銃皇無尽のワンピース   作:サラザール

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あるラノベ作品とONE PIECEが混じった作品。

適当に思い付いたので書いてみました。


始まり

 ───悪魔の実。

 

「海の悪魔の化身」とも呼ばれる不思議な果実。一口でも食べると実に宿っている特殊な能力を手に入れることが出来る。

 

 悪魔の実を食べて能力を得た者は「能力者」と呼ばれ、ある漫画の世界ではさまざまな能力者が存在している。

 

 その実には三種類ある。一つは通常ではあり得ない特殊な体質、能力を秘めており、常識では計り知れない力を持つ超人(パラミシア)系。

 

 動物への変身能力を身に付けることが出来る動物(ゾオン)系。

 

 悪魔の実史上最強と称され、身体を自然の物質そのものに変化させることが出来る希少種、自然(ロギア)系。

 

 その三系統は違う能力を持つ者同士であっても系統が同じなら能力に共通の性質があったりする。

 

 また悪魔の実は同じ能力が宿った実は二つ存在せず、一つの実からは一人の能力者しか生まれない。そのため能力者が亡くなった際、その人物が食べた悪魔の実はどこかで復活するそうだ。

 

 さらに能力は一人につき一つしか得ることが出来ず、既に悪魔の実を食べた者が二つ目を口にすると、体が跡形もなく飛び散って死ぬことが政府の調査で明らかとなっている。

 

 その効力や希少性から、売れば最低一億の値がつく海の秘宝。政府は海賊からある悪魔の実をその五十倍もの値段で買おうとするほど、能力によって価格が変わってくる。

 

 ちなみに味は不味く、「クソみてーな味がするぞ!」と言うほど。

 

 人間以外の生物も能力者になることができ、無生物ですら能力者になることが可能らしい。

 

 また、能力には上下関係が存在するようで、火ならマグマ、刃物ならあらゆる武器とある。

 

 ここで忘れてならないことが弱点。能力者は、能力を得た瞬間から海に嫌われるという呪いを受け、一生泳げない身体になってしまう。

 

 海や川、プール、風呂など水が溜まっている場所を指し、能力者がそれらの場所に入ると、たちまち全身の力が抜けて能力が使えなくなり沈んでしまう。

 

 海と同じエネルギーを発する海楼石とよばれる鉱石に触れても能力が使えなくなるため、手錠や足枷など拘束用具や一部の武器にはこの石が使われている。

 

 他にも雷がゴムなど有機物に効かない、火が水に弱いなど、能力の弱点を突くことは当然。

 

 なぜ、ここでこのような話をするかというのも、この世界にある一人の転生者が神から全ての悪魔の実の能力を授かり、異世界へと降り立ったからだ。

 

 悪魔の実の弱点はそのままに、複数の能力とその果実を持った彼。異世界でデタラメな力で行動するONE PIECE大ファンの青年の物語が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二十五年前、何の前触れもなく世界に出現した正体不明の巨大生物。

 

 ただ移動するだけで甚大ば被害をまき散らし、上位元素(ダークマター)生成能力を持つ、一体目のドラゴン。

 

 常識外の怪物は、現れたと同時に唐突に姿を消した。

 

 後に設立される竜対策専門の国際機関・アスガルはその巨大生物を“黒”のヴリトラを呼称した。

 

 それ以降、人間の中にヴリトラと同様の力―――上位元素生成能力―――を持つ者が生まれ始めた。"D"もしくはタイプ・ドラゴンと呼ばれるこの異能の子供たちは、現在ミッドガルと呼ばれる教育機関に集められて管理・保護されている。

 

 国境を越えて発生するドラゴン関連の諸問題に対応するため、二十年前に設立された国際機関アスガル。その傘下には、現在二つの組織がある。

 

 一つは対ドラゴン戦を想定した武装・戦略の研究開発や、日常的に起こる竜災害への対応を行なっている軍事組織ニブル。

 

 もう一つが"D"たちの自治教育機関であるミッドガル。

 

 少し前までミッドガルはニブルの管理下にあったらしいが、現在は完全に対等な立場となっているようで、非常時はアスガル指示の下で合同作戦を行うことが想定されている。

 

 しかし、そのミッドガル近海の海で激しい戦いが起こっていた。正確な場所は第二次、第三次防衛ラインの中間地点。

 

 ホワイト・ドラゴン───“白”のリヴァイアサンとミッドガルの竜伐隊との戦闘に突如一人の男が上空から現れた。

 

 彼について語るとすれば、転生者として7度の敗北を喫し、──組織、又はドラゴンに捕まること18回。拷問に次ぐ拷問を受け超人として生きてきた。

 

 彼は今……飛び込んできた。世にも珍しきドラゴン相手に。もちろん彼にとっては普通のことのようだが。

 

 そしてもう一度言うが、たった1人で組織及びドラゴンに挑み、捕まること18回。1000度を超える拷問。40回の死刑宣告。

 

 時に首を吊られるも窒息することはなく鎖は千切れ、時に断頭台にかけられるもその刃は砕け……串刺しにされるも槍は折れ、結果壊滅させた組織及び沈めた巨大監獄船の数は9回……!! つまり──。

 

「ウォロロロロロ!! 全然痛くないな……死なねえもんだ。また生きちまった!」

 

 誰も彼を殺せなかった。

 

 しかしそれは彼自身も然り……。

 

「この状況ならこの台詞だな。全く……あの世界のキャラたちは本当にすげぇ! 真似したくなるほどに……!」

 

 趣味は“自殺”ではなくある漫画で起こった登場人物たちの再現……そして“殺し合い”。男の名は──。

 

 

 

 大怪物 アオキ・D・リュウキ

 

 

 

 陸、海、空……生きとし生ける全ての者達の中で……“世界最強の男”と称される転生者。

 

 世界を制した海賊王、仁義を通し家族を愛する男、お菓子の国を築いたワンマン女王、一対一(サシ)なら必ず勝つと噂される生物、自由を愛する赤髪の海賊、そして仲間を大切にして海賊王を目指す冒険好きの主人公……彼らを目標に聞いている彼の物語が──。

 

「さあ、リヴァイアサン……始めようぜ、世界最高の戦いをっ!!!」

 

 始まっていた。

 




他作品もある書いてみましたが、他のも続けるつもりです。

よろしければそちらもご覧下さい。
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