ボイロ探偵W   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。一回ボイロ探偵連続投稿を一回やめて他の小説の続きを書こうかなと思い始めていたりします。その気になったら連続更新途絶えるかもなのであしからず。

ついに決着。きりたんVSマユ。どちらのゆかりへの愛が勝つのか。楽しんでいただけたら幸いです。


第五十二話:純愛のB/やがて愛という名の雨

「ぐうう…全身が焼けるように痛いです……」

 

 

 燃ゆる愛が嗣ぐまで(ブレイジング・ロマンシア)とかいう技。二度目で、しかも投擲に変えていたから何とか対処できた。マキシマムセイバーを回し蹴りしてぶつけることで軌道を逸らし、直撃を逃れた。しかし爆発の余波までは対処できず、変身が強制解除されたせいで体が軽くなったことでどこかの家の庭まで吹き飛ばされてしまった。

 

 

「ダブルドライバーがないってことはまたダブルドライバーを奪われましたか……」

 

 

 さてどうしたものか。傍らに倒れていたファングメモリはフレームが融解して故障してしまったし、見れば服は黒焦げ、髪の毛先も煙が上がり、露出している肌は火傷が凄い。エクストリームメモリに入れば修復できるでしょうが……修復、ですか。考えたくはなかったですが、人間離れしているなあ。

 

 

――――――こんな、ゆかり様に甘えてばかり、助けられてばかりの人間もどき。ゆかり様がいないとなにもできないデクノボー。

 

――――――貴方はゆかり様にふさわしくありませんわ。諦めて新しい相方を見つけなさいな。

 

――――――それは貴方達の都合ですわ。ナインテイルフォックス相手にぼろ負けして気まぐれに見逃されたのを忘れましたか?

 

――――――あんなのと戦ったら、肉体を担当しているゆかり様が無事ですむとは思えません。

 

――――――ゆかり様を死の戦いに巻き込まないでくださいまし。

 

―――――きりたん…東北記理子はゆかり様を死地に導く。

 

 

「ぐっ、ぐすっ、ふぐぅ……」

 

 

 言われた言葉がフラッシュバックする。正直怒りだけは沸々と湧き起こる。だけど、言い返せなかった。涙が溢れてくる。アンラ・マンユの言っていたことは事実だ。ゆかりさんが死んでしまうかもしれないと思いながら相棒でありたいがために無視していた。ゆかりさんのことが大事なら離れるべきだとわかっている、だけど……。

 

 

「ゆかりさん…」

 

「姉ちゃんがどうかしたのか?」

 

「大丈夫、きりたん?」

 

「あ……」

 

 

 聞き覚えのある声に顔を上げると、そこには結月縁と結月雫…ゆかりさんの弟妹(きょうだい)がいた。どうやらここは、ゆかりさんの自宅だったらしい。まさかこんな近くで監禁していたとは…灯台下暗しとはこのことか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、姉ちゃんがすぐ近くに監禁されていたなんてな」

 

「うん、気付かなかった」

 

「私もついさっき気付きましたので。ありがとうございます…」

 

 

 今私は家の中のリビングに案内されてシャワーを借りた後にゆかりさんの子供の頃の服を借りて出てくるとソファに座らされ、雫さんに治療してもらっている。縁さんは簡単な料理を作ってくれて、チャーハンが差し出されたのでありがたくいただく。しばらくもぐもぐと食べていると縁さんが小説を読み始め、雫さんがノートとシャーペンを手に勉強を始めたので気になったので思わず問いかける。

 

 

「…あの、心配じゃないんですか?」

 

「もちろん心配ですよ。そんな傷だらけで泣いていたんですから」

 

「姉さんが女の子を泣かせるなんて珍しいとは思うけどな」

 

「いやそうじゃなくてゆかりさんが誘拐されてるんですよ…?」

 

 

 そう聞くと縁さんと雫さんは顔を見合わせると、同時に「別に?」と答えてきたので愕然とする。

 

 

「なんで!姉を誘拐されたんですよ!?もう二度と帰ってこないかもしれないんですよ!?」

 

