Fate/lost mythology   作:トッポ(チョコ無し)

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臓硯「残念だったな!まだ生きているぞ!」
???「何ぃ!」


召喚2

ここ何処?

……聖杯…戦争?

頭に…知識が…流れ込んで…うっ………気持ち悪い…

…なるほど、あれから数万年経っているのね。

で、ここは座って言うのね。…人理に名を刻んで死んだ英雄が来る場所?

……………………私、死んだのね…やったぁ!

これからはゆっくりここで過ごしますか

…えっ体が薄く…えっ眩し

ーー

…何、この臭さ。

…あの魔獣?から匂ってくるわね。

 

「私、その匂い本当に嫌いなんです。」

 

とりあえず燃やしてっと。

これを聞かないといけないらしいですね。

 

「えっと…貴方が私のマスターですか?」

 

頼む!あの魔獣じゃないように!

 

「あっあぁそうだ。俺がマスターだ。」

 

勝利!本気であの魔獣は嫌だった。

でもあの魔獣…燃やしても良かったよね?

もし、使い魔だったらどうしよう?

聞か…無くていいよね?

 

「がは…クソ…儂の…蟲が…」

 

…生きていたの。もう少し念入りに燃やし…おや?

そこに居たのは小さな、何の変哲の無い…少し…とても臭い芋虫がいた。

これなら…瓶に詰められますね

便を取り出すと魔獣、いや芋虫は自身にこれから何が起こるのかが理解できたのか、全力で逃走し始めた。

 

「マスター?あれ、捕まえますね。」

 

その芋虫は他者の肉体の中に寄生させ、己を生かすためだけのモノだった為、圧倒的にスピードが足りなかった。

そして、芋虫の必死の逃走は呆気なく終わった。

彼女が召喚陣から一歩踏み出すだけで捕まえられる距離から一歩半に変えただけだった。

その呆気なさにマスターである雁夜は呆然としていたが、頭のどこかでもう、桜ちゃんがジジイに喰われる心配は無いのだと確信していたが彼はその確信が何故感じているのかわからなかった。

そう、マスターである雁夜が呆けているうちに芋虫を瓶に詰め終え、サーバントである彼女は雁夜へと向き直った

 

「改めて。サーバント……バーサーカー?真名はリーチェ。灯工が1人、【巫女】のリーチェよ。宜しくね。」

 

しかし、マスターはこの短時間のうちに大量に情報を得た為意識を失っていた。それも仕方ないと思われる。例えると一般人がプロボクサーの強烈なストレートを顎先に喰らうようなモノ、気絶しない方が可笑しい。

いくら無詠唱魔術で炎を生み出し人1人分の蟲を木製の床や土壁に何一つ影響を及ぼさないように操作していようとも、100年以上魔術協会、聖堂教会から逃げ続けている魔術師の弟子であろうと、彼は魔術の道を自ら進み始めていたとしても、死ぬまで小心者の一般人のフリーライターの心を捨てることができないのだから。




リーチェ「えい⭐︎」
臓硯「もうやだ…」
雁夜「やったぜ」


【灯工】
ともしびこう。
リーチェの所属する組織。
本作には登場しませんが、リーチェのほかに5人居ます。
本格的な説明は本編内で

訂正 【信仰】のリーチェ→【巫女】のリーチェ
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