地球過剰防衛軍   作:APHE

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地球防衛戦記
地球を護る者たち


U.C.(宇宙世紀)0093年。

またはA.D.(西暦)2138年。

世界は、人類は一つになっていた。

いくつもの危機を乗り越え、今日この日まで人類は存続し…地球を守ってきた。

 

「空がきれいだ」

見つめる先には雲一つない青空。

EDF(地球防衛軍)司令は目を瞑り、昔のことを思い出す。

 

空が奪われた日。人類が侵略者に屈したあの日。

程なくして世界中が侵略者の手に落ち、この日本支部が地球最後の砦となった日のこと。

そして、侵略者に勝利した日のことも。

 

「何を見てるんですか?」

隣に立っていた男が訊く。

司令は質問に答える代わりに、男に頼み事をした。

「なあ、またあの空が奪われるようなことがあったら…」

「その時は頼むぞ」

男は頷き、空を見上げる。

 

EESF(地球連邦軍)の主力戦闘機コアブースターの編隊が空を横切る。

それに連なるようにUNCF(国連宇宙軍)の主力戦闘機コスモ・ゼロの編隊が空を切り裂く。

飛行機雲を辿った先には天を突くように聳える軌道エレベーターと、それを護る2機のアーセナルバードの姿が見えた。

TRT(TEAM R TYPE)所属の弩級戦艦、ニヴルヘイムが宇宙(そら)へと上がっていくのも見えた。

 

男は目線を下ろしてかつての戦いを思い出した。

ストームと呼ばれた彼は、いつも孤独だった。

何度も死の危険に晒されながら、彼だけがそれをくぐり抜けた。

振り返れば死、脇を見れば死、見上げれば死。

かつての仲間たちはどこにもいない。

 

彼にとって生き残るという事はそれだけ多くの死を見るということだった。

あの時は十分な装備もなく、十分な練度もなく、十分な時間もなかった。

そして自分も弱かった。

 

その弱さゆえに何もかもを失った。

ともに戦った仲間も、守るべき物も、EDFとしての誇りさえも。

何もかも守れなかった。

 

しかし今は違う。

自分たちは一人ではない。

彼は視線を戻して大地を見渡す。

 

MS(モビルスーツ)が巨大な一歩を踏み出す。

UNCFの空間騎兵と国連の戦術機が激しい戦闘訓練を繰り広げている。

EESFのホバートラックと61式戦車が荒野を駆け、EDFのE651タイタンが後に続く。

…後ろのなんか飛んでる戦車はTRTのTW-2(キウィ・ベリィ)か。

 

仲間がいる。

帰る場所がある。

待っている人がいる。

 

新たに守るべきものができた。

誇りは決して折れない信念となった。

英雄は視線を上げ、微かに微笑んだ。

「俺は…俺たちは、もう負けない」

そして一瞬の後にその表情を崩し、宇宙(そら)を真っ直ぐ睨みつけた。

「だから覚悟しろ」

 

未曾有の侵略生物が、大マゼランの帝国が、地球を欲する訪問者が、26世紀の悪魔が、コアを喰らう魔物が、宇宙の所有者を謳うものが、または宇宙の抗体が、地球を人類を狙っている。

遥か彼方の宇宙から、その魔の手を伸ばしてきている。

 

しかし絶対に負けない。

負けてなるものか。

 

次は、きっと。




EDFー「地球防衛軍」

この世界においては現在の地球統合組織を纏める存在。
各地域に支部が存在したが現在はすべて統合されている。
偶発的に行われた世界統合により解体された旧国家軍の殆どがこれに編入されている。

世界ー「とある地球」

太陽系第3惑星。
特異点である。

最初に侵攻してくるのは?

  • フォーリナー(イージー)
  • ガミラス帝国(ノーマル)
  • バッフクラン(ハード)
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