「だって、俺達は姉さんを応援すると決めたからな。姉さんなら大丈夫だろ、イフさんの弟子になることを納得させた根性がある」

 

「それに姉さんは約束してくれた。母さんと父さんみたいにいなくなったりしないって。だから、心配はしないよ。姉さんは決めたことは絶対に守るから」

 

「まあさすがに、親友のマキさんが相手だった時は折れそうになってて心配したがな。だけど、乗り越えた」

 

「姉さんは誰よりも強いと私達は知っている。だから心配はしないんです」

 

 

 そうなんでも無いように言う縁さんと雫さんに愕然となる。どうやら私は、まだゆかりさんを信じ切ることができていなかったらしい。

 

 

「きりたんは姉さんの相棒なんだろう?」

 

「姉さんを、頼みます。私達では姉さんの力になれませんので」

 

「お二人とも……わかりました、任せてください!」

 

 

 縁さんと雫さんの信頼の言葉に、頷いて結月家を飛び出す。向かうは事務所のガレージ。そこに、あれがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかえり、きりたん。そろそろあきらめたかな?」

 

「月読アイ…!」

 

 

 リリィが寝ていてあかりさんが看病している事務所を素通りしてガレージに入ると、そこには月読アイがいて。先日のトゥース事件を受けて、私に何かあった時のためにゆかりさんに使ってもらおうと、私が修理していた「それ」を手にニコニコと笑っていた。

 

 

「くるとおもった。ダブルドライバーをふうじられたらこれしかないもんねえ」

 

「それを渡してください」

 

「いやだ。きりたんが結月ゆかりをあきらめてついなちゃんかリリィのどちらかをえらべばいいだけのはなしなのに、なんでわかってくれないの?」

 

「…やはり。今回の事件の黒幕は貴方でしたか、月読アイ」

 

 

 私がそう言うとにんまり笑みを浮かべる月読アイ。そうなんじゃないかと思ったがやはりか。

 

 

「ミュージアムの売っている一般のメモリにしては異様に強力なブリュンヒルデのメモリ、何故か私たちのメモリを回収する理由。殺されでもしない限り止まらないゆかりさんを物理的に止めて、同時にダブルを完全に攻略されることで無力感を煽り、私がついなさんかリリィのどちらかを頼るように仕向けた…そんなところでしょうか」

 

「ごめいとー。じつはずっとまえからかのじょのそんざいにきづいてね。いばしょがわからなくてせっしょくできなかったんだけど、トゥース・ドーパントのじけんであのいえにすんでることにきづいて、「このメモリで結月ゆかりをてにいれていいから、かわりにダブルドライバーとメモリを回収してダブルをかんぷうして」ってとりひきしたんだ」

 

 

 そう笑ってそれを弄ぶ月読アイに拳を握りながら問いかける。

 

 

「…私のために?」

 

「そうだよ。ぜんぶぜんぶ、きりたんのため。結月ゆかりにとってもかのじょといっしょにいたほうがあんぜんだししあわせだよ。結月ゆかりなんてわすれて、ついなちゃんかリリィとダブルになってミュージアムを……」

 

「断ります。ゆかりさんの意思を聞いてないし、前にも言いました。私の相棒は、ゆかりさんだけだ!」

 

「…しょうがないなあ。ききわけのないこにはおしおきだよ」

 

《ラバー!》

 

 

 啖呵を切ってガレージ内を走る。すると月読アイはだぼだぼの裾の中から小型のトリガーマグナムの様な銃とねじれた風船でRと描かれたメモリを取り出し、メモリを銃に装填。乱射してくる。一発被弾して激痛に怯む。ゴム弾…!?

 

 

「ごしんよーのプロトマグナムとラバーメモリだよ。ゴムだんだとあなどるなかれ、おくないならばむてきだよ!」

 

「っ!?」

 

 

 跳弾したゴム弾がガレージ内を跳ね返りまくり、四方八方から私を打ちのめす。私がエクストリームメモリで傷を再生できるのを知っているからか、容赦ない。あまりの威力に着ているゆかりさんの子供の頃の服も破れてボロボロになって行く。だけど、それでも……ゆかりさんを諦める理由にはならない!

