ガンダムビルドダイバーズ:トライ   作:守次 奏

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大剣が面白い強化入りそうなので初投稿です。


Ep.34「変幻のカール」

 多分だけど、ジュアッグとジオングをベースにしたのかもしれない奇妙な外見をしたガンプラが、その両腕に装備されているロケットランチャーをぶっ放す。

 直撃コースの弾だけをバルカンとジムライフルで迎撃した、ジムカラーに塗装されているジム・カスタムは、射撃を続けながらその奇妙なガンプラ──確か、ラピッドジュアングとかいう名前のやつに突撃していく。

 

『その色、その機体……君はかのライナー・チョマー氏をリスペクトしているな!』

『リスペクトも何も、僕の父さんだけどね』

『なんと……! なら君を倒せば、事実上俺がドイツチャンプを倒したことになるな!』

『んー、そうかもしれないけど、随分余裕だね、君?』

『ふっ……可憐な乙女の手前、鮮やかな勝利を手にしてみせるさ! そしてダイバーたちに知らしめるのだ、無改造こそ、最もバランスが整った至高のビルドだと!』

 

 チナツに言われた通り、あの後ログアウトしてから俺はG-Tubeのアーカイブに残っていたBブロックの試合を見ていたわけだけど、なんというかどっちもこだわりが強いダイバーだった。

 確か、対戦カードには「カール」と「ヤマモト」って書いてあったな。

 あのラピッドジュアングを使ってる女の子がカールさんだったはずだから、無改造のジム・カスタムを使ってるのがヤマモトさんか。

 

 GBNには、当たり前だけどカスタムモデルが多い。

 それもそのはずだ。いわゆる「俺の考えた最強のガンダム、ガンプラ」で戦える場所こそが、GBNなのだから。

 

 父さんたちが戦っていたGPDも細々と稼働してはいるらしいけど、完全に時代からは取り残されている──そんな話はともかくとして、ヤマモトさんはジムライフルを左手に持ち替えると、右手でビームサーベルを引き抜いてラピッドジュアングへと斬りかかっていく。

 

『避けたか!』

『ははっ、遅い遅い! このラピッドジュアングに……その機体で、ついてこられるかな!』

『なんのッ!』

 

 カールさんは小さく笑うと、ジム・ライフルによる弾幕を、巨体にも関わらず全て回避してみせると、今度はジュアッグの腕に搭載されているロケットランチャーから、ビームを撃ち出す。

 

「ジュアッグの腕からビーム!? そうか、内部で切り替え式になってんのか……」

 

 チナツに言われてアーカイブを見返してなかったら危なかった。俺も引っかかってたかもしれない。

 ヤマモトさんは俺と同じような驚愕を見せると、同時に機体の両腕が落とされていたことを理解して、屈辱なのか絶望なのかはわからないけど、歯を食いしばっていた。

 

『まだだ……まだァッ!』

『バルカン砲かぁ、頑張るなあ……でも、今度こそこれでチェックメイトだ!』

『ぬわああああッ!』

 

 マフユの家で前に見た「機動戦士ガンダムUC」の劇中で、ビームサーベルを防いでいたほどに頑強な砲身と一体化したジュアッグの腕が、空手チョップの要領でジム・カスタムのコックピットに叩きつけられる。

 ヤマモトさんも諦めずに最後まで足掻いてたけど、カールさんが言ってたように、今度こそチェックメイトだ。

 ジュアッグの腕に叩き潰されて、ジム・カスタムのコックピットがひしゃげて歪む。

 

『あ、そうそう。メイドの土産? ってのに一つ教えてあげるけどさ』

『な、何を……』

『僕、男だからね?』

 

 マジかよ。

 試合を見ていた俺と、その言葉を突きつけられたヤマモト選手の表情は完全に一致していたかもしれない。

 宇宙を背景にした猫のように驚愕が覚めやらないまま、Bブロックの試合は終わりを告げた。

 

「マジかー……」

 

 なんというか色んな意味で濃いな、あのカールさんってダイバーは。

 ライナー・チョマーって名前に聞き覚えはないけど、ヤマモトさんがドイツチャンプがどうこうとか言ってたし、多分有名な人なんだろう。

 そして、それほどのファイターの息子と俺は拳を交えるってことになるわけだ。

 

「いいね……燃えてきた」

 

 ベッドに寝転がったまま、右の拳を左の掌にぱしん、と強く打ち付ける。

 明日の第二試合、準決勝戦。コドウとの戦いも熱く燃え上がるような戦いだったけど、それと並ぶものが期待できそうだ。

 ふと机の上に視線をやれば、そこにはメンテナンスも終えて万全な状態のストライク焔が直立している。

 

