一撃必殺を夢に見て   作:だめねこ

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第3話

目が覚めると見知った部屋に居た。

 

その事に気づくと先ほど転生したっと思った俺自身が偉い恥ずかしい。

 

いや、今さっき見たのは俺の願望交じりの超リアルな夢だから仕方ないと心の中で思うことにして洗面所に向かい顔を洗うことにする。

 

思い立ったら吉日俺はベットから降りて立ち上がった。

 

うん?なんか目線低いような気がする?いやいや、何を馬鹿なこと・・・もともと俺は身長低いじゃん。合法パンチラ出来るぐらい・・・ってそんなことはどうでもいいか

 

と、思いつつ洗面所に行って驚愕の事実に気がついた。

 

そりゃあ低いはずだよ。

 

だって鏡映っている俺は見た目5歳児だぜ?しかもめっちゃめっちゃかわいいし、思わず息子が行方不明になってないか確認してしまった。

 

まーそこにはずいぶん謙虚な息子が居たけど・・・ま、どうでもいいな。

 

それより当面の問題としてどうする?このまま学校に行くか?だぼだぼの制服を着て?アホか行ってどうするんだよ。門前払いだ馬鹿野朗。

 

という訳でサボろう。

 

どうせ俺の親は二人とも海外出張中だから全然問題ナッシング

 

やりたい放題出来るぜ。

 

テンションのあがった俺はテレビを見ようとリビングに行こうとして、行けなかった・・・・言葉がおかしい?

 

いや、間違いなんて無いぜ。

 

だって・・・リビングが福沢先生で埋め尽くされているんだ。

 

唖然とした俺は落ち着くため冷蔵庫から飲み物を取り出そうと開けると中には豆がギッシリこれでもかってぐらいギュウギュウに入っていた。

 

動揺と驚愕の間俺は思った。

 

夢だけど夢じゃなかった。

 

転生して初日早くも頭が痛い。

 

そんな時であった。リビングに置いてあるだろう電話が鳴り出した。

 

しかし、リビングには福沢先生がいっぱい居るため入ることが出来ない。

 

だから俺は電話を取ることを諦めた。

 

ケータイはどうしたって?元中学生が持ってるわけ無いだろ?

 

仕方が無いから部屋でエアマスターでも読んでるか・・・・

 

それからしばらくして気がついたら時刻は14時に成っていた。

 

やっぱりジョンス・リーはかっこいいな~。

 

そういえばここはアニメの世界だから俺もがんばれば鉄山靠ぐらい出来るように成るじゃないか

 

一応前世でも発頸はあったっぽいし・・・俺には福沢先生が着いているんだ。怖いものは何にも無いならば行こう。図書館に

 

そう思い俺は半そで短パンに着替えてドアを開けて頭を悩ませた。

 

だって目の前に広がる町並みは俺が知っている光景では無いんだ。

 

つまり俺は図書館の場所が分からないということになる。

 

福沢先生俺はどうすればいいですか?

 

福沢先生を目線の高さまで上げる。

 

その時俺には福沢先生がにっこり微笑み掛けてくれたように見えた。

 

俺の脳内に福沢先生の声が響いた。

 

腹が減っては戦は出来ぬってね。とりあえず目の前の喫茶店で何か食べようか?その後店員にそれとなく図書館の場所を聞けばいいよ。

 

それが幻聴かどうかを俺は・・・・気にしない。

 

道が出来た。ならば俺は進むだけだ。

 

ありったけの勇気をかき集めて俺は喫茶店の扉を開いた。

 

扉を開けるとカランコローンと音が鳴り響く

 

その音を聞いて見た目20代ぐらいの店員が音も無く目の前に現れた。

 

「いらっしゃいませ。うん?君一人かい?」

 

まぁ見た目五歳児だから親と一緒だと思われたんだろう。

 

「はい、一人です。」

 

「ふむ、じゃあカウンター席で良いかい?」

 

「良いですよ」

 

そして、店員に案内されてカウンター席に座る俺

 

「注文決まったら呼んでくれ」

 

店員は二カッと笑いメニューを渡すと奥のほうに引っ込んでしまった。

 

手渡されたメニューを見ると・・・・うむむケーキなど甘くて美味しそうだな。

 

クックック甘い物を食べながらのブラックコーヒーは格別に美味いだろうな~

 

そんな事を考えていると俺の席の隣にいつの間にか座っていた茶髪の幼女がこっちをじーっと見ていた。

 

