マルチプルアサルトストライカーがあるなら、スカイグラスパーにソードストライカーなんて付けなくてもいいのではと思いましたが、実際どうなんでしょうね?
〈59〉
アークエンジェルは“明けの砂漠”から提供された基地を脱出し、タルパディア工場区跡地に向かって全速力で移動していた。
アラスカに向かうアークエンジェルにとって、その地は第一の目的地である紅海に抜けるための要所であると共に、以前にレジスタンスが地雷原を仕掛けた地形的に複雑な場所だった。
いわば“明けの砂漠”の情報提供を受けているアークエンジェルにとって、そこは戦力的不利を埋められる天然の軍事的要衝だったのである。
もちろんバルトフェルド隊もそれを見逃すはずもなく、無人偵察機によってアークエンジェルの位置を捕捉すると共に、旗艦レセップスを中心とした機動部隊による追撃が開始されたのである。
アークエンジェルと“明けの砂漠”はバナディーヤに潜伏していた工作員から、その機動部隊のほぼ正確な情報を掴んでいたのだが、その彼我の戦力差はやはり絶望的なものであった。
新型装備が搭載されたバクゥ5機に、バクゥの次世代機であるラゴゥ1機。
イージスとバスターに加え、イージスとバスターに飛行能力を付与するグゥル2機。
ザフト初の大気圏飛行能力を持つMSのディン6機。
その他支援砲撃用のMSザウート4機に加え、戦闘ヘリのアジャイル6機、垂直離着陸戦闘機インフェストゥス4機で構成された、まさにザフトの北アフリカ戦線の中枢を担う精鋭部隊である。
「さてと。鬼ごっこの始まりだな」
バルトフェルドはアークエンジェルの戦力を計りかねていたものの、万全を期すために自軍の戦力を自分率いる陸上部隊、アスラン率いる航空部隊の二手に分けた挟撃作戦を展開したのである。
その狙いは二つあった。
一つは宇宙戦の経験しかないため自分達との連携は難しいものの、グゥルに搭載されたイージス、バスターを主力に、カーペンタリアから送り込まれたディン6機を僚機に従えた2個MS小隊に相当する航空戦力は、やはりアークエンジェルを攻略する上で大きな役割を果たすと考えたからである。
そしてもう一つの理由はアークエンジェルの最大戦力であるクロトとキラの2人を分断することだった。
まだ砂漠に慣れない環境下だった初戦はともかく、無謀にも決戦を挑もうとした“明けの砂漠”を救援するために現れた二戦目において、2人は見事な連携を見せて僅かな時間でバルトフェルド率いるバクゥ小隊を撤退に追い込んでいた。
そんな2人と正面から戦えば、たとえ追撃部隊全軍をぶつけたとしても遅れを取る可能性があったのだが、裏を返せば2人を分断することに成功すればそれだけでアークエンジェルの戦力は低下するのである。
陸上部隊、航空部隊に部隊を分ければ機体の特性上、前者はストライクで、後者はレイダーでそれぞれ対応を迫られるため、2人の分断はあっさり成功したのだった。
そんなバルトフェルドにも一つ読み違いがあった。それはストライクとレイダーをそれぞれ支援する地球連合軍の最新鋭戦闘機──スカイグラスパーの存在である。
『まったく、次から次へと!』
ムウの操縦するスカイグラスパーはアジャイル、インフェストゥスを撃破しながら、四方八方からストライクに襲い掛かるバクゥを牽制する。
そんなムウの援護射撃はバクゥの絶え間ない包囲攻撃に晒されているキラを危うい所で救っていたのだった。勿論、バルトフェルドも完全に予想外という訳ではなく、地球連合軍の誇るエースパイロット“エンデュミオンの鷹”がアークエンジェルに乗り合わせている事はバルトフェルドも掴んでいた。
そんなムウが使用可能な大気圏で運用可能な戦闘機を、アークエンジェルが搭載している可能性は十分考えられたのだ。
