ボイロ探偵W   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。今回は風都探偵のとある事件を元にした話で長編となります。楽しんでいただけると幸いです。


第十八話:Fの嫁入り/刻限が迫る時

 水都のラジオ局、WATER WAVE。その一つであるラジオ番組「音街ウナのポジティブ★ワールド」はアイドルの音街ウナがMCを務めている冠番組だ。IAさんと双璧を為す人気があるアイドルであるウナさんのこの番組は私はもちろんきりたんも大ファンで、毎回欠かさず聞いている。

 

 

《「音街ウナのポジティブ★ワールド~!はっじまるよ~!」》

 

「きりたん、始まりましたよ」

 

「もちろん聞いてます。ネット対戦とか棄権です棄権」

 

「好きですねえ二人とも」

 

 

 なんで今更そんな話を始めたのか。今回の事件はこのラジオ番組から始まるからだ。

 

 

「あかりは馬鹿ですか?水都市民なら彼女を嫌いな人なんていませんよ」

 

「いや私、水都市民だけどラジオは聞いてなかったので…」

 

「そういや富豪の娘でしたねあかりさん。でもこれは聞いてくださいよ!彼女が小学五年生時にヒットしたきっかけである「ロストメモリーデイ」いい曲なんですよ!」

 

「失われた記憶の日々、ですか。しんみりしそうな曲ですね。しかしきりたんがここまで興奮するとは」

 

「それはそうですね。きりたんが激ハマリした理由は謎です。ですが問題が一つあって…」

 

 

 相変わらずテンション爆上がりのきりたんに慣れていないあかりに苦笑いしながら「問題」を伝えようとすると、遅かったらしい。

 

 

《「今日はね~!ウナの大好物のウナギについて話そうと思うんだ!特に水都の潮鳴山の湖で取れる八目鰻が美味しいんだよ~厳密にはウナギじゃないんだけどね!」》

 

「八目鰻?」

 

「あ、不味い」

 

「あ、なるほど……あ、私琴葉神社の手伝いに行ってきますねー」

 

「あかり、逃げるな逃げないで!?」

 

 

 ラジオから聞こえたそのワードに反応するきりたんに、そそくさに逃げ出すあかりを止めるが逃げられてしまった。…はー、やっぱりこうなるのかあ。

 

 

「ゆかりさんゆかりさん!ウナちゃんの好きな珍しい鰻が潮鳴山にいるんですって!」

 

「ええ、はい。だから?」

 

「行きましょう!そして食べましょう!」

 

「いや、待って、今日は定休日でもなんでもないですって!?」

 

 

 何とか説得して戸締りしたあと、私達はハードボイルダーに乗って潮鳴山に向かうのだった。…季節外れの嵐が来ると言う今朝のニュースを完全に忘れて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして数時間後。件の湖を見つけて鰻獲りを満喫していた私達2人なのだが。

 

 

「で、何匹か獲れたはいいんですが」

 

「まさかこんな大嵐が直撃するとは…」

 

 

 今現在。すっかり夜になり、私達は潮鳴山の小さな洞窟の中で焚火をして急な嵐が過ぎ去るのを待っていた。鰻を焚火に串刺しで焼いて飢えを凌いでいる。

 

 

「うーん、せっかく獲りましたけど食べたらもうそんなに興味なくなりましたね…今はとても反省してます」

 

「そんなこったろうと思いました。絶対またやらかすんです知ってます。こんなに獲ったのにどうするんですか本当に」

 

 

 適当な枝に突き刺して持ってきた十匹ぐらいの八目鰻を見て嘆息する。当分ウナギ料理ですかねえ。

 

 

「スタッグフォンが圏外だからリボルギャリーも呼べませんしハードボイルダーも麓に置いてるし、どうしますかねえ」

 

「…意識を失ってる間の私の体力がもてばダブルに変身してハードボイルダーの場所まで向かうと言う手段もありますが」

 

「この嵐で正確な場所が分かる気しないので無理です」

 

 

 そんなことを言っているうちに焚火が消えてしまう。燃やすものは何もない。本格的に不味い。

 

 

「このままじゃ体力減る一方ですし、近くに家屋がないか調べますか?」

 

「ああ、確かこの山、おやっさんの別荘もあるはずだし人が住んでる山間村もあるはずですしね」

 

「虚音イフの別荘は確か都市側だったはずなのでどっちにいくかですね」

 

 

 風に打ち付けられながら外に出る。八目鰻は交渉材料になりそうなので縛り上げてちゃんと持ち歩く。きりたんを先導にして山道を進んでいくと、寂しげな村が見えてきた。スタッグフォンを飛ばしてあらかた空中から撮ってもらう。フラッシュが瞬いた。

 

 

「これは…」

 

「残念ながら、人の気配はありませんね」

 