 アシムレイト。まだ、俺はその扉の前に立って、兆しを見ただけなのかもしれない。

 だけど、俺自身がストライク焔になったようなあの感覚──コドウとの戦いの中、無我夢中でなんとか辿り着けたその兆しをモノにできたのなら、俺は、ストライク焔はもっと強くなれるはずだ。

 

「だから、明日もよろしくな、ストライク焔」

 

 物言わぬ相棒に語りかけて、俺は部屋の電気を消した。

 アーカイブを見てた都合上、早寝……とは行かなかったけど、明日は早起き。俺は目を伏せて、眠りの淵に飛び込んでいく。

 闇雲にただ長い時間研鑽を積めばいいものではない。健康な睡眠は健康な心身の維持に繋がる。父さんの、師匠の教えを思い返しながら。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

『さあ始まりました、メガ粒子杯バトルカイ、準決勝戦! 予選を勝ち抜いて選び抜かれた強豪たちが、超新星が、優勝目指して火花を散らす熱い試合が今日も皆を待ってまっせ! 第一試合は次元覇王流の申し子、今尚快進撃が止まらない「ユウヤ」選手! そして、かのドイツチャンプ、伝説の第七回、第八回ガンプラバトル世界大会に出場を果たしたライナー・チョマー氏の血を継ぐまさかの男の娘! その性別と戦い方も変幻自在、「カール」選手の対決でっせ!』

 

 ミスターMSの前口上に、破れんばかりの歓声が沸き起こる。

 性別はともかく、あのカールさんは常に相手の意表を突くような、変幻自在の戦いを得意にしているのは事実だ。

 ロケットランチャーが来ると思わせておいてビーム。ジュアッグをベースにしているから、格闘戦はできないと思わせておいての砲身チョップ。

 

 この戦いでも何が来るかはわからない。

 俺も気を引き締めてかからないとな。

 そう意気込んで拳を固め、操縦桿に手を掛け直したその時だった。

 

『君が「ユウヤ」君だね? 会いたかったよ』

「確かに俺はユウヤだけど……カールさん、俺とどっかで会ったことありましたっけ?」

 

 藪から棒にカールさんはそんなことを言ってきたけど、俺とあの人の間に因縁なんて特になかったはずだ。

 コドウの時みたいに師匠との因縁かと思ったけど、ライナー・チョマーって人と師匠は戦ったことないらしいし、それも考えづらい。

 なのになんでそんなことを、と、俺が首を傾げていると、カールさんは肩を竦めてふっ、と小さく笑う。

 

『カールでいいよ。君には……絶対に負けられないからね』

「おっ、宣戦布告か? だったらこっちも受けて立つぜ!」

『いいね、張り合いがある……それでこそ、マフユちゃんを巡る僕のライバルだ!』

「は?」

 

 思わず素っ頓狂な声が出てしまった。

 カールと俺の間に因縁なんてないし、なんで今マフユの名前が出てくるんだ。

 しかも勝手にライバルってことにされてるし。どういう理屈なんだよ。

 

『誤魔化さなくてもいいよ、何せ僕らはライバルだからね……! この戦いで君を圧倒して! 僕はマフユちゃんに勝利の栄光を捧げる!』

「なんだか知らねーけど……マフユがどう関係あるんだ?」

『ふふっ、とぼけちゃって……これ以上は戦いで語ろうか、ユウヤ!』

「……ああ、そうだな! カール!」

 

 正直何がなんだかわからんけど、拳を交えればあいつの思いも伝わってくるはずだ。

 ミスターMSが背後でニュータイプの修羅場がどうのこうのと宣っている間にも、システムのダイアログは立ち上がり、バトルの開始を告げていた。

 

『ガンプラバトルの鉄則は、初手で相手を翻弄すること!』

「くっ、出遅れたか!」

 

 ジュアッグとジオングを合体させたような機体に更にシナンジュ・スタインのフレキシブル・スラスターを装備しているラピッドジュアングは、その名前に恥じない機動力で俺の背後に回り込もうと試みる。

 けれど、速いってんならマフユのG-エクリプティカと、チナツのシックザールも負けてねえ。つまり何が言いたいかって、この後れは取り返せるってことだ!