つまりバルトフェルドが完全に誤算だったのは、もう一機のスカイグラスパーを巧みに操る少女──
『どうだ!』
カガリの操縦するスカイグラスパーが放った“アグニ”が僅かに反応が遅れたディンの上半身を吹き飛ばした。更にバスターの放った220mm径6連装ミサイルポッドを危なげなく回避し、反撃で砲塔式大型キャノン砲を放つ。
『くそっ……! ナチュラル如きに!』
バスターはグゥルを急上昇させてスカイグラスパーの攻撃を避けるものの、立て続けに20mm機関砲の銃撃を浴びる。PS装甲に守られたバスターには掠り傷程度のダメージしか与えられないものの、グゥルには確実に損傷を蓄積させていた。
カガリがアークエンジェルの搭載機であるスカイグラスパー二号機を操縦しているのは理由があった。
アークエンジェルにはクロトとキラ、ムウの三人を除けばスカイグラスパーを操縦出来る者がいなかったため、スカイグラスパー二号機を遊ばせている状況だった。
そんな現状を把握したカガリが、自分にスカイグラスパー二号機を貸すように主張したのである。
実際にカガリはシミュレータにおいてもムウに次ぐ好成績を残したため、臨時でスカイグラスパー二号機のパイロットとして決戦に臨んだのである。
そしてカガリは残ったストライカーパックの中から、統合兵装型ストライカーパック、マルチプルアサルトストライカーを選択していた。
勿論、そのままではあまりにも重量が増加してしまいバランスを欠くため、対艦刀等の不要な武装を取り外して軽量化し、スラスターとバッテリーを増設したランチャーストライカーの亜種的なものに改造していたのである。
『ビームの減衰率が高すぎる! それに照準も……! 大気圏内じゃこんなんかよ!』
バスターは自らを追うスカイグラスパー目掛けてビームを立て続けに放つが、カガリはスラスターを吹かせて機体を加速させ、その攻撃を紙一重で回避する。
カガリがディアッカに意外な善戦を見せているのは理由があった。
バスターは砂漠戦用の調整をしておらず、特にバスターの要であるビームライフルの威力・照準が大幅に低下していたのである。遠距離砲撃による火力支援機体であるバスターにとって、その影響はまさに致命的なものだったのだ。
またカーペンタリア基地から北アフリカに移動するまで十分にグゥルの操縦訓練を行っていたアスランと違い、ディアッカはぶっつけ本番でグゥルを使用することになった為、その動きも極めて単純なものになっていたのである。
ここまで有利な条件が整っていれば、もともとナチュラルとしてはトップクラスの才能を持つカガリがディアッカと互角以上に渡り合うのは当然だった。
ここで問題なのは火力を完全にビームライフルに依存している訳ではなく、グゥルも巧みに操縦するイージスの存在である。
『鬱陶しいんだよ!』
『お前が……! お前の様な奴がいるからッ!!』
右腕の“2連装52mm超高初速防盾砲”を放ち、レイダーは迫り来るイージスを迎撃した。
イージスは左腕で対ビームシールドを構えて被弾しながらも前進し、右腕に発生させたビームサーベルを振り下ろす。
レイダーは咄嗟に右にスライドして回避すると同時に“ミョルニル”を対ビームシールドに全力で叩き付け、イージスを大きく吹き飛ばした。
『がっ……!?』
僅かに生まれた猶予でレイダーはMA形態に変形すると“76mm機関砲 M2M3”“80mm機関砲 M417”を放ち、スカイグラスパーに襲い掛かるディンを牽制する。
歴戦のパイロットであるムウはともかく、今のカガリに複数のディンを同時に対処出来るだけの操縦技術はないため、時折こうしたクロトの援護射撃が必要なのである。
『助かった!!』
スカイグラスパーの放った“アグニ”がレイダーの銃撃を受けて足が止まっていたディンを貫き、瞬く間に爆散させた。
