一撃必殺を夢に見て   作:だめねこ

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バカはバカ故にバカげた事をやってのける

「じゃあ銀次転移するよ」

 

「あいよー。リサ留守番よろしく」

 

「わかったわ。」

 

今何してるかって?これからフェイトの家に行くんだよ。

 

この前の戦闘?んなもん俺の勝ちだよ。

 

いくら魔力が馬鹿みたいに多くたってそんなものは関係ない!!!

 

強い奴が勝つ。コレ大地の掟ネ

 

まぁいきなり金髪翠眼になったら突然馬鹿みたいに強くなってびっくりして思わず超闘気斬り(ハイパーオーラ切り)(手刀Ver)をしてしまったけど・・・まぁ問題無いだろう。

 

問題だったのはフェイトの掛け声がやたらとうるさかったのとすずかの眼の色が赤くなってひたすら俺の頬から流れる血をぺろぺろしてきたことだ。

 

まったく此れだから中二病は困るんだ!!!!

 

「あ、銀次仙豆忘れてるわよ?」

 

「なんでフェイトの家に行くのに仙豆が必要なんだ?」

 

「良いから持って行きなさい!!!」

 

強引にリサに手渡された仙豆をポッケに入れる

 

「じゃあ行って来ます。」

 

「行って来るよ」

 

「あいむびーばっぐ」

 

こうして俺とアルフとフェイトは旅立った。

 

 

 

 

 

気が付くと俺は見知らぬ研究室っぽいどこかの部屋にいた。

 

あたりを見渡すと一緒にいたはずのアルフとフェイトが居ない。

 

やっぱりフェイトはぽんこつだった。

 

あとで母親のプレシアに文句を言わないと気が済まない

 

そんなことを考えているときだった。

 

『おにーちゃんだれ?』

 

少女の声が部屋に響く

 

「だ、誰だ出てこーい。ゆ、幽霊なんぞこわくねーぞ」

 

別にビビッてねーし、声が甲高くなっちゃったのは俺が子供だから出し

 

上下左右見回して見たがどこにも居ない

 

「な、なんだよ。誰もいねーじゃねーか!!!俺をビビらすなんてフェイトめやるじゃねーか」

 

『おにーちゃんとりあえず後ろを見ようか?』

 

さび付いたブリキのように後ろを振り返るとそこにはすっぽんぽんのフェイトが透けていた。

 

「おい、フェイトお前が幼女で露出狂だって事知っていたけどさすがに全裸はまずいだろ?季節的にまだ肌寒いから服着ろよ」

 

『幼女じゃないもん。アリシア今年で31歳だもん』

 

幼女なのに幼女じゃないとは此れいかに!?

 

誰か名探偵コ○ン呼んでくれ

 

そして俺に説明しくれ

 

 

 

『・・・ってなことがあったんだよ。っておにーちゃん泣き過ぎだよ」

 

アリシアがそういうものの仕方ないじゃないか

 

「うっう・・・わずか、五歳で、この世を去るとか・・・残酷すぎる!!」

 

だから俺はこの日この時この瞬間決意した。

 

そんな時であるどこから鞭の音と少女の声が響いた。

 

「ま、まさかママがフェイトに酷い事を!?おにーちゃんフェイトを、妹を助けて!!」

 

「わかった。場所を案内してくれ」

 

「うん、こっちだよ。急いでおにーさん」

 

アリシアはそういうと音のする方にまっすぐ向かい壁をすり抜けていった。

 

「やっぱここぞって時はお頭が幼女ねーか!!!ちぃ緊急事態だから仕方が無い」

 

俺は壁を拳で壊しながら進んだ。

 

 

 

 

これだけの時間を与えて、たった13個のジュエルシードしか集められ無いなんて本当にこの失敗作は私をイラつかせるわ。

 

「ああ、フェイトお母さんは悲しいわ。たった13個しか集める事が出来きないなんて、これはお仕置きが必要ね」

 

「え?なんで?う、動けない。これはバインド!?」

 

私はフェイトをバインドで縛り、鞭で何度も何度も叩く

 

「フェイト、あなたは、大魔導師、プレシアの娘、なんだから、この位の事、出来なきゃいけないのよ!!」

 

叩かれた部分は赤く腫れ上がる。

 

でも、おかしい私は以前にもこうして何度もフェイトにお仕置きした。

 

その時の傷が無くなっていた。

 

「い、痛い、止めて、お母さん、痛いよ、助けて、助けて、銀次ーーー」

 

鞭で叩かれたフェイトが銀次と叫んだ瞬間、研究室の方から壁を壊す音が聞こえた。

 

フェイトの声に反応するように壁を壊す速度もどんどん速くなり、”それは”最後の壁を壊し私の前に現れ、フェイトに当たるはずの鞭を自身の体を盾にして守った。

 

「銀次、守ってくれた。」

 

「フェイトを守る位朝飯前だぜ。とりあえず仙豆だ。」

 

「うん」

 

”それは”緑の豆をフェイトに食べさせた瞬間私は驚いた。

 

何せ私が鞭で叩いた痕が綺麗さっぱり無くなったのだから・・・

 

ならその豆を研究すればジュエルシードが無くてもアリシアを生き返らす事が出きるかもしれないのだから

 

 

俺は傷だらけのフェイトに仙豆を食べさせた後、プレシアさんを観る

 

特に老けてる様には見えないが顔色がかなりまずいし、何よりオーラがほとんど無い

 

「坊や躾の邪魔をしたことはこの際不問にしてあげるわ。フェイトに食べさせた豆を渡すのならね。」

 

プレシアはそれだけ言うとデバイスをこちらに向ける。

 

「止めろ魔力を使うな。こいつが欲しけりゃくれてやる。」

 

「物分かりが良い子は好きよ。でも、妙なことしたらただじゃすまないわよ」

 

「わかった」

 

『おにーちゃん』

 

「銀次」

 

「お前ら心配すんな。プレシアさん一つ良いですか?あなたに取って一番重大な事です。」

 

「何よ?」

 

「この豆・・・仙豆って言うんですがこれを解析したところであなたの求める事は出来ませんよ?」

 

「そんなことどうでも「だから!!!俺がジュエル・シードを使ってアリシア・テスタロッサを生き返らす」・・・なんで坊やがアリシアの事を知っているの?」

 

「今そんなことは関係ねぇー俺がジュエルシード使って生き返らす。それだけだ。あんたはそこで黙っておとなしく見てな」

 

「何を言い出すかと思えば・・・それは子供のおもちゃじゃないのよ。それに願うとネジ曲げて都合の悪いほうに叶えて、人が使えば取り込まれるだけよ。」

 

「全ての人が取り込まれる分けじゃねー!!!弱い奴が取り込まれるんだ。」

 

俺はそれだけ言って自身の首から提げているジュエルシードを両手で握り締める。

 

「や、やめなさい」

 

その光景を見たプレシアは慌てて止めようとするが一歩遅くジュエルシードから魔力があふれ出し、銀次を飲み込んだ。

 

 

 

 

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