「ふ~食った食った・・・さすがはやてだ。めちゃめちゃ美味かったぜ。」
「お~そう言って貰えると嬉しいんやけど・・・たかだかインスタント食品(緑の狸)でそんなに絶賛されるなんて思いもせんかったで?しかし、銀次君一つ疑問何やけど、なんでその複雑骨折している手でふつうに箸持ててるんや!?痛くないんか?それともほんまは折れてないんか?」
「いやいや、しっかり折れてますがな~。ホレさわってみ」
俺はそれだけ言ってはやての前に手を伸ばす。
するとはやてはおそるおそる俺の手を触り
「ふん!!!」
この馬鹿狸全力全開で握りやがった。
「おい、折れてるんだからもっと丁重に扱えや。複雑骨折している手を思いっきり握るなんてけが人に対してやるもんじゃないぞ」
「ってホンマに折れとるやん!!!というか痛くないんかそれ!?」
「だから言ったじゃん折れてるって、あと痛いは痛いけど別段そこまで大した事はねーよ。じゃあ腹も膨れた事だし俺はそろそろお暇するぜ。」
「え!?もう帰るんか?まだ12時半やで速過ぎるやん」
「知らないのか?帰宅部のスローガンは『俺たちには・・・帰る家があるんだ』だぜ」
「それはフカヒレやろ!?」
「まーまー細かいことは気にすんなよ。お礼と言ったらアレだけど銀次特性カードをプレゼントしよう」
俺はその辺にあった八神家のメモ用紙を一枚拝借しさらさらっと書いてはやてに渡した。
「なんやねん銀次特性カードってこれ家のメモ用紙やろ!?」
「ま~気にすんなよ」
「まぁええわ。で、内容は・・・(出きる範囲の事なら)どんな事でも一度だけなら願いを叶えます。BY銀次ってなんやねん子供か!!!」
「失礼な!!!俺は子供だよ!?子供で何が悪い!!!」
「開き直った!!!まぁええわ、じゃあ早速使わせてもらうで」
「おう、どんとこい」
「この家に今日から住んで」
「やだ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「自分出きる範囲なら何でもするゆーたやんか!!!なんやだましたんか!?」
「だって帰宅部のスローガンに反発してるから仕方ないね。」
「銀次君一人暮らしなんやろ!?海鳴市に住んでる人はみんな知ってるんやで!!だったら何の問題もないやんか!!!」
「問題しかないわボケナス。俺は俺の家を捨てる気は無いぞ。だが、まーはやてが家に泊まる分には全然かまわないけどな。部屋ならまだあるし」
銀次は知らなかった。
今現状自分の家にテスタロッサ家全員が住んでおり、既に部屋が無い事を
「なら今日は銀次の家に泊まるで~ホレ、道案内せいや」
「ああ、それくらいならお安い御用だ。カードは次にとっときな」
そういうと銀次ははやてをおんぶし八神家を出た。
銀次に取ってはいつもの事でもはやてにとっては恐怖以外の何者でも無かった。
はやての「どひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」という女の子に有るまじき悲鳴をBGMにして、銀次
は50kオーバーの速度でガードレールの上、塀の上、屋根の上、電柱の上をぴょんぴょん跳んで跳ねて前宙、ロンダート、バク宙やりたい放題
しかも一本下駄でそれを行っているのにもかかわらず、まったく振動が無いのだから銀次の身体能力は計り知れない。
この時はやてはただ、ただ無事に着くことを祈る事しか出来なかった。
その後はやての祈りが通じたのか、奇跡が起きて馬鹿が止まったのか、馬鹿の家に着いたのか、はやてには分からなかった。
なぜならはやては既に目をぐるぐる回して気絶していたから
そんなはやての状態に気が付くわけも無い銀次はとある家に着いた。
というか自分の家にだが・・・・
客観的に観ておかしい所が多々あった。
何故すずかがベランダに干されているのか?
何故庭になのはちゃんが仰向けで倒れているのか?
何故フェイトはサガット見たいに腕を組んで高笑いしているのか?
世の中というか我が家も不思議で溢れていると思う銀次であったが、気を取り直してドアを開けるとそこには涙目のアリサと高笑いをしているリサが居た。
「何してんだお前ら?」
銀次が疑問を口に出しリサが答えようとした瞬間
「それh「ストップだ。ジュエルシード不法所持の疑いで同行してもらおう。坂本銀次」・・・誰?」
上を見上げると小さい男の子が黒い格好で空を飛んでいる。
また魔法使いか・・・・
「僕は時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。さあ行くぞ」
クロノはそれだけ告げると銀次をバインドで拘束した。
拝啓
まだ見ぬお父さん&お母さん&お姉さん・・・事件です。
家に入れません。(泣)
さっさとASに行きたい所