 

『ロケットランチャーを喰らえ!』

「それなら昨日見切ってんだよ!」

 

 ヤマモトさんがそうしていたように、俺はビームピストルで直撃コースの弾だけを叩き落として、ピストルの下部からビーム刃を発振する。

 そして、そのままリーチを活かした攻撃で、ラピッドジュアングへと斬りかかっていく。

 

『残念だったね! このラピッドジュアングは……ビームも撃てるのさ!』

「それだって、予習済みだ!」

 

 直撃弾を叩き落として突っ込んできた相手を、ビームによる攻撃で叩き落とす二段構えの戦術。変幻自在の二つ名に相応しい搦め手だけど、チナツのおかげで命拾いした。

 アーカイブを見てなきゃ、今頃俺もヤマモトさんと同じ末路を辿ってただろうからな。

 機体を空中で宙返りさせてビームを回避、斬りかかるモーションをフェイントにして、俺はラピッドジュアングの背後を取る。

 

「後ろ、取ったぜ!」

『ちぇっ、見切られてたか……!』

「喰らえええっ!」

 

 ビームピストルの一撃をフレキシブル・スラスターに向けて撃ち込んで、プロペラントタンクを誘爆させる。

 そうして武舞台に倒れ伏したラピッドジュアングに、俺は油断せずに、容赦せずに追撃を叩き込む。

 

「次元覇王流! 聖槍蹴りぃぃぃっ!」

『ふっ……』

「なんだ!?」

『流石だね、ユウヤ。マフユちゃんを巡る僕のライバルだ……だけど、君はジュアングという機体の本質を見誤っている!』

 

 スラスターを潰せば立ち直るのは難しいだろうと判断しての攻撃だった。

 だけど、カールは自信満々にそう言い放つと、聖槍蹴りの勢いに怯えることもなく、武舞台に倒れ伏しているラピッドジュアングの体勢を、瞬時に立て直していた。

 そして、ハンドスプリングの要領で聖槍蹴りを回避すると、その後隙を狙って腕からビームを発射してくる。

 

 危ねえ。ビームシールドはなんとか間に合って命拾いしたけど、やられるところだった。

 それにしたってどういう理屈であの状況から、姿勢を一瞬で立て直せたんだ。

 

「なんだ!? どういう……足!?」

 

 俺が脳裏に浮かべた疑問に対する答えだとばかりに、バックパックを損傷したラピッドジュアングは、武舞台の上に「立って」いた。

 

『ふふふ……ジュアング、パーフェクトモード! そう、この機体は変幻自在! 戦場を選ばずに戦える、オールラウンダーなのさ!』

 

 水陸両用モビルスーツであるジュアッグと、宇宙用のモビルスーツであるはずのジオングをミキシングする発想がどこから出てきたのかはわからない。理論的には混ぜれば確かにオールラウンダーだ。

 だけど、俺はカールの言う通り、ただ飛行スキルのおかげで地上戦ができてるもんだと、確かにあのガンプラの奇天烈な見た目に惑わされて、本質を見誤っていた。

 あの機体は自前で宇宙戦、陸戦、水中戦をこなせるように設計された、極めて洗練されたガンプラなのだ。見た目こそネタっぽいけど。

 

『さあ終わりだ! メガ粒子砲に焼かれて焔の華と散るがいい、僕のライバル!』

「まだだ……まだお前とは拳を交えてなかったな! 油断してた、慢心してた! 認める! だから、今度は全力でぶん殴る! バーニングバーストシステム、起動!」

 

 メガ粒子砲の威力に押されそうになっていた形勢を逆転させるように、バーニングバーストシステムを発動させたことで、展開していたビームシールドが炎のように揺らぎを纏う。

 そのままカールの攻撃を防ぎ切った俺はビームピストルを投棄、エールストライカーのスラスターを全開にして、ラピッドジュアングへと殴りかかる。

 

「次元覇王流! 疾風突き!」

『今の攻撃を受けても立ち上がるんだ、やるね!』

 

 ガチガチに作り込まれたジュアッグの腕が、疾風突きを止めて火花を散らす。

 元から威力よりもどっちかというとスピードを重視した拳ではあったけど、バーニングバーストを使って尚止められる辺り、あのラピッドジュアングの作り込みは俺より遥か上を行っているのだろう。

 鍔迫り合いを強引に振り解くと、足をスカートの中に収納して、ラピッドジュアングは飛び上がる。

 

『必殺技を披露してくれた君に敬意を表して……そしてライバルとしてこの一撃を捧げる! 見ていてほしい、マフユちゃん! これが僕の……思いの全力だ! 必殺、ジュアング・フルバースト!』

「マフユは関係ねえだろうが! カミキガンプラ流奥義! 鳳凰覇王拳!」

 

 なんでか知らないけど、こいつにマフユの名前を出されると妙にムカつくというか、なんか胸の辺りがもやもやした感じになる。

 それはそれとして、必殺技として強化されたビームの塊を迎撃するために、俺も機体の全出力を振り絞って、鳳凰覇王拳を放つ。

 コドウの時と同じだ。カールの必殺技は、あの雪花氷獄鳥に匹敵する威力を持っている。

 

 そして、認めたくはないけど、その拳からはマフユに対する思いが、確かに伝わってきた。

 なんであいつがマフユに執着しているのかはわからない。そして、なんで俺がこんなことで苛立っているのかも同じだ。

 だけど、絶対に負けたくねえって気持ちには、その気持ちにだけは偽りはない。

 

