逆襲のクロト   作:皐月莢

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本話は完結した種運命編、および続編予定となる劇場版編のネタバレを大いに含みます。

あらかじめご注意ください。


その他 -SEED DESTINY編-
あとがき & 支援絵まとめ


【はじめに】

 

 なんと種編に引き続き、種運命編も完結することが出来ました。これも全ては皆様の温かいご声援のおかげです。本当にありがとうございます。

 

【制作秘話】

 

 種編において、逆行し世界を憎んでいたクロトがこの世界線では少女に変わったキラと出会い、自由を手に入れるまでを描いた物語でした。

 

 続編となる種運命編のテーマはそんなクロトが己の存在証明を賭けて自由を守るために戦う、でした。

 

 クロトは種編で自由を手に入れたものの、自分はキラに何もしてあげられないという無力感、自分はここに居ていいんだろうかという罪悪感に悩まされていました。

 

 そんなクロトが再び陰謀に巻き込まれ、キラを、オーブを、そして世界を守るために戦う……というのが物語の軸です。

 

 種編では当初キラを主人公として考えていたこともあり、キラがフリーダムを入手してからはラウと対峙するまで影が薄くなってしまったクロトですが、種運命編ではこのテーマと向き合うため基本的にクロト視点で物語を進行させました。

 

【ストーリー】

 

 当初はラクス・クライン襲撃事件でキラが拉致され、クロトが一人で武力介入を行う展開を考えていましたが、上記のテーマと合致しないので断念しました。

 原作との大きな相違点は以下の内容です。

 

①ムルタ・アズラエルの存命

 

 結果的にプラントと和平を結ぶ立役者になってしまったアズラエルはブルーコスモス盟主の座を追われ、ジブリールと深刻な対立関係に陥りました。

 また裏切り者のクロトを始末しようと暗躍していますが、クロトは大々的に連合軍を裏切った訳ではないので連合内部にファンが多数おり、上手くいかなかったようです。

 アズラエルパートだけコメディになるのは謎です。

 

②ロアノーク隊のメンバー変更

 

 種編のラストシーンを現在の形に決めた時点で、ネオの枠は奇跡的に生き延びたラウが務めることに決定しました。

 またステラの穴埋めとして、当初はラウにガイアのパイロットを兼任させる形で考えていましたが、カナードちゃんという天啓が降りてきたので採用しました。

 序盤は原作と同様、オーブ軍を引かせるためとはいえ闇雲に武力介入を行っていたクロトに生体CPUを解放する、という明確な方針を与える立ち位置なので重要です。

 

③レイ・ザ・バレルの離反

 

 せっかくラウやカナードちゃんがロアノーク隊にいるなら、二次創作でも不遇なことが多いレイを離反させようと思いました。

 本作ではアスランがザフトに復帰出来なかった都合上、ついでにセイバーのパイロットに就任しました。

 結果的にセイバーでストライクに惨敗したり、カオスでデスティニーを完封したりとおもしれー男になりました。

 

④アル・ダ・フラガの復活

 

 意外かもしれませんが、完全に思い付きです。(だから予告で一切言及してません)

 

 レイを裏切らせる都合上、当初もう1人のレイみたいな追加要員を考えていたのですが、この人を復活させたらいいことに気付いたので急遽登場しました。

 ちなみに『VS ASTRAY』に登場する方のプレアを素体にマティスがアルを複写した存在です。

 初期形態は一応プレアが素体なので対カナードちゃんはデバフが掛かりますが、カナードちゃんはゆりかごで忘れているので覚えていません。正直この設定は不要だったかも。

 

 この人を登場させることを思い付いた結果、シンがラスボスとして最後まで立ち塞がったり、アスランが裏切ったりする誰得展開が消滅したので助かりました。

 

 ラウのオリジナルだから性能はいくら盛っても許されるし、コズミック・イラでも最上位のヤバい人なので戦えないデュランダルの代わりにラスボスを努めてもらいました。

 

⑤アスラン

 

 当初はラスボス候補でしたが、この世界線で裏切ったらその後何をしても許されないだろ……と思ったので期待を裏切ってオーブに留まりました。

 その結果、キラの代わりに准将に就任することになりました。

 話に緊張感がなくなるのでラクスと共に終盤まで離脱していましたが、復帰戦でハイネデスティニーを手加減しながら瞬殺したりとなんかバグみたいなことをしてます。

 

 気付けばラクスに外堀を埋められました。アスランのキラって寝言を聞きましたわ!!

