムはGファイターにお礼を言う。
「ありがとうGファイター、朝潮君大丈夫かい?」
「あれほれひれはれええええええええええええ」
「まぁ実践はまだ先みたいだね。勘だけどまだ出さない方がいいかもしれないね。」
「なぁ提督!久々に俺と戦ってくれよ!」
「天龍君とかい?」
「あぁ頼むよ!」
ジムは少しだけ考えてから承諾をして彼女は艦装を装着をするために工廠へと行く。
「ごめんね天龍ちゃんが。」
「気にしてないよ龍田君、本当は君だって戦いたいという思いが伝わってくるよ(笑)」
「あらあら」
龍田は笑いながらもジムと本当は戦いたい思いを隠しきれていないので苦笑いをするしかできなかった。やがて天龍の準備が完了をしたみたいなので彼は彼女の相手にふさわしい姿へと変身をする。
「し、司令官の姿が!!」
「あれが司令官さんの変身なのです!」
「変身・・・・・・」
「ジム・ストライカーだ。よっこいしょ。」
彼はツイン・ビーム・スピアを構えて天龍も持っている剣を構える。お互いに構えており時雨は再び砲塔を構えてボンと発射されると天龍が走ってきた。
「おらあああああああああああああああああ!!」
持っている剣を振り下ろすがジムはツインビームスピアーで彼女が振るう剣を受け止める。
「やっぱり提督と戦うのは最高だぜ!!」
「そうかい!!」
ガキンという音が鳴り響いて天龍は反転をして着地をした。ジムもツイン・ビーム・スピアをまわしてから再び構え直す。
「行くぜ行くぜ行くぜ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
天龍は先ほどと同じように振るい連続した攻撃を放ってきたがジムは冷静にツイン・ビーム・スピアで受け止めてサイズモードへと切り替えて横に振るう。天龍はそれに気づいて後ろへと下がって突きを放つが彼は交わしてつかんだ。
「ぐ・・・・・・」
「さてどうします?」
天龍の剣の力がなくなったのを感じてジムは離すと天龍は降参のポーズをする。
「参ったよ。流石提督だぜ・・・・・・まさかあの突きをつかまれるとはな・・・・・・」
「あれに関しては驚きましたよ。ほかの人でしたら上手く行っていたかもしれませんが・・・・・・(正直に言えば私も危なかったですけどね?)」
心の中でそう思いながらジムはツイン・ビーム・スピアを収納をしてジムへと戻る。天龍も艦装を外す為に工廠へと行きジムも脚部の水上ブースターを取り外して夕張が回収をする。
「そういえばコルベットブースターのほうは?」
「えぇ最終調整を終えまして艦娘用と作っていますよ?」
「そうですか、それと明石君もそうですけどちゃんと寝ていますか?」
「も、もももももちろんですよおおおおおおおおおお」
((((怪しい))))
全員が夕張が動揺をしているのを見て絶対に寝ていないなこいつらと思いながら解散となりジムは朝潮に汗を流すように言ってから司令室へと戻っていく。
入渠施設で朝潮は体を洗った後お風呂に入っていた。
「ふぅ・・・・・・」
「よう」
「天龍さんどうも。」
「お前なかなかやるじゃねーか。」
「そうですか?」
「あぁ提督が投げた盾に乗ったときは驚いたけどよあれどうやったんだ?」
「そ、それが体が勝手に動きまして・・・・・・気づいたら乗っていたといいますか。」
「そういうものか?」
「です。」
「まぁこれからは同じ鎮守府で過ごす仲間だからな!何でも頼ってくれ!」
「ありがとうございます。」
一方で司令室では?
「さて集まってもらったのはほかでもない。」
戦艦代表長門
空母代表赤城
重巡艦代表高雄
軽巡艦代表矢矧
駆逐艦代表吹雪
「まぁ提督のことだ大体は私達もわかっている。」
「朝潮ちゃんですね?」
「あぁそうです。私もあの子がどうも勘で動いているかと思っていましたが・・・・・・少しだけ彼女の過去を調べたんです。」
「それでどうでしたか?」
「・・・・・・思っていた通りですね。彼女はこことは違うブラック鎮守府・・・・・・かなりのところで生まれた艦娘です。」
「そうだったの・・・・・・」
「でも傷などは!」
「えぇ保護をした際に元帥さんが入渠施設で回復をさせた。おそらく私という存在を見るために来たのか・・・・・・それとも仮面をかぶっている可能性はありますね。」」
「「「「「!!」」」」」
五人は驚いているが吹雪も部屋に戻ったときにはぐっすりと眠っているが時々すすり声を聞いている。
「それで提督はどうするおつもりで?」
「もちろん今まで通りに過ごしますよ?私の命を狙っているなら別ですけどね。」
「それはないと思うわよ?元帥さんに話は聞かされているならなおさらよ。」
「そうだな。私達を地獄から救ってくれたあなたを狙うものなど。」
「だといいですけどね。ですが皆さんは今まで通りに接してくださいね?」
「「「「「了解」」」」」
五人は寮の方へと移動をしていきジムも少し仕事をしてから自身の部屋の方へと移動をして眠ることにした。
次回 次の日ジムは工房にて新しいバックパックが完成をしたと言う連絡を受けて見に行くために今日の秘書加賀と共に向かう。
次回「バックパック」