「負ける……かよおおおっ!!!」

『負けられ、ないっ……!!!』

 

 エネルギーの塊同士がぶつかり合って弾け飛ぶ衝撃の余波と、あまりの出力に耐えきれなくなったことで、ストライク焔の右腕が、あの時と同じく自壊していく。

 それでも、ジュアング・フルバーストを相殺することはできている。

 だったら条件はイーブンだ。ここからは全力で殴り合う。

 

『なんていう力……僕のジュアング・フルバーストが誇るパワーと互角の一撃なんて、久しぶりに見た! やっぱり君は僕のライバルだ、ユウヤ!』

「拳での強敵だったらいつでも歓迎してるぜ……けどな、マフユは関係ねえだろ、マフユは!」

『ふっ、まだとぼけるんだ……君はもうわかっているんじゃないかな?』

「なにっ!?」

『拳で語り合うファイターなら! 武道家なら、いや、違う! ガンプラファイターなのなら、君はわかっているはずだ! マフユちゃんへの……思いを!』

 

 過剰出力のビームで内部が焼け付いたのか、ラピッドジュアングは砲身を使った格闘戦に移行してくる。

 一見やけっぱちに見えるけど、砲身が突き出されるリーチは拳よりも長い。

 槍よりはリーチが短いとはいえ、得物を持った相手と戦ってるのと同じだ。

 

『はあっ!』

「次元覇王流! 桜花紅蓮脚!」

 

 油断せずに俺は左手でカールが放った空手チョップを受け止めつつ、ガラ空きの胴体に全力を込めて大上段への蹴りを叩き込む。

 ラピッドジュアングの鼻……? 鼻みたいなダクトパーツが砕け散り、辺りに破片を撒き散らしながら吹き飛んでいった。

 だけどまだ、カールは、ラピッドジュアングは勝利を諦めていない。

 

『やるね……見ていてくれマフユちゃん! これが僕の勇姿、例え最後になろうとも全力で戦い抜いてみせる!』

「いいねえ、その心意気……そういう心には、曇りのない心で応えなきゃな!」

 

 そうだ。マフユは今関係ない。

 俺ともあろう人間が、戦いの中で戦いを見失うところだった。

 まだまだ己が武道家としては未熟なのだと心に刻みながら、それでも勝利を勝ち取るために、俺は残された左の拳に全力を込める。

 

『ジュアング・パーフェクトモード! これで……終わりだああああっ!!!』

「次元覇王流……波動裂帛拳!」

 

 武舞台を殴りつけたことで発生した火柱が、飛び上がって砲身空手チョップを叩きつけようとしてきたラピッドジュアングを呑み込み、燃やし尽くしていく。

 それでも勢いを止めなかったのは、カールの意地が、認めたくはないけど、マフユへの思いがそうさせたのだろう。

 空手チョップが叩きつけられて、ストライク焔の左半身が歪む。それでも。

 

 揺らぐ炎の一欠片を、俺は視界の奥に、心の奥底に見た気がした。

 コドウの時と同じ、全てを空っぽにした思考と、どこまでも深く、深く心の海を潜っていくような感覚と共に、ストライク焔の痛みが、そして叫びが、確かに伝わってくる。

 

 ──俺はまだ頑張れる。だから負けるなよ、ユウヤ。

 

 ストライク焔は、確かにそう叫んでいた。

 そうだ、俺は負けられない。背負ってきたものがある。このGBNでいっぱい教えてもらったことがある。そして、何より。

 マフユに、ガンダムのこととガンプラのことを教えてもらった、恩がある!

 

「次元覇王流、桜花紅蓮脚!」

『まだ動く……のかっ……!? ふっ……あくまでこの勝負は、僕の……完敗だね……』

 

 この勝負は、ってなんだ。この勝負はって。

 僅かに消化不良感が残ることだけを言い残して、桜花紅蓮脚が直撃したカールのラピッドジュアングが爆散する。

 

【Battle Ended!】

【Winner:ユウヤ】

 

 勝負には勝ったのかもしれないけど、なんかすげー複雑な気分だった。




それはきっと小さなジェラシー

Tips:
・カール/カール・チョマー(原案:「青いカンテラ」様より)……第七回および第八回ガンプラバトル世界選手権にドイツ代表として出場したライナー・チョマーの息子。どこかお調子者な性格でこそあるものの、父譲りのトリッキーな戦術や、メガ粒子杯では「父を継ぐ者」として戦うために使用しなかったものの、モビルアーマーによるパワーを活かした戦いも得意としているオールラウンダー。日本に来日した際にたまたま近くを歩いていたマフユに一目惚れし、そんなマフユが好意的に見ているユウヤに対しては恋敵のような対抗心を抱いている。
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