まぁ見ているだけだし、見られて困るものなど息子ぐらいのものだから俺は気にしない事にして店員を呼ぶことにした。

 

「すみません店員さん」

 

「うん?もう決まったのかい?もっとじっくり選んでいても良かったんだよ?」

 

「あ、大丈夫です。とりあえずショートケーキとチーズケーキとシュークリームとブラック一つ」

 

「うん?君はその年でブラックを飲めるのかい?」

 

「ええ、飲めますけど何か?」

 

店員と幼女が何やら驚いているが今時ブラックを飲めない奴が居るのだろうか?いや、そんな奴は居ない!!!仮に居たとしてもそれは子供ぐらいなもんだ。つまり飲める俺は大人である。と言っても元中学生なんだがなあっはっは

 

「いや、本来5歳児がブラックなんて飲むのだろうか?」

 

店員は頭を傾げながらも注文を受け取った。

 

そして、数分後

 

ショートケーキとチーズケーキとシュークリームとブラックが出てきた。

 

「ショートケーキとチーズケーキとシュークリームとブラックお持ち致しました。」

 

持ってきたのは20代くらいの茶髪の女性だった。

 

「では、いただきます。」

 

「はい召し上がれ♪で、なのはもお待たせ」

 

「わーいシュークリームなの~。そうだお母さんなのはもブラック飲みたいの」

 

俺の隣に座っている幼女なのはとんでもない事を言い出した。

 

え!?この20代にしか見えない女性が母親!?

 

思わず吹きそうになってしまったが何とか堪えることが出来た。

 

おいおい、まさか相手は20代にしか見えないこちらの男性か?

 

「あらあら、なのはにはまだ早いわよね~、士郎さん」

 

「まぁためしに一回飲んでみるかいなのは?」

 

そういうと士郎さんと呼ばれた男性はなのはにブラックを出した。

 

差し出されたブラックを飲んだなのはは一気に涙目になった。

 

「お父さん苦いの~」

 

「はっはっはまだなのはには早かったな~」

 

茶髪の幼女はあまりの苦さに涙目になった。

 

ふっ幼女は幼女らしくミルクでも飲んでるんだな!!!!

 

「あらあら、それにしても君は美味しそうに飲むわね~」

 

実際問題、このブラックは美味いからな。

 

「ええ、美味しく頂いてます。」

 

それに匂いも良い、有無この店は当たりだな。福沢先生に感謝。このお店に感謝。そして偶然に感謝。圧倒的感謝!!!!!

 

食うものは食った。さて腹も膨れたところで店員に聞かねばな

 

「すいませーん。お会計お願いします。」

 

「はーい、四点でお会計1750円になりまーす。」

 

福沢先生ありがとうございました。

 

「一万円からお願いします。」

 

「はい、8250円のお釣りになります。」

 

「あ、そうだ店員さん。この近くに図書館か本屋さんてありますか?」

 

「ええ、それならこの道をまっすぐ行ったところに本屋さんがありますよ。図書館は反対があります。」

 

「ありがとうございます。それでは失礼します」

 

俺はそれだけ言うと店を出た。

 

さて、本屋と図書館どっちに行こうかな。

 

今現在お金があるんだし、買ったほうが楽だよな。

 

という訳で俺は本屋に行くことにした。

 

 

 

ふっふっふそれにしてもええもん買えたな。

 

『サルでも分かる鉄山靠』と『震脚解体新書』

 

この二冊を買ったんだ。

 

これだけあれば大丈夫だろう。

 

まー本が薄いのが難点だが、まー何とかなるだろう

 

さーって早速これを読んで練習だ。

 

 

俺はダッシュで家に帰り本を読み始めた。

 

「じゃあまずは震脚からだな。えーと何々地面を力一杯踏みつける。以上マジかよ。鉄山靠は・・・・背撃である。以上」

 

マジかよ。ボッタくられたんじゃないよな俺?とりあえずやり方はわかったから庭で練習するか

 

「えーっと震脚が地面を力一杯踏み着けるんだっけ?じゃあ豪鬼の挑発ポーズを全力でおらぁ」

 

その途端辺りに轟音が鳴り響いた。

 

それだけなら別段問題は無いというか気にしなかった。

 

今現状最もやばいのは俺の全身の骨という骨から鳴っちゃいけない音が鳴り響いたことである。

 

それを聴いた瞬間俺は激痛で意識を手放した。

 

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