 

⑥シン

 

 アスランと同じくラスボス候補でしたが、最終的にアルの投入を思い付いたことでライバルの立ち位置になりました。

 本作では仇敵と認識しているクロトと戦っている間は辛うじて戦意を保っていますが、事情を知るレイが敵に回ったら一気にメンタルが崩壊してしまう……という流れです。

 ステラ関連の描写を行うかどうかは最後まで迷いましたが、あれは不幸な流れ弾だったと思ってる方が収まりがいいのでこうなりました。

 

⑦キラ

 

 ストライクでセイバーを瞬殺、敵のビームを反射して無力化するなど完璧で究極のヒロインでした。

 ストライクレイダーのOSを作成する、クロトやマユの視力を回復させるなど、水面下でやってる事は一番多いです。

 種運命編のテーマ上、やや影が薄くなりましたが要所要所でクロトを支えるヒロインとして活躍してくれたと思います。

 

 准将&白服の役割から解放された上に、表向きフリーダムのパイロットは戦死したことになったので精神的には楽ですね。

 

 果たして劇場版編ではどうなってしまうのか……?

 

【モビルスーツ】

 

 ここまで決定したことで、それぞれの勢力にオリジナルモビルスーツの設定を行いました。

 クロトが最終的にストライクレイダーに乗ることは早々に決定していて続編を考え始めたタイミングから考えていたので、それ以外のモビルスーツですね。

 

 まずはアルがレジェンドに乗ることはないと思ったので、ザフト版のストライクフリーダムを設定しました。

 

 フリーダムを敵にするのはどうなのかと思いましたが、種編では不完全燃焼に終わったレイダーVSフリーダムも実現するので、結果的に妥当なところだったかもしれません。

 

 あとはアカツキにキラ専用のオリジナルストライカー、前半はアスラン、後半はカナードのモビルスーツとしてアカツキの兄弟機を設定しました。

 

 そしてストライクに対するウィンダムのような、制式レイダーの次世代機である量産型レイダーですね。

 

 なお原作ではメインキャラの機体は核動力ですが、本作ではクロト、キラの2人はバッテリーを採用しています。

 作劇的には核動力モビルスーツだと最後の落下イベントが発生しないからなのは内緒です。(自白)

 

【続編について】

 

 シナリオ上で余程の問題がない限り、逆襲のクロトにおいても劇場版編もやる予定です。

 流石に復活のアルとか逆襲のラウだったら困りますが。それまでは不定期で日常編を更新予定です。

 

【あのキャラのその後】

 

※劇場版編で登場させる予定のキャラは記載していません。

 

【アウル・ニーダ】&【スティング・オークレー】

 

 ステラと共に学校に通っている。夢はバスケット選手。

 

【ロード・ジブリール】

 

 裁判中。ブルーコスモスはもちろん、ロゴスも含めて罪状が多過ぎるので相当の年月が掛かるらしい。

 

【リリス・アズラエル】

 

 大西洋連邦に帰国。最近オーブに留学したいと言い始めた。

 

【最後に】

 

 冒頭でも書きましたが本作が種運命編完結まで漕ぎ着けることが出来たのは、ひとえに皆様の暖かい応援のお陰です。本当にありがとうございました。

 

【支援絵】

パイスー姿のキラちゃん

【挿絵表示】

 

ミーア衣装のキラちゃん

【挿絵表示】

 

キラちゃん&カナードちゃん

【挿絵表示】

 

ひとときの休戦 挿絵

【挿絵表示】

 

ストライクレイダー

【挿絵表示】

 




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