グゥルによって推力補助を受けているイージスやバスターと違い、飛行しているだけで消耗の激しいバッテリーを温存する為の苦肉の策なのだが、襲い来るイージスの猛攻を片手間で凌ぐクロトの卓越した技量がそれを可能にしていたのだった。
〈60〉
『──君の相手は私だよ、奇妙なパイロット君』
『貴方は……!』
ムウや明けの砂漠と共に、バクゥを中心に構成された陸上部隊を退けたキラの前にバクゥの上位機種であるラゴゥを操縦するバルトフェルドが現れた。
先程からアークエンジェルの後方から砲撃を行うヘンリーカーターを迎撃する為、ムウは既にこの場を離れている。
また明けの砂漠は先程からの戦いで戦力の大部分を喪失しており、既に戦力としては数えられない状況だった。
クロトとカガリはアークエンジェルを間に挟んだ立ち位置で、アスラン率いる航空部隊の対処に迫られている。
この戦いでキラが敗北すれば、バルトフェルドは無防備になったアークエンジェルを撃沈するだろうし、反対にキラが勝利すれば指揮系統の崩壊と共に、主力である陸上部隊を喪ったバルトフェルド隊の敗北は確定するだろう。
いわばこの戦いがバルトフェルド隊とアークエンジェルの勝敗を分ける分水嶺なのである。
睨み合う最中、ストライクのバッテリーのパワー残量が3割を下回った事を示す警告音がストライクのコクピット内部で響き渡った。
様々な実弾兵器を装備しているレイダーとは異なり、対空防御機関砲“イーゲルシュテルン”を除けば対装甲コンバットナイフ“アーマーシュナイダー”しか非電力依存武器を持たないストライクにとって、まさに危機的状況である。
『さぁ行くぞ、お嬢ちゃん!!』
『!!』
2連装ビームキャノンを次々に放ちながら猛烈な勢いで向かって来るラゴゥに対して、ストライクはビームライフルを構えた。
『おい!! アイツ、マズいぞ!!』
『分かってる!!』
一方、レイダーは未だ5割弱の電力を保持していた。
クロトはバッテリー消費の激しい100mmエネルギー砲“ツォーン”と、銃火器からビームサーベルまで様々な使用用途を持つ短距離プラズマ砲“アフラマズダ”を封印し、実弾兵器のみでアスラン率いる航空部隊と応戦していたからである。
カガリの意外な奮闘により、イージスとバスターを除く航空部隊は壊滅状態に追い込まれていたのだが、それでもアスランとディアッカはクロトとカガリをこの場に足止めする為、なおも戦闘を続けていたのである。
しかしストライクのバッテリー残量は限界寸前で、バルトフェルドの操るラゴゥとの戦いで更に電力を消費している様子だった。
こんな状況で、クロトにいつまでもダラダラと持久戦をしている余裕はなかった。
『撃滅ッ!』
クロトは全速力でレイダーを加速させ、イージスに接近戦を仕掛けた。
イージスは立て続けにビームライフルを放つが、レイダーはスラスターを吹かせて踊るような挙動で回避すると同時に“アフラマズダ”を抜刀する。
イージスは対ビームシールドを構えて防御しようとするが、一瞬早くクロトの狙いに気付いてグゥルを横滑りさせた。直後にその空間をスカイグラスパーの放った“アグニ”が通過し、僅かに掠めたイージスの対ビームシールドの一部が融解する。
対ビームシールドはビームを拡散吸収する特殊塗料でコーティングされているのだが、先程から“ミョルニル”による打撃で傷付いている状況で“アグニ”を防ぐのは不可能だったのである。
『このっ……!』
『いい加減にッ!』
レイダーはその融解箇所を狙って“アフラマズダ”を横薙ぎに振るう。
イージスが対ビームシールドを捨てて後方に回避すると同時に“アフラマズダ”は持ち主の手から離れた対ビームシールドを斬り捨てた。
『当たれ!!』