 

 

《フロッグ!》

 

「月読アイ………母さんのバカヤロー!!」

 

《母さんのバカヤロー!!》

 

 

 フロッグのギジメモリを取り出して咄嗟に思い浮かんだ声を録音。フロッグポッドに装填してライブモードにすると最大音量で出力。ピョンッとフロッグポッドが月読アイの傍まで跳躍すると、至近距離で大音量のボイスを叩き付け、それをまともに聞いた月読アイは白目をむいて立ったまま気絶した

 

 

「はあ、はあ……本当に私の母親だと言うのなら、子供の意ぐらい酌んでくださいよ…」

 

 

 気絶した月読アイからそれ……ゆかりさんが虚音イフから私や帽子と一緒に託されて保管していたものを勝手に修理したロストドライバーを無理やり取り返し、見つめる。もう、これしかない。

 

 

「…ゆかりさん…お借りします」

 

 

 ボロボロのゆかりさんの子供の頃の服を脱いで、以前ゆかりさんが買ってくれたはいいけど趣味じゃなかった黄色いボーダー柄の指穴付きカットソーの上に濃い緑色のロングパーカーを羽織り、クロップドパンツと茶色いブーツを履いて事務所に戻ると、ゆかりさんの帽子の一つにサイクロンとよく似た色の緑のものを見つけたので、いつもの包丁の髪飾りを置いてその帽子を手に取り、借りることを呟いてから頭に被る。心機一転、これが私の新しい一張羅だ。……帽子はゆかりさんとお揃いで恥ずかしいから今回限りのつもりだけど。

 

 

「きりたん、なんか騒がしかったけど何が…ってその姿は…?」

 

 

 するとリリィの看病していたあかりさんがこちらに気付く。私は不敵に笑むとあかりさんに問いかけた。

 

 

「あかりさん、確かバイクの免許持ってましたよね?」

 

「ええ、一応事務所の所長になってから念のために取っておきましたけど…」

 

「私を今から言うところに送っていただけませんか。そして見届けてください、私の変身を」

 

「ゆかりさんの居場所が分かったんですね!もちろん、全力で手伝いますよ!」

 

 

 そして私はあかりさんの運転するマシンハードボイルダーの後部座席に乗り、ゆかりさんの家の近くにある一軒家へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きりたん……」

 

 

 ダブルドライバーもジョーカーメモリも没収され、きりたんも木端微塵に吹き飛んだと聞いて無気力に過ごすしかない私は、適当に昼食を作ってマユさんに振る舞った後、事務所を模ったリビングのタイプライターにひたすらこれまでの出来事を打ち込んでいた。

 

 

「そう怒らないでくださいまし。まだ、ゆかり様のはじめてはいただいていません。あれは調子に乗って嘘ついただけですわ…」

 

「奪う気満々じゃねーですか!?」

 

 

 いやまあまだ失ってなかったのはよかったけど!痛かったのは奪おうとして槍の柄を押し付けていたのが原因と言うのはちゃんと聞きましたからね!?しかしこのタイプライター凄い古い機種なのによく同じものを用意できたな、と視線を向けるとマユさんは笑顔で。

 

 

「あ、それなら作りました」

 

「は?」 

 

「さすがに発売中止されていたので、勉強して作りました。同じ見た目にするの苦労しましたよ…」

 

「そこまでして、何が目的なんですか…」

 

「もちろん。ゆかり様への献身に他なりませんわ」

 

 

 その言葉を聞いて改めて確信する。マユさんは本当に私を愛してくれている。だけど、その愛をどう示せばいいのか分からない人間なんだ。だから私を守るために監禁までしたし、私が喜ぶだろうとこの家を用意した。全て、私への愛のために……。

 

 

「…私の事を思うならこの家から解放して、ドライバーとメモリを返してください」

 

「嫌ですわ。貴方が傷付くところはもう見たくない。傷付きながら立ち上がるゆかり様はかっこいいけど、それ以上に傷付いてほしくないのですわ!このまま戦い続けたらゆかり様は死んでしまいます!だから…」

 

「それでも、私は戦い続ける……この水都と言う街が大好きだから」

 

「…こんなに愛を示しているわたくしよりも、水都のことが好きなんですの?」

 

