Fate/lost mythology   作:トッポ(チョコ無し)

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地下空間調査報告書

【当区画は“伝承科”のロード“創造科”のロード“考古学科”ロードの権限でロックされています。】

 

【閲覧を開始する場合、貴方に各ロードの認証が適応されているかを確認の上開始してください】

 

【未許可のアクセスは法制科に基づき、処分されます】

 

【待機してください……】

 

【許可されました】

これを読んだ者に忠告を、絶対に探索に行こうと考えるな。

全体基礎科のロードが内部に入り燃え死んだ。

あれを発見後我々は埋葬機関所属の3名、各ロードの選んだ魔術師8名、アトラス院の魔術師2名で構成された探索隊を送り込み内部をある程度観察することができた。

この資料はその探索によって確認できた事象の羅列にすぎない。

最後にもう1度忠告だ。神秘に魅入られて探索に行こうと考えるな。

 

   探索隊リーダー 魔術協会所属 █████

 

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ことの始まりは1869年の大地震にてヒマラヤ山脈の中腹が崩れ、内部の巨大空間の一部が露出したことだった。

地下にあったのは入り口からおよそ9mの神殿と神殿を中心にしたmm単位で計算され作られた都市だった。

神殿や都市は雨や風による風化などはなく保存状態は極めて高く、我々がハンマーで叩こうとも壊れることはなかった。

地下空間はの神秘量は現代、いや神代の者でもおそらくは生存できないレベルの濃さであった。

少なくとも魔術を使用した者の片腕が消し飛び発火し死亡した。

この時、我々は警戒レベルを最大にした。

我々はまず、都市を探索する事にした。

都市にはある一定の生活感はあったがどこか違和感があった。

今、これを書いている時に気づいたが、160cmと180cmの2つを基準とした家があったことだ。

神殿に1番近い倉庫のような家に入ると地下への階段があった。

階段を降りると長い通路とその側面に防具や武器を装備した石像が鎮座していた。

石像に不用意に触ったアトラス院の1人は溶けおそらく死亡した。

我々は倉庫らしき家を出た。

次の探索は神殿だった。

我々の気持ちは一つになっていた。

今すぐこの空間から逃げ出したいと。

神殿に入るとすぐ現代の機械に似たーー私は現代魔術科の魔術師だったから気付いたーー石像が部屋の中央にあった。

我々は石像の脇を抜け石像の裏にあった扉を開け入った。

その部屋は上空からは分からなかったがーー恐らくは認識阻害の魔術もしくは、ただ宇宙を投影していただけだったのかもしれないーー空が見えた。

我々はその部屋を星見の座と呼ぶ事にした。

星見の座の奥にあった小部屋から、I冊の本が見つかった。

その本は神代よりも古い時代からあった(と思われる)のに表紙に使われている皮は変色を起こしておらず、ほんの1月前に作られたと言われても納得できてしまうほどに紙は綺麗であった。

我々は帰還のために穴に向かった。

穴に着いた時、埋葬機関の2人が本を強奪しようと襲い掛かり魔術師3名がまず殺され、アトラス院の魔術師と埋葬機関の参加しなかった1人と私を除き2人の特攻でこの戦闘は終了した。

残った私達は協力し合いなんとか全員で地上に戻った。

法政科の魔術師が真っ先に防護服を脱ぎ去り発火した。

我々は此処で死ぬのは嫌だった。

励まし合いながら回収班が来るのを待った。

回収班が来たのはそれから2時間が経過してからだった。

我々は持ち帰った本の中身を確認した。内容はとある神話の話だった。

内容の精査の後、魔術協会、アトラス院、聖堂教会の上層部の満場一致にて秘匿される事になった。

追記

我々3名はなぜか歳を取らなくなったため、各々組織を抜け世界を旅する事にした。

 

 

 

 

「クカカカカッ……漸く、準備が整ったわ」

それは日本の冬木市にある昔ながらの日本家屋の地下ーーその所有者には蟲倉と呼ばれているーーにて1人の老人が1つの歯車を見ながら高笑いしていた。




???「クカカカカッ」
???「お爺さま?」
???「⁉︎」
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