「廃村ですか…せめて、屋根がちゃんとしているところ……見た限りありませんね」

 

 

 バットショットの写真を見て万事休すか、と二人揃って溜め息を吐いていると水たまりが跳ねた足音が聞こえた。顔を上げると、そこには年若い短い黒髪の女性が雨合羽を着て立っていた。

 

 

「ゆ、幽霊!?」

 

「失礼ですよゆかりさん。人です。ちゃんと足があります。でもどこから…?」

 

「あ、あの!この嵐で遭難したんですか?!」

 

「そ、そうです!貴方はこの近くの…?」

 

「早く、こっちに!」

 

 

 女性の案内で廃村を進む。まさかこんなところに人がいるとは。

 

 

「助かりましたね。どこかに入れる民家があったとは。バットショットも役に立ちませんねえ」

 

「…いや、バットショットが取れなかったのは大きさが違いすぎたからですね…」

 

「大きさ?…って、なんですかあれ!?」

 

 

 女性について行った先にあったのは、巨大な洋風の豪邸。なるほど、大きすぎて写真に写らなかったと…。

 

 

「なんですかこの屋敷。なんで廃村のど真ん中に…」

 

「こっち、早く!」

 

 

 女性が案内してくれた扉から豪邸の中に入る。どうやら裏口の様だ。フードを取るとぴょこんと大きなリボンが彼女の頭の上で跳ねて女性は窓ガラスを見て髪型を整える。そしてその顔を改めて見て気付いた。知ってる顔だった。

 

 

「あ、あなた確か、新人女優の加賀見鈴音(かがみ すずね)さん?」

 

「……フフッ。はい、私は加賀見鈴音です。知っているなんて感激です」

 

 

 妖艶な笑みを浮かべる鈴音さん。さっきまでの元気な感じとはまた違ってドキッとした。そんな私を小突いてきりたんが頭を下げる。

 

 

「ありがとうございます。貴方は命の恩人です」

 

「外にフラッシュが見えたので誰かいるのかなと念のために…」

 

「貴方はこの豪邸の持ち主なんじゃ…?」

 

「いいえ、違いますよ。ここの主に嵐が収まるまで休んでいいか聞いてくるので、しばらくここで待っていただいても?」

 

「もちろん。よろしくお願いします」

 

 

 そそくさと雨合羽を着たまま通路の奥の曲がり角に消えて行く鈴音さん。…あれ、雨合羽の下もしかして薄着…?

 

 

「裏口でもあったかいですね。…きりたん、どうしました?」

 

「いえ、この屋敷の全てを照らして適温に暖房をするにはかなりの電力が必要だと思いまして。よくこんな環境を維持できるなあ、と」

 

「言われてみれば確かに?」

 

 

 こんな山奥でそんな大量に電気があるのは奇妙な話だ。でも気にするほどでもない気がする。しばらくすると、鈴音さんが曲がり角から顔を出して楽しげに笑う。

 

 

「この館の主がお会いになるそうです」

 

「ありがとうございます。あれ、そんな大胆な服を着てるんですね」

 

「これがここでの私の正装なんです」

 

 

 鈴音さんに追いつくと、背中のスリットの大きい大胆な白いドレスを雨合羽の下に着ていたらしいことがわかる。正装?と疑問に思いながら進み、鈴音さんが扉を開けると、豪華な部屋が広がっていて。7人もの美女を侍らせた髪をエメラルド色に染めたイケメンが玉座の様な椅子でグラスを手に踏ん反り返っていた。なんだこいつ、とは思ったが命の恩人ではあるのでかしこまる。きりたんの頭も無理やり下げさせた。

 

 

「やあ、初めまして。予定外の美女が来るとは驚きだ。俺がこの屋敷の主人、初峯家当主の初峯九王(はつみね くおう)だ」

 

「初峯家って水都でも指折りの富豪の…!?」

 

「そうとも。しかしウナギを獲ってて嵐に巻き込まれたって?現実は小説より奇なりともいうが実に不運な人だねえ、男装の美女よ」

 

「え、ええ…あ、よければ雨宿りさせていただくお礼にこの八目鰻をどうぞ」

 

 

 私だけ美女扱いされて不貞腐れてるきりたんを宥めながら鰻を差し出すと九王さんは笑って「フェイ」と言って側に控えていたメイドが鰻を受け取る。

 

 

「ありがとう。鰻は好物だ。フェイ、捌いて皆にもてなしてくれ」

 

「かしこまりました、ご主人様」

 

 

 眼鏡をかけた緑っぽい黒髪をツインテールにしたフェイと呼ばれたメイドが鰻を手に奥へと向かっていく。それを見届けると九王さんは両手を広げて美女のうち五人を侍らせる。紫の着物を着た九王さんとよく似た白髪の女性はそれを横目に金屏風を背負い畳に座ってお茶を飲んでいたかと思えば口を開く。