イージスは不意にグゥルを蹴って空中に身を躍らせると、MA形態に変形して“スキュラ”を放った。イージスの持つ最大火力であり、突如として短期決戦を仕掛けて来たレイダーに対してその一撃は、強烈なカウンターとなる筈だったのである。
レイダーは突如飛び上がったイージスを無視し、イージスの真下に浮かぶグゥルに突撃した。それでも大口径エネルギービーム砲である“スキュラ”はレイダーを掠め、咄嗟に機体を守る為に突き出した右腕が吹き飛ばされる。
『墜ちろぉ!!』
『しまった!』
レイダーは残った左腕の“アフラマズダ”をグゥルの中心部に突き刺した。大穴が空いたグゥルは爆発し、搭乗機だったイージス諸共に砂漠に落下する。
『アスラン!! ……ちっ、こっちもかよ!!』
『くそっ……!』
イージスは柔らかい砂地に足を取られ、その場で立ち往生した。
咄嗟にスラスターを吹かせて攻撃を回避して反撃するくらいなら可能だが、飛行能力を持つレイダーやスカイグラスパーとの戦闘続行は不可能である。
同じく遂にグゥルが動作不良を起こして後を追うように落下したバスター共々、アスランは撤退していくクロトとカガリを見送るしかないのだった。
〈61〉
『もう止めてください! 勝負はつきました! 降伏してください!』
『言った筈だぞ! 戦争には明確なルールなど無いとな!』
迫り来るレイダーの姿を視界の端に捉えたキラは、互いに深手を負いつつもなお戦意の衰えない様子のバルトフェルドに通信回線で叫んだ。
バルトフェルドは“砂漠の虎”と呼ばれるザフトのエースパイロットとはいえ、そんなバルトフェルドと互角に渡り合うキラに加えて、純粋な戦闘技術ではキラを凌駕するクロトが戦列に加わった。
こんな状況では万が一にも勝ち目はないだろう。もはやバルトフェルドが単に意地を張っているようにしか、キラには思えなかったのである。
事実、大破したレセップスを除いた残存兵力は既にこの戦闘区域からの撤退を始めており、バルトフェルド自身も戦略的敗北は受け入れていたのだ。
そんな状況でバルトフェルドがなおも戦闘を続けていたのは、MSのパイロットとしてキラとの勝負を選んだというだけではなく、ザフト北アフリカ駐留軍司令官としての意地という側面も否定出来なかったのである。
『……間に合ったようだねえ?』
『クロト!』
右腕を喪ったレイダーがストライクの前方に降り立った。同時に両足のスラスターが角度を変え、僅かに機体を浮かせた状態を保ちながら静止する。
『時間稼ぎのつもりですか? 馬鹿なことを……』
『どうやら僕も、死んだ方がマシな口だったみたいでね。……君は脱出しろ、アイシャ』
『そんなことをするなら、死んだ方がマシね』
『君も馬鹿だな。では付き合ってくれ!』
複座機であるラゴゥのコクピット内部で語り合うバルトフェルドとアイシャの言葉を耳にし、クロトは心底呆れたような口調で呟いた。
『……馬鹿は死ななきゃ治らない、か』
『どうして!? 二人を説得……』
『何を言ってるの? 相手が降伏しないなら、選択肢は一つだよ?』
クロトの言葉にバルトフェルドは満足気な笑みを浮かべ、ラゴゥの頭部両側からビームサーベルを展開させて声を張り上げた。
『あぁ、その通りだ。……戦うしかなかろう! 互いに敵である限り、どちらかが滅びるまでな!』
『そんな……!』
一歩も引く姿勢を示さないバルトフェルドに対し、キラは悲痛な声を上げる。そんなキラにクロトは、まるで良い事を思い付いた様な口調で話し掛けた。
『手を出すなよ、キラ』
『ふっ。こちらは複座機だ。二人掛かりでも構わないよ?』
『貴方達みたいな馬鹿くらい、一人で十分だと言ってるんですよ』
『言ってくれる。……ではいくぞ! 少年!』
レイダーとラゴゥの戦いはまさに刹那の攻防だった。