 

 そう涙目で問いかけてくるマユさんに、一瞬悩んでから答える。

 

 

「貴方の愛は嬉しいですけど。水都を守る方が最優先です」

 

「…なら水都が無くなればゆかり様は戦うことはありませんのね?」

 

「え?」

 

 

 今なんて言いました?聞き捨てならないことを言ったような……?と視線を向ければ、取り出したメモリを胸の生体コネクタに挿入しているところだった。

 

 

《ブリュンヒルデ!》

 

「待っていてくださいまし。今すぐゆかり様を危険に晒す水都と言う街を滅ぼしてまいりますわ」

 

「待ってくださいマユさん!?きりたんだけでなく私の弟妹(きょうだい)たちまで燃やすつもりですか!?…それに貴方の家族までいるはずですよね!?」

 

「ゆかり様以外どうでもいいですの。全部全部、この家以外燃やし尽くしてさしあげますわ!」

 

 

 そう狂気のままに外に向かう二足歩行形態のブリュンヒルデ・ドーパントを慌てて追いかける。メモリの毒素でおかしくなっている…?このままでは私への愛のために、水都を火の海に…!?

 

 

「させない!」

 

「邪魔ですわ!」

 

 

 腰に飛びつくも簡単に払いのけられ、玄関を通って外に出るブリュンヒルデ・ドーパント。慌てて追いかけるも炎の壁に阻まれて追いかけられない。もう私は願うしかなかった。ついなさん、リリィ……誰か、きりたん……!

 

 

「なにするつもりか知りませんけど、させませんよ」

 

「あなたは…!?」

 

 

 すると炎の壁のすぐ向こうでブリュンヒルデ・ドーパントが止まる。その肩越しに、いつもと違う格好のきりたんと、ハードボイルダーのハンドルを握るあかりがいた。

 

 

「その服は私が以前、プレゼントした…?趣味に合わなかったんじゃ…」

 

「着る服が無かったのでしょうがなく!しょうがなくです!勘違いしないでくださいね!?」

 

「痴話喧嘩しないでくださいまし!?ゆかり様からもらった服だなんて羨ましすぎますわ!この街と一緒に燃やして差し上げます!」

 

「…なるほど?ゆかりさんが水都を愛しているがために戦おうとするから水都を燃やそうと言う魂胆ですね?でもそれは、ゆかりさんの相棒として私が止めます。止めて見せます」

 

「それはまさか…!?」

 

《サイクロン!》

 

 

 きりたんが懐から取り出し腰に装着したのは私がおやっさんから託されたロストドライバーで。サイクロンメモリを取り出してガイアウィスパーを鳴らし、スロットに装填にして構えると斜めに倒して緑の疾風に包まれて浮かび上がり、大人の姿になると装甲に包まれた。ファングジョーカーの時と同じだが、初めて正面から見た。

 

 

「変身」

 

《サイクロン!》

 

 

 そして現れたのは、全身緑で真ん中の線が存在しないダブル。二つに増えたマフラー、ウィンディスタビライザーが水都の風でたなびき、その戦士は右手の人差し指をブリュンヒルデ・ドーパントに向けて名乗りを上げる。

 

 

「仮面ライダー…サイクロン。さあ、お前の罪を数えろ」

 

「罪など愛の前には不問!ですわ!」

 

 

 槍を手にケンタウロス形態となり突撃するブリュンヒルデ・ドーパントだがサイクロンは風に乗って跳躍して回避。空中で二段キックを繰り出してブリュンヒルデ・ドーパントを転倒させる。

 

 

「下がっていてくださいゆかりさん」

 

 

 そう言ったサイクロンの言うとおりに一歩下がると、回し蹴りする様にサイクロンが一回転して竜巻が発生。この家を囲んでいた炎の壁を取っ払ってしまう。たまらず外に脱出した私にブリュンヒルデ・ドーパントが激昂する。

 

 

「よくも!わたくしたちの愛の城を守る城壁を!」

 

「愛する人間をも焦がす炎なんていらないんですよバーカ」

 

 