 

 

「まさかこんな時に遭難者が来るとはの」

 

「いいじゃないかおばば。ほっとけば死ぬのも目覚めが悪い。どうせこの屋敷は無駄に広い、嵐が落ち着くまでここにいてもらっても構わんよ?」

 

「それは助かります」

 

「だがタダで許すのもつまらんな。クイズだ。男は俺一人、他は全て絶世の美女だらけ。さて問題だ。俺達はここで何をしようとしている?」

 

 

 そう言われて考える。スリットの大きい白いドレスを着た鈴音さん。黒のゴシックロリータを着た銀髪をサイドテールにした低身長の美女。青のチャイナドレスを着て眼鏡をかけた桃色がかった茶髪をふんわりとさせた美女。赤のアフタヌーンドレスを着た黒髪で右目を前髪で隠した美女。緑のマーメイドドレスを着た男勝りでワイルドな髪型の黒髪の美女。それら五人を侍らせる、白のスーツを着た九王さん。

 

 

「風変わりな富豪が美女を侍らせて舞踏会をしている…ぐらいですかね私から言えるのは」

 

「育ったら美しいであろう君、そう思うかね?」

 

「いいや相棒。楽しみたいだけならおばばと呼ばれたあの女性は…本当に九王さんの祖母であるならむしろ邪魔でしょう。なのに金屏風を背負ってお茶を飲んでいる、九王さんと同じく別格感があります。なので娯楽のための宴会でないことは確かでしょう」

 

「うむ。では君の答えは?」

 

「一人の男に対して複数の女、思いつくのは嫁入りでしょうか。金持ち特有の、ね」

 

「ハハハハッ!聡明な男装の麗人とその相棒よ。君達の名前は?仕事は何を?」

 

 

 なんてことない推理を披露すると高笑いして問いかけてくる九王さんに私は帽子を取って挨拶する。

 

 

「申し遅れました。私は結月ゆかり。こちらは相棒のきりたん。水都の紲星探偵事務所で二人で共に私立探偵と営んでおります」

 

「それでか!驚いたよ、素晴らしい直感だ。君の答えは正解だよ!」

 

「これは嫁入りじゃ。このわしの孫が嫁候補から一人を選ぶためのな」

 

 

 そう口を開いたのはおばばと呼ばれていた女性。…いや、九王さんの祖母にはとても見えないのですが…。

 

 

「わしは初峯弥美(はつみね やみ)。九王の祖母じゃ。この村落はかつて金鉱でな。この屋敷はその村落の王家として、廃村となった今でも切り売りして遊んで生活できるぐらいの財力はある。そしてこの男は面食いでな。格付けなど難しい絶世の美女を揃え、内面だけで花嫁を決める儀式がこの集まりじゃ」

 

「…まあ面食いなのはわかりました」

 

「ゆかりさん、顔はいいですからね」

 

 

 いらんこと言ったきりたんの頭をどつくと笑い声が響く。ゴシックロリータに身を包んだ銀髪サイドテールの美女だ。

 

 

「オレらはその儀式に選ばれた幸運な美女ってわけだ。オレは刃金雪(はがね ゆき)。ロックシンガーだ」

 

 

 一心不乱に何かをメモに書き込んでいたかと思えばこちらに興味津々の瞳を向けてくるのはチャイナドレスの女性だ。

 

 

「私達はみぃんな、この方の花嫁候補らしいですよ。あ、私は小説家の桜乃空(はるの そら)といいます」

 

 

 カクテルを手に指で二を示して無表情で口を開いたのはアフタヌーンドレスの美女だ。まるで人形の様だ。

 

 

「今日はその儀式の二日目。全部で四日間の間に五人の候補がずっと屋敷に籠ってアピールするの。私、徒影涙(とかげ るい)。バイオリニスト」

 

 

 マーメイドドレスの美女が吟醸酒を手に酔いながら笑う。凄いプロポーションで羨ましい。

 

 

「その四日の間にご当主様の心を捕らえた女の勝ち、体を使わなければ何してもいいらしいわ。私はファッションモデルの景山冷(かげやま れい)よ」

 

 

 ちびちびとワインを飲んでいた鈴音さんがこちらを見て優しげに笑う。

 

 

「でもちょっと雰囲気がとげとげしてて…ゆかりさんたちが来てくれてちょっと助かったかも」

 

 

 それはちょっとわかるかもしれない。何せこの家の財産がその女のものになるのだ。他の女は全て敵みたいなものだろう。鈴音さんはあんまりわかってないようだが。あと空さんも。

 

 

「そんなわけでお二人さん。俺はこれから彼女たちの相手をしなきゃならん。電気と食料は気にしなくてもいい。総勢十人程度じゃ嵐が過ぎ去る間ぐらいはビクともしないぐらいの財産がある」

 