互いに全速力で突撃すると、擦れ違い様に放たれたラゴゥのビームサーベルをレイダーはスライディングで潜り抜けた。そして潜り抜けた瞬間に一転して跳ね起きる様に飛び上がり、ラゴゥの頭部の関節部位を“アフラマズダ”で両断する。
『くそっ……!』
『アンディ!!』
頭部を失ったラゴゥはPS装甲に有効な最後の武器を失い、それでも残ったクローでレイダーに襲い掛かろうとする。しかしPS装甲で守られたレイダーはラゴゥの抵抗を意にも介さず、返し刀でラゴゥの胴体を両断した。
『滅殺ッ!』
そしてレイダーは両断したラゴゥの胴体の片方に“ツォーン”を叩き込み、致命的な損傷を与えて爆散させる。
『あ……あ……!』
あまりにも呆気ないバルトフェルドの死を目の当たりにしたキラは、緊張を解いた様子のクロトに通信回線を繋ぐと声を震わせながら叫んだ。
『慣れない事はするもんじゃないねえ。……ま、死んだ方がマシらしいから、仕方ないか』
『どうして……こんな……!』
『……殺らなきゃ殺られる。それだけだよねえ?』
バルトフェルドはザフト北アフリカ駐留軍司令官として最期まで戦おうとし、クロトは地球連合軍の一員としてそんなバルトフェルドを返り討ちにした。
これは誰が悪い訳でもない。
敢えて言うならば戦争という魔物が産み出す悲劇の一つだったのだが、キラは知人の死をそんな風に受け入れられる程には擦れていなかったのである。
〈62〉
「……死んだ方がマシ、か」
レイダーが両断し、何故か取り残されていたもう片方の胴体部分。
その一角に取り付けられたコクピットのハッチを内側から強引に抉じ開け、バルトフェルドはゆっくりと姿を現した。既にレイダーとストライクはアークエンジェルに撤収しており、その姿は何処にも見当たらない。
機体が砂地に叩き付けられた際の衝撃による打撲はあるものの、まさに健康体そのものである。少し遅れて出て来たアイシャも同様で、あちこちに打ち身による痛みは生じている様子だが、特に身体の不調は見当たらなかった。
「私達の完敗ね。いったいどうして……」
「……一つだけ言えるのは、彼は僕達を殺したくなかったってことだ」
クロトはラゴゥのコクピットを避けて胴体を両断すると共に、傍目には殺した様にしか見えないようにコクピットが内蔵されていない方の胴体を破壊したのである。
やられたバルトフェルドの立場からすれば、偶然コクピットが無事で生き残ったのではなく、意図的に自分達は生かされたのだと突き付けられたのだった。
「……」
コーディネイターとナチュラル。
どちらかが滅びるまで戦い続けるしかないのは間違っていると感じつつも、それ以外の選択肢を思い付かなかったバルトフェルドにとって、クロトの示した答えは痛快さすら感じさせる代物だったのである。
しかしそんなクロトがブルーコスモスに所属しているという事実は、
「これからどうするの、アンディ?」
「そうだな。ダコスタと合流出来ればいいが……。アイツ、僕に隠れてクライン派の連中と接触しているらしいし。面白そうなら僕も加えて貰うか……」
「あら。政治は興味ないんじゃなかったの?」
「さっきまではな」
バルトフェルドとアイシャが話し込む中、ストライクとレイダーを回収したアークエンジェルは砂漠を脱出して紅海に向かい、アラスカを目指す航路を取り始めたのだった。
という訳で、死んだ方がマシな大馬鹿野郎のバルトフェルドさんとアイシャさんに生き地獄を与える悪いクロトくんでした。
微妙にキラくんリスペクトのクロトくん、自由に憧れていた設定も加味すると感慨深いものがありますね……。
後にエターナルと合流して二人の無事とその理由を知った時、果たしてキラちゃんは何を思うのか。
そろそろ残る二人も出て来る予定です。
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