 そう挑発したサイクロンに向けて凄まじい速さで炎を纏った槍の刺突が襲いくるも、サイクロンは風の壁を張り炎を散らして槍の先端を掴み、逆に引っ張って膝蹴りを叩き込み、アッパーでかち上げる。

 

 

「な、ぜ…ここまでの力を……」

 

「貴方が予習して完璧にメタるタイプなのはわかりました。初見のサイクロンに対応できないのもひとつ。そしてサイクロンの能力は風を受けてのパワーアップです。熱風を必ず発生させる貴方にとっては天敵です」

 

「ならば、炎を纏わなければ…!」

 

 

 そう言って両手に握り振り上げた槍を叩きつけるブリュンヒルデ・ドーパントだったが両手を構えたサイクロンに受け止められ、さらにサイクロンメモリを右腰のマキシマムスロットに装填して叩くサイクロン。

 

 

「んな!?」

 

《サイクロン!マキシマムドライブ!》

 

「怒ると冷静さをかくのも貴方の弱点です。…ライダーチョップ!」

 

 

 そして、風の刃を纏った手刀が槍を叩き折り、よろよろと後退したブリュンヒルデ・ドーパントはやけくそになったのか炎を纏って道路を走り、サイクロンに突撃。サイクロンは再び右腰のマキシマムスロットを叩いて竜巻に乗り空に舞い上がる。

 

 

「やがて、愛という名の雨が我が身を癒すまで…!」

 

《サイクロン!マキシマムドライブ!》

 

「ライダーキック…!」

 

 

 そして風を受けて急降下したサイクロンの飛び蹴りがブリュンヒルデ・ドーパントに炸裂、吹き飛ばして、サイクロンは着地して変身を解除し、きりたんに私とあかりさんが駆け寄った。

 

 

「まだ…まだですわ…!」

 

「なっ…サイクロンじゃパワーが足りないということですか…!?」

 

 

 しかしそれでも立ち上がるブリュンヒルデ・ドーパントに、戦慄する私達。すると、ブリュンヒルデの背後で金ぴかが煌めいた。

 

 

「駄目押しだ!」

 

《ゴールド!マキシマムドライブ!》

 

 

 やってきたのはミダスホイーラーに乗った仮面ライダーエルドラゴ、ゴールデンルーラー。波紋が出現してその中にルーラチェインが飛び込み、ブリュンヒルデ・ドーパントの四方八方に波紋が現れて雁字搦めに拘束。完全に身動きが取れなくなってもがくブリュンヒルデ・ドーパントの背後からエルドラゴが跳躍、右足に黄金の光を纏い、ルーラチェインを戻す勢いで急降下して飛び蹴りを叩き込んだ。

 

 

「ゴールデンジャッジメント!」

 

「馬鹿な、こんな愛も知らない怪物もどきに……ぐっ…あああああああ!?」

 

「生憎とオレも愛は知っているんでな。これにて裁定、有罪だストーカー女」

 

 

 爆散し、転がったマユさんの傍に着地。美味しい所を完全に持っていったエルドラゴのサムズアップに、私達もサムズアップで応えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後。あの問題しかない家はあかりが実家のお金を使って買い取ったらしい。もしもの時の第二の事務所にするようだ。まあそれには賛成だ。あの家はもったいない。マユさんはお縄につき、拘置所に連れて行かれたのだが妙なことがあった。今回逮捕を担当したのは花さんで、ついなさんじゃなかったのだ。一体なにがあったのだろう。心配だ。




誕生!フィリップの格好をしたきりたん(帽子つけてる小説版)!絶対似合うと思うんよ。

今回の黒幕は月読アイでした。跳弾の使い手だけど、精神攻撃と鼓膜への攻撃には勝てなかったよ。

実はこのブリュンヒルデメモリ、初期型のメモリでして。毒の調整とか一切されておらず、ガイアドライバーで使用することが前提のメモリなのにそれを愛の力で抑え込んでいたマユさん。しかしゆかりさんの「水都の方を愛している」発言で抑えが外れて暴走、弱体化してたので勝利できた、というのが真相になります。

そして何故か駆けつけなかったついなさん。ホワイトアウトと対決していたはずの彼女は今どこに…?

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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