「道理で、この屋敷は快適なわけだ」

 

 

 そう会話しているとフェイと呼ばれたメイドが戻ってくると九王に耳打ち。九王は笑って私達に告げる。

 

 

「二人部屋を用意させた。食堂と浴場は別の場所だ。くつろいでほしい。特に食堂では君達の獲った鰻も用意されてるようだ」

 

「なにからなにまでありがとうございます、ご主人。よきお嫁さんを得ることを願います」

 

「なあに、俺が君達を気に入っただけのことだよ。のんびり見物していってくれたまえ、結月探偵」

 

 

 一礼し、私達はフェイさんの案内で広間を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お風呂をいただきさっぱりした後、ナイトローブを着て食堂で食事をいただく。きりたんも自分で獲った鰻料理を食べれてご満悦だ。名産なだけはあるのかうな重まで作ってあってありがたくいただいた。他の料理も美味かったのでさすが富豪の屋敷だ。あかりが聞いたら羨ましさでキレそう。

 

 

「しかし、嵐の中の屋敷ですよきりたん!探偵としてワクワクしませんか!」

 

「事件が起きるのを望む探偵は駄目でしょうさすがに」

 

「冗談ですよ。事件なんて起こらない方がいいです」

 

「どこまで冗談なんですかね。…私は電話を探してあかりさんに連絡を取ります。ゆかりさんはどうします?」

 

「珍しいのでちょっと探検しようかなと」

 

「お子ちゃまですね」

 

「うるせーですよ」

 

 

 きりたんと別れて屋敷をうろつく。商売柄、気になると捜査してしまうのは悪癖ですね。そのうち正さないと…おや?

 

 

「あれは…鈴音さん?」

 

 

 ふらつく女性が見えて駆け寄る。やはり鈴音さんだった。楽しげだった顔が恐怖に歪んでいる。

 

 

「あ、えっと、あの…」

 

「探偵の結月ゆかりです!どうしました、鈴音さん?」

 

「わ、私、怖くて……助けて、探偵さん!私、何が起きてるのか…本当に…!」

 

 

 涙目で私に抱き着いてきた鈴音さんがそう言って窓を見た鈴音さんが口を閉じる。な、なんなんですか?

 

 

「…ごめんなさいゆかりさん。今のは忘れてください」

 

 

 そう言って鈴音さんは走って去って行ってしまった。曲がり角に曲がって見えなくなる。…とりあえず追いかけるか。

 

 

「待って、鈴音さん!」

 

 

 追いかけようとすると、どこからか嫌な臭いが流れてきて。これは…何かが焼けてる臭い…外から?鈴音さんを追いかけるのをやめて裏口から外に出る。ナイトローブ姿で嵐の中に飛び出したので寒いが、それが気にならない出来事が外で起きていた。

 

 

「これは…弥美さん!?」

 

 

 そこにあったのは木によりかかり燃える着物姿の女性。雨に打ち付けられてなおガンガン燃える炎で悲鳴も聞こえてこないのが既に事切れていることを表していて。それは、木々の中から現れた。

 

 

「アハァ~!」

 

 

 ティラノサウルスの頭部を右肩に乗せ右腕の鋭い爪をカチンカチンと鳴らし、恐竜の尻尾の様な左腕をビシバシと地面に叩きつけている、牙の様な装飾が目立つ小型の肉食恐竜の様な顔の白黒のドーパントがよろよろと歩いて姿を現す。こいつがこんなことを…!?

 

 

「アハハァ~、気持ち、イイ!」

 

「きりたん!」

 

《ジョーカー!》

 

【ゆかりさんがあんなこと言うから…《サイクロン!》】

 

「今は関係ないでしょう!【変身!】」

 

《サイクロン!ジョーカー!》

 

 

 私達はダブルに変身、ドーパントに殴りかかるもいつもの力が出せず、軽く当たった拳が弾かれる。

 

 

「え、なんで…?」

 

『ゆかりさん、防御!』

 

「くっ…!?」

 

 

 左腕の尻尾に薙ぎ払われ、力なく転がる。なんだ?力が出ない。いや、むしろ右側から力が溢れて振り回されている…!?これがこのドーパントの能力…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ、しおどきかなー」

 

 

 どこかで童女が不敵に笑う。




実は一話から出したかったけど出しどころを見失ってたアイドル、音街ウナが声だけ登場。ようやく出せた。代表曲「ロストメモリーデイ」は小学五年生時に作ってヒットした曲です。

水都の名家、初峯家の屋敷が舞台の今回。加賀見鈴音、初峯九王、初峯弥美、メイドのフェイ、刃金雪、桜乃空、徒影涙、景山冷と容疑者たくさんの中で起きた恐竜みたいなドーパントの殺人事件。

そんな中で起きるダブルの不調。例の童女が語るしおどきとは。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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