ヒコーキ乗りの合言葉はひとつ。
<飛ぶのは好きか?>
大好きだ。そうに決まっている。
こうして飛んでいる時だけは全てを忘れて、昔のように鳥になれる。
同じように周りを飛ぶ
いつだって大空を見上げてきた自分にはそれが全てだった。
雲の上の静けさに飽きて高度を下げると、眼下に広がるのは数えるのも気が遠くなるような数の飛行機雲。
空を細切れにしているそれらの先にはそれの作り主たちが飛んでいた。
それは色とりどりの、この世界のすべて。
それぞれの思いを背負って飛ぶ者たち。
<デルタ3、後れを取るな!>
<イエス、サー!>
三次元軌道で飛ぶF/A-37ストレガの編隊が無数の矢のように通り過ぎた。
<ESPを集中しろ!>
<シオナイトが導いてくれる!>
それを追いかけるようにコンバット・ボックスを組んだソルバルウが飛んでゆく。
<朝日がきれいだ>
<海鳥が僕たちを迎えてくれる>
その中をつむじ風のように通り抜けるはR-9Aアローヘッド。
<ニューロン出力安定!>
<クロバエだって飛ぶんだ>
数万機をゆうに超えるブラックフライの大編隊が嵐のように迫りくる。
<空はいつだってヒコーキのものだ!>
<まあ、
コアファイター、コアブースター、セイバーフィッシュ、TINコッド等の連邦空軍所属機たちが翼を広げる。
それに紛れてX-LAY、R-GRAY、シルフィード、シルバーガンといった少数生産、限定生産の戦闘機。
彼らの本領は空ではなく
ゴゴゴ…
今まで見たヒコーキたちとは比べ物にならないほどの、数万機のブラックフライや宇宙戦闘機たちの大編隊でさえ小さく見えるほどの大勢がやってきた。
それはかつて存在した各国の
それらはもはや数えきれないのレベルを超え、空を黒く埋めるほどの数だ。
ファントム、バイパーゼロ、イーグル、ファング、ラプター、フランカー、フェロン、タイフーン…
これらが並び飛ぶ姿など昔は想像もできなかった。
ペイントや所属にパーソナルマークなどそれぞれの機体に同じところはない。
狼、巨人、リボン、南十字星、フェニックス…実に様々、出自の違う者たちが集まっていることを確認させれれ、感動を覚える。
今はそれらが皆同じ方向へと進路を取っている。
僕らの目指すところはひとつ。
ヒコーキ乗りから空を奪うような不届きな輩をたたき出すこと。
<この空は渡さない>
視界の先では打ち上げ用ロケットブースターを装着したマゼラン級が昇っていく。
この空より高いところへ。
<
世界連合空軍ー「エースコンバット」
世界統合により解体された旧国家空軍を再構成した空軍中心の組織。
各国指折りのエースや強力な大型兵器を多数保有する。
現在はEDF傘下である。
空戦ー「最終防衛ライン」
空軍戦力は直接の対空及び対宙迎撃手段として重要視されており宇宙防衛網を突破された際の最終防衛ラインとして機能する。
強力な対地攻撃手段としての運用も失われていない。
旧世代の戦闘で覇権を持っていた兵器は伊達ではないのだ。
最初に侵攻してくるのは?
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フォーリナー(イージー)
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ガミラス帝国(ノーマル)
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バッフクラン(ハード)